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2005年7月10日 (日)

「LICKS&ROCKS」トライセラトップス

好きな音楽紹介ですが、今回はトライセラトップスのアルバム「LICKS&ROCKS」です。
新譜はまだ入手していないのですが、そろそろ入手したいと思ってます。

家にあるトライセラはこのアルバムとこの前の「DAWN WORLD」だけですが、両方ともとても気に入っています。
二つのアルバムを聞いた感じでは「DAWN WORLD」はポップアルバム、「LICKS&ROCKS」はロックアルバムという印象を受けました。
「LICKS&ROCKS」はオーヴァーダビングが必要最低限しかされていなくって、スリーピースのギター、ベース、ドラム、そしてヴォーカルしか鳴っていないということからそういう印象になるのかもしれません。
その意味では、「LICKS&ROCKS」は驚きました。

WOWOWでライブを見ていたこともあって、上手いのは知っていましたが、ここまで上手いとは…。
本当に上手いですよ。この三人は。
CDをヘビーローテさせて何度も何度も聴いていても全然飽きないんですが、それは間違いなく上手いから。
この「上手さ」というのは、単純に技術的なことだけでなく、音楽や楽曲そのものにノって「本気でやる」という部分も含まれると思います。

時々「ニューヨークの名のあるミュージシャンにバックトラックを演奏してもらった」日本のミュージシャンのアルバムなんかで「つまんない」アルバムになっちゃってることとかあるんだけど。ああいうのって、技術的にはものすごく上手かったりするわけじゃんか。(いきなり口調がくだけましたね。時々こうなりますが、ご容赦を)
だけど、「なんかつまんねぇなぁ…」ってなっちゃうんだよね。続けて聴けないどころか、一枚聴くことすら困難だったりしてくるし。途中で飽きちゃって。
CHARなんかも、昔ニューヨークで向こうのミュージシャンと録音した時のことを「あまりに仕事仕事しててつまんなかった」とコメントしていたこともありましたが。

そういう意味では、トライセラは演奏に自分達の気持ちやキャラクター、楽曲の持つストーリーを乗せていくことが「ものすごく上手い」と言えるのかもしれません。
音楽を志す若い子達には是非トライセラを好きになってコピーしまくって欲しいですね。

メインコンポーザーでヴォーカリストにしてギタリストの和田唱君ですが、やー大好きです。
毎週火曜日のインターFMのラジオは録音して仕事中に流したりしているくらいです。
彼のしゃべりって、本当にお母さん(平野レミ)そっくりだよね。
以前も書いたことあったけど、ああいう頭の回転に口の回転が追いつかない感じの人って、やっぱり好きだわー。
まぁ、それはともかく。
僕もギターを弾く人間のハシクレとして、和田君のギターにはものすごく感心しています。
というのは、リフにしてもソロにしても「外れ」が絶対にないからです。
特に、ギターソロは「この曲には絶対このソロしかないだろう!」というソロを必ず入れているんですよ。
これは、なかなかできないことだと思うんですよね。
だって、テレビやラジオから流れてくる曲聴いててギターソロになった瞬間に「がくっ」となること、けっこう多いもんよ。
「えぇ?なんで、この曲でこんな音のソロ入れるの?」とか「なんでここでもうワンフレーズ入れないの?」とか「なんでここでチョーキングのピッチを外すの?」とか。がっかりすることがどうにも多い。
「うわっ!このギターソロ格好いい!!」と思うことって、基本的にものすっごく少ないですよ。邦楽でも洋楽でも。
だけど、和田君のギターソロは絶対に楽曲を盛り上げるものになっているんですよ。「うおぉ!盛り上るぜ!」っていうソロになっているんですよね。
これはもう、沢山の曲を聴きまくって耳とセンスを鍛えに鍛えてきたからこそできるんだろうなと思います。
つまり「正解をズバリ出す!」ということで、これは言ってみれば当たり前のことなんだけど、このことが聴いててものすごく「上がる」し、楽しいし、新鮮なんだよね。
「あぁ。本物はまだいるんだ」
みたいな、そういう心にものすっごく来る感じですよ。

楽曲そのものや演奏についてだけってことじゃなく、彼らの存在そのものに、ものすごく元気つけられます。
だから、ラジオを聞いていても聴取者からのメールなんかも明るくっていいんですよね。
是非、アルバムも聴いて欲しいですが、ラジオも聞ける人は是非!
毎週火曜日深夜2時から。76.1Mhzです。

次回、ご紹介するのはジョン・メイヤーの「ROOM FOR SQUARES」です。
ではではー。

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