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2005年7月21日 (木)

フルメタTSR第二話「水面下の状景」

フルメタル・パニックTSR。第二話「水面下の情景」見ました!
そんなわけでレビューでございます。

しかし…。
今日(もう昨日ですね)はなんだか一日調子が悪かった…。
ずっとなんだか眠くって。ぼーっとしてたんですよね。
だけど、軽く近所をドライブしたらものすごくすっきりして。
クーラーして家で仕事してるから、酸欠ぎみになっていたようです。
薬局で酸素買ってこようかな…。仕事するのにいいような気がする。
実際に酸素ボンベみたいなの使ってる人、います?

それはさておき。感想ですが。
今回は学校のシーンも多く、かなめと宗介が一緒にいるシーンが多くて楽しかった♪

学校でのシーンは楽しく、いつものドタバタが心地良く展開されるんですが。
そこにアマルガムのゲイツの気味悪い様子が挟まってきて。
その二つの展開がテンポ良くバランス良く配置されていて、30分気持ちよく鑑賞できました。

前回は「脚本」に着目したわけですが、今回は「絵コンテ・演出」が目を引きましたね。
今回の絵コンテ・演出は「山本寛」という人です。
ざっくり調べてみたところ、コメディものなどで力を発揮してきた人のようですね。
前回のシリーズ「ふもっふ」でも面白くキレのある回で、よく絵コンテや演出を担当していたようです。

今回、全体を通して画面構成がとても良かったんですよ。見ていて本当に感心しましたし、漫画を描いている僕にとっても勉強になるものが多かったように思います。
「うお。この画面が作れるのは只者じゃねぇぞ!」と思ったわけです。

人物の配置、動かし方。背景の配置、カメラの配置、動かし方。
それらが丁寧かつ大胆で、洗練されつつ基本を押さえている。
それはつまり、絵や画面の作り方としてはレイアウト能力が高いということだし、人の動かし方ということでいうと、演技のさせ方が上手いということですね。
ってことは、「映像」というものをよく分かっているっていうことですよ。山本寛という人は。
実力者!
間違いなく、実力者ですね!
ううーん。
いい人を発見した♪

勿論、山本寛氏が力を発揮できるチームワークが京都アニメーションにあるということなんでしょうね。

前回言及した「脚本」の確かさ。
原作者が参入することによってイメージが統一され迷うことがない。それにより脚本の上がりが早く、そして面白いものが上がってくる。
だから絵コンテ、演出は面白い映像を作ることに集中できる。

また、作画スタッフの充実と向上心。
今回の作画は相当凄かったですね。
枚数もすごく使っているんだけど、その動きの質が本当に素晴らしかった。
あれは向上心を持ってものすごく研究していますよね。アニメーターが。
ゲイツが中国娘エージェントの口を拳銃で弄るところとか、あれ実際の動きをビデオに録画して研究するとか、絶対やってるますよね。
現場で作画作業をしている人達が、すごく活き活き仕事をしている様子が画面から伝わってきます。

そして、その作画スタッフに仕事に見合った報酬を払えるだけの予算を確保してきているプロデュースの力。
こういう「作画スタッフを充実させるプロデュース力」に関してはBONESなんかも確かなものがありますよね。
アニメーターがいい仕事をして、きちんと報酬面でも報われるのであれば、本当に素晴らしいことですよね。

で!
そういう前後の力の充実があるからこそ、絵コンテ、演出が力を発揮できるんだと思うわけです。

絵コンテを切る人が「この作画スタッフじゃこの動きはできないよな…」とか「この脚本を面白くするなんて…逆立ちしたって無理だよ」なんて思ってたりしたら、そりゃいい仕事なんてできるわけないですよね。

だけど、今回の「水面下の状景」では、「こういう画面でこういう動きをやろうぜ!」という山本寛氏の主張が、おそらくほとんど余すところなく表現されているのではないだろうか、と思うのです。
これはもう、実際感動的なことですよ!

そういうチームワークが確立されているということは、奇跡に近いことかもしれません。
その辺のことは、会社勤めをしている人は自分の会社に、部活をしている人は自分の部活に置き換えてみれば分かると思います。
それが監督の武本氏のリーダーシップによるものなのか、プロデューサーによるものなのかは分かりませんが、非常に素晴らしいことだと感じます。

才能あるクリエーターが、その才能を発揮できる。

こんな感動的なことはなかなかないですよ!

願わくば、今回確かな実力を見せてくれた山本寛氏をはじめ、全てのスタッフにベストの仕事を続けていって欲しいと念願して止みません。
そして、今後も山本寛氏の仕事にも注目していきたいと思います。

なんかもう。
毎週こんな感じで感動したいっすよ。
この感動は、ちょっと物語そのものに対するものとは違うわけなんだけれども。
でも、やっぱり人間がやることって、そういう感動ありますよね。
「ロード・オブ・ザ・リング」を観た時も「よくこんなものを作ったよな」と涙が溢れてきたし。
サッカーだって、すごくいいチームを見ると感動するじゃないですか。日韓W杯の時のセネガルなんかすごく良かったですよね。アフリカのチームがあんなに組織的に闘って「おお!このチームは素晴らしい!」ってなるし。僕はアメリカW杯のルーマニアとかにそういうものを感じたりしました。
もっと古くなると、オシム監督が指揮したイタリア大会の旧ユーゴ代表なんかに、そういう感動を覚えた人も多いかもしれません。(僕はリアルタイムでは観てませんでしたが。)
身近なところでは「躾の行き届いたコンビニの店員の態度」なんかでも感動しますね。

そういう、「チームの素晴らしさ」みたいなものを、今回のフルメタを見て感じたわけです。
物語も勿論楽しんでいきますが、人間がやる仕事の素晴らしさに、是非来週も感動したいものです。
本当に、この調子で頑張っていって欲しいです。
頑張れ!京都アニメーション!!
うおー!!

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コメント

ああ!タイトル間違えてた!!
なんで「TSR」を「TSD」にしちゃってたんだろう??
修正しました。
しゅんません。

投稿: だんち | 2005年7月21日 (木) 14:44

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 さぁ今夜こそブロックノイズのない、フルレートの『フルメタル・パニック! The Second Raid』を堪能したぞと。  いや、それはいいのですが・・・   [続きを読む]

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