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2005年7月10日 (日)

劇場版「機動戦士Zガンダム〜星を継ぐ者〜」を観てきました!!

(この記事は6月1日に書いたものです)

今日、1日は「映画の日」ってなことで、1700円の入場料が1000円ということで、午前中にさくっと「劇場版機動戦士Zガンダム〜星を継ぐ者〜」を観に行ってきました。

映画の感想は、楽しかったです!
相変わらず、超高速展開のストーリーをダイナミックなコンテと高いテンションの演出で一気に見せられて、非常に爽やかに観ることができました。
帰ってきて今この文章を書いているわけですが、既に「また観たい」と思っています。

サブタイトルの「星を継ぐ者」というのがどういうことなのか、というのはラストシーンを見ることで良く分かるのですが、そこが今回の「Zガンダム」に「新訳」とついているところなんだろうな、と思います。
20年前のストーリーのドロドロした感じはだいぶ薄くなっていて、もっとはっきりしたストーリーが描かれています。
それは「悪者ティターンズを倒そうとするエゥーゴ」という物語です。
その上で、戦争に絡む大人の描写を抑えて、戦う若者(シャア、アムロ世代からエマ、ジェリド世代、それとカミーユ世代ですね)に焦点を絞ることで富野さんの得意な「青春群像活劇」が瑞々しく描き出されていて、その辺りとか「さすがだな!」と唸らされます。

やっぱり、本当にそこはすごいことですよ。
登場人物がいっぱい出てくるのですが、どの人物にもちゃんと感情があるわけです。観ていて不自然な動きをする人間がいないんですよ。
ちゃんと、一人一人が演技しているんですよ。
演技っていうことでいうと、カミーユとファが再会して抱き合う一連のシーンの切れはすごいものがありました。富野絵コンテの真骨頂があるカットだなぁと思いますね。
あと、ジェリドがすげぇ切なかったですねぇ…。
いやもう、あれは切ない。
あと、場面は少ないけど、カイ格好良かったですねぇ♪
それと、やはりクワトロ良かったですね。何が良かったって、ちゃんと強かった!!
敵をぱっかぱっか倒すクワトロを見るのは非常に爽快でした♪

ともかく、若者が生々しくかつ瑞々しく描かれていることで、とても爽やかに観れる楽しい映画でした。
戦闘シーンも相変わらずダイナミックで非常に映画的で良かったですし。
この「新訳」っぷりからすると、今後のストーリーも変化が見られるかもしれないなぁと思いました。
ラストが変わるのか、それともあのままなのか。
テレビではどこまでも悲惨なストーリーでしたが、ああはなりそうにない感じなんですよね。
少なくとも、今回は死ぬべき人はちゃんと死んではいましたが。

次回「恋人たち」ではフォウと共にベルトーチカが目立ちそうですね。っていうことはアムロも目立つのか!?
このタイトルからしても、やっぱりかなり若者に焦点を合わせていることが分かりますよね。
「劇場版機動戦士Zガンダム」シリーズは実は「恋愛映画」になっていくかもしれないですね。
「恋愛群像戦争活劇」!?
それはそれでいいかもなぁ。

僕は「ガンダム世代」ど真ん中なわけですが。
若い人達にもどんどん観て欲しいですね。
95分のフィルムなのでさっくりと見れますし。
興味のある人は是非劇場へ!!!

さて…。
映画は非常に楽しかったのですが。
しかし、なんだよね。
映画ってさぁ、毎月1日が「映画の日」っていうのはいいんだけど。
毎週水曜日が「レディースデイ」つって安いんだよね。
学生は学生で安いし。
あと、お年寄りも安い。
ってことは、「社会人男」っつうのは全然サービスされないってことじゃんかよ。
今日も、僕と同世代の男の人達がいっぱい観に来ていましたが(みんな仕事はどうした!?)、1日くらいしか映画見れる日ないですよね。
あとはナイトショーとかレイトショーってことなんだろうけど。
なぁんか納得いかないよね。
映画一本に1700円なんて高過ぎだって。
1000円で普通って感じだよ。女性には毎週そのチャンスがあるってわけじゃんか。

確かに、何かを売ったりするのにターゲットとして「女性」「子供」というのはメインになっていくのはあるんだろうけど。でも、だからといって「30代40代男」を「サービスしなくていい連中」という感じで括ってしまうのはいかがなものか?
映画を観に行く度に、そこに対してちょっとした小さな怒りを必ず覚えるんですよね。

ガンダムを30代男とかのガンダム世代がせっせと観に行くのは、そこに「サービス」があるからなんだよね。
富野監督と視聴者との間に20年かけて築き上げられてきた関係の中で、必ず富野監督は僕らに「サービスしてくれる」という信頼があるから、そこに応えて僕らは観に行くわけじゃんか。
そしてまた富野監督はそんな僕らの行動を受けて次の「サービス」を用意してくれるわけですよ。

僕らの年代は、大事にされればちゃんとついていくんですよ。
ユーザーとして、計算も立つと思うしもっとサービスされていいはずなんだけどなぁ。
なんか、どっか舐められてるよね。僕らの年代って。
世の中が、僕らにもちゃんとサービスしてくれるようになってくれると、いいんですが。

そういう意味では。
僕は、もう1回青年誌で描いてみたいですね。
ちゃんと、サービスしたい。
もちろん、そういう思いも込めて「BabyDog」や妄想を書いていたりもするのですが。
僕も、信頼される作家になりたいです。

錯綜してきましたが。
とにかく、楽しんで来ましたし、いい刺激も受けました。
漫画、頑張って描きます!!

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