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2005年8月 4日 (木)

フルメタル・パニック!TSR 第四話「デイライト」

 今週も「フルメタル・パニック!TSR」の感想でございます!
 今日は第四話「デイライト」

 今回も楽しく、わくわくと視聴しました。

 なんつかもう、中高生だった頃に戻りますね。
 毎週わくわくとロボットアニメを楽しみにしていた頃に。

「早く見たい!早く時間にならないかな!」
 と楽しみに1週間を過ごし、その日を迎え、見た直後は「早く続きが見たい!早く来週にならないかな!」とまたわくわくする。
 この感じ。
 潤いますな♪

 そんなわけで感想です。

 今回も原作者の賀東招二氏が脚本だったわけですが、やはりさすがですね。
 面白かったです!

 前回と今回、連続して脚本をやっていたわけですが、連続していた意味が内容を見ると分かりますね。
「ああなるほど。こういうことだったんだ!」
 って。
 前回のピンチからいかにして逆襲するのか。
 そこのところを描写するのに脚本家を統一する必要があったわけですね。

 本人が志願してのことなんだろうけど、それを実際にやるところがすげぇよなぁ。
 同じ「文章」であっても小説と脚本じゃぁ技術が全然違うだろうに。
 当然そこには「脚本とはいかなるものか?」「脚本とはいかにして書くものか?」を基礎から学ぶような努力があったんではないか、と思うんですよね。
 賀東氏が脚本を書いたのは「ふもっふ」が最初だったと思うんだけど、いくら原作者とはいえ違う世界に飛び込んで仕事をすることのプレッシャーもあっただろうし。
 そこを克服するのはそれ相応の努力があってこそですよね。

 その上で今回のシリーズでの仕事っぷり。
 素晴らしいことです!

 内容に話を戻すと。
 ヒーローサイド、つまりミスリルがえらいピンチに陥ったところからスタートするわけです。
 で、アクションヒロインのマオ姐さんが切り刻まれるピンチ!!
 たまりません♪
 美女と美少女の戦い。いいですな!!マオがしっかり美人に描かれていたのも素晴らしい♪♪
 そこに駆けつけるヤン達。
 ヤンは本当に地味でいいよね。けっこう出てるのに、「あ、ヤンだ」って気付くまでにタイムラグがあるのが彼らしい。このまま地味に活躍していって欲しいなぁ。

 クルツもASでの格闘戦強いじゃないですか!「おお!やるじゃんあんた!」とか失礼なことを思ってしまいました。

 ASがもっとスーパーロボットな設定だったら、ピンチ感をもっと高揚させるために昔のロボットアニメのように「ズタズタのボロボロ」になっても良かったのかもしれないけどね。
 あの、機体に入った亀裂からなぜかバネがびょーんと飛び出してる、みたいな。(マジンガーZとかの頃ですね)すげぇ誇張表現だったよね。だけど、そういう誇張を見る側ももう一度受け入れる心の余裕を持ってもいいのかもしれません。
 要は、アニメや漫画や小説は「気持ちのいい嘘」を楽しむものなわけだから。(ああ…また脱線の気配…)
 リアルな表現を志向しているものであっても「誇張」の幅を広く取ってもらって、それを見る側も素直に感じとって楽しむことができれば、エンターテインメントはジャンルを問わずにもっともっと面白いものになっていくかもしれないですよね。
 そうそう。
 ピンチの誇張ということでいうと。
 いっそマオの服が切り刻まれて半裸とかまでいっても良かったかも!!…ダメっすか?

 内容に戻りましょう。
 宗介がゲイツとついに絡むわけですが、ファーストコンタクトのシーン良かったですね。
 接近しところから壁にワイヤー付きのハーケンみたいなの打ち込んで、離れながらの狙撃。
「おお!さすが宗介!!」
 って感じでしたね。
 サベージもさりげにぼっこぼっこ倒してて。やっぱり強えぇんだなぁって。
 もちろん、アーバレストの性能もあってサベージなんざ目じゃないんだろうけども。
 それにしても、ヴェノムとのオーバーラップでちらっとガウルンが見れて良かった♪
 フルメタにとっては元祖ダークヒーローだからね。

 しかし、現ダークヒーローのゲイツもその存在感は負けていませんね。
 今回はすっかりファニーキャラになっていましたが。でも、辛気臭いものよりもあれくらいのファニーな表現があった方が僕としては楽しめていいですね。
 特に、ミスリルサイドは真面目っ子さんが多いし、ユイファン、ユイランはああいうキャラだし。
 最後のところでも、あれくらいふざけている方が、「ゲイツにとっての戦い」とは「遊び」とか「ゲーム」なんだということが分かっていいと思います。
 子供っぽい性格設定なんですよね。
 だからラムダドライバも使いこなせたりするのでしょう。
 その「子供っぽい」性格が今後どういう風に膨らんでいくのか。監督の武本氏、脚本の賀東氏の腕前に注目ですね。

 脚本のことに話を戻すと。
 前回のブリーフィングのちょっとした会話をああいう風に使うところが「おお!さすが小説家!!」と思うところでしたね。
 小説家らしい伏線の使い方でしたよね。
 きちんとプロットを詰めて、無駄を省き、読者に文字や文章の情報で作品世界に惹き込んで、驚かしたり感動させたりする、そういう「非映像媒体」らしい仕事だな、と思いました。
 ああいう伏線の使い方は勉強になりますね。

 「ピンチになり、そこから脱出する」というエピソードは先に決まっていたと思うんですよ。

 で、じゃあ、そのピンチにはどうやって陥らせようか。
 そのピンチは絶体絶命に近いものしないとな。
 事態はどんどん深刻にしていかないと。
 でも、脱出しないとな。
 どうやろうか?

 …ここで熟考ネタの練り込み…

 こういうやり方をしよう!
 そのためには先に伏線としてブリーフィングの時にこういう会話を入れておかないと。
 じゃあ、その会話が出てくるのはどういう状況からなんだろう?
 こういうことがあって、こいつがこう言って、じゃあそこでこいつにこう言わせよう。

 っていうような。
 そんな感じ。
 そういうやり方もまた基礎力によるものなのでしょうね。
 身につけたいなぁ。
 落語とかも、そういう練り込みの基礎がすっごくあるんですよね。って、また脱線してしまう…。
 でも、落語の勉強もどこかでしてみたいものです。

 さて…どこまで何を書いたのか…。

 あ、そうそう。脚本のことでもう一個。
 最後にゲイツが言う台詞が、それも「嘘」になっているところが、気が利いていましたよね。
 そういうところもさすが小説家!っていう感じでした。
 やっぱりちゃんと勉強してるんだなぁって。
 雑学もそうだし、情報収集もそうだし。いろんなことに興味を持つこともそうだし。
 刺激を受けますね!
 最近見たもので、そういう刺激を受けた作品は別にもあるのですが、それはまたの機会にレビューしますです。

 あと。
 絵コンテ、演出は三好一郎さんという人でしたが、この人は「ふもっふ」で海の回とラグビー部の回をやった人ですね。
 僕はラグビー部の回をたまたま見てからフルメタを好きになったのですが。三好さんは妥協なく集団を動かすダイナミックなアクションをさせる人だという印象があります。
 ラグビー部の回の喧嘩大立ち回りのシーンなんかものすごかったですからね。
 今回もユイランとマオの格闘シーンも三好さんらしいシャープでダイナミックなものでした!
 山本寛さんとはまた違ったテイストで映画のような画面を作る人で、やはり実力者ですね。

 三好さんは「ふもっふ」では作画監督の多田文男さんという人と組んでいて、僕はこの多田さんの描くかなめがすごく好きなんですが。
 今回は多田さんが作画監督ではなかったし、かなめも出ていなかったし。ちょっぴりそれは残念、と思っていたのですが。
 しかし!スタッフロールに多田さんの名前が!!
 原画で多田さん参加していたんですね!
 やはり、ユイランとマオの格闘シーン描いたのかな?
 どこの作画を担当したのかは分かりませんが、フルメタに惹き付けてくれた人の仕事をこうやって見れたのは、やっぱり嬉しいですね!
 今回も「三白眼かなめ」をどっかしらで描いて欲しいなぁ…。

 次回は、アニメのファーストシリーズから脚本を書いていた志茂さんの脚本で、武本監督の絵コンテ、演出ですね。
 物語が次の展開に移る回ですし、楽しみですね。

 次回は、0:20分からですよ!!
 タイマー録画の方はお間違えなく!!

 ではではまたです!

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