おジャ魔女どれみナ・イ・ショ第7話「タイヤキダイスキ! ~親子のないしょ~」
TVKで火曜日の夜8:30から放送している「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」を録画しておいてあったのですが、さっき食後にさっくり見ました。
いやいやいやいや!!!!面白かった!!!!
このシリーズは侮れないですね!!!
このシリーズが作られた経緯は全然知らないんですが、元々のシリーズが終わった後に「同窓会」的な感じで作られたちょっとした「おまけ」シリーズなのかな?と思っていました。
すいませんでした。
すごく面白かったです!!!
演出は佐藤順一さんの回だということは知っていたので面白いだろうとは思っていたのですが。手を抜かずちゃんと見せてくれる演出は、「骨太」と言っても差し支えないように思います。
素晴らしい!!
前回の話同様今回も、ものすっごく分かりやすい話です。
はっきり言って先の予想は簡単につきます。で、実際その通り展開します。
でも、それでも面白い!!
そのことに「人を楽しませる」ことの本質を見る思いです。
で、また今回の話のテーマはそこなんですよ。
鯛焼き屋の親父(CV・千葉繁!!)に息子が挑む話なんですが、息子は言われるわけですよ。「おめぇの鯛焼きには心がねぇ!!」って。
よくある台詞ですよね。
じゃあ、その「心」って何?っていうことになると。
「お客さんのことを考えることだ」と。
ふむふむ。そりゃそうだよね。
と、ここまでは普通に見ているんですよ。そこで親父が「俺は…」と語る台詞が驚愕です!!
いや、確かにそりゃそうか!という当たり前の台詞かもしれません。
でも、それを言い切られた時に、親父はアニメの一キャラクターでしかないはずなのに、見ていて「うわ!!その通りです!!!」とこの親父が言うことに心から納得して、目からうろこが落ちるかのような感動と感激を味わいました。
一応、ネタバレ避けてその台詞は引用しませんが。
これは、是非直接視聴して親父の台詞を聞いてみて下さい。
この台詞は、どんな仕事をしている人にも当てはまる教訓になるものだと思います。
僕自身も、自分のことに置き換えて奮い立つ思いでした。
脚本の大和屋暁さんは確か「明日のナージャ」でも脚本を書いていたと思います。佐藤順一さんも含めて、この回を作った彼らは自分達がやっている仕事に大きな誇りを持っているんでしょうね。だから、キャラクターにあんな台詞を言わせることができるのでしょう。
ちょっと、衝撃でした。
いや。あの台詞を思いつくことも、言わせることも、簡単かもしれません。
簡単かもしれないんだけど。
でも、千葉繁の演技含めて、ありゃあ、只者じゃできねっすよ!!
なんつか、すっげぇ「男」を感じた!!!
「仕事っていうのは、こういうものだ!!!!」というような。
このシリーズ自体、多くの人に是非見て欲しいと思いますが、特にこの回は男子必見です!!!スタッフの男気が親父に乗り移って見る男達の心を打ちます!
そういう意味では、女性が見た場合にどういう感想を持つのかも興味が沸く回でもありますね。
とにかく、このシリーズは「全年齢向け」と言っていいし「性別不問」の素晴らしいシリーズだと思います。あぁ…DVD揃えたい…。
話変わりますが。今日アニマックスで「OVERMANキングゲイナー」の放送が始まりますね!!
アニマックスは見れないので、レンタルビデオで借りてきました(全話WOWOWでの本放送を録画してあるにも関わらず)。タイミングを合わせてこちらのレビューもしていきたいと思います。「劇場版機動戦士ZガンダムⅡ〜恋人たち〜」のポジティブキャンペーンの一環として!!
ではでは、また!!
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