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2005年10月20日 (木)

続いてくれ!この日々が!!フルメタル・パニック!TSR最終回「つづく日々」

 いやぁ…終わってしまいましたね。
 毎週毎週、TSRを見るために時間調整をして、昼寝たり夕方寝たりしていた日々はもう終わりなんですねぇ…。
 ぐすん。モミアゲ延ばすから、もっとやってくれぇ!!

(以下、相当の長文になってしまっているので項目を作りました。2005・10・21)

1・自分が何者であるかは自分が決める

 感傷的な気持ちにもなるので、まともな感想はとても書けません。
 しかし、なんというか。
 楽しみました!!!!最終回!!!!!!
 いやホント楽しかったわぁ。

 ラブあり!戦闘あり!少年の成長あり!

 本当にもー。楽しませてもらいました!!

 トータルで見た時に、やはり宗介は僕ら働く男にその存在を投影することができるんだな、と改めて思います。
 彼が、ゲイツに「何者だ?お前は!!」と聞かれた時に答えたその答えは、「自分が何者であるかは自分が決める!」という明快な答えで、「そうだ!その通りだ!!」と思いました。

 身近な話なんですが。僕の知っている人で漫画を描いている人がいて。その人はなかなか作品を描かなかったりしてたんですね。で、周囲はあれこれと言ったりしていたんですが、その人は「自分は芸術家なんだ」と言い切ったんです。それを聞いた周囲はまたあれこれ言うわけなんですが。僕はその発言を「すごいな」と思ったことがありました。
 その人は「自分が何者であるか」、は自分で決めていたんですね。
 それは、本当にすごいことだと思うんですよ。

 でも、勿論それを自分で決めるのは難しいことで、簡単なことではないと思います。
 決めること自体は簡単かもしれませんが、「そうであり続ける」ことは、やはりこれは大変です。
 そりゃ、宗介の顔が「男の顔になった」というカリーニンの言うことも分かるっていうもんですよ。

 あ。それにしても娼婦はどうなったんでしょう?
 僕の予想では、香港が火の海になる中で娼婦がいた建物も壊され、避難せずにいた娼婦が死んでしまう。宗介がもしあのままそこにいたならば…ってな描写があるかな?とも思ったんですけれども。深読み&願望が入りすぎましたね。

 いや。娼婦の話はいいんです。
 それは置いておいて。

 宗介が自分の居所、自分が何者であるかを、自ら決めた話でしたね。
 やはり、そうあり続けることは難しい。
 だから、彼は自分の居所を自分で決めた後もやっぱり学校でトラブルばかり起こして、結局相変わらず全然適応できていないわけですね。
 で。また重要なのが。その決断というのが、自分が強いから、自分の意思が強く揺らがないから、とか、そういう雄々しく気高いことからじゃない、ということですね。
 宗介はかなめの言葉によって、自分が弱くてヘタレだということを知る。で、「かなめがいないと自分はダメなんだ」ということを知ったんですね。

 自分が弱いということを知る。

 これこそ、男にとって、ものすごく重要なことなんだと、改めて思います。

2・男と女はお互いの存在があってこそ

 そう。
 男っていうのは弱いんです。弱くてダメ。
 女がいないと、ダメな生き物なんです!!
 だから、酒や女に溺れるというのは、アリなんですよ。その意味では、宗介には是非娼婦の持てる全てのテクをその身に甘受してもらいたかった。そうであれば、彼はまさに文字通り一皮剥けた男として…。

 娼婦の話は、置いておいて。

 でも。もしそんなことがあったら、いざかなめとことに臨む時、どうなんだろう?とか思っちゃうよね。
 宗介にはクルツあたりがいろいろと情報を仕込みそうですが、すごく偏った情報を仕込みそうだよなぁ。結局、かなめがいろいろと頑張っちゃう感じかなぁ。でも、あれでかなめはいざとなるとちょー受身な気がするし。
 まぁでも。
 やっぱり、宗介が「教えてくれ。どうすればいいのか。協力し合わなければこの問題は解決しない!」とか真正面から言ってかなめがなんだかんだでリードするような感じになるかなぁ。
 やっぱり、女の子の身体は、男にとってはいつまでも未知のものだから。結局男は女に教えられ、育てられる、そういう存在なんだよね。戦う男達の集団(若干名女アリ)のTDD戦隊が女神(テッサ)を戴いていることも象徴的ですよね。そういや、宗介のチームは普段マオが指揮しているしね。や~ん。やっぱり男は女にかしずいて生きるのかしら!
 ともかく、やはり男は女により成長し、経験を積み、力強くもなるし、骨抜きにもなる。
 いやぁ。やっぱり、宗介。娼婦で経験しておくべきだったと思うよ。そうすりゃ後々困ることないのに。ねぇ?

 って。なんでこんな脱線話続けてるかっていうと。
 結局本編をものすごく楽しんだから。言うことなんてないんですよ。実際問題。

 いやまぁでも。男は女がいないとダメな弱い生き物だっていうのは、本当のことだよね。
 宗介はそれに気付いて、かなめの元に走っていくことで、男として成長できたわけですね。
 じゃあ、かなめは?女は?
 っていうと。
 いやいや。女は強いっすよ。
 ああやって宗介を迎えに香港まで行ったように。女は強い。勿論、最後にああやって泣いたように弱いところも持ってはいるけれども。ふむ。なるほど。そうなると、女が強いというその強さは、弱さを知っているから、ともいえるのかもしれないですよね。感情の面で影響を受けやすく、肉体的にも男よりは運動力としての強さは劣る。そういう「女だから」こその弱さがあって、それを前提とするから事態に対して立ち向かう時に「何をすればいいか」が明確になって強さを発揮するのかもしれないですね。
 男は、自分が弱いということを、それこそ今回の宗介のようになかなか気付かないからこそ、迷うし悩むし、力を発揮できなくなってしまう。そういうことかもしれないですね。
 つまるところ。
 男も女も、お互いの存在があってこそ、生きていける。それぞれの力を発揮していけるということなのかもしれません。

 やはり、相良宗介と千鳥かなめは、本当にナイスカップル。ベストカップルですね!!
 今回のTSRでは、男と女が愛し合うことの本質を教えてもらったように思います。
 笑ったり、切なくなったり、涙をにじませたりしながら。
 是非とも、これからも沢山のことを教えてくれる、素敵な男女でいて欲しいと念願して止みません。

3・「つづく日々」とは…その先にあるものは…

 さて。
 前回、「これはライトではない。本格だ」と書きまして。その観点で12話を見直してみました。
 そうしたらもう。すっげぇ面白いんですよ!!見るこっちに迷いが無いから、一遍見ているのに、見方を定めただけで、初めて見るかのように楽しめました。
 そういう意味では、「視点の持ち方で作品の価値や評価が変わる」ということを教えてくれた作品とも言えるかもしれません。
 で。「本格だ」と見た一つの象徴的なシーンが、宗介がガウルンを撃った場面でした。
 彼は、僕らの目の前ではっきりと、確実に、人を殺した。
 彼は、物語の主人公だけど。
 愛すべき人物だけど。
 人殺しです。
 彼は、傭兵である自分の立場を利用し、契約内容の変更を認めさせ、陣代高校に戻ります。
 しかし、「彼の問題」は、彼自身が言うように、「少し解決」したに過ぎません。

 ここまで。
 ここまで、楽しませてもらった今回の最終回について明るく楽しく文章を書いてきましたが。「本格映画フルメタル・パニック!TSR」の視聴者として、受け取った重い事実についても、言葉にしたいと思います。

 僕は思います。

 
 人殺しが幸せになることはない。

 
 と…。

 宗介が、ガウルンを撃ち殺した時。
 僕は、宗介は幸せにはなれない、と、そう思いました。
 そう思った時に、最終回のサブタイトル「つづく日々」という文字を画面で、公式ホームページで、見る時に、ものすごく胸を締め付けられる思いがしました。

 かなめが泣きながら「これで、いつも通り…なんだよね?」と言うわけですが、そこには確信が無く聞えました。というより、彼女の台詞には逆の確信が込められているように思いました。
 彼女が言う「いつも通り」というのは、ドタバタの学園生活を送ることだと思いますが、実際に「つづく」のはそっちの日々ではない。

 かなめは狙われ、宗介は命を掛けて戦う。
 そして、宗介は、人を殺し続ける。

 「つづく」のは、そんな日々。
 テッサも宗介に「テッサ」と呼ばれ、友人としての言葉をもらう中で大はしゃぎしていましたが。やはり、彼女もボーダー提督が言った「お前が進むのはそういう道だ」という、血塗られた道を歩む者です。
 その意味では、宗介と同じところにいる。
 やはり…。
 こういうことを言うのは、正直辛いのですが。

 テッサも幸せにはなれない。

 「つづく」のは、そんな日々なんです。
 「スーパーヒーローロボットアクションアニメ」であれば、さんざん山のように人を殺した主人公が爽やかににこやかに幸せになることもあるかもしれません。
 でも、フルメタル・パニック!は、本格の道を選んだのだと、思います。それはおそらく、小説も含めて。
 今回シリーズ構成と脚本に入った原作者賀東招二氏は、このTSRシリーズで、その宣言をしたように、僕には見えました。

 愛すべき彼らが辿る道の先にあるのは…。
 おそらく、夢物語のような結末では、ないことでしょう。
 それでも、フルメタル・パニック!は、愛すべき彼らは、この先も僕らに何かを残していくはずです。
 それが、何なのか。
 どういったものなのか。
 見届けていくにも、それなりの覚悟が必要になるのだと、思います。

4・「TSR」は通るべき道だった
 
 しかし。そういったことを、正直、富士見書房や角川はどう捉えているのかは、疑問な点ではありますが。
 前夜祭番組「ライトノベルの夜明け」が、今となっては皮肉なものになっているとも思いますね。あの番組の前半は「ライトノベルを生み出した角川って、俺達って、すごいでしょ?」という感じの変な自慢で終始していて愕然としたものでしたが。なんつぅか、浮かれた番組だったよね。録画していたけど「なんじゃこりゃ」と思ってすぐつぶしましたよ。
 でも、そんな浮かれ気分に、TSRはドスンと鉛玉を叩き込んだように思います。
 「俺らは本格をやるぜ」
 と。

 それは。角川サイドからした場合に、果たして望む方向なのかどうか。そんなことも思うわけですね。これは、なかなかに難しい問題に直面していくんではないだろうかなぁ、と。
 僕が思うに、角川サイドが今回の本格路線を支持したっていうことは無いように思います。
 それは、作品がバランスを欠くように急激に本格にシフトしていったことからそう思うのです。

 ちょっと、今回のシリーズについて、客観的な視点で見てみると、けしてバランスのいい優れた作品であったとは言えない部分があります。
 本格を志向したことはいいことです。1話1話、それぞれの話で素晴らしい演出、演技などを見せてくれました。でも、トータルで見た時にそのバランスは良いものではない。
 それが、最終回の本編をギリギリまで詰め込む形に現れたように思います。
 その部分は、武本監督の若さであり、未熟な部分であるのでしょう。多いに反省すべき点があります。

 ただ、しかし。
 本格へのシフトが急激で、その深度が猛スピードで深まっていく中で、それは未熟ということだけが原因ではないとも思ったんですね。
 そこには、「反発」とか「反抗」とか、そういうものが滲んで見えるように感じたんです。
 つまり、角川サイドは徹頭徹尾、ライトを志向して欲しいと思っているし、そういう縛りを掛け続けている。それに対して、賀東氏、武本氏は「いや!フルメタは本格なんだ!」と歯向かい、15歳以上対象作品であることを利用して、「やっちまえ!」と本格へと急激に舵を取った。そういう風に僕には見えたんです。

 それが、前回の感想で「やりたいことをやることが、表現したいことを表現することが、エンターテインメントの本質ではない」と書いた部分なんです。
 そして、そこが、「若さ」「未熟さ」である、と思うんですね。
 まぁでも。ガンダムを生み出した富野監督だって、ああやって苦しんで悩んで、バランスを欠きまくって今があるわけですし。
 フルメタル・パニック!シリーズは、分かりやすい例えだからこのまま続けますが(異論もあるでしょうけども)、ガンダムシリーズが抱えたような悩みや苦しみを背負うビッグタイトルなんだと、僕は思います。
 だから、このTSRシリーズは、通るべき道だった。
 これから大きく発展し続いていくフルメタル・パニック!シリーズの歴史の中で、通らなければならなかった道なんだと、僕は思います。

5・アニメーションと愛し合う未来の確信

 賀東氏の選択は、ものすごい茨の道だと思うし、相当の苦労が待っているとも思います。
 でも、おそらく、武本監督と共に、覚悟を決めたんでしょうから。
 是非とも、今後も素晴らしい作品を作り続けて欲しいと思います。

 僕は、フルメタル・パニック!TSRシリーズを、毎週毎週楽しく視聴しました。
 これからも、何度も何度も折りに触れビデオを引っ張り出し、楽しむことでしょう。

 でも、僕がいくらこのシリーズを愛しても、おそらくは、多くの視聴者からも同じように「最高だった!!」という評価は得られないでしょう。このシリーズを、心の底から愛するからこそ、本当にそう思います。
 ただ、それは第1話の感想でも書いたように、彼らが、賀東氏、武本監督を始めとするスタッフ全員が、「本気」で取り組んだからだと思います。
 彼らには、未熟な部分がある。
 でもそれは、本気で取り組んだからこそ露呈したもの。
 誤魔化しは、最初から最後まで一切無かった。
 僕は、この作品と共に、彼らスタッフの努力と汗と涙を愛します。
 そして、彼らの未来に、又フルメタル・パニック!という作品の未来に、大きな発展が待っていることを確信します。

 Charのシングルの記事で、Charは音楽を愛し、音楽に愛されている、と書きましたが。同じことが、彼らにも言えるように思います。

 彼らは、アニメーションを愛している。
 だから、彼らはアニメーションから愛される。
 若さ、未熟さから、今はまだ完全な相思相愛じゃないかもしれないけど。
 でも、必ず、愛される。

 そのことを、深く確信させられた、そんなシリーズでした。

6・余談。音楽予想について

 さて。いつまでも、言葉が尽きませんが、そろそろこの記事を終わりたいと思います。
 最後に、予想した点について。
 いやー。
 「OP無し」は当っていましたね!
 で「南風」が流れるっていうのはまぁ、一応当ってはいたけれども。EDでは無かったですね!
 でも、あのシーンで流れたのは良かったですねぇ。
 宗介がそれまでの世界を飛び出し、新たな世界へと踏み出した、象徴的な場面だったわけですからね。
 しかし。ラストのラストで流れていたのは、「勝利」でも「疾走」でも無かったですね。とはいえ、EDを「エンドロールが流れている箇所」と捉えるならば。あそこで流れていたのは、なんだったっけ?今ちょっとテレビがふさがっているので確認できませんが。
 ラストの電車のシーンで流れていたのは、「平穏」だったかな?
 むむ。この辺りもチェックせねば!
 はぁ~。でもラストのかなめが宗介の袖を掴むところ、良かったですねぇ。

7・素晴らしい演技にもう一度拍手を!そしてまた逢う日まで…

 最後と言っておきながら、もう一点。
 やっぱり、このシリーズは「演技」という点に触れないわけにはいきませんね!
 最終回の雪野五月さんの演技はまた本当に素晴らしかったですね!!!
 あの上履き持って叩こうとするところからの一連の演技は、もう本当に最高でした!!
 香港で再会したところもそうだし。いや本当に素晴らしい!!
 そして、最終回での関智一さんの演技も良かったですね!!
 それまで抑制して抑制して…最後に、「一皮剥けた」ところを、声で完璧に演じていたように思います。テッサに友人として話し、途中で挫折するところも良かったですよねぇ。
 テッサの演技も、マオの演技も、ゲイツも姉妹も、娼婦も(しつこい?)、あらゆる出演者の演技が、どれも本当に素晴らしかったと思います。
 そこは、武本監督が引き出したものなのでしょうか。「演技をつけられる」「引き出せる」というのは、やはり優れた監督だからでしょう。あれだけのハイクオリティの演技を毎週堪能できるなんて、今思い返してもすげぇことだと改めて感心してしまいます。
 本当に、贅沢な毎週水曜日でした。楽しかった。
 本当に、楽しかった。

 今回素晴らしい演技を披露してくれた声優さん達、そして武本監督並びに京都アニメーション、音響監督の鶴岡陽太氏、そして全てのスタッフ、又、原作者にして一脚本家として活躍した賀東招二氏の、素晴らしい仕事に心からの喝采を送らせていただきたいと思います。
 そして、彼らの今後の活躍にも多いに期待して、この記事を終わります。

 愛すべき宗介を、かなめを、テッサを、クルツを、マオを、勿論ゲイツを、多くの愛すべき全てのキャラクターを。
 そして、愛すべき作品を。
 ありがとう!!フルメタル・パニック!

(「フルメタル・パニック!TSR」感想了)

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コメント

お邪魔します♪

トラバありがとうございました。
コチラも便乗してトラバさせてもらいますw

ついにフルメタ終わっちゃいましたね・・・。
結構好きな作品だったんで寂しいです・・・。
でも原作では続きがあるみたいなんで、アニメの次回作にも期待ですね!!

では、短文ですが、失礼します~。

投稿: ゆうじん | 2005年10月21日 (金) 15:53

>ゆうじんさん
コメント&TBありがとうございます!
こちらこそTBさせていただきまして、ありがとうございます。

フルメタ、終わっちゃいましたねぇ…。寂しいですね。ホントに…。なのでこれから原作を読み返してフルメタ世界に浸かりっぱなしでいようかと思っています。
原作も楽しいので、良かったらゆうじんさんも読んでみて下さい!

次回作は絶対にありそうですよね。レナードとか放ったらかしだし。(^^;
近いうちに是非やって欲しいですね!

フルメタは終わってしまいましたが、これからもTBなどでそちらへお邪魔させていただくかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

投稿: だんち | 2005年10月21日 (金) 17:26

え~…すっかり遅くなっちゃいました、てりぃです。ようやく少し余裕が出来て、体力も精神力も回復してきたので、コメントさせて頂きますね。

ベートーベンの交響曲のように、「終わりかっ!」と思ったところでまたもう一度フィナーレの盛り上がりを見せる、そんな記事を楽しませて頂きました。(^^)溢れるアツい想いが伝わってくるようでしたじょ。

彼らは幸せになれないのか、という点、なるほどなぁと思う一方で、私としてはそれでも幸せな結末がいいなぁと思っております。人は誰でも他人にやっかいをかけざるを得ないものですし、それが極端な場合には誰かを犠牲にし、踏み台にして生きて行っているものです。テッサや宗介が他人の死の上に生きているのだとしても、そのことを彼らが自覚し、その罪に安住さえしなければ上を目指して走っていけるのではないかと思うのですね。善人なおもて往生す、まして悪人においてをや、と親鸞上人も仰っておられることですし。その意味で、宗介が最後に「こっち」側に留まったことは、非常に大きな意義があるのだと、私はその解釈を取りたいですね。

例によって勝手な語りで語りですみませんが、京都アニメーションの皆さまも同じようにこの場に安住せず、更なる上を目指している点で、TSRの主人公たちとシンクロ率が高いなぁなんかも思ったりしてます。かくなる上は、視聴者側なる我々も更なる上を目指して精進していこうではありませんか。でわでわ。

投稿: てりぃ | 2005年10月26日 (水) 20:18

てりぃさん。コメントありがとうございます!!
遅くたって構いませんよ~。まだまだ語りましょうよぅ~。
なんだかえらく長くなってしまった記事を読んでいただきありがとうございます!
いやぁ…。熱さはいいのですが、バランスの悪い記事になっちゃったよなぁと、反省しつつも。最終回だし、いいか!と思って書きました。読みにくかったと思いますが、お許しを。

> 私としてはそれでも幸せな結末がいいなぁと思っております。

僕も、ハッピーエンドがいいと思ってはいます。暗いバッドエンドは無いだろうなぁとは思いますが、それでも彼らが重いものを背負うラストにはなっていくんだろうとは思います。
まぁ、命はあっても、少なくとも腕の一本二本は失うくらいのことはありそうですよね。

>その意味で、宗介が最後に「こっち」側に留まったことは、非常に大きな意義があるのだと、私はその解釈を取りたいですね。

僕は、そこが「彼の地獄」だと感じています。
彼がいるところは学校であったとしても戦場で、でもそこで同時に幸せを求めようとする。そこには当然無理があって。
だから、最終回の神楽坂先生を押し倒すシーンも可笑しいんだけど、笑えるんだけど、ものすごく象徴的だと思うんですよ。

とはいえ。
へヴィだったり、ハードだったりする展開がどれだけ待っていたとしても、前向きに闘争心を持って立ち向かっていく姿を何度も何度も見せてくれることは間違いないですよね!
そこに、「生きていくこと」「生き抜いていくこと」を描いていく、そういうドラマになっていくのかもしれないなぁと思います。

てりぃさんご指摘のように、京都アニメーションの向上心、健全さは本当に素晴らしいですよね。
視聴する僕たちも、健全にアニメーションを楽しく見ていけるというのは嬉しいことですよね。(とはいえ。僕には不健全なアマルガム部が多大に存在しているわけですけれども♪)
京アニの次の作品も楽しみですよね!!

またそちらにも遊びに行きますし、こちらにも遊びに来て下さいね!!

投稿: だんち | 2005年10月27日 (木) 08:31

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