« 料理中にBGMをつける~フルメタTSRのサウンドトラックを聴きながら… | トップページ | フルメタTSR、OP「南風」ED「もう一度君に会いたい」耳コピ!&また仮説 »

2005年10月 2日 (日)

サッカー日本代表W杯に向けた強化のどこに注目するか

 そろそろ。サッカー日本代表のドイツW杯に向けての強化が本格化してきますね。
 で、今度のラトビア戦、ウクライナ戦に向けて個人的に注目している点を書いてみたいと思います。

 思うに。ウクライナ戦はそれなりの戦いができるでしょう。
 問題はラトビア戦です。
 ここでどれだけのパフォーマンスが見せられるか、に注目したいと思います。

 というのは。
 ジーコジャパンは、いわゆる「初戦」に弱い。
 具体的には遠征した最初の試合のフィジカルコンディションが常に悪い。
 遠征が1試合でなく、何試合かある場合、次の試合ではだいたいコンディションが良くなって、いいゲームができるんですよね。

 ジーコジャパンの選手選考や、戦い方に僕は不満はありません。
 それは最初から。
 でも、疑問に思っているのが「コンディション作りの悪さ」についてなんです。
 W杯予選は試合ごとに条件が違っているから、難しかったとは思います。でも、もっとコンディションを良くすることはできたのでは?と見ていて思っていました。

 僕が日本代表の試合を見始めたのは、加茂ジャパンの頃からです。あの頃のフィジカルコーチはブラジル人のフラビオ氏だったと思います。
 当時、加茂氏の作っているチームが戦術的に未熟であったことは、確かにそうだったと思います。でも、見ていて、コンディションが悪いな、と思ったことはほとんどありませんでした。加茂監督初陣のナイジェリアであったコンフェデだったかのアルゼンチン戦とかはもう、最悪だったという印象がありますけれども。でも、ほとんどの試合でいいコンディションのゲームを見せてくれていたように思います。
 チームを引き継いだ岡田氏の代表でもフラビオ氏によって、選手はいいコンディションで試合をしていたと思います。フランスW杯では3戦全敗だった代表ですが、フィジカルコンディションの良さは他の国のコーチからも評判だったとか。
 トルシエ時代も、就任当初はフィジカル的にも混乱はあったように思いますが(南米選手権の時とか)、基本的にフィジカルは良かったように思います。

 こうやって、日本代表の試合を見てきて。ジーコジャパンになってから顕著にフィジカルコンディションが悪い試合が多いように見えるんです。
 それまで当たり前のように見ていた選手達の動きが、突然鈍くなってしまったような。そんな印象があります。
 それは、フィジカルに対するジーコの考え方もあるのでしょう。海外でプレーする選手の数が飛躍的に増えたことも影響しているのでしょうし。
 でも、フィジカルコーチが専門家としているわけなんだから。
 選手のコンディションを高めて、いい試合をさせることを仕事としている人がいるんだから。
 そこは、なんとかして欲しいと思ってしまうわけです。

 2002年のW杯で韓国が4位になりましたが。ヒディング監督は韓国代表の監督になって「フィジカルに問題がある」と看破して、代表を招集してはフィジカルトレーニングを繰り返すということをしました。当時はかなり批判もあったように記憶しています。しかし、結果は見事なものになりました。これは、コンディションというよりフィジカルそのものの話ではありますけれども。
 この年優勝したブラジルなどは、その高質なテクニックが注目されるわけですが、コンディション作りにかなりのノウハウがあるのかもしれないですよね。ただ、いつも良いっていうわけでもないので、その辺りは選手個人個人のスキルなのかもしれませんが。

 ともかく、日本代表はテクニック的には悪くはないと思います。でも、W杯本大会で勝ち抜くためにはフィジカルコンディションを高める必要が絶対にあると思うのです。
 その意味で、今度の遠征での初戦、ラトビア戦のコンディションに注目したいのです。
 勝ち負けはどうでもいいです。
 選手がちゃんと走れるかどうか。
 W杯本大会は合宿をした上で戦うわけですから、あまり比較対象にはならないかもしれません。でも、「狙ってコンディションを作る」という点では一緒だと思います。その意味で遠征の初戦というのは注目したいところです。

 だって、ドイツW杯の初戦がぐだぐだで、2戦目3戦目で持ち直しても、その時には遅いかもしれないわけじゃないですか。
 このラトビア戦をいいコンディションで戦うためには、フィジカルコーチの腕前と共に選手個人個人の意識も重要になるのかもしれません。自身の体調を整えるスキルを選手がどれだけ持っているのかも、透けて見えてくるかもしれません。それは、「アップを本気でやる」というような部分にも顕れてくるのだと思います。

 Jリーグでも、怪我をする選手が多いのが気になります。
 以前オシム監督が「私は現役の時に肉離れになったことはない」と、ちゃんと準備をしない選手を叱責するコメントをしたことがありました。ジェフはオシムによって運動量の豊富なチームに鍛え上げられたわけですが。コンディションの良さを感じるチームですよね。それは監督やフィジカルコーチによるものと同時に「ちゃんと準備をする」という選手自身の意識にもよるものだと思います。

 日本代表のコンディションの問題は、Jリーグのコンディションの問題と結局は一緒なのでしょう。そこは、「プロ意識」という言葉で括られるものなのかもしれません。
 そういったものは一朝一夕で変わっていくものではないとは思いますが。
 でも、ドイツW杯に向けて少しでも向上していくことはできるはずです。そういった部分にもフィジカルコーチの役割があるのだとも思います。これは、代表のフィジカルコーチだけでなく、各Jリーグチームの全てのフィジカルコーチに言えることですよね。

 フィジカルコーチの腕前。
 選手の意識。
 そういった点でラトビア戦に注目しつつ、普段のJリーグでも「プロらしい」準備をきちんとする選手の動きを見ることができたら、と思います。
 とにかく、ドイツW杯に向けて、僕は「フィジカルコンディションの向上」に注目をしていきいたいと思います。

 日本代表でもJリーグでも素晴らしい強化がなされて、いい試合を沢山見せて欲しいですね!

|

« 料理中にBGMをつける~フルメタTSRのサウンドトラックを聴きながら… | トップページ | フルメタTSR、OP「南風」ED「もう一度君に会いたい」耳コピ!&また仮説 »

コメント

フィジカル面ってのは日本人やJリーグの弱点ですよね。屈強な外人助っ人が目立つのもその証拠です。
実際、海外チームにいった選手は例外なく体が一回り大きくなってるわけで、そこら辺からも海外でフィジカルが重要視されていることが見えます。
立ち上がりのコンディション含め、体格不利の日本が上を狙うためには重要な要素だと思います。

投稿: クレスポ | 2005年10月 3日 (月) 22:13

> クレスポさん
コメントありがとうございます。
クレスポさんはハンドルからして、アルゼンチンファンですか?
僕はアルゼンチンではソリンが好きです。あの無軌道なくらいの運動量がたまりません!

最近の日本代表では、でかい選手であったり、スピードがあったり、明確にフィジカル面での特徴を持っている選手が選考され始めているようにも見えます。

コンディションが良く、「走れる」「当れる」状態であれば、日本もかなり戦えると思うんですよね。
意識してその状態を作れるのかどうか、の点でもラトビア戦は注目ですよね!
もちろん、フィジカル自体も、Jリーグでもどんどん上げていって欲しいところです。
W杯本大会に向けて、Jリーグでの選手達の発展も見逃せないですね!

投稿: だんち | 2005年10月 4日 (火) 03:01

お察しの通り、アルゼンチンファンです(^^)ソリンとは渋いとこついてきますねw
自分はクレスポ、サネッティが好きです。


>最近の日本代表では、でかい選手であったり、スピードがあったり、明確にフィジカル面での特徴を持っている選手が選考され始めているようにも見えます。

巻や村井辺りですね。テクニック重視の日本代表の中にこういった選手が入ると違ったアクセントが出来て良いですよね!

投稿: クレスポ | 2005年10月 5日 (水) 21:46

>クレスポさん
クレスポもサネッティも格好いいですよねぇ。
アルゼンチンはさり気にイケメン多いですよね。ソリンは違いますが。(笑)
2002年は残念な結果でしたが、来年は頑張って欲しいですね!

巻や村井、いいですよね!運動量もあるし。巻は今回いなくって残念ですが。今回の遠征では箕輪が使われるのか気になるところですね。

投稿: だんち | 2005年10月 6日 (木) 16:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/68871/6209696

この記事へのトラックバック一覧です: サッカー日本代表W杯に向けた強化のどこに注目するか:

« 料理中にBGMをつける~フルメタTSRのサウンドトラックを聴きながら… | トップページ | フルメタTSR、OP「南風」ED「もう一度君に会いたい」耳コピ!&また仮説 »