サッカー日本代表、対アンゴラ戦のどこに注目するか
サッカー日本代表、いよいよ明日年内最終戦ですね。
アンゴラという未知のチームが見れるという楽しみもありつつ、強化試合としてどういったところが練り上げられていくのかも、見ていく楽しみですよね。
そんなわけで、個人的にどこに注目してみるか、書いてみたいと思います。
東欧遠征で、日本の攻撃は「裏を狙う」ことを意図していたように思います。
中田ヒデも「カウンターの精度を高めたい」という意味のコメントをしていたように記憶しています。
アジア予選を戦う際はポゼッションサッカーだったわけですが、W杯に向けては、速攻を狙っていくのかな?と感じています。
それが4バックというところにも表れていたようにも思いますし。
つまり、少し低めに設定された4バックと3ボランチの守備ブロックでボールを奪ってから、ツートップとワンシャドーの変則スリートップに速攻をさせる。
そういう形を作っていくのかな?と思うんです。
今回3バックという話もあるようですが。その場合は5バックぎみにするんでしょうかね。
いずれにしても、今回もカウンターを狙うサッカーになるのではないでしょうか。
そうなると、狙った攻撃が何回できるか。
が注目だと思います。
具体的には、「奪ってからシュート」までの形をどれだけ作れるのか。そこに注目してみたいと思います。
そのシュートが決まればなお良いわけですが、まずは狙った形でチャンスを作ることが大事ですよね。
そして、守備に関しては、中盤に注目したいです。
ディフェンスラインはおそらくある程度低めに設定されるでしょうから、中盤の選手がバランスを取って距離を維持しないと、守備ブロックが形成されません。(つまりスペースが空いてしまう)
だから、攻撃に出て行っても、次のボール奪取のために必ずディフェンスラインの数メートル前まで戻らなければならないわけです。
日本の中盤は攻撃に出て行くスピードや運動量はあっても、戻って来て守備をするスピードや運動量はかなり低いように思います。
攻撃に行くのはいいですが、ちゃんと戻らないと奪って速攻どころか、攻め込まれてシュートまで打たれてしまうことになります。
なので、「中盤の戻り」にも注目したいと思います。
あとは、速攻狙いの中で裏を突くボールだけでなく、クサビのボールも入るでしょうから、ポスト役の高原にも注目ですね。今回、ポスト役は彼しかいませんから。いい形でキープできれば、チャンスは確実に増えるでしょうから、頑張って欲しいですね。
もう一つは、サイド攻撃でしょうか。
カウンター狙いの中でどうしても引き気味になるから、意識も引いてしまって、思い切ったサイド攻撃ができなかったのが、前回の東欧遠征だったと思います。でも、サイドに展開したら、後ろのカバーを信じて思い切ってサイド突破を見せて欲しいですよね。
注目点をまとめると。
・カウンター攻撃
・中盤の戻り
・前線でのキープ
・サイド攻撃
・アンゴラとはどういうチームか
という感じでしょうか。
「強化」ということでいうと、勝ち負けよりも「狙いを達成」できるか、に注目、ということですね。
両チームには、いい試合を見せて欲しいですね!
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