星が輝くことに優劣はない「ARIA」第9話
今回はまた非常に明確なメッセージを見せてくれましたね。
相変わらずのレイアウトの切れ味といい、楽しく気持ち良く視聴しました。
・「癒し」の時代性
「癒し」ということを掲げている作品なわけですが、そのことを意識して作っているんだなぁということが改めて分かる回でした。
それはつまり、「傷ついていること」に対する「癒し」ということで、「傷」ということを意識して作っているんだな、と感じました。それは考えてみれば当然のことで、傷が無ければ癒す意味がありませんものね。
「そうか!癒しっていうのはそういうものか!」と改めて感じることができて、見ていて正直驚きました。
グランマが「楽しめばいい」と言ったことに対して、藍華が即「でも、苦しい時や哀しい時はどうすれば」と聞くところにそういった意識を感じ、すごく感心したんです。
藍華が悩みを持っていて、それを解決したいと願ってもがいているということが、ちゃんと伝わってくる台詞でした。
それに対するグランマの「自分の中で変えてしまえばいい」という答えは、カットの流れも演技も、見ているこちらに直接語りかけてくるようで、聞いているとその優しい台詞に自然と涙が浮かびました。
その演技の素晴らしさは、佐藤順一監督自らが音響監督を務めていることとも関係しているのでしょうね。
このシーンを見て、「ああそうか。やっぱり『癒し』というのは伊達じゃないんだ。意識して作っているんだなぁ」と思ったのですが、それは、時代性というものをちゃんと考えているということですね。
グランマが暮らす環境の中で、灯里達が栗拾いや芋掘りをしているシーンを見て、同じことをしていた自分の子供の頃の環境をダイレクトに思い出しました。日に日に裏山が削られ開発され、木や土、山が姿を消していった日々。
その上で今のこの環境、時代を生きている僕は、心のどこかに知らないうちに傷を受けていたのだということに、見ていて気づかされました。
藍華の悩みは個人的なものだけど、その個人的な悩みを描きつつも、僕ら視聴者に向けて意識的に組み立てた話であったように思います。
藍華の悩みもそうでしょうけれども、「ARIA」を視聴している僕ら一人一人が抱える悩みや苦しみもまた、環境や時代を度外視して出てくるものでは、ないと思うんです。
戦争やテロ。生活を脅かす社会的犯罪。小さい命を奪う卑劣な凶行。
「ARIA」を視聴している僕らは、そういったニュースが毎日毎日、目に耳に触れてくる社会状況の中で生きていて。その上で個人個人が体験を重ねていき、それぞれの人がそれぞれの立場でどこか報われない虚しい思いをして傷ついていくということが、やはりあるんだと思います。
そんな傷があるから、癒しが必要になるわけですね。
「癒し」を掲げるためには、「何を」「何から」癒すのか、の目的意識が必要だと思いますが、「ARIA」にはそれがあるんだな、と感じます。その目的意識を持って「この時代にこの作品を作ること」にちゃんと意味や意義を見出して作っていることに、本当に感心させられます。
・星は既に輝いている
グランマの「自分の中で変えてしまえばいい」ということは、これは簡単なことではなく、自分の心に向き合っていく、ということになっていくのだと思います。
あの一連の台詞が、僕ら視聴者に意図的に向けられたものだとするならば、その「自分の中で変えていく」ことの意味は、視聴者一人一人がそれぞれの答えを出していくべきことなのかもしれませんよね。
それを感じ取っていくヒントは、今回一貫して描写されていた「星」ということになるのかな、と思います。
サブタイトルがまず「その 星のような妖精は…」で、オープニングはいつもと違い2番をピックアップ。サビの前で「見上げれば 響き出す 星たちの歌が」と歌い、アリシアは夜8時からの予約があることから、星空の下でもウンディーネは仕事をすることが示され。…以下列挙すると、
田舎に浮かぶ満天の夜の星空を見上げるヒロイン達。
アリシアを「アクアのウンディーネの一番の星」と表現する藍華。
「頑張っている自分を素直に誉めてあげて、全てのものを楽しむことができれば、ウンディーネの一番の星になることも夢じゃない。とっても簡単なこと」と言うグランマ。
「アクアで一番の星になる」と流れ星に願うヒロイン達。
だけど、願うことが一度も成功しなくって。
そして、アイちゃんのメール。「灯里さんも素敵だよ」「灯里さんの笑顔は夜空に輝く星に負けないくらい、キラキラ輝いていたから」という言葉。
満天の星空に輝く三つの流れ星…。
ヒロイン3人は、一番の星になりたいと願うわけですが、それが一度も成功しないシーンと、キラキラ輝く満天の星空が象徴的なわけですね。
一番の星になりたいということを目標にし願っていくことはいいんだけど、そんな風に思った通りにはなっていかない。
誰かと比較したり、優劣をつけたりすることには「楽しむこと」の本質は無く、それぞれの星が、それぞれの輝きを手に入れていくことが大事。
それが、グランマが言っている「一番の星」の意味で。自分にとって自分自身が一番の星になっていく、ということですね。それこそが、「とっても簡単なことなのに、忘れている」ということなんだな、と思います。
ヒロイン3人は、そこにはまだまだ気づけていないわけですね。
でも。最後に、アイちゃんは「灯里さんはもう輝いているよ」と言ってくれます。
星の輝きには、確かに優劣があるかもしれないけど。
星が輝くことには、優劣なんか無いわけですね。
やはり、最後のアイちゃんの台詞も視聴者に向けられたものといっていいのでしょうね。
そのメッセージは、とても優しく、本当に素敵なものだと感じます。
改めて今の自分を見た時に、自分なりに輝けているのかどうか、考えさせられます。
確かに、どこか力んでいるところはあるかもしれません。
自分自身が、自分にとっての一番の星になれるように、自分をもっと誉めてあげつつ頑張りたいですね!
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» ○ARIA The ANIMATION 第9話「その 星のような妖精は・・・」 [時をかけるブログ]
早いですねえ。もう12月ですよ。
なんか秋らしい事を何もしないまま冬を迎えてしまいましたが、今日のARIAは秋っぽい話でした。
副題「ネオ・ヴェネツィア」ってどこの国?
[続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 02:12
» ARIA@その 星のような妖精は… [猫と海豚と雑食烏賊と私]
今日言いたい事は一つだけ
口開けて物食べるんじゃありません!
いや、「物を食べる」と言う表現自体はわかりやすくなるんですが
はしたなさ満点でどうかと思うよおじさんは。 [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 02:29
» ARIA グランマって本名? [SLOTH DIARY ]
いやあ、バイトが酷い残業っぷりで、家に着いたのが1時10分くらいでした。危うく『ARIA』を見逃すところでした。
さて、今週はグランマのところへ遊びに行くお話です。原作では夏でしたが、アニメでは秋になってます。そのため、ストーリーが秋仕様となっていました。
とうもろこし狩り→栗拾い
虫捕り→芋掘り
といった感じでしょうか。あと個人的に気になったのはアリスの髪型が塚本天満になっていたこと。一体何故?
疑問といえば、グランマの本名です。最初僕は『グランマ』ってのは『グランド... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 02:48
» ARIA The ANIMATION 第9話「その 星のような妖精は…」 [ひとりでもいくぞ]
今週のARIAのあらすじと感想
ウンディーネたちが衣替えをして冬服がしっくりと馴染んだ頃
今度はネオヴェネチア全体が秋色に衣替えし始めます。
灯里たちは心機一転、練習に力が入るはずですが…... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 02:54
» (アニメ感想) ARIA The ANIMATION 第9話 「その星のような精霊は・・・」 [ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人]
プイニャー!いやあ〜、前回は社長の可愛さをたっぷり堪能させて貰いました。このアニメって社長に萌えるアニメだったんですねw。本当の萌えキャラは灯里でもアリスでもない社長なんだと言うことを改めて思い知らされた回でした。
... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 03:11
» 【ARIA The ANIMATION】第9話「その 星のような妖精は」感想 [鴎の行くままに 〜とあるTRPG者の呟き〜]
【ARIA The ANIMATION】(TV東京)
TV埼玉(#゚Д゚)ゴルァ!!
シャナが…シャナが見らんなかった…。ストリーム配信待ちか。
TVKと一週遅れですか…くぅ、これから厄介なことになるなぁ…。
今度から帰れない時はTVKをちゃんと録画予約せねば…。
と....... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 03:27
» 今週のARIA☆ [☆PINK’S ROOM☆]
ARIAの感想☆
1.
ARIA The ANIMATION Navigation.1 新品 Y 4,095
PINKのポイント☆
グランマ可愛いおばあちゃん☆
みんなで合宿みたいで楽しそうです☆ [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 05:40
» ARIA The ANIMATION 第9話 [パズライズ日記]
いつもと同じく、本編に被せてくる素敵なオープニング。
でも今回は前奏が長いと思ったら、歌詞も違いましたね。
エンディングは少し前から2番になっていますが、秋になったことでオープニングも2番になったのでしょうか。
藍華がでっかいメランコリックな今回は、グ....... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 07:22
» 城ヶ崎にて『ARIA』第9話 [blog不眠飛行]
いつの間にやらネオ・ヴェネツィアもすっかり秋景色。紅葉が綺麗です。冒頭アイちゃんへのメール「私たちが衣替えをして冬服が身体にすっかりなじんだ頃…」って、もみ子よ勝手に端折 [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 07:28
» ARIA The ANIMATION 第9話「その 星のような妖精は・・・」 [パプリカのアニメ鑑賞よた話]
ARIA The
ANIMATION
アニメ・パプリカ
季節は秋ということで、灯里たちウンディーネの制服も衣替え。
ついでに藍華の心もメランコリック(?)ということで、
自分が今してることに疑問を持ち、将来に不安を感じはじめていた今日この頃。
アリシアさんの紹介....... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 07:56
» その 星のような妖精は・・・ [舞い降りる剣]
舞台はネオ・ヴェネチィアから日本へ???画面いっぱいに日本の秋が出てきましたね~。駅の名前は「城ヶ崎村」・・・・・・マンホームの田舎ベースにってゆーかまんまジャパンじゃん!!!そして後半にはお風呂シーン・・・・・・いい回でした!!(マテ
・でっかいメラン... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 09:37
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灯里達も衣替えしたので、私も冬服をしっかり出しました。
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受信: 2005年12月 2日 (金) 10:00
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ARIA The ANIMATIONの9話は、アリアカンパニー創設者であるグランマに会いに灯里、藍華、アリスとアリア社長で行くお話でした。 [続きを読む]
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「ARIA」オリジナルサウンドトラックTVサントラ Choro Club feat.Senoo 牧野由依 by G-Tools
の・のどかだ〜。
秋の味覚づくし・・・ってもう冬ですがな。
もう少し服のセンスがなんとかならなかったものかな?
焼き芋とか昔やった...... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 11:58
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受信: 2005年12月 2日 (金) 12:32
» ARIA THE ANIMATION・第9話「その 星のような妖精は…」を見て [サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改]
今回は、自分たちの練習がマンネリ化していることに危機感を抱いた藍華が、アリシアの勧めによって、ARIAカンパニー創設者の下に助言を仰ぎに行くお話。
というものの、物語の部隊がヴェネツィアを模倣した都市なのに、グランマの住んでいるところはどう見ても伊豆…差し詰め『ネオ・イズ』か。激しく違和感があるな。イタリア風の都市ありーの、日本風の土地ありーの、アクアは懐の深い星だ。
グランマを見か�... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 13:08
» ARIA 第9話 「その 星のような妖精は…」 [仕様ですにゃ]
今週はオープニングの前にタイトルが出ましたね。
服装が夏服から冬服になって、
微妙に太り気味に見えるのは気のせいですか。
グランドマザー。
略してグランマ。
すごい略し [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 13:08
» アニメARIA(アリア) 第9話「その 星のような妖精は・・・」 [YUU MEDIA TOWN@Blog]
何回か前から冬服になりかけていた気がしますが本格的なお話は今回からかな?アニメが放映されるこの時期は東京も紅葉が進んできました。それにしてもこのアニメは背景も綺麗やなぁ。...... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 14:13
» ARIA 第9話「その 星のような精霊は・・・」 [ ささやかな ひとりごと ]
前回はアリア社長が主役で大盛り上がりでしたが、今回はいつものまったりなお話。
OPの歌詞が少し変わっていました。
↓ARIAのバカな感想
[続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 16:05
» でっかいmelancholicなのです◆ARIA The ANIMATION #9◆ [蒼い髪と黒いノートと黄色いドロボウ]
≪その 星のような妖精は…≫
「ARIA」オリジナルサウンドトラック
↑買いだな。
今回、サントラのCMが流れてましたが、
改めて聴くと心地いい音楽ですね。
普通にヒーリング音楽として成立している『ARIA』サントラ。
購入リストに追加です。
... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 18:38
» ARIA The ANIMATION 第9話 「その 星のような妖精は…」 [萌えるアニメは好きですか?]
ARIA The ANIMATION 第9話 「その 星のような妖精は…」
藍華「どうせ歳を取るなら素敵に歳を取りたいわ。
いくつになっても、皆から憧れの目で見られるようなそんなお婆ちゃんになるの。 [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 20:30
» 藍華でっかい空回り『ARIA』9 [アニメらいふ]
メランコリック・・・ってどういう気分なんだ。。。アリスちゃんは1番年下なのにずいぶん難しい言葉知ってるなぁ。それにしても今週の藍華の空回りっぷりは見てておもしろかわいそうだった。。。やはり恥ずかしいセリフは藍華が突っ込まないと締まりがないね。。。がんば...... [続きを読む]
受信: 2005年12月 2日 (金) 20:49
» ARIA The ANIMATION 第09話 「その 星のような妖精は…」 [吠刀光 【遊撃】]
イタリアから何故か舞台は日本へ、ふらり途中下車の旅。
続き→ [続きを読む]
受信: 2005年12月 3日 (土) 01:22
» ARIA the ANIMATION #9 その 星のような妖精は・・・ [とってもゲームライフ]
ARIAカンパニー創設者の伝説の大妖精グランマ登場、見習い3人組みが立派なプリマになる勉強のために会いに行く話。いつもはネオヴェネツィアの... [続きを読む]
受信: 2005年12月 3日 (土) 19:51
» ARIA The ANIMATION #09 「その 星のような妖精は…」 [Hi-ν俺流]
まさかARIAで浴衣が拝めるとは思っていませんでした
今回はアリアカンパニーの創設者である伝説の大妖精に会いに行く話 [続きを読む]
受信: 2005年12月 4日 (日) 22:06
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