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2006年3月18日 (土)

FC東京対清水エスパルスを観てきた。

 今日のJリーグ、FC東京対清水エスパルス戦を味の素スタジアムに観戦に行ってきました。
 姉から誕生日プレゼントということでチケットをいただきまして。少し風が冷たかったけど、試合が終わるまで雨も降らなかったし。広いスタジアムでのサッカー観戦を楽しんできました。

 試合の感想の前に、「サッカー観戦」そのものに思うことがありました。
 今回は風邪は治りかけ、〆切明けで体力はギリギリというバッドコンディションでの観戦だったのですが、そういう状態での今回のサッカー観戦がものすっごくリフレッシュになったことに驚きました。
 帰って来た今、体力的にはやっぱり疲労もあってキツイんですけど、とにかく気持ちがすごくすっきりしています。気持ちの面での疲労がものすごく回復したのだと感じます。

 それは、やはりあのサッカースタジアムの広さが与えてくれたものなんだろうなと思います。
 風邪と仕事でずーっと家に篭りっぱなしで、ずっと天井があって狭いところで、ろくに動かないで仕事をしていました。だけど今日は広くて空も見えるスタジアムにいられて。そこに座って試合を見ているだけで、心の疲れや、何だか分からないけど気持ちを圧迫していたものが取り除かれるようでした。

 「広い」っていうのは、それだけですごく気持ちを落ち着けるものなんだな、ということを改めて知りました。
 サッカー観戦は、僕の感覚からするならばチケット代が高過ぎなので、しょっちゅう行く感じにはならないと思いますが、身近な所で「広い場所」を探して、仕事の合間なんかにリフレッシュできるように意識していきたいと思います。
 これは、単なる「心掛け」の問題ではなく、自分の心の状態を良くしていくためのテクニックの一つに成り得るものだ、と感じます。

 さて。
 試合についての感想ですが。
 いやー。
 「こんな悪いFC東京は初めて見た」
 と思いましたね。
 敗北という結果の問題ではなく、内容、ピッチから伝わってくる選手達の精神状態が、とにかく最悪でした。
 ベンチの意図に対して「そんなことやってられるか」とどんどん投げやりになって、集中を失い、ミスを連発する。
 勝とうとか点を取ろうとか、そういう意思をどんどん失っていっていった様子は「これは最悪だ」と思わざるを得ませんでした。
 戦術が浸透していないとか、そういう問題じゃない気がします。
 試合終了間際には、監督と選手達との間に断絶があるのが透けて見える気がしましたね。
 今のFC東京がこれから良くなっていくことは無いんじゃないかなぁ。
 監督解任コースだと思う。
 あのスリートップを続けていくんであれば、そうなるんじゃなかろうか。
 なんであのシステムにしてるんだろう?ルーカスのためのシステムなのかもしれないけど…。その分中盤の人数が足りなくって好きなようにやられてしまっていて。清水の問題もあって一失点で終わったけど、もう2〜3点取られても不思議は無かったよね。

 でも、勉強になりますよ。
 プロの選手達が集まっているのに、やり方が合っていなかったり、自信を失ったりすることで、技術があったとしてもそれを発揮することができなくなる。
 これはどんな職業にもある話で、僕がやっている漫画の仕事でもあります。
 最悪の状態のFC東京の戦いぶりを見ていて「そうだよな。やっぱりそうなるよな」と思っていました。彼らの持っている技術を活かすためには、やり方を練り込み、そして自信を持たせなければならない。
 それができなければ結果は出せない。
 でも、それができていないし、結果も出ない。

 なぜそれができないんだろう?そこは不思議ですよね。
 僕らの仕事でも、編集さんにあれこれ言われてさんざん作品をいじられて、やる気も自信も無くしてしまうことがあります。技術はそりゃありますよ。だけど、やる気を無くしていい絵が描けるわけがない。
 それは「誉めて!」っていうこととは違っていて、「自信を持って仕事をするためのプロセスを与えて欲しい」ということなんですよね。つまり「こうすれば結果が出る」という明確なロジックを与えて欲しいし、結果を出すために気持ちを高揚させて欲しいし、その仕事をするための献身的な気持ちを引き出して欲しい、ということなんですよね。
 監督とか、人をマネージメントする仕事にはそういう技術が必要なはずなのに、それができていない場面を自分でも経験するし、ああやってサッカーの試合でも目にする。なぜそれができないのか。不思議です。
 その部分、考えていってなんらかの答えを出していきたいなぁと思いますね。

 あー。
 今、自分で書いている↑のブロックを読み直してみて、「仕事をしている」のと「仕事をしている気になっている」のと、その差、違いなのかなぁとちょっと思いました。
 こりゃぁ、難しいテーマに入り込んできましたね。今思考にはまりこまず、これからじっくり考えていきたいですね。

 あと、エスパルスですが。フィニッシュ以外は本当にいいチームです。伊東はやっぱりすげぇよ!鳥肌が立つようなあの危機察知能力!!いいもん観たわぁ。
 チーム全体も運動量があって、基本的なことをきちんとやっているところが素晴らしいと思いました。すぐサポートに駆けつけてトライアングルを作るんだよね。あれは「偉いなぁ」と思いましたね。
 でも、とにかくシュートをしないんだよねぇ。
 「誰か打って!」「俺は打たないよ!」「お前打ってよ!」とゴール前で回す回す。あれにはちょっとずっこけました。あれは何なんでしょうね?あ。そうか。多分、守備からチームを作っていって、シュートのところはこれから練り上げる段階なのかもしれないですね。そう考えると3試合無失点だっていうんでしょ?納得ですよね。いやぁ。今季の清水はいいチームですね。

 やはり、スポーツは結果が明確に目の前で出るものだから、その結果を受けて過程に思いを巡らせることでより楽しむことができるのだなと思いますね。そうすると思い入れが生まれていったり、ドラマを感じたりもするんでしょうし。
 勿論、自分の身に当てて学ぶところも多いし。
 そんなわけでサッカー観戦を堪能してきた一日でした!

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