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2006年3月11日 (土)

木曜、金曜日アニメ感想

 「ノエイン」「びんちょうタン」「REC」「ソルティレイ」「ケロロ軍曹」のショート感想です。話数やサブタイトルは省略で。

・ノエイン(3月9日放送分)
 盛り上がってきましたねー。とにかくアトリいいよねアトリ!「こいつらを守りてぇんだ」には思わず涙が滲みました。そのシーンを導き出すミホ役の名塚佳織嬢の芝居も大変素晴らしかった!この作品は本当に芝居が素晴らしいですよね。監督の赤根氏と共に、音響監督の明田川仁氏の指導力を見る気がしますね。
 もちろん、声優さんの芝居だけでなく作画の面での芝居もとても優れていると感じます。それは絵コンテワーク、演出の素晴らしさもあるわけですね。「絵」「作画」というのは何もないところから生まれるのではなく、物語があって演出プランがあって意図が生まれて、そこから描き出されるものなわけです。だから出てきている芝居の素晴らしさの元には脚本、絵コンテ、演出の段階での優れた仕事があるわけですね。

 「ノエイン」は、目新しい物語ではなくって、けっこう昔っから使われているモチーフだと思うし、ある種のありきたり感はあります。
 でも、だからといってつまらないなんてことはなく、とても興味を持って見れるし、感情移入してドキドキしながら楽しめる。作画や声優さんの芝居の素晴らしさを見ると、トータルで作品を作るためのチームワークが絶妙のバランスを持ってコントロールされているのではないか、と思えます。
 それは作品自体に力を持たせようと、ちゃんとキャラクターに「演技をさせる」という観点を持っているからだ、と感じます。見ていて、舞台演劇のような印象があるんですね。役者の動き、演技、芝居で観客に感じさせることで納得させていく、そういう見せ方。
 「理解させる」のではなく「感じさせる」
 ということですね。そのために「演技」が存在している。アニメーションにおいて「キャラクターの演技」をきちんと見せることを志向し、それを成功させているという点で、「ノエイン」は傑出した作品だと思います。
 この作品は、本当に素晴らしいですね。

 とはいえ。関係ないですが。今回、カラス、ユウ、ハルカの三人がシャングリラで休んでいた時の場面でギャグを描きたくなりました。
 …今度、描いてアップしちゃおうっとー。

・びんちょうタン(3月9日放送分)
 だんだん、この作品はなんだかすげぇ狂っているということが分かってきた気がします。
 なんか、すげぇよ。これ。
 動きの丁寧さや背景の美しさとか、なぜここまでする!?というあの感じはもう、キ○ガイじみているとしか…。勿論これは最大級の賛辞なわけですが。
 麻薬みたいな危ねー作品ですね。いや、すごい。

・REC(3月9日放送分)
 今回、赤が「おかえりなさい」という芝居で泣くところが良かったですね。
 「REC」は声優という職業を取り上げつつ、「芝居」「演技」というものについてきちんと目を向けているところが素晴らしいと思います。大きな括りで「役者」について語っている作品なんですよね。
 赤が泣くああいう話は、役者さんの話なんかではよく聞きますよね。今週更新分の音泉の「川上とも子のうさぎのみみたぶ」でとも子さんが演技について「自転車に乗る」ことの例えで語っていますが、そのことを思い出すエピソードでした。いや、あのとも子さんの話は良かったですよ。役者だけでなく、漫画を描く人間にも参考になる話だと思います。自分のことで言うと、同人誌で描いている「7days fuzz」の第六話の後編で、ある場面を描いている最中に泣いてしまう、という経験をしました。初めての経験で自分でもびっくりしたのですが、あれは自分でも大きな経験だったと思います。
 僕は役者ではないわけですが、ああやって赤が泣く場面では「あ。それはすごく分かる」と思って一緒になって涙を滲ませてしまいましたし、同時に「お。これは役者としては素晴らしい経験だよな」とも思いました。声を当てている声優さんは実際に新人さんということですが、赤と一緒に演技というものをどんどん会得していっているのでしょうね。今後の活躍が楽しみな役者さんですよね。
 短いながらもなかなかに見所のあるこの作品の今後も楽しみです。

・ソルティレイ(3月9日放送分)
 アクセラがちっちゃくて可愛い。
 ってまぁ、深刻な場面が多かったわけですが。そんなことが一番印象に残っております。
 でもやっぱり、セリカのビデオレターは泣かしますねぇ。
 あと、ロイがなんだか役立たずで、「あー。お父さんって、こういう感じかもしれねぇよなぁ」なんて思ってしまいました。どっかでかっちょいいところ見せて欲しいよなぁ。
 いろいろなエピソードがどんどん収斂していく様がなかなかダイナミックで見ていてわくわくしますね。続きが楽しみです。

・ケロロ軍曹(3月10日放送分)
 出番が少なくとも、やはり夏美が可愛かった。というかさりげにエロかったよね。ギリギリショット…嗚呼…。
 今回、絵コンテは笹木信作さんでしたね。たぶん、2回目だと思うんですけど。前回もなかなか狂った切れ味のコンテワークを見せてくれていましたが、今回もすげぇ切れ味だった!いいよ。すっげぇいいよ!ケロロはやっぱりテンションの高さが全てですよね。とはいえ、構成、見せ方の部分では非常にテクニカルで丁寧だったと思うし、「作家性」を感じさせる回でもあったようにも思います。今後も笹木さんコンテの回は注目ですね。
 劇場版、今日からかぁ。見に行きたいなぁ…。子供達にまみれて見るしかないか!

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