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2006年3月11日 (土)

土曜日~水曜日アニメ感想

 風邪のことをネットで調べたり、友人の一枚の銀貨さんから「抵抗力をつけるために消化のいいものを食べるべし」とアドバイスをもらったりして、対処をしてみて症状が少し良くなってきたように思います。
 なので、その勢いで「蟲師」「Fate stay night」「練馬大根ブラザーズ」「IGPX」のショート感想を書きたいと思います。でも、蟲師とIGPXの感想はあんまりショートじゃないですね。

・蟲師(3月4日放送分)
 とても良いラブストーリーでしたね!ゲストキャラの男と女が本当に結ばれる様はとても爽やかで心温まるものでした。
 今回も、蟲の存在はやはり「心の象徴」ともいうべきものであったように思います。
 男女関係に限らず、不信感を持って人に接していたら、やっぱり人は離れていってしまいますよね。
 男と女は、あとは男の気持ち次第で本当に結ばれる、というところまできていたのに、女を信じることができず、蟲によって宙を浮いてしまう女を柱に縛りつけてしまい、ギンコの言いつけである「お前だけは人として扱ってやれ」ということに逆らってしまったわけですね。

 男が、女が自分の思い通りにならないから、女を信じられずに物のように扱い、縛りつけてしまう。

 こういうことは、よくあることです。特に若い時には。でも、それは相手の人格を否定傷つけてしまうことでもある。
 そのことを象徴している物語であるように見える今回のお話で、ギンコが男を責めるところが印象的でした。
 女を失って打ちひしがれている男に対して、慰めの言葉もかけず、真っ先に「お前のせいだぞ」と叱るわけですね。最初それはとても厳しい態度に思えました。でも、男がしたことは女の人間性を否定し、その心を傷つけてしまったことなわけです。それを思うと、ギンコがあれだけ厳しい言葉をかけることは頷けるわけですね。
 やはり、そこは僕も男ですから、あの男の心情を「分かる」と思って見ていたところがありました。ふわふわ浮いてしまう女を「浮くな!」と言ってしまったり柱に縛りつけたり。それは、仕方ないよな、と。だから、ギンコが厳しい言葉を投げかけてきた時に「え?」となってしまっていました。
 でも、今回の物語が人が人を信じることを象徴していると気付いてから改めてギンコの態度を思い返してみると、それはそうか、当然だよなと思いました。

 でも、男の偉いところはちゃんと反省したことですね。
 やっぱり、そこは重要だと思いますよね。間違うことはある。人を信じられず、それにより傷つけてしまうこともある。でも、その自分の過ちに気付いたら反省して行動を改めることができる。
 男は思いっきり反省しましたね。
 だからその後の行動は今までとは打って変わって姿の見えない女をとことん信じて振る舞うことにしたわけですね。姿の見えない女と祝言を挙げ、一緒に暮らす。誰に何と言われようと、彼は自分の嫁を心から信じ続けて、それにより彼女は戻ってきて本当に結ばれました。

 今回のお話は男子は特によくよく心に留めておくべきエピソードかもしれません。
 人を信じなければ、人は離れていく。
 だけど、反省して行動や心を改めることはできる。
 それを見せてくれた男は、最後、可愛いお嫁さんととても幸せそうに暮らしていましたね。その姿はとても清々しく爽やかで、見ているこちらも心地良くなれるものでした。
 男子みんなでああいう幸せを目指したいものですね!

 しかしあれだよね。こうやって見ていると、ギンコもいつまでも人の面倒ばっか見てねぇで自分の方もなんとかしろよ!とか思っちゃうよね。

・Fate stay night(3月5日放送分)
 今回は戦闘メインで、主人公が女の子に囲まれて食事をするトキメキシーン(?)が無かったので残念でした。でもセイバーが可愛かったからいいか。遠坂嬢も何やら嫌味を言ってみたり。女達の火花が熱いですなぁ。次回予告では主人公(名前覚えていない)が舞太演じる少女に抱きつかれていたりしてたけど。また1人食卓に増えるのか?いっそ増えて欲しい。
 とはいえ、戦闘シーンも今後盛り上がっていきそうで楽しみですよね。

・練馬大根ブラザーズ(3月6日放送分)
 珍しく続きエピソードでしたね。「レンタルプリーズ」の歌のところでヒデキがいなかったのも初めてだったと思うし。なかなか新鮮な感じでしたね。
 しかし,今回はナベツネがモデルですか。毎回なかなかギリギリなネタを突っ込んできますよね。こういう笑いを歌と可愛いキャラクターとでさらっとやってくれるのがいいですよね。
 
・IGPX(3月8日放送分)
 エイミーの復帰話ということで、リハビリや退院のエピソードがあったわけですが、見ていて自分が入院していた時のことを思い出してしまいました。
 短いエピソードではあったんですが、テレビでああいうシーンを見て自分の入院時のことを思い出すことってけっこう少ないので、ちょっと驚きました。特別「リアルに入院シーンを描写している」っていう感じではなかったようには思うんですけど。でも、なんだか病院っぽい雰囲気は出ていたなぁ。何かどこか気をつけて描写しているところがあるんでしょうね。
 あ。病院っぽいとかっていうことよりも、エイミーが怪我をして、そこから復活しようとする描写が丁寧だったから、周囲の描写もリアリティをもって見れたのかも。
 本郷監督も怪我をしてリハビリしたりした経験があるんでしょうかね。
 エイミーはスポーツ選手だから、スポーツをする人間が怪我をした時の感じとかもよく出ていたように思います。
 やっぱり見ていて思い出したことがあって。僕は大学生の時空手をやっていたんですが、その時期にちょっと外科手術をして2〜3針縫うことがあって。その日も空手の稽古があるものだから、お医者さんに「今日空手の稽古があるんですが、出ていいですか?」と聞いたんですよ。そうしたら「ダメに決まっているでしょう!」と怒られてしまって。今にしてみれば当たり前のことなんですけど、その当時は「今日も稽古するぜ!」と思っていたもんだから「ダメ!」と言われてショックを受けたりしたんですよね。でも、スポーツをやっている時ってそうなるもんなんですよね。
 だからエイミーが医者の言うことなんか聞かないですぐにレースに復帰するところなんかは「あー。やっぱりそうしちゃうよね」と思いながら、自分の過去のことなんかも思い出しながら見ていました。
 そういう選手の心理面なんかも丁寧に描かれていて、見ていて本当に感心します。
 エイミーが怪我をして、心理的にもどん底を経験して、そこから「レースを楽しむ」という原点を思い出すことで心身ともに復活を遂げるプロセスなども丁寧でリアリティがあると思いました。そのプロセスはチームサトミの他のメンバーも同時期にそれぞれ経験していてそれぞれが苦しんでいて。その描写の仕方は物語構成の技術的な高さを感じさせてくれます。楽しく見れますし、また勉強になります。
 そうそう。そういうことでいうとヤマーの描写もそうですよね。
 契約解除直前のベテラン選手として意地を見せようと燃えている様子が、これも短い描写ではありましたが丁寧で、ぐっと来るものがありました。
 次回、ヤマーの格好いいところが見れそうで楽しみですね!

 ではでは今回の感想はここまでで。木曜金曜のアニメ感想はまた次回ということで!
 またです!!

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