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2006年4月17日 (月)

「ARIA THE NATURAL」第3話を観た。

 ARIA THE NATURALの第3話を観ましたので、感想でございます。
 やはり今期は脚本のメインは、吉田玲子さんから藤咲あゆなさんになったんでしょうかね。
 藤咲さんの脚本も非常に練り込まれていていいですよね。

 今回の「自然なもの」は重力、引力ということでしたね。
 これに引っ掛けて、男女が互いに惹かれ合うことを描写していたお話でした。
 とはいっても、基本的には藍華の片想いのお話なわけですが。

 それにしても、女性はこういうモチーフの使い方が上手いですよね!
 原作読んでも思ったし、今回のアニメでの描かれ方でもそう思いました。
 少女漫画とかたまに読んでも、何かの現象と恋愛とをリンクさせる描き方とか本当に上手くてびっくりすることがあります。
 女性にとっての恋愛っていうのは、血肉なんですね。それが無いと生きていけないっちゅぅくらいのものなんでしょうね。

 そういった部分を、脚本の藤咲氏はよくまとめていたと思いますし、斉藤千和さんの可愛らしい演技や渡辺明乃さんの含みを持った演技も非常に良かったように思います。
 原作読んでも思いましたが、アル君は藍華の気持ち分かってますよね。
 その辺、子供っぽい外見ながら実は年上っていう辺りが出ていて。「お。掌で転がしてるのか!?」っていう、ちょっと悪い感じというか侮れない感じがあって、恋愛の持つちょっとエロい感じがあっていいですよね。
 アル君、あれか。ちょいワルってやつか。

 ただ。
 そういう焦点の絞れているお話だったので、この回の演出は女性が担当しても良かったのかな、ともちょっと思いました。
 もっと思い切って少女漫画的な方に振っても面白かったかな、と。
 藍華がとにかく頬を赤くするだけ、という描写はちょっとボキャブラリーが乏しいかなぁって。
 いやでも。
 とはいえ。
 流星群の演出は良かったですね。
 最初のパソコン画面の流星とそこに重なるタイトルと、そこで流れてくるオープニングは最高でしたね。あれだけでなんだかもう涙が滲んでしまいました。
 つかもう。ARIAのオープニングもエンディングも、前期共々反則並みに泣かせてくれますよね。

 あ。そうそう。「恋愛」という「引力」がテーマだった今回、さり気に灯里もちょっと「あら!」と思わせるところがありましたよね。
 冒頭の、寒いことに文句を言う藍華に対して、浮き島を見上げて言う「私はアクアの方が好きだよ。気まぐれな子供みたいで」という場面。
 それは、「アクア」と言いつつも、暁のこととも受け取ることができる台詞で。灯里の女の子らしいところが感じられてなんだかドキっとしてしまいました。
 この場面があったから、流星群を見ている時に藍華とアル君を二人きりにする気遣いが、「友達の恋を応援する」姿としてより伝わってくるものになったのかもしれません。
 あ。そうか。その流れがあるから、アル君が振り向いて藍華に言う台詞が、すごく含みのあるものに感じられるという部分もあったのかもしれないですね。
 だから、冒頭の灯里が浮き島を見上げて前述の台詞を言うシーンは、本当によく作ったなと思いますよ。
 そこが「うわ!さすが女性!」と思うし、また藤咲氏の真骨頂なのかもしれないですね。
 よくよく練り込んで、その上でさり気ない台詞を非常に上手く挟んでくる脚本家さんだと思います。藤咲氏の脚本はまだ数本しか見ていないわけですが、かなり好きになりました。今後も楽しみな脚本家さんですよね。
 藤咲氏脚本、サトジュン絵コンテのコンビも是非見たいものです。

 今回のお話から受け取るメッセージですが。男子としてはやはり「目指せちょいワル」ということでしょうか。
 いやいやいや。
 惹かれ合う、ということは自然なことだから恋に臆病になることはない。ってな感じでしょうね。
 でも、自分を磨いて「心の質量」をでかくしておかないと、誰も惹かれてはくれないという厳しさもまた「NATURAL」かもしれませんね。

 はふー。それにしても灯里と暁のいい感じの話も見たいですねぇ。恋バナはやっぱりエロくっていいわぁ。潤うわぁ。は!!次回は郵便屋のおっちゃんとの話か!!!…おっちゃんとでもアリです。

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