「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話を見た。
おはようございます。だんちです。
TVKにて「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話を視聴したので、感想を書こうと思います。
いいお話でした。今回はハルヒの出番は少なく、SOS団4人の様子が描かれていましたね。その中でも有希を最後にフォーカスすることで、SOS団のキョン以外の3人が持つ寂寥感がにじみ出ていたようにも思います。
そしてまた、キョンがどういう子であるのかが、少し見えてきたようにも、思います。
今回、キョンのナレーションが多めで、しかもハルヒに対する悪態が今まで以上に具体的だったので、なんともとても可愛らしく感じました。すごく仲良く見えましたよね。
ハルヒもハルヒでキョンに遠慮なくぶーぶー言って、なんつかもう「夫婦か!お前らは!」っていう様子で。
アバンで、キョンが試験中眠っているハルヒの寝顔をちらりと盗み見て、「忌々しい!」と繰り返すところなど、「本当に思っていることとは逆のことをナレーションする」キョンの癖がまた出たのだと見えて、可愛くて仕方がありませんでした。
そういった感じで、ハルヒとキョンはもうすっかり仲良しに見え、今までの流れで描かれていた通りの状態だと思うわけですが。
そこで今回有希や古泉が、彼ら本来の能力を発揮し、本来の目的を遂行するところが初めて描かれました。
みくるに関しては、特に今回これといった能力は発揮しませんでしたけれども。有希や古泉が、ハルヒが引き起こす問題の解決に対してとても有能であることが分かりました(この辺、次回への伏線と見ることもできそうですね)。
とても有能だったため、事件はあっさりと解決しました。
だからこそ、事件そのものが重要なのではなく、それによって浮き彫りになってくる部分があったように思います。それが、ラストでキョンが有希に対して心の中で語りかけていたことですよね。
そして、それがあることで、事件が解決した後、古泉がキョンに嘆かれた時に言った「だから頑張っているんです」のところにも、有希と同じような古泉の寂寥感を感じられるように思えました。
宇宙人であるが故に、寂しい、というのが有希にあるのであれば、古泉だって超能力者であるが故の寂しさを持っているでしょう。
みくるにしたって、未来人であるが故に、男の子と付き合うことは絶対にできないわけだし。
そう思うと、試験期間で部活が中止であるにも関わらず、全員そろって集まっている姿が、「世界を崩壊させないため」という任務を遂行するためだけでなく、「そうしたいから、そうしている」というものであるように感じられました。
それが、キョンが有希について思ったことの中に出てきたキーワード、「一人でいるのが寂しいと思う」ということ、つまり「孤独」ということと繋がるのだと思います。
彼らは、それぞれ孤独を感じていて、SOS団に集っていることで、その孤独から救われていくことを感じているのかもしれません。
今回、そのことは有希に代表されて描かれたのだと思います。
「世界を救う」という目的をそれぞれ3人が持っているとして、ではその「世界」とは何なのか。
結局それは、一人一人が見ている「世界」であって、他の誰かが見ている「世界」ではない。だから、「世界を救う」ということと、「自分が救われる」ということは、限りなく、イコールなのだと思えます。
その「世界」は、それぞれがいる場所だとするならば、それはつまり、「SOS団」ということになります。
「SOS団」こそ、彼らの「世界」ということですね。
これは、言ってみれば、高校生にとっての「部活」の姿そのものですよね。極端な誇張はあるけれども、そこがあるから、その時自分が存在していられる。
事件を解決する時、ハルヒはいなかったけれども、制服姿の彼らが能力を駆使して戦っていた姿は、僕には「彼らの部活動」に見えました。ハルヒがいなかったからこそ、なおのことそう見えたようにも思います。戦う時、彼らは別の何かの所属になるのではなく、SOS団のままに見えた、ということですね。
それぞれ孤独を感じている彼らは、SOS団にいることで青春というものを感じているのかもしれないですね。それはおそらく、学生であれば卒業と同時に失われ思い出になってしまうように、彼らにとっても一過性のものではあるでしょうけれども。
でもそれは、彼らにとって本当にかけがえの無いものなのかもしれないですね。
ハルヒが望んで作ったSOS団。
それは、その希望によって集まった宇宙人、未来人、超能力者にとっても、望むべき場所になっているのかもしれません。そこには、やはり彼らの持っている孤独というものが透けて見えるようで、切なくもあり、またSOS団があって良かったよね、という気持ちにもなります。
彼らの青春が、彼らにとって宝物となることを、願う気持ちになる今回のお話でした。
さて。
前回の感想で、僕は「孤独」というキーワードを使ったことについて、今、ちょっぴり誇らしい気持ちを持っています。
ただ、それは「ハルヒの孤独」として語ったことではありました。
今回キョンが思った「孤独」は有希に対してです。
その言い回しは「やはり、お前にもあるのだろうか。一人でいるのが寂しいと思うことが」というものでした。
これは、一般論的な言い回しだとも受け取れます。でも、その前の「俺達を巻き込んだのは、お前の希望だったのか?」の部分があることで、受け止め方が違ってくるように思います。
というのは、この「希望する」ことで周囲を巻き込むことは、ここまで「ハルヒの特性」としてずっと語られてきていたからです。
つまり、キョンの言葉はこう補完することができるのではないでしょうか。
「俺たちを巻き込んだのは、ハルヒと同じように、お前の希望だったのか?」
と。
そうなってくると、最後の言葉も補完できるのだと思います。
「やはり、お前にもあるのだろうか。ハルヒと同じように、一人でいるのが寂しいと思うことが」
と。
僕は、そう受け止めました。
だから、「やっぱり、ハルヒは孤独に苦しむ少女なんだな」と思ったし、だからこそ、同じように孤独を抱えるSOS団のみんなが、彼女にシンパシーを持って彼女を助けようとするのだろう、とも思いました。
では、キョンはどうなのか?
彼は、おそらく孤独ではないでしょう。
でも、今回有希に対してその孤独に思いを馳せているところで、彼の一つの特徴が明らかになってきたように思います。
それは、キョンは「優しい子」である、というところです。
彼は、宇宙人である有希の境遇に、ある種の憐憫の情を抱いていました。呪文を唱えて訳の分からない能力を持っている有希を、「気味が悪い」と遠ざけることもできるでしょうけど、彼はそうはしない。むしろ、彼女の境遇に思いを至らせることができます。
それを見て、「あ。この子は優しいんだ」と思いました。
優しいから、ハルヒのSOSに対して応えたのでしょうね。話し掛けて、彼女を孤独の闇から救い出すきっかけを与えた。
優しいから、文句を垂れていたって部室に来るし、ハルヒと行動を共にする。ニュアンスはだいぶ違いますが、ハルヒから「一緒に部活をやろうよ」と誘われたわけですからね。優しい彼は「うん。いいよ」となるわけですね(これもだいぶニュアンスが違いますが。現象として、ということですね)。
その優しい彼の様子は、みくるに対する態度にも顕著に表れていると言えるかもしれません。
そして、その優しい彼だからこそ、ハルヒに対して正面切って悪態をつくところに、いかにハルヒに心を開いているか、ハルヒに気を許しているか、を見ることができるのかもしれません。
次回、(すっかり無いと思い込んでいた)「孤島症候群」の後編ですが、ここで、キョンの持っている優しさがもっと前面に出して描かれることになるのではないでしょうか。
そして、同時にハルヒの孤独についても、何か描かれるのかもしれませんね。
寂しさを怖がる女の子らしいハルヒが。そうそう。毎回オープニングで気になっている「ピアノを弾くハルヒ」にその「普通の女の子ハルヒ」を見ることができるのかもしれないですよね。
今回、彼女が望んだことは、SOS団のホームページのアクセス数が増えることで、それは彼女の知らないところで事件を引き起こしつつも、叶えられました。
彼女は自分が描いたロゴの力だと信じていて、まぁそれはそれで正解なわけですが、でも、今回の様子を野球の時と重ね合わせることもできるのかなぁとも、ちょっと思いました。
野球の時は「キョンが4番になって、自分の前で活躍すること」を望んでいて。それが叶えられないと、彼女はチアガールになってキョンを応援することで叶えようとするわけですね。
それと、今回のことを重ねるとしたらば、「キョンが作ったホームページに沢山のアクセスがあること」を望んで、それが叶えられないと、「ロゴを作って応援しようとした」なんてなことが言えるのかもしれません。だから「もういいわ!私がやる!」とはならないのかな、って。
そう考えると、無茶苦茶可愛いですよね。
キョンが作ったホームページを何度も何度も見て、アクセスが増えないかなぁと思っているハルヒというのが。
と、いうことは、結局はハルヒが望んでいることはキョンが格好良く活躍するところっていうことなのかもしれないですね。
ハルヒにとってキョンは「白馬の王子様」なわけだから。「お姫様」である自分が活躍することなんて、実際は望まないのかもしれないですね。
ということは。優しい男の子と、それに甘える孤独な女の子、という構図なわけですか。うはー。か…可愛い!キョンもハルヒもすっげぇキュートですね。たまりません。とっととくっつけよまったくもー。
その辺りも、今後どのように描かれていくのかとても楽しみです。
ここまで来て、だいぶ情報が出揃ってきたように思います。その情報の提示のされ方、そこから描かれる流れのことなども、また改めて整理してみたいとも思いますが、まずは今回はこの辺にしたいと思います。
相変わらず長々と書いてしまいましたが、お読み下さってありがとうございます。
それでは、またです!!
(17日に感想を補足しました!!「『涼宮ハルヒの憂鬱』第7話感想その2!ハルヒ可愛いポイント増強補足!」も是非ご覧下さい。)
| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話を見た。:
» 涼宮ハルヒの憂鬱を観る [うにゃ丼亭]
「長門、やはりお前にもあるのだろうか?独りでいるのは寂しい、と思う事が」
キョンは、有希さんの事を良く見ているんですよね
5話で有希さんが語った内容により(ハルヒは情報統合思念体に目をつけられており、またそのハルヒに目をつけられている人物、キョン、はトンデモない事に巻き込まれる可能性が高い)、キョンは有希さんと秘密を共有する立場になりました
そこには、ある種の共犯者的な間柄、そして(表面上はともかく)親密な意味合いが加味される事となります
つまり、有希さんはキョンに秘密を打ち... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 07:18
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 [Todasoft Blog]
第7話「ミステリックサイン」 SOS団のTOPページに飾るシンボルマークを作成す... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 07:49
» 孤島症候群(前編) [Old Dancer's BLOG]
珍しく、ちょっと賭けてみたんだよね。大勢(たいせい)が「どーせ次は後編やんないんでしょ?」って状況の中でね、あえてここは「逆の逆」を行って、翌週は後編に違いない!とね、弱いくじ運を最大限にかき集めてえいっ!とね、全部はってみたのよ。さあ、その一世一代のBetの結果や如何に!
ハ「次回!涼宮ハルヒの憂鬱第8話!!」
キ「って、解決編しないの?!Σ(゚Д゚;)」
……負けた。orz 完膚無きまでに負けた。うぇ、罰ゲームに缶ジュース買ってくるっすか。ええと、フルーツ果... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 08:27
» ★涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「「ミステリックサイン」 [48億の個人的な妄想]
【公式】ふもっふ!セカンドレイド!京アニ繋がりの小ネタに爆笑(笑)…芸が細かいよ [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 10:01
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第七話「ミステリックサイン」 [無常なる理想郷]
涼宮ハルヒの憂鬱谷川 流 いとう のいぢ 角川書店 2003-06by G-Tools無駄にクォリティが高く、無駄にネタ色の強い回。今回のハルヒを一文でまとめるとこんなカンジでしょうか?ハルヒの世界の上での重要な一話。これで、有希も主役街道(何 ... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 10:32
» 【涼宮ハルヒの憂鬱】第7話「ミステリックサイン」感想 [鴎の行くままに 〜とあるTRPG者の呟き〜]
【涼宮ハルヒの憂鬱 オフィシャルサイト】
Aの魔法陣ルールブック(著:芝村裕吏/アルファシステム)
Aマホって、涼宮ハルヒ出来るよなぁ。
たぶん完璧に出来ると思う。理由は後で語ります。
というわけでどうも、「冒険でしょでしょ?」を着信音にしたら、
携帯が....... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 11:41
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 [孤狼Nachtwanderung]
第7話「ミステリックサイン」
巨大カマドウマが襲ってきた!!!
部長はアノ事を相当根に持っているらしい。。。
古泉と有希の攻撃!
巨大カマドウマはダメージをくらった!
カナブンがきずのてあてをしてくれた!
巨大カマドウマのHPは20%回復した!
再び古泉と有... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 12:12
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話 「ミステリックサイン」 [垂れっ流しジャーマン]
エ、エスパー伊東?!
話は戻って、学校は七月…
ハルヒの鬱は、キョンにバトンタッチ。
試験中、さっさと問題を終え寝息を立てるハルヒ。
いまいましい!ああ、いまいましい!いまいましい!... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 14:22
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 「ミステリック・サイン」 [ぷらすまいなす研究所 〜in the azure〜]
相変わらず作画クオリティも高いし、話も面白い。
『ハルヒ』は今期の中でも大当たりの域に達してますね。ということで、正式にカテゴリーを作ってしまいました。
あとついでにEDテーマ第5位(ウィークリー)おめでとうございます。
涼宮ハルヒの憂鬱谷川 流 いとう のい...... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 15:05
» 涼宮ハルヒの憂鬱 #7 [Frame_Tears_Another]
今週は来週の続きの後編ではなく、また新しい話。 といわけで今週は「ミステリックサイン」 ... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 15:55
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 『ミステリックサイン』 [ティンカーベルをください]
ワケ分かんなかったけど
古泉と有希がかっこよかったので
オールOKでつ w
今回の話は、前回放送された話の前に入る部分でいいんですよ、ね?
※ネタバレあり〜 [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 17:05
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 [パズライズ日記]
「この部屋の内部に、局地的非侵食性融合維持空間が、制限モードで単独発生している。」
相変わらずも難解な単語を羅列するか黙っているかのどちらかしかない長門有希。
実は寂しいのかもしれなかったりするみたいですが、とりあえず最後のシーンは可愛いというかカッコ....... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 17:28
» 涼宮ハルヒの憂鬱 - ミステリックサイン [JUNK KOLLEKTER]
涼宮ハルヒの憂鬱 7話
とりあえず冒頭のハルヒの寝顔でお腹一杯になった。
天才肌というか、傍若無人というか、何も恐れるモノはないというか。
そんな人の寝�... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 18:56
» 涼宮ハルヒの憂鬱 07話 「ミステリックサイン」 [Every day absorbed in hobby...]
このアニメのEDテーマ「ハレ晴レユカイ」がなんと5月12日付けオリコンチャートシングル2位!?!?!?!?・・・あー、ついにここまで来たかぁ。出来ればあと2週くらいはチャート内に残って欲しいですね。皆も「ハレ晴レユカイ」を買おう!(笑)
さてさてハルヒ7話。前回....... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 18:58
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話 「ミステリックサイン」 [アカ乙ブログ]
今回はキョンの司会兼つっこみが冴えてる回だった。
そしてどんな回だったかと言うと有希ですよ有希。
もうなんでもいいからイヤッホォォォォオ!!(落ち着け
涼宮ハルヒの動揺谷川 [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 20:35
» 『涼宮ハルヒの憂鬱』#7感想 [アニメ卍日記(仮)参番館]
涼宮ハルヒの退屈
『涼宮ハルヒの憂鬱』#7「ミステリックサイン」
カマドウマの話
原作ではあっさり終わったアクションシーンが最高に凄かった。ああ、こんなクオリティがあるのに「消失」がないかも知れないなんて。悔しい。
依頼。コンピ研部長が行方不明で喜....... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 20:36
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話「ミステリックサイン」 [布達の橋]
評価:★★★★★[公式サイト]
ハルヒがみくるの写真をキョンに撮らせてたのって、サイトの広告塔代わりにしようとしてたのねw
ハルヒが作成したSOS団のロゴ。そこから事件は始まっていたわけで。
一見100キロバイトくらいのそのロゴは実は436ぺタ(千兆)バイトという....... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 20:49
» ミステリックサイン [Old Dancer's BLOG]
キョン「ATフィ ラムダドライバかっ!
だがアレはっ!アレはっ!!」
涼宮ハルヒの憂鬱 The Second Raid
Scene08「デザート・グルーヴ」
……なーんちゃってナァ?(声を裏返しながら)... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 21:29
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 「ミステリックサイン」 [リリカルマジカル]
[[attached(1)]]
ハルヒの寝顔はいいよ^^
なんだかんだいって、ハルヒって頭いいんですね。
[[attached(2)]]
SOS団のエンブレム・・・ さすがハルヒ、斬新なデザインです。
サイトのアクセスカウンタは二桁、みくるちゃんの写真があれば凄い数になるだろうに。
命令しつつ、「言われたことをやってるだけでは進歩がない」なんて矛盾してるとこがハルヒらしいw
後日、エンブレムがゆがんでいてカウンターがぶっ飛んでいた。
サイバーテロを疑うハルヒ、「見..... [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 21:41
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」 [ぬる〜いアニメの日々 Second Season]
今日の話は正直あまり期待していなかったのですが、いつものハルヒと違う雰囲気だったり、初めて異空間の描写があったりして、かなり楽しめました。
相変わらず唐突だけど。
◎ [続きを読む]
受信: 2006年5月16日 (火) 23:17
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」 [空の空]
個人的には長門の回だったんじゃないかと思う第7話。
「ふもっふ!」とか「セカンドレイド!」とか違うアニメの単語が聞こえたのは気のせいだよね?
長門のバリアはどう見てもラムダ・ドライバですありがとうございますw
?公式
より
今回はこのシンボルマークが... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 00:02
» 涼宮ハルヒの憂鬱 「ミステリックサイン」 [自由で気ままに 〜L'ala di libertài〜]
殺人事件からまた戻った物語
今回は何をしてくれるんでしょう
[続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 01:53
» [涼宮ハルヒの憂鬱]第7話 ミステリックサイン [もえろぐ]
「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話です。
さぁ、ついに出来上がりましたSOS団のシンボル!
しっかしまぁ・・ハルヒのセンスってものがどうにも理解できない・・w
みくるちゃんのエロ画像がキョンによって使用禁止になったので
アクセスカウンタが3桁にも達してない
本当にしょーもないSOS団公式サイト。
そこの活性化のためにハルヒの作ったシンボルを掲載するってわけです。
みくるちゃんのエロ画像があれば
そりゃもう爆発的にアクセス数は増えるんだろうなぁ・・w
ハルヒや有希のエロ画像でもいいけど・... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 02:25
» (アニメ) 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」 [萌え喫茶]
SOS団は活動内容も定まっていないのに、試験中も休みなしですか・・・キョンも大変だなぁ他のメンバーは余裕で試験クリアしてるイメージがありますしね(笑
今回も付いていくのがやっとでした....... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 03:02
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話 [King Of ヘタレ日記]
■涼宮ハルヒの憂鬱■
[続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 03:44
» 涼宮ハルヒの憂鬱第7話 [升田式ぶろぐ スカッとゴルフ パンヤなどのブログ]
涼宮ハルヒの憂鬱第7話「ミステリックサイン」をみました。
今回の話はキョンが作ったSOS団の広報ちらしによって喜緑さんが事件の依頼をしてきます。
その依頼内容や解決方法などからキョンは長門有希に対して違和感を覚えていくわけですが・・・。
さてさて、今回も話が飛びました。
しかし次週予告から次の話が孤島症候群(後編)である事が判明。
正直前回のブログ記事では「ここで話が飛ぶのはどうなのよ!」と書きましたが、実際にやってみるとなるほどなるほど。
つまり今までの流れを総括していくと... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 06:26
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 『ミステリックサイン』 感想とか [りせっとはかく語りき]
以外に難しい、、、
今回の出来事の原因、ハルヒが描いたSOS団シンボルマーク
自分も描いてみた
マウスだと以外にムズな
ちなみにオリジナルは約436ペタバイトもあるのでUPはムリ [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 07:09
» 涼宮ハルヒの憂鬱 #7 [多忙天使]
ミステリックサイン!今回も鯖煮の独断と偏見と変態的注釈&キャプチャ画像にて#7を [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 09:50
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 「ミステリックサイン」(アニメ感想) [電脳羅針盤]
この作品は8割がキョンの台詞で構成されてる気がする…一人だけ仕事量が飛びぬけてますよね(`・ω・´) SOS団の活動内容はよろず屋だったのか…ちょっと銀さん!仕事はどうしたんですかw(注:声優ネタ
... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 11:17
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」 [火焔の剣]
今回は8話に当たる話。
なんかもうこのややこしさに突っ込むのは疲れたのでやめます。(何
たとえ試験期間中でも休みのないSOS団。
キョンはハルヒにSOS団のエンブレムを描いたからトップページに載せろといわれる。
仕方なくそれをアップするキョン。
テストが終... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 13:13
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 トラバのフィルタにかかるの覚悟で叫びますw(マテ [〜気まぐれ人間の日常〜]
もう、毎度同じです。
叫びます叫びますw(ぉぃ
すげえええええええええええええええwwwwwwwwwwwwwwwwww
わあわわあああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
マジハルヒはおもろいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぶああえあwwっわああああああああああああああああああああああああああああああああ
あと省略、たぶん1000文字ぐらい叫んでる(ぉぃ
とにかくとにかくううううう!!!!... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 18:08
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」 [パプリカのアニメ鑑賞よた話]
涼宮ハルヒの憂鬱 オフィシャルサイト
アニメ・パプリカ
今回は、野球大会の後のエピソード。
野球大会参加後、特に面白いことも無く、ハルヒのストレスはMAXらしく、キョンに当り散らしている。
好意的に取れば、キョンに甘えているのだけど、何せ言葉がきつい...... [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 18:52
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話 「ミステリックサイン」 [神速の錬金術師の更なる練成〜三位合体〜]
この最近BLOOD+の雲行きが怪しいため現在話題になっているハルヒの感想を [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 21:40
» 涼宮ハルヒの憂鬱第7話「ミステリック・サイン」 [腐麗蝶の柩]
長門はういわぁv
↑をクリックすると拡大表示します
カマドウマァアア!!!
こいつは蝶苦手どす…ドラス(*注1)はかっこよかったけど…
それにしても京都アニメーションのセルフパロ [続きを読む]
受信: 2006年5月17日 (水) 23:01
» (アニメ感想) 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 「ミステリックサイン」 [ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人]
涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版
試験期間中も、部の活動を続けるSOS団。一向にアクセス数が増えないSOS団のホームページに業を煮やしたハルヒは、自らSOS団のエンブレムを作成、キョンにそれをHPのトップページに貼り付けるよう命令し....... [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 00:15
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話 「ミステリックサイン」 [ゆうろの深夜アニメ!]
今週のハルヒです。
いやーこのアニメそうとう人気があるんで何書こうか迷うくらいです。
だってもーみんな見てるからストーリー書いても・・・^^;
と、四の五の言わずに書きなさい!と、いわれそーなのでがんばりまつ!^^;
とりあえずSOS団のHPがバグって その原因がハルヒで引き金で
p研の部長が行方不明で んでその部長の彼女?(なのか?)が探してくれと依頼してくる。
うわさに聞くハッカーと�... [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 10:26
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 ミステリックサイン [PEN:PENの雲外蒼天]
季節は夏、キョンによるとテストの最中いつも決まって授業が終わる30分前には後ろ [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 11:43
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 「ミステリックサイン」 [恋華(れんか)]
涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 「ミステリックサイン」 長門の陰謀・画策??? [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 14:21
» 涼宮ハルヒの憂鬱第七話「ミステリックサイン」 [月桂樹]
テスト期間中のようです。 キョンはまったく出来ていないようです。 SOS団のエンブレムはフォトショップ?で作成。 みくるのエロ画像で人を呼ぼうと思った!? [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 19:37
» カナブンがきずのてあてをしてくれた! - 『涼宮ハルヒの憂鬱』 - #7「ミステリックサイン」 [Syu's quiz blog]
『涼宮ハルヒの憂鬱』 - #7「ミステリックサイン」 開始早々、七夕がどうとか... [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 22:43
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話 ふも!ふもふもふもー!! [―SEED・エスカフローネに愛を注ぐ―]
「ふんんもっふ!!」
「セカンドレイっ!」
涼宮ハルヒの憂鬱が京アニアレンジ(角川・富士見風味)された一場面でした。
いやはや、イツキがなんて言ったのか、一発目でわかるかよコンチクショー
フルメタは好きだぞ。
好きだが、わから... [続きを読む]
受信: 2006年5月18日 (木) 23:26
» 涼宮ハルヒの憂鬱 7話「ミステリックサイン」 [こころに いつも しばいぬ]
ハルヒが作成したSOS団のロゴが全てのきっかけ。 [続きを読む]
受信: 2006年5月19日 (金) 00:57
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」 [シバッチの世間話]
涼宮ハルヒの憂鬱
朝比奈ミクルの冒険
Episode00 限定版うわっ、ハルヒの寝顔が可愛いぜ。
いいなぁ・・・
SOS団のエンブレム完成〜〜。
って、凄い模様ですな(笑)
それにケチつけてるキョンの態度に腹を立ててるハルヒが可愛いんだまた。
不機嫌そうな顔が....... [続きを読む]
受信: 2006年5月19日 (金) 09:54
» 『涼宮ハルヒの憂鬱 第07話 「ミステリックサイン」』 [ひろしのアニオタ日記]
『文学美少女は好きですか〜?』 原作未 [続きを読む]
受信: 2006年5月19日 (金) 21:54
» 涼宮ハルヒの憂鬱 第07話「ミステリックサイン」 [AGAS〜アーガス〜]
[[attached(1,left)]]な、なんとSOS団には休みという物がないらしい
がっこうで萬相談していると訪問者、喜緑江美里がやってきた
とつぜんの訪問で驚いたが、初仕事という事でP研部長捜索に乗り出す。
ゆきと古泉曰く、部長の部屋は閉鎖空間に似ているらしい。
きたくしたハルヒを確認、4人で部長を捜索&発見する事に成功した。
===== 発端 =====
[[attached(2)]]
何もやることが無く、ただ待機中のメイドみくるがカワイス。
[[attached(3..... [続きを読む]
受信: 2006年5月21日 (日) 05:57
» [アニメ]それが世界の選択である [るつぼ]
ハルヒ7話のミスティックサインについて。 まあ、感想というか今回のハルヒ可愛いよハルヒ要素については、だんちさんの 「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話を見た。 「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話感想その2!ハルヒ可愛いポイント増強補足! で述べられているので、わたしとしては何も... [続きを読む]
受信: 2006年5月21日 (日) 22:02
コメント
こんばんわ~。朝起きて慌ててトラックバックだけ打って出勤したのに、帰ってきてみたら先週分のTBだったことに気が付いてがっくしなてりぃです~。この前と同じことをやっちまったような…。申し訳ないッス。orz
「ハルヒと同じように」という部分、またもやられた!って感じでした。そこまで肉薄できなかった自分の不明を悔やみつつ、だんちさんらしい「キャラへの思い」に満ちたレビューを楽しく読ませていただきましたよ。お互いに微妙に視点が異なるんで、毎週新たな発見があって嬉しい限りです。
恐ろしいことにこの番組、まだ半分なんですよね…。この先、どのようなテンションの上がり方をするやら、楽しみなような怖いような、です。原作を読んだ時には感じなかったような、とんでもない泣かせ方をしてくるような予感がするんですよ。来たるべき悶絶の日々を待ちこがれて行きましょう。
投稿: てりぃ | 2006年5月16日 (火) 22:02
おはようございます。いつもコメント&TBありがとうございmす!
今週の記事を改めてTBしていただけて良かったです^^
せっかく書いた記事ですからね。
もし気がつかれないようならお知らせしなければ、と思っていました。
でも、だいぶお疲れなんじゃないですか?大丈夫ですか?
本編を見てから、朝一でてりぃさんの記事を読むのを毎週楽しみにしていますが、無理なさらないで下さいね。
「キャラへの思い」に満ちている、との評価、すごく嬉しいです!
なんかもう、すっかり彼らが実際に生きて生活していて、心を持っているように思えて仕方がないです。
だから、彼らを一緒になって愛してくれるてりぃさんの存在をとても心強く思っています^^
視点の違いは、僕も面白いと思っています。
いつもてりぃさんは僕では見れないところ、気がつかないところを記事にされていて、僕も毎週新しい発見をさせていただいています。
あと半分のこの先、すごく楽しみですね。いや絶対泣かせてきますよ!間違いない!というか僕は今すぐでも泣けます!
…すいません。先走りました^^;
共々に悶絶し、乱れまくる日々が僕も今からとても楽しみです!
投稿: だんち | 2006年5月17日 (水) 04:59
始めまして~。自分もTVKでハルヒを見ております。
始まる前は「あ~~ハルヒのアニメがやるんだ~小説は一応全部読んでたしアニメも見てみるか~。ストーリーの細かい内容は忘れてるけど、アニメでおさらいだな~」なんて軽い気持ちでいましたが、実際に見てみるとクオリティが高くてグイグイと引き込まれてしまいました。
小説の方ではグイグイ引きこまれるというよりも、惰性で読んでいたといった感じだったのですが(汗)
しかし、物凄く細かく考察しておりますねぇ。だんちさんのキャラに対する愛情がヒシヒシと感じられる文章で好感が持てました。
特に考え方が自分とかなり方向性が違っていたので、ふむふむなるほど、そういう考え方もあるのかと再認識させていただきました。
記事も気に入ったのでトラックバックさせてもらいました。
また今後の記事も楽しみに読ませてもらいますね。
投稿: だいぢん | 2006年5月17日 (水) 06:35
だいぢんさん。はじめまして。
コメント&TBありがとうございます!
同じTVK視聴ですか!親近感を持ってしまいます^^
グイグイ引き込まれますよね。僕は小説は読んでいないので、小説を読むとどんな感じなのかは分かりませんが、アニメが終わったら原作も入手して楽しみたいと思っています。
記事を気に入ってもらえて嬉しいです。
だいぢんさんの記事も読ませていただきました。
確かに、考え方の方向性がかなり違いますね。
でも、自分の視点を明確にして書かれている記事で、読んでいて「なるほど。そういう風にも見れるのか」と感じて、とても面白かったです^^
キャラへの愛情を感じて下さったとのこと、ありがとうございます。
でも、まだ吐き出し足りていません(笑)
この作品を見ていると、自分の中の「切ないスイッチ」が入ってしまうみたいで、どうしても切ない方向へと見てしまいます。
そんな感じでこれからも書いていくと思いますが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!
投稿: だんち | 2006年5月17日 (水) 13:38
はじめまして。
細やかな所まで見てますねぇ。そのキャラ愛を
一割でも分けてもらいたいものです。
なんかもう、見過ごしてるところを補完してもらって、
記事だけでお腹いっぱい。ニヤケ顔が止まりません(笑)
萌え死にそう…
孤島症候群(後編)の記事も期待してます。
投稿: なかう | 2006年5月17日 (水) 19:28
なかうさん。はじめまして。コメントありがとうございます!
キャラ愛、どうぞもらっていって下さい。
溢れ過ぎて減りそうにないので^^
記事を楽しんでいただいて、見過ごしているところの補完に役立てていただけて嬉しいです。
どうぞ存分に萌え死んで下さい♪
そしてまた、生き返ったら本編を見て、共々に何度も死にましょう♪^^
次回の記事も頑張りますね!
投稿: だんち | 2006年5月18日 (木) 03:12
おはようございます。mementoです。またコメントを送らせていただきます。
今回はだんちさんのおっしゃるように、有希の、ひいてはSOS団のメンバーの孤独に焦点が当てられたエピソードだったと思います。そしてその孤独に思い至ることのできるキョンは、やはりおっしゃる通り、優しい子ですね。
ところで、2話の冒頭ではキョンの、「昔は宇宙人や未来人、超能力者がいると信じていたし、いてほしいと願っていたけど、大人になるにつれてそうした願いを忘れた」というようなモノローグがありましたが、今回の最後にふと、僕はこれを思い出していました。
キョンの優しさは、一種の後ろめたさのようなものを含んでいるんじゃないでしょうか?
つまり、キョンにとっては有希やみくる、一樹のような存在は、かつてはとても大切なものだったのに、まともで常識的な大人になるためにそれらを自分の中から切り捨てたという思いが、心のどこかにあるんじゃないかと。彼らはみんな、「まともで常識的な」世界においてはアウトサイダーであり、そうであるが故に孤独にならざるを得ないんですが、彼らをアウトサイダーにしてしまったのは自分なんじゃないか、と、キョンは無意識のうちに思っているのかもしれません。だからこそ、有希の孤独に気づき、またそれを見過ごさなかったのではないでしょうか(といって、無闇に暴き立てることもしませんでした)。
一方、彼らを切り捨てなかったのがハルヒで、だからある意味ではキョンとハルヒは同じ人間のようにも思えます。キョンにとっての「こうであったかもしれない自分」であるハルヒは、同時に一種の理想像でもあるのでしょう。なんだかんだいいつつもハルヒに協力しているのは(また、惹かれるのは)、根っこの部分で共通する部分があり、同じ願いを持っていると、彼が知っているからだと思います。
…と、ここまで書いて思ったんですが、逆かな? ハルヒの「願いを叶える能力」というのは、もともとキョンの願いを叶えるために備わったものなのかも? というか、そもそもハルヒの一番の願いとは、「キョンの願いが叶いますように」ってことでは? 実際、宇宙人、未来人、超能力者が身の回りにいる今の状況は、かつてキョンが願ったことだし、しかもハルヒと違って彼は、それを知る立場にあるのだし。
「SOS団」を強く望んだのは、ハルヒよりキョンだったんじゃ? だとすると彼はもの凄く幸せな奴ですね。なぜかそう見えないのが不思議ですが。
でも、アウトサイダーたちの「幸せサークル」であるSOS団にも、やっぱりいずれは別れのときがくるわけで…。アウトサイダーだけに、別れはきっと永久のものでしょう。まだ原作は継続中だそうだから、そこまでアニメで描かれることはないでしょうけど、もし描かれれば確実に泣かされそうです。
では、この辺で。
投稿: memento | 2006年5月18日 (木) 05:48
mementoさん。おはようございます。コメントありがとうございます!
コメントを読んでいて、「なるほど!」と思うことしきりです。
ハルヒの能力が実はキョンの願いを叶えるため、という考察は「おぉ!!」と思いました。確かにそういう見方でもできますよね。
気がつくと、キョンの周りに宇宙人や未来人、超能力者が集っているわけですからね。
しかも「自分を思ってくれるキュートな女の子」まで^^
その地位を他の誰にも譲らないのがハルヒだとしたらば、それもまたものすごく可愛いですよね。
そう考えると、なんだかだんだん筒井康隆の「エディプスの恋人」のような感じになってきますね。
ハルヒとキョンが同じ種類の人間である、というのは僕もそう思います。ハルヒはキョンが失ったものを持っている少女だ、という風に見ています。
第2話冒頭のモノローグに関しては、僕は今のところキョンの性格を明示するものだと受け取っています。
つまり、本当は心の底では宇宙人なんかを「いて欲しい」と思っているんだけど、それを「いるわけねぇ。でもちょっといて欲しい。みたいな」というような、素直じゃない、または時には引っくり返した言い回しをする、そういう少年である、と。
だから、素直じゃないこのモノローグの後にハルヒの印象をずっと彼は語って、ハルヒに対してずっと、言葉通りに受け取ると好意的とは思えないようなモノローグを繰り返していながら、彼の目はハルヒを追い続けているという流れの意味が伝わってくるのだと思っています。
つまり、彼がハルヒに恋に落ちていることを表現するためのモノローグである、と。現時点で僕は考えています。
だから、彼が有希の孤独に気づいたのは、同じように、ハルヒが孤独の寂しさでもって周囲を巻き込んだことが、抜かされたエピソードであったからだ、と推測しています。
あ。ちょっと僕も書いていて思うことが出てきました。
キョンが実はとても素直は子だ、と見た場合。彼の優しさは相手を受け入れ相手に素直に心を開いているからだ、と見ることができるかもしれません。
そうなると、今回有希に対して優しい心でもって彼女の境遇に思いを至らせているのは、彼がハルヒに対して心を開いて受け入れているように、有希達に対しても心を開いて受け入れているから、と見れるかもしれません。
つまり、キョンは既に彼らに対して友情を感じている、と。
そう思うと、ますます彼らの「部活動」がとても楽しいものに感じられます。
彼らの別れは、想像するととても切なくなりますね。
なんだか、「望む」こととか「反対のことを言う」とか、書いていてそういうキーワードを使っていることもあって、ついついドラえもんが帰って行ってしまった時ののび太のことなんかを思い出してしまいます^^;
この物語がどうなっていくのか、楽しみですよね。
ついつい刺激を受けて長々としてお返事になってしまいました。すいません。
でも、こうやって刺激を受けて語り合うのはとても楽しいです。これからも作品を楽しんで、いろいろと語り合っていきたいですね!
投稿: だんち | 2006年5月18日 (木) 08:07