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2006年6月25日 (日)

「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話ライブシーンのドラム描写(掲示板のたこーすけさんの書き込みより)

 こんばんは。だんちです。
 掲示板にて「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話のライブシーンについて、ドラマーであるたこーすけさんがドラム演奏描写について克明に分析して書き込んで下さいました。
 作中のバンドに対して「ミュージシャン」としての共感と敬意、そして音楽に対する溢れる程の愛情を持って書き込まれた文章に、とても感動しました。是非多くの方に読んでいただきたいので、ブログの方にも掲載させていただくことにいたしました。
 どうぞお読み下さい。

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こんばんは。たこーすけです。

「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話のライブシーンの中で、ドラムのカット、ドラムが映りこむカットは全部で14ケ所あります。
以下、その詳細を解析していきたいと思います。とても、とても、長いです(笑)。

God knows...が始まる直前、ハルヒがOKサインでうなずくところを0:00とします。

まずはGod knows...


カット1(0:01)イントロに入るところ:

曲アタマのキッカケのフィルインです。手順、タイミング、共に完璧です。素晴らしい。しかも、次のカット、正面全景において、向かって右のクラッシュシンバルを打ちにいった瑞樹ちゃんの体が戻っていくのが、曲が始まり正面を振り返るハルヒの体と交錯します。これは、震えた。


カット2(0:51)サビ前 Bメロの7小節目1拍目アタマから8小節目が終わるまで(on the lonely rail):

1小節8ビートパターンを刻んで、サビ前のフィルインです。ここは、ちょっと難しいので後述にします。


カット3(1:16)サビ2コーラス目の6小節目4拍目ウラから8小節目4拍目オモテまで(重なるよ いま ふたりに):

全員遠景です。後ろで瑞樹ちゃんも動いています。右手でハイハットを刻んでいます。8分音符で16回。ここは全てダウンストロークですね。完璧です。


カット4(1:37)ブリッジ2コーラス目の1小節目4拍目ウラから3小節目1拍目オモテまで(淡い夢の 美しさ):

ハイハットのアップです。8分音符で刻みます。スティックの影が嬉しいですね。でも、驚くところはそこではありません。8分の刻みなのに左手もハイハットにきているのは、16分ウラ(ウラウラ)もいれることがあるからです。実際、音は1小節目4拍目のウラウラを入れています。映像も、ちゃんとそこで叩いています。この後、このカット中はウラウラは入ってきません。したがって、左手スティックは宙に浮いて、影が見えるんですね。素晴らしいです。それだけではありません。ここの右手は8分アタマ拍のダウンストロークと8分ウラ拍のアップストロークまで完璧に描かれています。しかも、アップストローク後は2つのポジションが描かれています。ぼくとしては、もう限界です。勘弁してください。

カット5(1:47)ブレイク直前 ブリッジ2コーラス目の8小節目1拍目ウラからこの小節おわりまで(傷跡なぞる):

両手でそれぞれスネアとフロアタムの8分音符、バスドラは4分音符です。ちゃんと、ペダルのビーター(白いやつ)が隠れるところが拍アタマになっていますね。完璧です。瑞樹ちゃんのスカートの動きも嬉しいですね。


カット6(1:50)ブレイク転調(だから 私):

スネアとフロアタムによるブレイクです。曲はここで転調します。打った後のスティックの反動も素敵です。完璧です。


カット7(1:51)転調サビ1コーラス目の1小節目1拍目アタマから2小節目4拍目オモテまで(ついていくよ どんな辛い):

全員遠景です。瑞樹ちゃんも動いています。ブレイク明けは音はクラッシュシンバルにいっていないようですので、体の動きも完璧です。右手でのハイハットの8分音符の刻みは15回。このカットは2小節目4拍目のウラで切り替わりますので、完璧です。ここは、映像は全てダウンストロークですが、音の方もそう解釈できます。これも完璧ですね。


カット8(1:56)転調サビ1コーラス目の3小節目4拍目ウラから5小節目の4拍目のオモテまで(世界の闇の中でさえ きっと):

客席のカットです。ハルヒの後姿が気になりますね。瑞樹ちゃんの頭も揺れています。4分音符で8回。2小節ですので、完璧です。ここは、ノリノリですよね。ぼくなら叩きながら、泣いています。


カット9(2:08)転調サビ2コーラス目の3小節目の1拍目オモテからこの小節おわりまで(魂こわされぬように):

8ビートパターンのカットです。ここも、右手ハイハットの8分音符はダウンストロークとアップストロークが完璧に描かれています。手の返り方も柔らかくて素敵ですね。

カット10(2:28)エンディングギターソロの5小節目の4拍目ウラから7小節目の2拍目ウラまで:

エンディング。ギターソロ裏での8ビートパターンです。ここは、タイミングはもちろん、右手のストロークも完璧なのですが、ちょっと残念なんです。スネアは、音の方は、2拍目のみ16分のウラ(ウラウラ)を叩いていますが、映像の方は2拍目と4拍目の両方でウラウラを叩いています。つまり、聞こえてくる音より、映像の方が過剰なんです。ゴーストノート、もしくはミュート、あるいは打った後のスティックの反動と解釈することもできますが、微妙です。たぶん、それはないでしょう。しかし、そもそも、ウラウラの引っかけを描いているだけでも十分に驚くべきことです。それにしても、瑞樹ちゃんのフォームはきれいですね。


カット11(2:39)曲おわりラストの音きり:

曲のおわりの全員遠景のカットです。まず、曲おわりで向かって右のクラッシュシンバルにいきます。叩いた後の余韻に右手を少しの間、宙に留めているのも完璧です。しかし、音きりにいく前のフロアタムの音と映像がずれてしまっています。これは、残念です。CDの演奏を聴くと、CDにおいてはここにはフロアタムの音はないことがわかります。そちらだとすれば、このタイミングで右手が動かないのは解釈可能です。でも、そうすると、音きりのフレーズ中でフロアタムがからんでくるのは、過剰です(ちょっと自信がないのですが)。左手のスネアは完璧です。

ここで、カット2を見てみたいと思います。

カット2(0:51)サビ前 Bメロの7小節目1拍目アタマから8小節目が終わるまで(on the lonely rail):

1小節8ビートパターンを刻んで、サビ前のフィルインです。まず刻みのパターンはここも過剰です。2拍目も4拍目も16分ウラは音では聞こえません。フィルインは半拍半フレーズです。このフレーズは音で聴くと、タムから始まります。しかし、残念ながら、映像は全てスネアを叩いています。ちょっと残念。ところが、CDの演奏を聴くと、2番の同サビ前のフィルインがスネアのみのフレーズであることがわかります。そちらだとすると、フレーズの内容、手順が見事合致します。ただし、それでもなお残念なことがあり、それは、おそらく映像の方が1拍分多く叩いていることです(半拍半からの解決部。たぶん)。これも聞こえてくる音よりも映像の方が過剰であるということです。さらに、この半拍半フレーズ中の足で踏んでいる4分のハイハット(ゴーストモーションの一種)とスネアとのシンコペーションは一見、完璧です。しかし、よく見るとスネアの休符部のところにハイハットを踏んでいます(ほんとは3回重なる)。結果として、すごく複雑なパターンになってしまっています。残念です。ただ、ハイハットのゴーストモーションを描いていること自体に、素直に感動します。サビのアタマで叩くクラッシュシンバルへと向かう右手も完璧でいいですね。


God knows...は以上です。
次は、メンバー紹介です。


カット12(3:42)メンバー紹介:

タイミング、手順、タムの選択、全て完璧です。素晴らしすぎます。最後、両手でクラッシュシンバルを叩くときの瑞樹ちゃんの笑顔にも注目してあげてください。


続いて Lost my music です。


カット13(4:51)イントロの5小節目1拍目アタマから7小節目おわりまで:

イントロ、遠景です。2拍目4拍目でハイハット(オープン気味)を叩きます。6回。2分音符ですので、このように大きく、柔らかい手の動きになります。完璧ですね。カット3、カット7とも見比べると、違いがわかりやすいと思います。


カット14(4:54)Aメロ前のフィルイン イントロの8小節目1拍目アタマからこの小節おわりまで:

続いてスネアのアップへ切り替わります。Aメロへのフィルイン。16分音符で2拍。完璧です。揺れるスネアが最高です。

以上まとめると、14カット中、完璧でないカットが3カットあります。これを多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれだと思います。しかし、これら3カットの不完全性は、画が足りないのではなく、画が過剰であるのだということは、強調しておきたく思います。


総評:京都アニメーションは、やはり、すごかった。上記の細部描写へのこだわりはもちろんのこと、全体にわたって、体の動きが滑らかで素晴らしいです。瑞樹ちゃんのフォームも美しいですね。


しかし、ひとつ残念なこともあります。それは、タムのスタンド、ホルダーの描写です。
入場してくるときは、タムはバスドラからのホルダーでとめてます。しかし、演奏中はスネアスタンドにタムをセッティングしています。これは、スネアとタムを混同してしまっていると考えることができます。ケアレスミスです。

しかし、そうでしょうか?

タムをバスドラからホールドする場合、バスドラはホルダーのために胴に穴があいたものになります。これを避けるために、タムをバスドラから独立させてセッティングすることがあります。やはり、胴に穴を開けてしまったらタイコとしていやですものね。その際、別途スタンドを用意することになるのですが、簡易的にスネアのスタンドで代用したことがぼくにもありました。あるいは、タムの音抜けをよくするためにスネアスタンドにセッティングしたこともあります(効果は未知数)。
そこまで考えてセッティングしていたとしたら...
瑞樹...恐ろしい子!

もし、ここまで読んでしまった方がいらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした。
読んでくださって、本当に本当にありがとうございます。
心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

また、これだけの映像を作ってくださった京都アニメーションと、モデルとなったであろう小田原豊さんに、心からの敬意と感謝を表したく思います。ありがとうございました。

そして、この掲示板を管理なさって、いつも書き込みを推奨してくださる、だんちさんに改めて心から感謝いたします。ありがとうございました。

さらに、コメント欄やこの掲示板で、いつも刺激を与えてくださるmementoさんをはじめみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。

以上です。

 6月27日コメント欄に追記。そちらも是非お読み下さい。

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 いかがだったでしょうか。
 ドラムのことについての専門的なお話ですから、分からない方も多いとは思いますが、僕はこの書き込みで重要なのは、やはり「共感と敬意と愛情」だと感じます。
 前回ピックアップさせていただいたmementoさんの書き込みもそうなのですが、作品を愛し、そこに描かれていることに共感し、そして敬意を持って感じたこと、作品から受け取ったことを書く。素晴らしいことだと心から思います。
 分析の内容だけでなく、その根底にあるたこーすけさんの心意気が多くの方に伝わることを念願しております。

 それでは、またです!

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コメント

こんばんは。たこーすけです。
だんちさん、拙文を取り上げて下さって本当にありがとうございます。

掲示板の方でだんちさんに頂いたコメントから、考えたことがありますので、ここに追記いたします。

タムをスネアスタンドにセッティングしている描写についてです。
だんちさんは、絵を描く側の視点から、これはキャラクターの動きや見栄えを目立たせようとしたのではないか、という指摘をなさって下さいました。

これは、演奏する側からみても、十分に現実的です。
ドラムというパートは、やはり後ろの方にいますので、どうしても隠れてしまいがちです。
ですから、少しでもお客さんに自分の動きを見ていただこうと、いろいろ工夫することは、とても大事です。

バスドラからのホルダーや、他のタムスタンド類を用いると、ごちゃごちゃしてしまい、どうしても隠れてしまいます。
ですから、それらを使わずスネアスタンドにしたのは、魅せるため、というのはとても現実的です。
瑞樹ちゃんは、ちゃんとステージングまで気をつかっているということです。とても素晴らしいです。

というか、そもそもぼくは、タムをスネアスタンドにセッティングするのは特殊なことかなと思っていたんですが、そうでもないのかもしれません。結構、一般的なことなのかもしれません。ちょっと、知識が足りなくて、断言できないのですが。
ともあれ、タムをスネアスタンドにセッティングするのは、十分に、アリです。


それでは最後に、もう一度、入場時のセッティングと演奏時のセッティングの描写の不一致について考えてみましょう。
これは、京都アニメーションのミスなのでしょうか?

ぼくは、今、こう考えています。

彼女達の入場時。たしかにタムはバスドラにホールドされています。
入場後、瑞樹ちゃんはドラムの位置につき、セッティングの確認をします。左手にスティックを持ち替えるときの音が嬉しいですね。
この後、瑞樹ちゃんは「んー。やっぱ違うかも」と思い、タムのセッティングを変えるのです。

いつ?

CM中です。

ここでCMにいきますよね。CM明けに音出しとチューニングです。
もうここからは、タムはスネアスタンドにセッティングされています。
CM中に瑞樹ちゃんはタムをセッティングし直したのです。

セッティングし直す時間はとれるの?

とれます。

彼女達は、急遽、曲数を2曲に減らしました。このステージに北高祭実行委員会から与えられた時間がどれだけなのかはわかりませんが、それでも、タムをセッティングし直すには、十分余裕があると思います。

少しでもより良いステージにしたい。
瑞樹ちゃんのこだわりですね。
とても立派だと思います。


以上です。ありがとうございました。


投稿: たこーすけ | 2006年6月27日 (火) 22:48

こんばんは。たこーすけさん。追記ご苦労さまです。
僕が書いたことを受けてこうやって考えて下さってありがとうございます^^
素人なりに思ったことだったのですが、なるほど演奏する側からもありうることなんですね。
確かにライブビデオなんかを見ていると、ドラマーが見えるように工夫されていたりしますね。でかいホールだとわざと動きを大きくして叩いたり。

CMのブレイクがはっきりとあるから、仰られるようにここでセッティングを直したとしてもおかしくないのでしょうね。

…と、「ふむふむなるほど!」的なコメントをしつつ。
CM前と後とでセッティングが違うことが見ていて区別がついていません^^;
ハイタムもスネアスタンドにセッティングされているんですか?僕はロータムが下にあるんだなぁ、ってことしか分からなくって。むー。もっぺん見てみるかー。

>少しでもより良いステージにしたい。
瑞樹ちゃんのこだわりですね。

考えてみれば、あれだけ実行委員に食いついていたわけですもんね。ステージングに対するこだわりも半端ないっていうのは、あるんでしょうね。超本気で音楽に取り組んでいるバンドだからこそ、ハルヒも本気になったんだろうし、触発されたんでしょうね。

いつもの感受性剥き出しの書き込みも楽しく読ませていただいていますが、専門知識からの視点をこうやって読ませていただくのも、とても楽しいです。
こちらこそありがとうございました^^

投稿: だんち | 2006年6月28日 (水) 03:48

こんにちは。たこーすけです。

そうか!わかりました!
だんちさんは、あのセッティング、
2タム(ハイタム、ロータム)1フロアタムのセット(いわゆる4点セットです)の、ロータムを床置きにしていると見たわけですね。(違うかしらん...)
なるほど!それもアリですね。その場合は、ロータムをタムスタンドにセッティングすることが多いと思います。あるいは、ラックというのですけれど、なんといか、檻みたいなやつ、それに取り付けたりします。
しかし、いずれの場合でも、胴から一本の金属棒でホールドしますので、フロアタムのように3本の足で床に立つような感じにはなりません。

あ。ちょっとここで用語をしっかり定義しておいた方がいいかもしません。
タムとフロアタム。
これは、セッティングの仕方の違いで分ける用語だと思っていいと思います。
タムは、その胴から一本の金属棒を介して、タムスタンドやバスドラムに固定する、宙に浮かんだ感じのやつ。
フロアタムは、3本の足を持ち、自立して床に立つやつ。まさにフロア。
ハイタムとロータム。
これは、音の高さの違いからくる用語だと思います。
高い音だからハイ、低い音だからロー。その間だったら、ミッド(たぶん)。
ですので、ハイタム、ロータムはもちろんのこと、ハイフロア、ローフロアという言い方もアリだと思います。
タムが2個の時、たいていの場合、正面向かって右から(ドラマーから見たら左から)ハイ、ローとセッティングします。ですので、このハイとローという用語は、純粋には音の高低のことですが、左右というセッティング上の用語としても用いてもいいかもしれません。


というわけで、元々タムとして使用しているロータムを、フロアタムとして使うには、3本足を生やさなくてはいけません。改造が必要になります。そのままでは無理です。
では、それは有り得ないのかというと、そうでもありません。
ストリートでやってらっしゃる方が、その3本足改造ロータムを使っているのを見たことがあります。すっごく格好よかったです!

今回の瑞樹ちゃんのセッティングは、ぼくはこう見ています。
1タム2フロアです。フロアタムはもともと2個で、3本足です。そして1タム。この1タムが、入場時バスドラムからホールドされてます。向かって一番右、バスドラから伸びている1本の金属棒に取り付けてあります。
これが、演奏時には、スネアスタンドに乗っかっているのです。
スネアスタンドは、3本の腕というかツメというか、ズゴックの手?みたいなのでタムを支えています。どうでしょうか。おわかりいただけましたでしょうか。

それで、この1タム2フロア。
1タム1フロア(いわゆる3点セットです)に1フロア加えたのか、
2タム2フロアから、1タム取り外したのか。
前者ですと、タムは一個ですから、ハイとかローとかはそもそも言えないかもしれません。
では、後者だとして、この今残っているタムが、ハイタムかロータムかどっちなのかというと、それはちょっと難しいです。
向かって一番右なのだから、ハイタムでしょ?かというと、ちょっと微妙なのです。
ロータムを向かって左から右へセッティングし直すことも出来なくないのです。

じつは、だんちさんが、掲示板で「ロータム?」と書かれた時、「あれはハイタムだと思います」と返信していたんです。でも、いや待てよ?と思い直し、直後に削除しました。
その後も、「ちょっと難しいなあ」と思って、あえて明言は避けていました。そのため、混乱を引き起こしてしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。

やー...すっかり熱くなって、長くなってしまいました。すみません。

投稿: たこーすけ | 2006年7月 2日 (日) 15:48

たこーすけさん。こんにちは^^
あぁ!なるほど!やっと分かりました!!
その通りです、僕は普通の4点セットのうちロータムが床置きになっているんだと思っていました。
でも、それはタムをよく分かっていないことからくる勘違いだったのですね。

>1タム2フロアです。フロアタムはもともと2個で、3本足です。

なるほど!!フロアタムが元々2個だったんだ…全然分かっていませんでした。で、最初からタム(僕がハイタムだと見ていたタム)は1個だったんですね。
やっと理解できました^^;
僕は見ていて良く分からず、「あぁ。タムを2個バスドラの上に置いてると見栄えが悪いからどけたのかな」と思ったんですね。

>これが、演奏時には、スネアスタンドに乗っかっているのです。

ここのところがまだ見ていて良く分かっていないんですよ。「え?そうなの?んん~~?」と、目を凝らしていても、なんだかよく分からなくって。それもあって「ロータムのことなのかなぁ?」と思ったりもしたんですね。
確かに最初ステージにメンバーが上った時にはバスドラの上にタムがあったようには見えましたが、その後がまだはっきりと目視できておりません^^;
また改めて確認してみますね。

>それで、この1タム2フロア。
1タム1フロア(いわゆる3点セットです)に1フロア加えたのか、
2タム2フロアから、1タム取り外したのか。

あのフロアって、やっぱり音色は違うんですよね?
あのドラムセットが軽音(または学校?)の備品だとすると、3点セットだったものに自前のフロアを持ち込んだ…なんてことも考えられるかもしれないですよね。
あと、2フロアの利点って、どういうところにあるのでしょう?そんな疑問も改めて浮かんでしまいました。

>そのため、混乱を引き起こしてしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。

いえいえ。こちらこそ素人目であれこれ言ってしまい混乱させてしまってすいませんでした。
でも、「素人はどこが良く分かっていないのか」を身をもって示せたのは、これはこれで悪い間違いでは無かったかもしれないなぁと、自分を慰めてみたりして^^;

詳しいご説明をありがとうござました!間違いを正してもらえたことも嬉しいですが、やはり専門的なことを教えていただけるのはとても楽しいです!
何はともあれ、「タムをスネアスタンドに置いたのはステージングを惹き立てるためではないか」という説は「有効!」ということですね!
ふぅ…セーフ!!
…かな?

投稿: だんち | 2006年7月 2日 (日) 19:26

たこーすけさん。だんちです。こんばんは。

タムのスネアスタンドでのセッティング、やっと目視できました!!!
遠景で見て、「あ!これか!!」と。
確かにCM前のセッティングはバスドラからホールドされていますね。
長かった…。
やぁっと確認できたぁ…。
いやほんと、なかなか理解できなくってホントすいませんでした。

やっと分かって改めて見てみると、CM前と後とだと、後の方のセッティングの方が「絵」的にはやっぱり格好良い感じかなぁと、思えました。「ズゴックの爪」が二本、ドカッドカッ!と並んでいる感じも格好いいですよね^^

あと。ちょっとメールでお伝えしたいことがあるんですけれども。差し支えがなければ「kandanchi@hotmail.com」までメールいただけませんか?大したことでは無いんですけれども。ちょっと、ね^^

投稿: だんち | 2006年7月 3日 (月) 22:31

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» 【感想】『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回「涼宮ハルヒの憂鬱VI」 [『遍在 -omnipresence-』]
たこーすけさんのエントリをご紹介させて頂きました。 ありがとうございました。 [続きを読む]

受信: 2006年7月16日 (日) 21:54

» ライブアライブの頃 [たこーすけの、ちょろっと感想]
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受信: 2006年12月29日 (金) 02:32

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