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2006年6月26日 (月)

6月30日発売、市川環さん著作のノベライズ版「ななついろ★ドロップス」を応援します。

 こんにちは。だんちです。
 来たる6月30日に、友人のシナリオライター市川環さんが書かれた小説版「ななついろ★ドロップス」がファミ通文庫より発売されます。
 この作品のゲーム版も市川さんがシナリオを担当されています。
 小説の挿絵は「涼宮ハルヒの憂鬱」でもお馴染みのいとうのいぢさん。
 僕も勿論買いますけれども、よろしければ皆様もどうぞお手に取って読んでみて下さいね!!

 市川環さんのホームページはこちら

 それにしても、市川さんの活躍にはいつも刺激を与えてもらっています。
 「テックジャイアン」5月号の付録が、「ななついろ★ドロップス」の小説パイロット版だったのですが、これも市川さんが書かれています。
 この小説パイロット版、入手しつつも、ぼけーっと過ごしていたため、まだ第一章しか読み進めていません…。
 だけど、この第一章「ここにいること」が大変素晴らしい!!

 展開は速く、さくさくと不思議な出来事が起こるのですが、情報量が多すぎないのでまずとても読みやすいんですね。
 そして、不思議なことが起こりつつも、日常描写や日常的な心情、感性を持った登場人物の描写のバランスが良く、読んでいて素直に感情移入することができます。

 つまり、書きすぎず、書かなさすぎず。なんですね。
 それによって、物語の流れが読む側の心理的な時間感覚と繋がるのだと思います。だから、読んでいて登場人物達がちゃんとそこにいて、何かを感じながら、様々なことを体験しているのだ、ということが伝わってきます。
 思春期の子達だから、それなりの痛さとか悩みとか、そういうものは当然あるんですけれども。
 でも、そういったこともひっかかりとしてこちらに与えてくれつつも、「面白い。読んでいて楽しい」というバランスに仕上げてくれているところがとても嬉しいです。

 このバランス感覚は、受け取り手としてはとても心地良く楽しいもので、また、物を書く(描く)人間としては、とても勉強になるものです。
 またこのパイロット版、文章のバランスの良さと同時に、挿絵の情報の入れ方、配分にもかなりのバランスの良さ、丁寧さを感じます。普段、アニメ作品を見て学習機会にしている僕ですが、この本もまた大いなる学習機会になるものだと胸を躍らせております。
 これはもう、30日発売の小説にも期待せずにはおれませんよ!!

 興味を持たれた方は、是非30日書店にGOです!!

 購入して読んだら、改めて感想を書きますね。
 ではでは、またです!

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