「涼宮ハルヒの憂鬱」第14話(第一期最終回)。感想書き込み用エントリー
こんにちは。だんちです。
アニメシリーズ「涼宮ハルヒの憂鬱」が、その放送スケジュールを終えました。
前回に倣って、第14話の感想書き込み用エントリーをご用意いたしました。
感想をフリートークにて存分に語っていただきたいと思います。
また、挨拶や足跡の書き込みなども大歓迎です!
一応、アニメシリーズは終了ではありますが、原作ネタバレに関しては、これから読む人もいるので(僕もそうです)、基本的に無しの方向でお願いいたします。
ハンドルネームも使って下さい。せっかくですので「通りすがり」は無しということで。
文章の上手い下手なんか全然気にしないで結構です。でも、丁寧な文体を心掛けてくださると嬉しいです。
皆様の書き込みをお待ちしております!!
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コメント
こんばんは。
2度の「事実上の最終回」を経て、とうとう放送上の最終回がやってきてしまいましたね。
残念ながら後ろ半分だけでしたが、アニメをシリーズでちゃんと観たのは奇しくも「ふもっふ」以来で。もう来週を楽しみにすることはないんだと思うと、やはり寂しいです。
#しかし、京都アニメーション、進化してますねー。
#「目標は前年比を上回らなければならない」を地で行ってるというか。
原作既読派として、驚かされる事はない回でしたが(『千人』には仰け反りましたが)作画、演出と声優陣の熱演で、まさに小説が“命を吹き込まれた”ところを見せて貰えたと思います。
ただちょっと駆け足かなーと思ったのは、ひょっとして僕のテンポが人よりのろいからでしょうか^^;;。
絶望のあまり逃げ込んだ閉鎖空間で、楽しそうなハルヒ。一見「おかしなこと」が起こっているのを楽しんでいるようで、ほんとはキョンが手を引いてくれる、守ろうとしてくれるのが嬉しかったのですよね。SOS団を作った時に意識的に期待していた状況=不思議なこと、と、無意識に期待していた状況=キョンが一緒に一生懸命に何かをしてくれること。曲がりなりにもそれが実現した。
ちょっと脇道に逸れます。
「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶ」という「願望」も実のところ既に叶ってはいるのですが、それは自分の(無意識の)力でホイホイと為せることで、「ハルヒ」にしてみればどうってこともなかった。だから常識的な表層意識には感知すらされないし、なんら憂さ晴らしにもなってません。
一方で「何でもできる」ハルヒの無意識は、僕の勝手な解釈ですが、その力の「ある方面」への行使についてとても臆病なのではないかと思います。具体的には、人の心に対して。何でもできるからって他人の心まで好きなようにしたら、つまるところ世の中に自分しかいなくなってしまいますよね。表層意識とは別の意味で、無意識も「孤独」を感じているのではないでしょうか。
だから、やろうと思えばキョンをしてハルヒまっしぐら、みくるちゃんなんぞに目もくれないようにしてしまうこともできるのかもしれないけれど、決してそうはしません。あれだけ嫉妬の念を募らせながらも、キョンの自由意志には絶対に干渉しない。
そして、限界まで追いつめられてとうとう世界を作り直そうとした際も、キョンだけは「意のままにならない」他者としての彼のまま、傍にいてくれることを望んだわけです…“邪魔者”を排除せずには居られませんでしたけれど。
だもので。キョンの明確な意志表示を受けて喜び安堵して、もう一度もとの世界で頑張ってみようと思ったのでしょう。あー、可愛いじゃないですか、無意識ハルヒってば:)。
しかし、それがもし“変形妹萌え”だったりした日には…。
確かに最初にお邪魔した折でしたか、「キョンは、本当に可愛いと思っているハルヒ(と妹)については決してまともに可愛いと(モノローグで)言わない」とかなんとか申したのは僕ですが^^;;。この物語はシスコンでロリコンの駄目男がまともな恋に目覚める話だったのですかそうですか。
…まぁともあれ、いざとなったらキョンが手を取って引っ張ってくれる、という確信を得たハルヒは、これ以後、安心して彼の手を取って引っ張り回すようになったわけですね。
それにしても、ラストでOP「冒険でしょでしょ」がかかるのが鮮やかすぎです。良くある終わらせ方の演出が、ここまでピタリと嵌る作品もそうはないでしょう。
「答えはいつも私の胸に」
「なんでだろう 貴方を選んだ私です」
…何か言葉が要るでしょうか?
まさしく完璧な最終回でした。ありがとうございます。
この場に巡り会わせたことにも多大な感謝を。
#それでも二期は実現して欲しいですが:)。
ではひとまずこれにて。
投稿: Iuth | 2006年7月 4日 (火) 22:14
最後の感想がシスコンでロリコンという所に思いっきり吹いてしまいました。
とてもユニークで面白い感想です。
自分は続きが早く見たい!!という衝動にはならずに
ああ~良かった良かった。
ええもんみたわ~今日は目の正月や~。
なんて事を思ってしまいました。
ひとまずは、テレビアニメ涼宮ハルヒの憂鬱の感想の書き終えお疲れ様です。
続いて小説の感想を楽しみにしていますよ ( ^ω^)
投稿: だいぢん | 2006年7月 4日 (火) 22:37
安堵したってのは有ると思いますが、どちらかと言うと「キョンがキスをするなんて現実である筈がない」って思ったからじゃ無いかと。
投稿: jan | 2006年7月 4日 (火) 23:39
こんにちわ。
いつも楽しみに感想よませていただいているのですが今回は一つだけ突っ込みたいところが……。
>もし、ハルヒがキョンを夢の中に連れ込んでいなければ、彼女はずっと目覚めなかったのではないか。そう思うとゾっとします。
とありますが、あれは夢の中ではなく彼女が創造した完全なるパラレル的新世界です。長門がラストで言っています「貴方達は2時間30分、この世から消えていた」と。
だからもしあのままキョンが帰還を提案しなければ、ハルヒとキョンは元の世界から行方不明扱いになっていたでしょう(古泉的には元の世界の方が行方不明=消滅になってしまう可能性も)。眠りとは違うと思います。
帰ったあとベッドの上にいたのは、帰還場所をあくまでそこにしただけで、あれは夢の中でもなんでもなく現実にあったことですから。
個人的にはハルヒは現実逃避というより、絵が気に入らなかった、だから新たに書き直した、でもキョンは元の絵がいいぜっていったので戻した……みたいな感じだと思います。ちょっと分かりにくいたとえですがw
投稿: Merasa | 2006年7月 4日 (火) 23:54
こんばんは。たこーすけです。
ラスト、OPでしたね。OPでした。
もう、泣いて泣いて。ボロボロでした。
それでは、第14話(第一期最終回)の感想を書き込ませていただきます。やはり、長いです。ご注意ください。
「サムデイ イン ザ レイン」の邦題って、なんでしょう?
「ある雨の日」でしょうか。
ハルヒが望んで創造した、キョンと二人だけの世界。
そして、二人以外のみんなが残る世界。
二つの世界。パラレルワールドみたいな感じですね。
少しだけ、第13話での「シュレーディンガーの猫」に戻らせてください。
観測することによって、初めて状態が決まるという奇妙な猫が主人公の、思考実験の話でした。
箱の中で、この奇妙な猫は、生きているか死んでいるか半々の確率なのだとシュレーディンガー方程式は告げます。(注。注は本文末尾に付記しましたので、後ほど御覧ください)
ぼくたちは、「へー。そうなんだ。でも、それぞれ50%の確率なのかもしれないけど、この箱の中の猫は、生きているのか死んでいるのか、どっちかでしょ?」と思います。
こうも思います。「だって、フタを開けて中を見ればわかるじゃん」
しかし、シュレーディンガー方程式はこう告げます。
「フタを開けて中を観測すれば、たしかにわかる。生きているか、死んでいるかのどちらかだ。しかし、フタを開ける前はそうではない。フタを開ける前、つまり観測前は、この猫は、生きていて、なおかつ死んでいる。生きている状態と死んでいる状態が重なりあっている」
なんだそりゃ。
この「シュレーディンガーの猫」という思考実験に対して、合理的な解釈を与えようとした人々がいました。
1つは、こうです。
箱の中では、この猫は生きている状態と死んでいる状態が重なりあっています。
観測者が、フタを開けて猫を観測したその瞬間に、この猫の2つの状態が、どちらか1つの状態に収束する、という解釈です。
フタを開けて観測した瞬間に、この猫は、生きているか死んでいるか、どちらかの状態に初めて収束して決まる、ということです。
これをコペンハーゲン解釈といいます。第13話の感想は、この解釈に従って書きました。
他にもあります。
箱の中の猫の生きている状態と死んでいる状態は、フタを開けても変わらなく、じつは、フタを開けた瞬間、観測者の方も2つの状態に分岐してしまったという解釈です。生きている猫を見る観測者、死んでいる猫を見る観測者、の2つに。
つまり、フタを開けて観測した瞬間、世界が2つに分岐したということです。
これをエヴェレット解釈、あるいは多世界解釈といいます。
なんだか、パラレルワールドに似てますね。
しかし、その調子で、あらゆる瞬間に世界が分岐していったら、大変そうです。
世界の数はどんどん増えていきそうです。目眩がしますね。無限に増えていきそうです。無限大に発散しそうです。エヴェレット解釈、マジヤバイ。
客観的に傍観しているならば。
これを、それらの世界を歩んでいく人物の主観で見てみると、こうなりませんか。
ぼくたちの眼前には、たくさんの可能性、選択肢がある。
ぼくたちは、そのうちの1つを選んでいく。
たくさんの可能性が、1つに収束する。
たくさんの状態が、1つの状態に収束する。
コペンハーゲン解釈ですね、といったら言い過ぎでしょうか。
それを、毎回、毎回。
あらゆる状況で。
受動的に状況を受け入れるにせよ、能動的に行動してつかみ取るにせよ。
たくさんの可能性の中から、1つを選ぶ。
そうやって、1つの道ができていく。
願望実現能力はハルヒだけが持っているものでしょうか。
さて、ハルヒが望んで創造し、キョンが行動した後の、世界。
この世界は元の世界でしょうか。それとも、昨晩できた世界でしょうか。
いずれにせよ、この世界には、この後、たくさんの楽しいことが待っていることを、ぼくたちは幸運にも知っています。
そして、「サムデイ イン ザ レイン」へと注ぎ込んでいくことを。
「サムデイ イン ザ レイン」。そこは、一見、平凡な日常です。
でも、そこには、ハルヒにとってもキョンにとっても特別な人達が集まっています。
古泉くん、長門さん、みくるちゃん。
鶴屋さんに、谷口くんや国木田くんだって。
そして、ハルヒとキョン、お互いが。
大事な人との特別な日々。
傍から客観的に見たら、それは、平凡かもしれません。
そして、一見、平凡そうな人々の変わりない日常。
でもそれは、彼らにとって、大事な人々との、最高に特別な日々なのかもしれません。
世界のどこかで、特別な人が送る特別な人生。それは幻想かもしれませんね。
そして、
「平凡な人」「平凡な日」。それも、じつは、世界のどこにもない、幻想なのかもしれません。
宇宙人、未来人、超能力者。
この第14話の後、ぼくたちは、彼らの力が発揮される機会がだんだん少なくなっていくのを目の当たりにしていきます。
まるで、どんどん、その能力が失われていくかのように。
ホントがウソになっていくかのように。
ハルヒの口からも、もはや「超能力者、未来人、宇宙人」なんて単語は出てこなくなります。
彼女が、心の底で望んでいたもの。
それは、一見、平凡かもしれないけれど、特別な人と過ごす、大事な大事な日。
「サムデイ イン ザ レイン」の邦題って、なんでしょう。
「ある雨の日」でしょうか。
この「サムデイ」は、「ある日」なのでしょうか。
「とある一日」、「one day」あるいは「a day」という「日常の中のある一点」なのでしょうか。
ぼくは、こう思います。
この「サムデイ」は「いつか、きっと来る、希望が実現する」、「その日」なのだと。
この「サムデイ」は、「someday my prince will come」。
そうです、白雪姫「いつか王子様が」の「いつか」です。
注:シュレーディンガー方程式が告げる。正確に書くならば、「ミクロの世界を記述するシュレーディンガー方程式の波動関数。その波動関数に対する確率解釈をマクロな世界(猫)に適用するならば、こうなります」となるでしょうか。簡単に端折って書きました。ご了承ください。
ちなみに、シュレーディンガー方程式の波動関数に対する確率解釈を、シュレーディンガーその人自身は反対していました。この確率解釈への反論として、シュレーディンガーが提示したのが、この思考実験、「シュレーディンガーの猫」なのです。
以上です。
ここまでお読みくださり、大変お疲れ様でした。どうもありがとうございました。
ひとまず、それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月 5日 (水) 02:46
「実はポニー萌えだったんだ」発言
これは、キョンがこの後に及んでもギリギリのラインで照れ隠し&誤魔化しを入れてるからだと解釈ました。
異常な空間、お互いに不思議を求めていたと言い、そして自分にとってのハルヒとは何かを、心の中で誤魔化し抜きに自覚したキョン。
なのに「お前が好きだ」の一言が出てこない(笑)
キョンにとって、閉鎖空間内の出来事は現実です。
ハルヒにとって夢の世界のそこで、キョンは現実の認識のもとにその言葉を発したはず。
なのに、出てきたのは「ポニー萌えだったんだ」(笑)
ずっとこの作品を見てきて、キョンは行動には本心が出ることが多いのに気付きました。
好きとかそういうのでは無いと言いつつ、ハルヒを目で追ったり
何故部室に行くのか自問しつつ、毎日しっかり通ったり
孤島では、ハルヒを庇ったりもしました。
最も解りやすいのが、ライブアライブの、ハルヒを探しに出る場面でしょう。
故に、キスはキョンの本心、発言は、キョンの照れだと思うのです。
古泉一樹の諦めのような発言。
これは少しだけスタンスが違います。
これは、諦めもあるのだと思いますが、安堵もあったのではないでしょうか?
「この能力から、開放されるのだ」と
13話での彼は、自身の能力、能力者たちについて話している時は随分冷めていたように思えます。
ハルヒに選ばれた彼は、結果、まともな学生生活など送るべくもなかった。
だからこその開放からくる安堵と、人間的にも興味を持っていたハルヒ、キョンとの別れや、世界が消えるかもしれないという状況を受け入れた諦めがない交ぜになっていたのではないでしょうか?
そして、それ以後の彼は、表面的な(演技の)笑顔と同じように、学生生活を楽しんでいる笑顔も持っていたのではないかと思います。
たとえば、キョンに向けてテーブルゲームを薦めてみたり――
たとえば、クラス演劇や文化祭のライブを楽しんでいたり――。
長門の変化のように、キョンの主観で語られはしませんが、彼も変わっている一人ですね。
憂鬱終了後、時系列順に見直して、発見することも多かったです。
特に古泉関連は色々と出てきました。
ハルヒの心理に精通しつつも、彼女の能力を常に警戒し、疑わなければいけない古泉にとって、ハルヒを信じ、信じられているキョンはまぶしい存在なんでしょうね。
投稿: まぐまぐ | 2006年7月 5日 (水) 15:34
こんにちは。なかうです。
展開は原作で知りつつも、つい興奮してしまいました。
ラストのOPでアドレナリン急上昇。
時系列を崩すと人物の心情がバラバラになって
観づらくなるんじゃないかと最初は思ってました
が杞憂でしたね。
むしろ、その後何があってかような仲睦まじい
関係になったのか、原作を読んでいても楽しみに
観れる構成だったと思います。
ハルヒシリーズは憂鬱に始まり、憂鬱に終わる
といったところでしょうか。
第一の起点は、キョンとハルヒが出会った始業式の日。
第二の起点は、憂鬱のラスト。ようやくキョンが
ハルヒに対して一歩を踏み出した瞬間。
結局のところ、その後の物語はほとんど憂鬱が
起点となって派生したものではないでしょうか。
キョンとハルヒの二人物語として観れば憂鬱だけ
でほぼ完結している。
その後のエピソードはそれの具体化というか、
色々な側面から観て楽しんでいるというか・・・
また、その点でいえば、ハルヒのトンデモ能力とか
宇宙人、未来人、超能力設定は物語に彩りを添えるオードブルのようなものではないでしょうか。
SF的な装いをしつつも、「生きた人間」が主に
描かれているところが他のアニメと一線を
画しているのではないかと思いました。
良い3ヶ月をありがとう!
髪型に関して補足?
四話の草野球エピソード。
ハルヒとみくるがチア服に着替えたとき、
みくるの髪型をポニーにしつつキョンを伺って
ます。原作読んでない方は、もう一度観ると
感慨があるかもしれません。あの時点では
気付きようがないですし。
(個人的には、四話が好きでした。
話のテンポが良いし、閉鎖空間とか長門の超能力が垣間見え、
キョンに諭されて頷くハルヒの姿あり・・・美味しいとこ取り。)
投稿: なかう | 2006年7月 5日 (水) 22:06
まずは……軽音部の練習風景が、まるでハルヒの明るい未来を表しているようで、良い最終回でしたね。
……軽音部には悪いですけどw
はじめまして。
これまで感想を拝見してきましたが、ホントに原作読んでないのかよと驚愕するクオリティに驚きまくりでした。一体何回見たのでしょう。ここまで本当にお疲れ様でした。
せっかく最後なので、少しだけ記念カキコというやつを。上の方でちょろんと出ている「キスの意義は自身の肯定じゃなくて世界の否定」みたいな事について書こうと思ったのですが、原作でないと読み取りづらいような気もするので(アニメは盛り上げ過ぎw)、違う事を書こうと思います。
今回俎上に載ったキョンの妹ですが、まさしくその通りの解釈でしょうね。キョンは視点役にしてはどこまでも日常が不明なキャラで、妹だけがヤツの日常にめり込んでるキャラでした。
夜、夢見る前に特に意味も無く妹を見せたのは、そこにある現実の象徴であったように思えます。
またそれと似たような役割を果たしているのが谷口。キャストで妹と谷口が並んでいたのは、ちょっと面白かったかも。単にSOS団メンバー以外で出てるのがその2人だけだからでしょうけどw
それと実は妹さん、以前似たようなタイミングで登場していますよね。長門の栞を見て、キョンが家を出る直前です。この時も同じように、キョンは妹に注意をしていたりして。
ところが、「憂鬱」を過ぎると、属性情報ブースト変更バットでホームラン撃つわ、孤島殺人事件で解決の糸口を見出すどころか逆転劇に参加するわと、その位置がかなり変化している事に気付きます。
こんなところからも、「憂鬱」前後のスタンスの移り変わりが見てとれるように思います。
うむ。なんか適当に書き始めた割にはいろいろ沸いてきてそこそこ面白いような気がしてきたw
好きな原作を京アニに手がけて貰えるってのはホント幸せな事です……。
最後に。
恋する乙女から見た好きな異性は、いつだって異世界人のように謎に包まれた存在なんでしょう。次回の探索会では、そしてそれから先の出来事の中でも、ハルヒはキョンという謎に迫ると同時に、自身の心という世界最大の謎に挑んで行く筈です。それだけのヒントと切っ掛けは、既に手にしたのですから。
では。
投稿: うるる | 2006年7月 5日 (水) 22:24
はじめまして。
私も原作未読ですがだんちさんの読み込みには圧倒されました。
最終回の感想としては「ナンてキレイに着地したんだろう」以上のものはありませんが、初見の際、一点気になりましたのが、ラストのキョンのモノローグでした。
「宇宙人と、未来人と、超能力者について話してやろうと~」って、ハルヒに話しちゃっていいのか?
じゃあこれまで(といっても放送順の上ではのことですが)のハルヒは三人の正体を知った上で知らんふりをしていたのか?
あるいは、ここから別の時間線にシフトしちゃうってことかぁ?
とか思ったのですが、考えてみればハルヒがキョンの話を素直に信じるハズもなく
「ハァ?なにバカなこと言ってんの」と一笑に付されるのがオチか、と思い直しました。
するってーと「憂鬱」以降のハルヒが宇宙人未来人超能力者について言及してないのも、もう彼女にとってそんなものはどうでもいいことになっているということなんですね。
とはいえ、ここでキョンが話したことが「朝比奈ミクルの冒険」のネタ元になるんでしょうね。文化祭で映画でもつくろうかと考えた時に「そういえばキョンが前に言ってた話、面白そうだからあんたプロットだけでもつくんなさいよ」とか。
さらにするってーと映画のラスト、キスシーンで終わるところは彼女の見た「夢」の記憶が反映されてるってことなんでしょうかね。
(まあ単純に一話とクライマックスで平仄をあわせたというところなんでしょうけれど)
あーそれにしても、ハルヒも「好き好き光線」出しまくりで可愛らしかったですが、個人的には長門が、もう。
「また図書館に」でヤられてしまいました。
「また部室で」じゃなく「また図書館に」、ってそれはデートに連れてけってことかーっ!アンタなに告白してるんですかー。
ということで乱文失礼いたしました。
投稿: 臨川庵 | 2006年7月 6日 (木) 00:00
おはようございます。mementoです。お久しぶり…というほどでもないですが、その節はお気を遣わせてしまったようで、申しわけありません。
最終回を迎えたので、とりあえず短いコメントだけ。
視聴者に向かって七色の変化球を投げ続けてきたアニメ版「ハルヒ」が、最後にど真ん中ストレートを投げてきた、と、そんな感じの最終回でしたね。「奇をてらうために奇をてらう」式の作品は正直あまり好きじゃないんですが、その点でこのアニメのスタッフは実によく、はみ出すべきところと抑えるべきところを心得ていたと思います。本当にお見事でした。そしてありがとうございます、京都アニメーション。
…でも、あの喋る猫(シャミセン)については、ちゃんとした説明のないまま終わっちまったな(いやまあ、最後の有希の台詞でなんとなく察しはつきますけど)…。
投稿: memento | 2006年7月 6日 (木) 09:40
こんばんは。たこーすけです。
だんちさんの「キョンはシスコン、ロリコン」は衝撃的でした。びっくりしました。
そう!たしかに、Iuthさんが書いてらっしゃいました。覚えています。
それが、ここに帰結してくるとは...なんだか感慨深いですね。
いやしかし、妹ちゃん、可愛いですよねー。
このあと野球大会で、ハルヒは初めて会うのか。そうですね。
そのあと孤島症候群では、船のデッキに、一緒に巨大イカを探しに行くのか。
なんか、いいですよね...ぼく、いま、ちょっと涙ぐんでますよ?
今回のだんちさんの感想は、全体的に、今まで以上に「だんちさん自身」が投影されていたように感じました。
だからでしょうか、読んでいて、自分が緊張していくのを感じました。
すげー長い(おまえが言うな)のも、そうであるからなのかなとも。
ちょっと冷静になって、二読三読しても、頷くことしきりでした。
フレアさんがまだお見えにならないのも、丁寧に読み返してらっしゃるからではないかと見た。
だんちさんの考察をずっと読んできたから、当然と言えばそうですが、やはり、自分の感想と重なると、なんだかとても嬉しいです。
うるるさん!うるるさん!すごい!!ほんとだ!
最初、何のことだろう?って思っていたのですけれど、見返してわかりました!
そうだ!あれは、中西さんと榎本さんですね!
うわー。すごい...気づかなかったです。ありがとうございました!
もう、この時期にENOZは活動していたんですね。
まだ、ラフに曲を作ったくらいなのかな。「こんな感じなんだけど。どう?」みたいな。
この後、舞ちゃんと瑞樹ちゃんも交えて、作り込んでいくのでしょうね。
夏休みとか、一生懸命練習するんだろうな。
あー。やばい。泣けてきた。
そして、mementoさん。お帰りなさい。
guluさんも早く戻って来て下さらないかな。
ひとまず、それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月 6日 (木) 21:35
こんばんは。皆様コメントありがとうございます^^
楽しく読ませていただいたおります。
改めて個別にレスをさせていただこうと思っておりますが、ひとまず先にご挨拶をさせていただきます。
僕のブログを読んで下さり、またコメントを下さって嬉しく思います。
何より、同じ作品を皆様と一緒に楽しんだという事実そのものが、本当に嬉しく楽しいことだと改めて実感させていただきました。
ありがとうございました^^
さて、最近のココログですが、夜になると相当レスポンスが悪化します。
それによってもしかするとコメントを書き込むことができない方もいらっしゃるかもしれません。もしそうでしたら申し訳ありません。
ココログのレスポンス悪化状況については下記URLをご覧下さい。
http://info.cocolog-nifty.com/info/2006/07/711_1400713_140_a510.html
大掛かりなメンテナンスが計画されていますが、メンテナンス中はTBやコメントの送信はできなくなるそうです。ページの閲覧は可能とのことです。
こういった状況ではありますが、これに懲りずに何卒今後ともよろしくお願いいたします。
あ。そうそう。
たこーすけさんにも「すげー長い」と言われた感想ですが、実は全然書き切れていません。
なので、感想第二段、アップします。
そっちも…長いですね。いつものことながら^^;
良かったらそちらも適当に読み流して下さると嬉しいです。
ではでは、失礼いたします^^
投稿: だんち | 2006年7月 7日 (金) 01:11
だんちさんこんばんは。
まずはお疲れ様でした。しかし私はまだだんちさんの感想の過去ログを全部読んでない!!とりあえず出直してきます。
一つ、今回の感想で、キョンがポニーテール萌えをハルヒに暴露したことについて
「だから、キョンのあの台詞は、照れ隠し的なようでいて、実はずっと自分の中に隠してあった強い強い衝動をハルヒに対して晒した、ものすごく重要な、男らしい、最大限の勇気を振り絞った言葉だったと思うのです。
そう!
それだ!
辿り着いた!!そうなんですよ!「勇気」なんです!!」
いやーこれ、すごく同感。
基本的にキョンは神であるハルヒに対して、彼女の知らない秘密を知っていることでより巨視的かつ有利な立場でいられるわけですが、自分の欲望・衝動みたいなものを晒すことでハルヒに正面からぶつかったわけですね。
うーん素晴らしい告白だ。
ではとりあえず駄文失礼しました。また思うことがありましたら書き込みさせていただきます。
投稿: のんぷー | 2006年7月 7日 (金) 03:08
こんばんは。
いま、SOS団公式サイトで「緊急ミーティング」をやってます。
http://www.haruhi.tv/
日付けが変わってもまだ有効なようですが、おそらくは今夜いっぱいが限度だと思います。
「退屈」を読んでればベストですが、アニメしか見ていなくてもそれなりにくすりとできるのではないかと。
以上、取り急ぎご連絡まで。
投稿: Iuth | 2006年7月 8日 (土) 00:45
こんばんは。たこーすけです。
Iuthさんありがとー!
行ってきました。間に合いました。
ありがとうございました。
ではでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月 8日 (土) 01:39
遅まきながら第14話を見ました。
見終えてまず感じたのはホッとしたことです(^^;
なにしろこの作品は第1話から見ている者の意表を付く
ことが多かったので最終話も何かあるんじゃないかなと
思って見ていましたが、なんとか最終話らしく
終わったのでとりあえず安心しました(^^)
「世界は少しだけ造り換えられた」
これが最終話を見た私の感想です。
この第14話は物語の時間的にはまだ序盤にあたりますね。
その段階で二人が閉鎖区間体験をさせたところに興味が
あります。
この体験をした二人は第1~13話までとはちょっと違う
キョンとハルヒに変わっていた気がします。
ですからこの先はこれまでとは違うストーリーが展開しそう
ですね。
それにしても前半部でのハルヒの怒りは本物という感じ
でした。彼女があんな感情表現をしたのは初めてだと
思います。
だけどなんでハルヒはみくるに対してジェラシーのような
ものを抱いていたんでしょう?
二人の決定的な違いは女の子が持つ「愛くるしさ」である事は
確かですね。
いつになくキョンにジャレつく朝比奈みくる嬢。
あの時あえてキョンの目の前で着替えようとして出て行くよう
言ったけど彼は知らん振り。その後ろでオロオロしている
みくるがとても可愛くて面白いです。
そして遂に怒り爆発!
恐らく彼女は女として見られていない事にある種の劣等感みたいな
ものを感じていたんでしょうか。
「なにをやっているの、あんたたち」
まるで姑VS嫁みたいですね・・・(^^;
作中ではキョンはハルヒに選ばれたとありますが、
私はそれと同時にハルヒもキョンに選ばれたと思います。
なにか漠然とした空虚なもの、あるいは満たされないものを
抱えて高校に入学した彼が、その当日に突拍子もない挨拶をする
女の子が自分の後ろに居た。
その瞬間彼が感じたのは自らも子供の頃に憧れたであろう
SF的がハルヒによって蘇った。
でもキョンとて最初はハルヒとは一定の距離を置いていた。
遠巻きに見ているだけだった。
そして彼女と会話をしていくうちにキョンは感じるようになった。
「こいつと居ると面白いかもしれない」こんな感じ。
実際閉鎖空間で彼はハルヒに
「あんただってつまんない世界にうんざりしていたんじゃないの?
本当は面白い事が起こって欲しいと思っていたんじゃないの?」
と、ズバリと指摘されてますから。
やはりお互い相手の心の中に何か空虚で満たされないものを
感じとっていたのでしょう。
「オレは戻りたい、こんな状態に置かれて発見したよ。
オレはなんだかんだ言って今までの暮らしが好きだったんだな」
異世界へ来て初めて気付いた自分の気持ちと結論。
やはり人間はひとりでは生きてはいけない。閉鎖空間のような
誰もいない世界で一生を過ごすことなんて出来ない。
好むと好まざるとに関係なく、人間は人との関わりあいながら
生きていくものだ。
こんな感じでしょうか。
閉鎖空間でパソコンを通してキョンと会話する有希が
「わたしという個体もあなたには戻ってきて欲しいと感じている。
また図書館に・・・」
で途切れますが、言葉ではうまく会話できない彼女の
精一杯の告白みたいで何だか切ないですね。
さて、私は放送が終わったら原作を読んでみようかなと思って
いましたが、今のところ未定です。
いまだに謎のまま残っている部分を知りたいような、そのままに
しておきたいような・・・(^^;
それから、これほどクオリティの高い作品を提供してくれた
スタッフの方々に改めて感謝したい気持ちでいっぱいです。
投稿: フレア | 2006年7月 8日 (土) 11:57
tokumotoさん。こんばんは。コメントありがとうございます。
でも原作ネタバレ書き込みだったので、申し訳ありませんがひとまず非公開コメントにさせていただきました。
管理者含めて原作未読の人間が多く見ていますので、どうかご了承下さい。
よろしければ、原作ネタバレの無い形で改めてコメントしていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
投稿: だんち | 2006年7月 8日 (土) 19:47
>Iuthさん。こんにちは。コメントありがとうございます^^
≫#しかし、京都アニメーション、進化してますねー。
進化していますよねー。やはり社長ご夫妻の素晴らしいリーダーシップを感じます。
「才能を育てて活かす」というのは、本当に簡単なことではないはずですからね。
どういう人間性を持たれたリーダーなのか、ものすごく興味があります。自伝とか出してくれないかなぁ…。
≫まさに小説が“命を吹き込まれた”ところを見せて貰えたと思います。
それは、原作ファンの方にとってはとても嬉しいことですよね^^
≫SOS団を作った時に意識的に期待していた状況=不思議なこと、と、無意識に期待していた状況=キョンが一緒に一生懸命に何かをしてくれること。曲がりなりにもそれが実現した。
本当そうですよね。現実逃避の中でやっとそれが実現するというのは、とても寂しいことですが、そこで彼女が本当に望んでいたことが、姿を表したのだとも見れますよね。
「ハルヒの無意識の孤独」というのも面白いですよね。
思い通りにならない「他者」が存在するから孤独ではない。ということですね。
そこに向き合えない中で逃避する。だけど、向き合おうと望む気持ちと相手と、その相手の気持ちとがあることで、「もう一度もとの世界で頑張ってみよう」となるということなのでしょうね。
そういう気持ちの動きは、とてもリアリティがあって、メッセージも感じますし、またやはり「可愛い」と思ってしまいますね^^
≫しかし、それがもし“変形妹萌え”だったりした日には…。
あははは(笑)
「萌え」っていう言葉を使ってはいますが、それは「性衝動」を含んだものだと思うんですね。
ハルヒが「体をもてあます」とセックスを匂わせることを発言したいたことを受けるならば、「俺はお前を見て欲情したんだ」と答えているのが「ポニーテール萌え」発言だったと僕は思うんです。でも、その気持ちに向き合うには彼は思春期すぎたんだろうなぁって。
そういう「肉感的な要素」を含んだ見せ方をしている中で妹があれだけ可愛く描写されていたのは、やはり「シスコンでロリコン」だろう、と。
いやまぁ「家族愛」や「家族がいる現実」に集約していいことだとも思っていますが、僕の中ではあまりにもピタリとハマってしまったので^^
≫この物語はシスコンでロリコンの駄目男がまともな恋に目覚める話だったのですかそうですか。
それは、実は男子にとっては普遍性のあることだとも思うんです。ロリコンの詳しいことはあまり分かりませんが、確か「性に目覚めた頃」の印象や衝動を求めて、「その頃の同年代の異性」を好んでしまう傾向という捉え方もあったかと思います。
男子が性に目覚める(具体的には勃起や射精を体験する)のは、だいたい10歳頃だと思います。それで言うと、妹が10歳という設定なのも意味があることだと思えます。
妹が、キョンにとって「非現実的な異性の象徴(ある種の理想像)」として見ると、「現実の異性」であるハルヒに向き合うためには、あの閉鎖空間でシスコンでありロリコンである自分を乗り越えなければならなかった、と思うのです。
なんていう。
そんな見方もいかがでしょうか^^
≫…まぁともあれ、いざとなったらキョンが手を取って引っ張ってくれる、という確信を得たハルヒは、これ以後、安心して彼の手を取って引っ張り回すようになったわけですね。
おぉ!とても素敵な表現です!本当にもう、可愛らしいカップルですよね^^
≫まさしく完璧な最終回でした。ありがとうございます。
この場に巡り会わせたことにも多大な感謝を。
その最終回をIuthさんや皆さんと一緒に巡り会えて、とても楽しかったです。Iuthさんもいつもコメントありがとうございました。原作既読の立場から、未読の僕が好き勝手に語るのを優しく見守って下さっていて、とてもありがたかったです^^
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
≫#それでも二期は実現して欲しいですが:)。
それはもう是非に!!
これからも書き込みお待ちしております^^
>だいぢんさん。こんにちは。コメントありがとうございます^^
≫最後の感想がシスコンでロリコンという所に思いっきり吹いてしまいました。
楽しんでいただけて何よりです(笑)
でもキョンがそうだっていうのは納得でしょ?
いい最終回でしたよね。見終わって次に進める感じで。
「目の正月」なんていうのは、最大級の賛辞ですよね^^
本当に楽しいシリーズでしたね。
いつも長文の感想を読んで下さってコメントを下さって、本当にありがとうございました。とても励みになり、嬉しかったです^^
小説も読みましたら感想を書きますね。
これからも、お付き合いの程、よろしくお願いいたします!
>janさん。こんにちは。初めまして。コメントありがとうございます。
誰に対して、またどの発言に対してのコメントなのかがよく分かりません。
せっかく書き込まれるのでしたら、どうぞご自分の思ったことを遠慮なくお書き下さい。
ただし、その際には常識の範囲で失礼にならない態度は心掛けて下さい。
>Merasaさん。こんにちは。初めまして。コメントありがとうございます。
夢というのは、見ている時は現実そのもので、それはパラレルだとも捉えられます。
目を覚ました時、それは初めて「夢」になる、ということですね。
私とMerasaさんとの間には「夢」というものに対する認識に違いがあります。
その点をご理解いただいて、読み直していただけると、また違った読み方ができるかもしれません。
ただまぁ…長文なんで。読み直すのは大変かもしれませんね。
これからも楽しく読んでいただけると嬉しいです。
>ALL
続きのレスはまた改めて書かせていただきます。
ですが、僕のレスのある無しに関わらず、どうぞフリートークで語っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします^^
投稿: だんち | 2006年7月10日 (月) 19:07
こんばんは。たこーすけです。
「夢」自体とはズレてしまうのですが、ちょっと思っていたことがあります。
あのですね。キョンってよく眠るなあ、と思いません?
居眠りというか昼寝というか。
パッと思いつくままに書き上げても、
第2話:憂鬱I:授業中にうつらうつら(ハルヒがSOS団結成を思いつくところ)
第3話:憂鬱II:部室で食後の昼寝(長門さんが本を貸すところ)
第5話:憂鬱III:図書館で昼寝(ハルヒの電話で起こされる)
第6話:孤島症候群(前):行きのフェリーの中で昼寝(寝顔撮影)
第9話:サムデイインザレイン:部室で昼寝(カーディガン!)
第12話:ライブアライブ:講堂で昼寝(ライブ)
第14話:憂鬱VI:自室で就寝
ちゃんと見返していないので、漏れているシーンもあるかもしれませんが、それでも、全14話中の半分で寝てるんですね。自分で書き上げてて、ちょっとびっくり。
まあ、高校生の頃とかって、ぼくもよく寝てたから、なんかリアルだなあと思ってはいたのですが。
えーっと。
特に話は発展しません。(笑)
すみません。
どなたかお願いします。(笑)
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月10日 (月) 22:04
こんにちは。だんちです。やっとメンテナンスが終わった!調子が良くなっているといいんだけど…。一応、書いたものはバックアップしておこう…。
そんなわけでお返事の続きです^^
>たこーすけさん。こんばんは。力作の感想をありがとうございます!^^
第13話の感想と関連したものになっていますね。
「シュレーディンガーの猫」の思考実験のお話、面白いですよね。
僕は自分が書いた感想のこともあって「生きているのか、死んでいるのか」の確率のところなんかに読んでいてすごくドキっとしました。
「重なり合っている」であったり、「多世界解釈」であったり。
思春期って、それまでの少年少女期よりも選択肢が飛躍的に増えるし、逆に青年期壮年期よりも視野が狭い上に選択肢に具体性が無かったりして、そこに出てくるのが「生きるか」「死ぬか」的な極端なものになっていくことがあるように思います。
小さな箱を一個一個開けていけば良いものを、わざわざ自分の手に余るようなでかい箱を開けようとしてしまうんでしょうね。
でも、それは現実に向き合うためには開けなければならない箱なんでしょうね。
≫「平凡な人」「平凡な日」。それも、じつは、世界のどこにもない、幻想なのかもしれません。
たこーすけさんのこの感想の中で特に僕が好きなのはここです!
平凡というある種の客観的評価は、箱を開けないでずらっと並べて「どれも箱じゃん」って見ている状態なのかもしれないですよね。
だけど、開けてみればそこにはそれぞれ違う中身が入っているし、そもそも主観によって中身も違ってくるし。
勇気をもってその現実の地平を歩くものに、平凡なんてもんは絶対に無いんだ、というようなことを思いました。
しかし。「箱」とか「開ける」とか、そういうキーワードをパクって適当なことを言ってしまっておりますが。
感想を読ませていただいて「…解説して」とか思ってしまいました^^;
だって、すげぇアカデミックなんだもんよ!
でも、アカデミックかつとても叙情的で、たこーすけさんの気持ちが非常に伝わってくる感想でした。
≫この「サムデイ」は「いつか、きっと来る、希望が実現する」、「その日」なのだと。
≫この「サムデイ」は、「someday my prince will come」。
≫そうです、白雪姫「いつか王子様が」の「いつか」です。
おぉ!とても素敵です!「サムデイ イン ザ レイン」に対する感動の深さが、改めて蘇ってきます。
構成も練り込んで、読む者に感じ取らせようとするとても素晴らしい感想でした^^
たこーすけさんとmementoさんの感想はどっかでまとめようかなぁ。
今後もフリートーク&クロストークでがんがん語り合いましょうね!!夜露死苦です!!
>まぐまぐさん。こんばんは。初めまして。コメントありがとうございます^^
感想読ませていただきました。
キョンの行動と発言のことなど、よく作品を見ていらっしゃるのだなぁと思いました。
僕個人としては「ポニー萌え」は「血の叫び」として捉えておりますけれども。まぐまぐさんの捉えられている「ギリギリのラインで照れ隠し&誤魔化し」というのも、非常にキョンらしく、彼の魅力や可愛らしさが感じられるものですよね^^
古泉の発言に関しても「安堵」というのは面白いですよね。
時系列順に見直してみて古泉についていろいろ発見があった上でそう思われるというのは、古泉の内面が、彼の順を追った言動にいろいろ表れているのでしょうね。
僕はまだ時系列視聴はしていないのですが、時間を見つけてしてみようと思います^^
僕もいろいろ発見したいなぁ。
≫ハルヒの心理に精通しつつも、彼女の能力を常に警戒し、疑わなければいけない古泉にとって、ハルヒを信じ、信じられているキョンはまぶしい存在なんでしょうね。
そうでしょうね。「信じあう」ということに対してとても渇望しているんだろなぁと感じます。
今後、彼の存在が、ハルヒとキョンにとっても大きなものになっていって欲しいなぁと思ってしまいます。
彼らが「本物の人間関係」を一つ一つ作っていく様子が、今後何らかの形で見れるといいですよね。
また是非書き込んで下さいね!^^
>なかうさん。こんばんは。コメントありがとうございます^^
≫展開は原作で知りつつも、つい興奮してしまいました。
ラストのOPでアドレナリン急上昇。
おぉ!!素晴らしい!!アドレナリン上がるラストでしたよね!!
≫むしろ、その後何があってかような仲睦まじい
関係になったのか、原作を読んでいても楽しみに
観れる構成だったと思います。
原作既読の方にとっては最高の楽しみ方でしょうね^^
一度楽しく読んだ作品を、アニメによってまた別の楽しみ方を与えられる。未読の者としてはとても羨ましい感想です!
≫第一の起点は、キョンとハルヒが出会った始業式の日。
第二の起点は、憂鬱のラスト。ようやくキョンが
ハルヒに対して一歩を踏み出した瞬間。
なるほど!面白いですね。
つまり、最初も最後も「何かが始まった瞬間」ということなんですね。
始まって始まる。という見せ方は、やっぱりとてもメッセージ性を感じますね。
そういった点でも
≫SF的な装いをしつつも、「生きた人間」が主に
描かれているところ
なのかもしれないですよね。
≫結局のところ、その後の物語はほとんど憂鬱が
起点となって派生したものではないでしょうか。
「起点」というテーマで見ていくと、それぞれのエピソードに様々な「起点」があるのかもしれないですね。
「派生」ということでいうと、「起点」が次の「起点」を生み、さらなる「起点」が派生して…なんていう感じに。
≫宇宙人、未来人、超能力設定は物語に彩りを添えるオードブルのようなものではないでしょうか。
とても魅力的なオードブルでしたよね^^
メインディッシュは登場人物達の「生きた人間」であるところの「生きた心」といったところでしょうか。
(…いい感じのことを言おうとしたらちょっと猟奇になってしまった…)
≫四話の草野球エピソード。
ハルヒとみくるがチア服に着替えたとき、
みくるの髪型をポニーにしつつキョンを伺って
ます。
ありましたねぇ。鮮烈に覚えています。まさに刺身のように!
「ポニテ萌え」発言を聞いて「そうか!野球の時のあれはこれがあったからなんだ!!」と知った時はそりゃもう悶絶しまくりでしたよ!!
≫(個人的には、四話が好きでした。
話のテンポが良いし、閉鎖空間とか長門の超能力が垣間見え、
キョンに諭されて頷くハルヒの姿あり・・・美味しいとこ取り。)
僕も第4話とても好きです。最後に皆で仲良くファミレスで食事しているところがとても印象的でした。一生懸命食ってる妹が可愛かったなぁ…。でもやっぱり4話はハルヒの可愛い正面顔が最高でしたね!
ハルヒのアニメは終わりましたが、よろしければうちのブログにもまた遊びに来て下さいね!^^
>うるるさん。こんばんは。初めまして。コメントありがとうございます^^
軽音部、練習していましたか!見落としてたぁ…。
今度見直してみます^^
≫ここまで本当にお疲れ様でした。
労いの言葉をありがとうございます!印象をただ書き綴るだけでしたが、楽しんでいただけて本当に嬉しいです!
毎回長文になってしまっていましたので、読まれる方も大変だったと思います。ありがとうございました!^^
≫「キスの意義は自身の肯定じゃなくて世界の否定」みたいな事について書こうと思ったのですが、原作でないと読み取りづらいような気もするので
なるほど。その辺りはまた原作を読む時の楽しみになりそうですね^^
キョン妹と一緒に谷口も現実を象徴するというのは、なるほど!と思いました。
キョン妹が「家の現実」だとしたら、谷口は「学校の現実」を象徴しているのかもしれませんね。
≫それと実は妹さん、以前似たようなタイミングで登場していますよね。長門の栞を見て、キョンが家を出る直前です。この時も同じように、キョンは妹に注意をしていたりして。
おぉ!確かにそうでしたね!すごく日常感溢れるシーンで、あれで彼には家族のいる現実の生活がある、ということが示されていましたよね。
≫うむ。なんか適当に書き始めた割にはいろいろ沸いてきてそこそこ面白いような気がしてきたw
あははは(笑)
それは、僕と文章スタイルが一緒ですよ^^
僕もいつも適当に書き始めて、どこかに辿り着くという、そんな書き方をしています。
僕のところは長文の書き込み大歓迎なので、是非またこういった感じで「書き始めて」みて下さい^^
≫好きな原作を京アニに手がけて貰えるってのはホント幸せな事です……。
原作も好きで、アニメも楽しく見れるというのは、本当に幸せな体験ですよね。作品をそういった形で楽しめるのは、本当に原作ファンの特権ですね^^
≫ハルヒはキョンという謎に迫ると同時に、自身の心という世界最大の謎に挑んで行く筈です。それだけのヒントと切っ掛けは、既に手にしたのですから。
それは本当に大冒険ですよね。でも、そこに向き合うことで、その冒険の目的地までの半分は、もう到達しているのかもしれないですね。
「好きな異性は異世界人」というのを読んでいて、「じゃあ、そうなると、生んで育てる子供や子孫はやっぱり未来人なんだなぁ」なんてことを思いました。
ということは、僕らは既に異世界人や未来人と一緒に生きているわけですね。地球人も宇宙人なら、宇宙人も一緒だし。自分にできないことをできる人は一種の超能力者だし。
やっぱり、この世界で生きていくことは、謎を解き続けていくような、冒険の日々なんでしょうね^^
よろしければ、これからも遊びに来て下さいね!
>臨川庵さん。こんばんは。初めまして。コメントありがとうございます^^
また長文の感想を読んで下さってありがとうございます!
≫「宇宙人と、未来人と、超能力者について話してやろうと~」って、ハルヒに話しちゃっていいのか?
じゃあこれまで(といっても放送順の上ではのことですが)のハルヒは三人の正体を知った上で知らんふりをしていたのか?
これ、もし本当にそうだったら、それもすごく面白いですよね。
「実は彼女は全てを知っている」という可能性も持って見ると、また全然違った物語になってくるのかもしれませんよね^^
≫するってーと「憂鬱」以降のハルヒが宇宙人未来人超能力者について言及してないのも、もう彼女にとってそんなものはどうでもいいことになっているということなんですね。
僕もそう思っていました。でも、もしハルヒがキョンの言うことを信じたら?話の印象が全部ひっくり返りますね!
そういう意味では、様々な可能性を持ったラストだったんだな、と改めて思います。
≫とはいえ、ここでキョンが話したことが「朝比奈ミクルの冒険」のネタ元になるんでしょうね。
おぉ!なるほど。そういう繋がりはあるかもしれませんね!
≫さらにするってーと映画のラスト、キスシーンで終わるところは彼女の見た「夢」の記憶が反映されてるってことなんでしょうかね。
ハルヒにとって「キス」というのは、それだけのクライマックスになっている、ということかもしれませんね。
僕は、あの映画では古泉、みくる、有希の三角関係にしているところで「あ。ハルヒのヤツ、露骨にキョンを独り占めしようとしてやがるな」なんて後で思ってしまいました^^
≫「また部室で」じゃなく「また図書館に」、ってそれはデートに連れてけってことかーっ!アンタなに告白してるんですかー。
あははは(笑)本にだけ熱中しているようでいて、キョンと一緒にいることに何かを感じていたわけですね。ギリギリの場面で出てくる切ない台詞ですよね。
そういや、あの後キョンは有希を図書館に連れて行ったんでしょうかね?ハルヒにバレたら世界崩壊の危機ですから、これまた命がけのミッションになりそうですね^^
またこれからも遊びに来て下さいね!
>mementoさん。こんばんは。コメントありがとうございます^^
≫視聴者に向かって七色の変化球を投げ続けてきたアニメ版「ハルヒ」が、最後にど真ん中ストレートを投げてきた、と、そんな感じの最終回でしたね。「奇をてらうために奇をてらう」式の作品は正直あまり好きじゃないんですが、その点でこのアニメのスタッフは実によく、はみ出すべきところと抑えるべきところを心得ていたと思います。本当にお見事でした。そしてありがとうございます、京都アニメーション。
剛速球きましたよね!緩急つけた見事なピッチングでした。
そうやって思うと、全部直球ど真ん中ストレートだったりしたら、圧倒されて見ていて疲れるようなところはあったのかもしれませんね。気持ち良く見させてもらったなぁって改めて思います。
そういえば、初めてコメントをいただいた時は孤島症候群の後にミステリックサインが続く流れだった時に「それはないんじゃないか?」というところからでしたもんね。
そこから古泉の孤独に話が発展していったりして、毎回mementoさんとコメントのやりとりするのが視聴するのと一緒に楽しみでした^^
≫…でも、あの喋る猫(シャミセン)については、ちゃんとした説明のないまま終わっちまったな(いやまあ、最後の有希の台詞でなんとなく察しはつきますけど)…。
あぁ!そういえば!!すっかり忘れていました!!^^;
しかも僕は何の察しもついていません。原作読まねば!
是非また、いろいろ感想を書き込んで下さいね。
楽しく語り合っていけたらなぁと思いますので、今後ともまたよろしくお願いいたします!^^
>のんぷーさん。こんばんは。コメントありがとうございます^^
≫まずはお疲れ様でした。
ありがとうございます!^^労っていただけて嬉しいです!
≫しかし私はまだだんちさんの感想の過去ログを全部読んでない!!とりあえず出直してきます。
どの感想も、長文ですよ…^^;
長い旅になるかもしれませんが、お読みいただけるというのは、とても嬉しいです!
≫一つ、今回の感想で、キョンがポニーテール萌えをハルヒに暴露したことについて
≫いやーこれ、すごく同感。
おぉ!同感していただけた!!^^
≫基本的にキョンは神であるハルヒに対して、彼女の知らない秘密を知っていることでより巨視的かつ有利な立場でいられるわけですが、自分の欲望・衝動みたいなものを晒すことでハルヒに正面からぶつかったわけですね。
そうなんですよ。僕は本当にそう思うんですよ。
ずっと彼の心の中にしまわれていたものだって思うと、それだけ彼にとって性衝動のど真ん中にあるのが「ポニーテール」なんだろうなぁって、思えるんですよね。
彼は突然自覚したんでなく、本当はずっと自覚していて隠したり見ないようにしていたのでしょうから。
やっぱりあれは「素晴らしい告白」ですよね!^^
≫また思うことがありましたら書き込みさせていただきます。
了解です!
過去の感想全部読まなくっても、全然OKですから。何か思うことがあれば、どんどん書き込んで下さいね!^^
>フレアさん。こんばんは。コメントありがとうございます^^
感想読ませていただきました。
作品から受けた印象を語ることを、皆でしてきて、そこにこうやってフレアさんにも参加していただけて、とても楽しかったです^^
≫見終えてまず感じたのはホッとしたことです(^^;
あー。分かります。なんだかえらく緊張感がありましたもんね。
先の物語を見せられていたとしても、思い切りひっくり返すことだってやりかねない作品でしたからね。
≫この体験をした二人は第1~13話までとはちょっと違う
キョンとハルヒに変わっていた気がします。
そうですよね。
そうなると、それまで見てきていた先の物語がいろいろと違った見え方がしてきて面白いですよね。
≫恐らく彼女は女として見られていない事にある種の劣等感みたいなものを感じていたんでしょうか。
なるほど。これは、ハルヒを見る上でとても重要な点かもしれませんね。「劣等感」というもの。
勉強も運動もできて、容姿端麗スタイル抜群。
だけど、女としての可愛らしさがとにかく足りない。
彼女はずっと「つまらない」と周囲のことを見ていたわけですが、それはまず自分自身が根本的に何かから劣っていたことによるのかもしれませんね。
≫さて、私は放送が終わったら原作を読んでみようかなと思って
いましたが、今のところ未定です。
いまだに謎のまま残っている部分を知りたいような、そのままに
しておきたいような・・・(^^;
その気持ちも分かります。
僕は原作もシャッフル読みしてみようかなぁ、なんて思っています。
いきなり最新刊から読んでみるのも面白いかなぁって^^
あと、あっちこっちで聞く「消失」ですね。
既成概念に囚われない楽しみ方が、いくらでもできるんだろうなぁということを、アニメによって教えられたように思いますし。
≫それから、これほどクオリティの高い作品を提供してくれた
スタッフの方々に改めて感謝したい気持ちでいっぱいです。
今後の彼らの仕事も、本当に楽しみですよね!!
フレアさんも、これからもどんどん思ったことを書いていって下さいね!!^^
>Iuthさん、こんばんは。
「緊急ミーティング」のこと教えて下さってありがとうございます!一夜限りの企画って、なんだかドキドキしますね^^
そうかぁ。「退屈」を読んでいるとより面白かったわけですね。くそぅ…。やはり読まなければ!!
>ALL
僕のレスがなくても、ご自分のタイミングでどんどん書き込んで下さいね。
フリートークで自分の思ったことや、クロストークでお互いの感想の感想など。いっぱい語り合いましょうー^^
それでは、またです~~
投稿: だんち | 2006年7月13日 (木) 20:30
どうも。mementoです。
考えてみると最初にコメントを送ったのは、まだ、あの構成に違和感を持っていた時期でしたね。あの頃と較べると、今ではコメントの数もとんでもないことになって、感想書き込み用のエントリーまで設けられるようになって…。作品人気の高まりが、ここのコメント数で如実にわかりますね。第12話放送後なんて、てりぃさんもおっしゃってましたが、ほんとに文化祭状態でしたし。
しかし、今読み返すと自分のコメントもかなり、とんちんかんなのがありますね…。なんか、最初の頃はキョンがSOS団メンバーたちに後ろめたさを持っているとか書いてますが、今じゃ、
「えー? なんだよ、それ?」
って感じですし。
一樹の孤独に関しての言及は、最終話を見終えてわかったんですが、どうも僕が自分の視点を寄せていたのが、彼だったからじゃないかと思います。主役二人の視点で見るというよりは、僕は事情を知っている第三者的な視点で作品を見ていたようです。ま、有希やみくるは女の子だし、彼女たちの立場で見るにはちょっと難があったので。
>しかも僕は何の察しもついていません。原作読まねば!
や、すみません。察しというほどでもないんですが。
最終話でキョンが有希に向かって、おまえのようなのがたくさんいるのか、と訊き、彼女がそれを肯定したので、あの猫もたぶん有希の同僚とかなんじゃないか、と思っただけです。たぶんそうですよね? 違ったかな…?
最終話を見終わって個人的にハルヒについて思ったのは、
「願っただけで実現する能力を持ってるって、なんて不幸なんだろう」
ということでした。
だんちさんがいわれているように、願いを叶えるなんて、いたってありふれた能力ですよね。ただ、本当は“願う”ことと“叶える”こととの間には、それ相応の隔たりがあるわけで。原因と結果との間には過程があるといい換えてもいいですけど、僕はある意味では結果なんかより過程の方がずっと重要だと思っています。それなしでは願いなんてほとんど無意味だってくらいに。
人間を人間らしくするのは“願う”ことであり、その願いのために行動することだと考える僕にすれば、まるで自動販売機みたいに、願いを投入口に入れれば、取り出し口に“自動的に”その結果が落ちてくる、というような能力は、ハルヒの人間性を奪うものでしかないと思えました。彼女が自分でその能力に気づいていないのが唯一の救いですが。
うーん・・・これについてはあらためて、掲示板にでも書いた方がいいのかな。ちょっと短くまとめられないので、そのうち、機会があれば。
それでは。
投稿: memento | 2006年7月15日 (土) 01:08
こんばんは。たこーすけです。
ぼくは、第13話のすげぇアカデミックな感想で、「ハルヒの心の真ん中を、結晶化させる種結晶」と書いたわけですが、それは、もちろん「キス」なんだろうと思っていたわけですよ。大人みくるの「白雪姫」があったわけですから。
で、その「結晶化のための種結晶」つまり「きっかけ」となる「キス」のシーンは描かれるのだろうと思っていたのですが、「心の真ん中にできる結晶」の方は「キョンへの明確な想い」だと思っていたので、見ることはないだろう、というか、この後のエピソードでさんざんぼくたちは見ている、と思っていたのです。
ところが、ポニーテールですね。
キョンへの想いも、もちろんハルヒの心のど真ん中に確固たる結晶として現れたと思うのですけれど、「ポニーテール」もまた、心の中だけには抑え切れないほど溢れて出てきた「結晶」なんだなあと思ってしまいました。
だから、のんぷーさんも同意してらっしゃる「正面からぶつかった、血の叫びである素晴らしい告白」である「ポニーテール萌え」の方が、むしろ「種結晶」だったのかもなあと思いました。
キスの方は、janさんが仰っている「キョンがキスをするなんて現実である筈がない」というような、戻るためのきっかけだったのかもしれませんね。
しかし、ポニーテールにしたのは翌日だけなんですよね。毎日したっていいじゃないかと思いますし、髪だってそのために伸ばしたらいいんじゃないかと思います。
でも髪を伸ばさないのは、髪型に掛けていた「願掛け」が、それほどまでに思いつめていたものであったということを表しているのかもしれません。
つまり、彼女の「SOS」の深さ、ですね。
まあ、しかし、ハルヒもキョン以上に素直じゃないところがありますし、ポニーテールが一日だけだったのは、「それが女心ってものよ」といった感じかもしれません。
うるるさんが仰っているように「恋する乙女から見た好きな異性は、いつだって異世界人のように謎に包まれた存在」であるのと同様に、ぼくたちにとって、女性はほんといつだって異世界人であって、乙女の女心は永遠に謎なわけですものね。
それでも、「ポニーテール萌え」はキョンにとっても「血の叫び」であったのと同じく、ハルヒにとっても、やはり突き刺さるものはあったのだと思います。
なんというか、「あ。覚えててくれたんだ」、「見ていてくれたんだ」というか。
女性って、いくつになっても、それこそキョン妹くらい小さい子からおばあちゃんに至るまで、多かれ少なかれ、「わたしを見て」っていうところがあると思うんですよ。
だから、なかうさんが仰った「第一の起点である始業式の日」その日自体ではないのですが、それに近い頃の「ポニーテール」を見ていてくれて、覚えていてくれたことは、大きいんじゃないかなと思います。
だって、我々男性という生き物にとって、しばしば窮してしまいがちな問いである、
「ねえ、出会った頃のこと、覚えている?」
に対して、キョンはバッチリ答えたというわけですからね。
よくやった!キョン!
ところで、だんちさん。大丈夫ですか?
ここのところ、猛烈に暑い日が続いていますし、どうかくれぐれもご無理をなさらず、お体にお気をつけください。
ひとまず、それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月16日 (日) 04:48
こんにちは。たこーすけです。
うるるさんが仰っている「谷口くんも現実の象徴」は、ぼくもなるほど!と思いました。
キョンは、ハルヒとみくるちゃんの生下着にも反応薄いし、なんか達観した冷めた感じなのに対し、谷口くんは、女子のランク付けから文化祭のナンパから「わわわ忘れ物~」での反応から、現実の健全な男の子な感じですよね。
谷口くん。
中学時代にハルヒに5分でふられたのは谷口くんなのだとしたら、結構胸中複雑なところだろうなと思います。だから、最終回での「そうか。おまえはとうとう涼宮の毒に冒されてしまいつつあるんだな」とか「あんまり近づかないでくれ。涼宮が感染る」とかの辺りは、清々しいというか、ナイスガイですよね。
しかし、それにしてもキョンは、男の子としての反応が薄いというか、特にハルヒ絡みについては無反応だし、ほんと、それってどうなんだ?
やはりそれは、まぐまぐさんも仰ってるように「キョンは、行動は本心が出るけれど、発言は照れ隠し&誤魔化し」ということなのでしょうね。
なんというか、奴は人の目を気にしてますよね。
この物語はキョンのモノローグで進行していきますが、それは、キョンが一人で独り言を言っているのをぼくたちがこっそり覗いているというわけではなくて、奴は明確に聴衆を意識して語っているわけですよね。まさに舞台上でのモノローグ。だから、ハルヒ絡みになると、どうしても照れが出て、照れ隠し&誤魔化しが入ってきてしまうと。
だから、だんちさんの仰っている、「素直すぎるモノローグ」というのも、やはり「どんどん険悪になっていく」ことに対しての、キョンの焦りというか「ストレス」の誤魔化しなんだと思えます。
あ。でも、まぐまぐさんが仰っているのは「ハルヒに対して照れて誤魔化している」ということですね。聴衆云々でなく。
いや、キョンは自分で一人で勝手に照れてるということかな。
んー。奴は一体「誰に」あるいは「何に」照れているんだ?
と思ったらですね。
ああ。キョンは、「俺はハルヒのことが好きなんだ」ということを、初めてハッキリと自覚したことに照れているんですか。ね?
そうか。
いや、ぼくはハルヒに夢中で、キョンのことはあまり重要視してなかったから(笑)、よくわかってなかったです。
そうか。あいつは「ハルヒに告白する」よりなにより、まず、自分の気持ちを自覚してさえなかったのか。
まぐまぐさんの「心の中で誤魔化し抜きに自覚したキョン」
なかうさんの「第二の起点」
フレアさんの「異世界へ来て初めて気付いた自分の気持ちと結論」
だんちさんの「彼はあの瞬間、自分がシスコンでロリコンであることを無自覚的にではあっても乗り越え、同世代の少女に対する恋心に向き合うことができた」
そうか。ハルヒだけじゃなくて、キョンもあの時初めて、モヤモヤしていた気持ちがハッキリとその姿を現したのか。
やっと自分の気持ちに気づいたんだ。
それも、他人から言われて、その気持ちが明確に定まったんだ。
前回。
「気をつけて」
「注意しておいて下さい」
「取り逃がすんでないよ」
と言われていたのに、ハルヒのそれこそ「血の叫び」に対して、ものの見事に(笑)何もできず、何も言えなかったキョン。
今回も
「長門は言った。進化の可能性と」
「朝比奈さんによると、時間の歪みで」
「古泉に至っては、神扱いだ」
では、俺にとってはどうなんだ?
そう、ただのクラスメートじゃない。
気づいたんですよね?あいつは。
3人にとってだけでなく、キョンにとっても、「涼宮ハルヒ」は「進化の可能性」であり「時間の歪み」であり「神」なんだと。
だって、恋愛の相手って、
真剣にその人と向き合うことによって、自分を成長「進化」させてくれて。
それは時として、自分の趣味から主義から主張までもねじ曲げさせかねず、
まるで過去の自分が断絶してしまい、
さかのぼる事ができない「時間の歪み」であるかのようで。
そんな、世界を、自分を、作り変えてしまうほどの「女神」。
なわけじゃないですか。
自分にとって、ハルヒはそういう存在なんだと気づいたんですね?
こじつけかな。
まあ、そんな見方もどうでしょうという感じで。
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月17日 (月) 17:13
こんばんは。たこーすけです。
Merasaさんも仰っている、「でもキョンは元の絵がいいぜっていったので戻した」、世界。
この世界は「元の絵」なのか、それとも「新たに書き直した」ところがちょっと残っている世界なのか。
あるいは、これから描くところの筆遣いが少しだけ変わってくるのか。
ちょっと、ぼくにはわかりません。
でも、フレアさんが仰っているように「世界は少しだけ造り換えられた」のかなとも思います。
ぼくは、まだ時系列順にちゃんと見直していないのですが、
まぐまぐさんが見直して発見なされたこと。
きっと、ぼくも、時系列順に見直してみると、いろんな発見をしたり、今までとは少し違った印象を受けたりするような気がしています。
それは、臨川庵さんやフレアさんが仰るように「ここから別の時間線にシフト」して「これまでとは違うストーリーが展開しそう」な感じも、すごくするから。
今まで自分の目で見てきたはずのエピソードが、
ちょっと違って見えてくるかも。
それは、世界がちょっとだけ造り変わったから。かも。
さて、そこで。
造り変わったのは、作中の世界なのか、あるいは、ぼくたちの生きているこの世界なのか。
なんて、考えたりしてみたり。
というわけで、ぼくも、だいぢんさんと同じく、早く続きが見たい!!という衝動にはならずに、まだまだ、この「涼宮ハルヒの憂鬱」を何回も見て楽しみそうです。
原作は、どうしよう。
いや、読むとは思うのですが、その、だんちさんの「シャッフル」の悪い誘いをどうしようかと。(笑)
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月21日 (金) 03:18
おはようございます。だんちです。
溜まっていたお返事をやっと終えました。時間が掛かってお待たせしてしまいましたが、お一人お一人にお返事をすることは、とても楽しかったです^^
これからもどんどん語り合えるといいなぁと思っております!
>mementoさん。おはようございます^^
≫あの頃と較べると、今ではコメントの数もとんでもないことになって、感想書き込み用のエントリーまで設けられるようになって…。作品人気の高まりが、ここのコメント数で如実にわかりますね。第12話放送後なんて、てりぃさんもおっしゃってましたが、ほんとに文化祭状態でしたし。
本当にそうですよね。
僕の記事がただでさえ長文なのに、そこにコメントがいっぱいつくともう、とんでもないことになりますからね^^;
最初は感想書き込みエントリーを分けるのはどうだろう?とも思いましたが、多くの人に書き込んでいただけてありがたかったです。
「文化祭状態」になる中で、原作既読の方々にネタバレのことを気遣っていただけて、暖かく見守っていただけたなぁ、と改めて感じます^^
これだけ楽しい時間を与えてくれた作品に、心から感謝せずにはおれませんね!!
≫一樹の孤独に関しての言及は、最終話を見終えてわかったんですが、どうも僕が自分の視点を寄せていたのが、彼だったからじゃないかと思います。主役二人の視点で見るというよりは、僕は事情を知っている第三者的な視点で作品を見ていたようです。ま、有希やみくるは女の子だし、彼女たちの立場で見るにはちょっと難があったので。
確かに、古泉君はSOS団の中では「他人」という位置付けを明確に持っていますもんね。
どこかお祭り状態の「青春倶楽部」からは一歩引いているところは、天邪鬼なところも持っている僕にもすごく感情移入できるものがありました。
でも…。
「古泉は実は女の子」説をでっちあげようと思うんですけど。協力しません?(笑)
≫最終話でキョンが有希に向かって、おまえのようなのがたくさんいるのか、と訊き、彼女がそれを肯定したので、あの猫もたぶん有希の同僚とかなんじゃないか、と思っただけです。たぶんそうですよね? 違ったかな…?
あ。なるほど。了解です!
なんだか勝手に「すごいところまで察しているに違いない!」と盛り上がってしまいました^^;
≫最終話を見終わって個人的にハルヒについて思ったのは、
「願っただけで実現する能力を持ってるって、なんて不幸なんだろう」
ということでした。
≫まるで自動販売機みたいに、願いを投入口に入れれば、取り出し口に“自動的に”その結果が落ちてくる、というような能力は、ハルヒの人間性を奪うものでしかないと思えました。
≫うーん・・・これについてはあらためて、掲示板にでも書いた方がいいのかな。ちょっと短くまとめられないので、そのうち、機会があれば。
なるほど。読んでいて「人間性を奪うもの」というところがとても興味深いように思えます。
その意味では、ハルヒのその能力の存在を気づかせないようにするSOS団の面々は、ハルヒを人間たらしめる存在なのかもしれないですよね。
是非、お時間があれば掲示板を思う存分お使い下さい!!
楽しみにしています!!
僕は作品の持つメッセージとして「自分を超常的な存在だと妄想して逃げ込むことは止めて、現実の地平にしっかりと足をつけて歩きなさい」というものがあるように感じます。
だからこそ、ハルヒに痛々しい、それこそ笑われてしまうような現実逃避をさせているんじゃないかなぁって。
この作品の意図を僕なりに評価する前提になっているものに、小野不由美さんのエッセイ「ゲームマシンはデイジーデイジーの歌をうたうか」の中の「少女達の憂鬱」という文章があります。
小野さんはホラーや超常現象を扱った小説を書く上で、「体験談や噂を教えて」と募集したのですが、そこで体験談として「超能力者」や「前世の記憶をひきずって戦っている光の戦士」や「特殊な団体に所属している霊能者」であるという少女達からのお手紙が沢山来たというのです。
そういった「体験談」を送ってくる少女達の未来のない現実逃避の「憂鬱」に対して、小野さんは悲しくなって溜息をついてしまう、という、そういうエッセイなんですね。
物語を作る者として、人に対して何を与えていくのか、というのはこれは絶対に考えるもので。漫画やアニメや小説を作っていれば、そこにある「都合のいい世界」に逃げ込もうとする子達がいることは、当然意識することだと思います。
そこで、はっきりと真正面から向き合ってメッセージを放った作品の一つが、「涼宮ハルヒの憂鬱」なんではないかな、と思うんですね。
フィクションの世界を描くからこそ、「フィクションに逃げてはいけない」と訴えることは、フィクションの世界が生み出した「積極的な被害者」を救うために、まさにSOSに応えるために、必要なことなんだと、物語を作る一人の人間として思ったりします。
それを、楽しく見れるエンターテインメントとして提出することは、本当に素晴らしいことだと感じますし、見習っていきたいと強く思います。
…なんだか、刺激を受けて語ってしまった…。
とにかく、そういった作品の持つ意味性が、今の思春期の少女達なんかが現実に向き合って成長していくことで、評価として高まっていくといいなぁということを思って、一回目の感想の最後のあたりを締めくくったりしました。
「人間性を奪う」ことを、少女が自らするようなことがあるのであれば、その原因になるものは何だろうか、ということにも思いを馳せてしまいます。「人間のまま」では唯一無二の自分ではいられないというのは、それはいったい、何故なんだろうか。って。
考えはちょっと今すぐにはまとまりませんが、やはり「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品は、「必要なもの」なんだ。という評価ができるんだろうな、と思います。
乱文による語りで失礼いたしました。これからもいっぱい語ってまいりましょうね!^^
>たこーすけさん。おはようございます^^
いっぱい書き込んで下さってありがとうございます!このエントリーを存分に活用していただけて嬉しいです!!
「よし!絡むぞ!」と思っていたのですが、すいませんちょっと語りすぎました。もう脳が動きません。また次回にしますね^^;
あ。でも僕は原作最新刊注文しましたよ!「オシムの言葉」と「蟲師」DVDと一緒に!26日くらいに届くはず。
シャッフルで読もうぜぇ~~( ̄ー ̄)
まぁでも、僕は小説を後ろから読んでも平気な性格なので、最新刊から読もうなんて思えるわけですが。
是非、楽しめる読み方をなさって下さい^^
あと、時系列視聴しないとね。
毎週月曜日とか決めて1話ずつ見ます?それとも何日って決めて一気見をするとか。そうしたら「時系列視聴感想エントリー」も設けますぜよ!
ではでは、今回はこれにて、失礼いたします~~^^
投稿: だんち | 2006年7月21日 (金) 05:46
こんばんは。たこーすけです。
Iuthさんの「表層意識と無意識」
mementoさんの「人間性を奪う自動販売機」
そして、「死の影と第10話で…」の方での(えへへ。そうです、お呼びしたのでした。みなさま乗ってきて下さってありがとうございました)、
Iuthさんの「ハルヒは無意識では全てを承知している」
mementoさんの「ハルヒ二人説」
そして、掲示板の方の
フレアさんの「正義と悪」
について、つらつらと考えをめぐらせていたのですが…
mementoさんのすごいのがきた!!
「星に願いを」
ちょっと、涙が溢れた。
また無邪気に騒いでしまうのもどうかとも思うのですが、でも、ちょっと泣いた。
すごかったです!!
あー。もう今日はここまで。
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月22日 (土) 04:00
こんばんは。たこーすけです。
ちょっと、改めて思ったことがありましたので、それを書き込ませていただきます。
God knows...の歌詞がちゃんと物語とリンクしているということは、何となくわかっていました。
てりぃさんのところを読んだりしていましたし。
ただ、改めて聴いてみると、今まで思っていた以上に、ビシビシ第13話と第14話に沿っていることに気づいて、鳥肌が立ちました。
「ハルヒのことを歌っている」というより、「ハルヒからの視点」という感じで。
キョン視点でもなく、第三者的視点でもなく、ハルヒから第13話、第14話を見たら、という感じで。
フレアさんもお書きになっていましたが、
「あんただってつまんない世界にうんざりしていたんじゃないの?本当は面白い事が起こって欲しいと思っていたんじゃないの?」
という思いで、改めて聴いてみると、という感じです。
歌詞全文をここに書き下すのは、いろいろと憚られますので、こちらを参照してください。
http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/su/haruhi/god.html
(トップページ http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/)
そして、Lost my music もです。
ぼくはもともと、
「あした目が覚めたら ほら 希望が生まれるかも Good night!」
というところが、特に好きだったのですが、
これって、まさにあの日、眠りにつく前のハルヒの気持ちじゃないですか?
だんちさんが仰った、
翌日「朝、目を開けた」ハルヒが、「おそらくは一生懸命可愛く結んだポニーテール」。
それを思いながら聴いた時、電車の中でしたが、ちょっと涙ぐんでしまいました。
この曲の方は、何箇所かしっくりこないところもあるのですが、あるいは原作を読むと、ビシッとくるのかもしれません。
歌詞はこちらを参照してください。
http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/su/haruhi/lost.html
いやあ、泣いちゃいました。
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月23日 (日) 04:38
遅まきながら私も昨日涼宮ハルヒの詰合を購入しました。
最初に聞いたとき「お、これがENOZのメンバーが歌う正式版か~」と
思ってしまったんですが、でもよく見てみると・・・
歌:涼宮ハルヒ(C.V.平野綾)でしたね(^^;
なんともうっかり者のフレアです(ToT)
聞いているとあのライブシーンが思い出されますよね!
偶然なんですが私もたこーすけさんと同じくLost my musicの
「あした目が覚めたら ほら 希望が生まれるかも Good night!」
この部分に感動しました。
なんていうか「明日に希望があるんだよ」という感覚が好きなんです。
今日よりも明日、あしたよりのあさって、とにかくこれから先には
光のように明るいものや希望がある気がしますし、そう思いたいですよね(^^)
だけどそれらは待っているだけではダメなわけで、私たちが自らの手で
掴み取っていかなければ決して手に入らないんですよね♪
それから3曲目の恋のミクル伝説は・・・これはご愛嬌という事で(^^;
だけどあそこまで調子を外せるなんて、後藤さんの天才的名演技?
こちらは別の意味で感動しました(^^)
投稿: フレア | 2006年7月23日 (日) 07:30
>たこーすけさん。おはようございます^^
キョンが作中でいっぱい寝ている、というのは面白いですね!!
たこーすけさんが書き出してくれた話数を見ると、「憂鬱」での居眠りシーンがすごく多いようですよね。
それは、演出意図として「夢と現」というものを表現しているのかもしれないですね。
発展…できるかな?
えっと。
さり気に、有希と一緒の時に寝てることが多いですよね。なんだか。
それだけ、キョンは有希に対して安心してしまう存在感を感じているのかもしれないですよね。
あと、眠るということでいうと、「ミステリックサイン」の試験の時にハルヒがあれだけ無防備に眠っているのも、なかなかないことだよなぁとも思います。
「憂鬱」での「眠り」とそれ以降での「眠り」には、ちょっと違いがあるかもしれないですね。
特に「覚めた後」に。
あんまり思いつきませんが、「眠り」という点に注目してみるのも、面白いですね^^
≫だって、恋愛の相手って、
真剣にその人と向き合うことによって、自分を成長「進化」させてくれて。
それは時として、自分の趣味から主義から主張までもねじ曲げさせかねず、
まるで過去の自分が断絶してしまい、
さかのぼる事ができない「時間の歪み」であるかのようで。
そんな、世界を、自分を、作り変えてしまうほどの「女神」。
なわけじゃないですか。
本当にそうですよね。
なんだか、古泉がキョンに「本当にまだお分かりじゃないんですか?」なんて言ってたけど、キョンだって実際は分かっていて、だけど向き合えていなかったんでしょうね。
「真剣にその人に向き合う」
っていうのは、やっぱり勇気がいりますからね。
だからこそ、ハルヒをずっと見ていたんだ、というキーワードになる髪形のことを真正面から言うことで、
≫「あ。覚えててくれたんだ」、「見ていてくれたんだ」
という、現実の感激、興奮、喜びをハルヒに与えることができたのでしょうね。
そうなんだよなぁ。
絶対にチューだけじゃ目覚めなかったと思うんですよ!!
「ポニーテール萌え」発言は本当にすげぇ重要な、それこそたこーすけさんが仰る「出会った頃のことを覚えていて、それをちゃんと言った」という、誠意と真剣さを持った、素晴らしい告白なんですよ!!
そしてそれを「ノーヒント」で言ったことがまた偉い!!
だから、僕は全然チューにはこれといって驚きは無くって。
それよりもその前の彼の発言こそが事態を動かしたのだと思うし、感動したんですよね。
血の叫び…そう!血の叫び!(二回繰り返したからといって説得力が上がるわけではない)
時系列視聴、僕は今「孤島症候群」前編のOPまで来ました。やっぱり一気見は無理でした^^;
でも、いろいろ発見しますよ!マジで面白い!!是非時間見つけてやってみて下さい。そしてまたたっぷり語り合いましょうね!!^^
それと、体調のこと気遣ってくださってありがとうございます。
やっぱり、湿気でかなりやられていたようです。
紙を扱う仕事でもあるし、体調のことも考えると除湿機買うべきですね^^;
たこーすけさんも、お体気をつけて下さいね!
ではでは。またです!
投稿: だんち | 2006年7月28日 (金) 06:00
こんばんは。たこーすけです。
これから時系列視聴に入ります!
>フレアさん
Lost my musicのあの部分いいですよねー!
ほんと、ぼく大好きなんですよ。
ちょっと何か嫌なことがあったりした時、とりあえず眠って、起きたら、薄れたり忘れたりすることってあるじゃないですか。
だから、
「ほら、くよくよしてないで。さあさあ、とにかくもう寝ちゃいなさい!はい、寝た寝た。オヤスミ!」
って感じで。
いや、なんか、フレアさんのお書きになったものに比べ、投げやりな感じですが…(笑)
>だんちさん
>>さり気に、有希と一緒の時に寝てることが多いですよね。なんだか。
それだけ、キョンは有希に対して安心してしまう存在感を感じているのかもしれないですよね。
なんだか……すごく、キョンに嫉妬を感じます…
とても、ムカツキますね。あの野郎。(笑)
ちょっと「眠り」にも注意して時系列視聴してみますね。
血の叫び…
>>そしてそれを「ノーヒント」で言ったことがまた偉い!!
そうなんですよね!だから、あのフラッシュバックがすごく活きてるんですよね。
いやあ、よく言った!キョン!
しかし、ムシムシしますね。なんか、ここ数年ですごく暑くなった気がするけど、年のせいなのかな。小さい頃もこんなに暑かったのかしら。
ぼくも体調、気をつけます。ありがとうございます!
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年7月30日 (日) 00:16
こんばんは。たこーすけです。
時系列視聴、完了しました!
ので、そちらの方にも行こうと思うのですが、ちょっと1つだけ。
放送終了から1ヶ月経ってしまいましたが、まだちゃんとお礼を言っていませんでした。
だんちさん、お疲れ様でした。毎回とても楽しかったです。本当にありがとうございました。
改めて感心するのは、だんちさんの視点はずっとブレなかったことです。
「生きた少年少女達の青春物語」。
ずっとだんちさんの考察を読んできた今思うと、何だか当たり前のようにも感じられます。
でも、最初にここを拝見した時は本当に驚きでした。ああ、そういう見方もあるのかと。
初期からぼくもこの視点で、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を視聴することが出来たのは、とても幸せでした。本当にありがとうございました。
そして、いつもいつも長文を失礼いたしました。だんちさんの、書き込みを推奨なさって下さるお言葉に甘えて、随分と調子に乗って書きまくってしまいました。申し訳ありませんでした。
いや、でもですね、このコメント欄には長文を引き寄せるものがあるのですよ?
まず、だんちさんの鋭い考察の記事。それに呼応したみなさまのコメント。そしてそれに応えるだんちさんのコメント。
これらがどれも長い!!(おまえにだけは言われたくない)
だいたいですね、長文コメントに対して、それ以上の長さでだんちさんがコメントを返されるとか、普通にありましたものね。(笑)
よおし!ぼくも!という気持ちになるのも仕方ないんじゃないですか?(転嫁)
いや、しかし、それはともかく。
コメント欄も、みんな読み応えがあり、刺激的で、とても楽しかったです。
mementoさん、Iuthさん、フレアさんをはじめコメント欄のみなさま、本当にありがとうございました。
あとですね、気のせいかも知れませんが、なんとなく、このコメント欄は縦幅横幅が長いような気がするのです。1ページに収容できる文字数が多いというか。ブラウザによって見え方は異なるのかもしれませんが、なんとなく、たくさん書き込める気がしまして……(言い訳)
気のせいかな。
というわけでですね、ぼくの長文は、必ずしもぼくだけのせいでは……いえ、すみません。申し訳ありませんでした。
ネットとアニメのとても幸せな連携。それを目の当たりにした三ヶ月間だったように思います。
1回目の情報爆発。今はもうネット上もだいぶ落ち着いてきた感じですかね?
2回目、3回目の情報爆発はあるのでしょうか、ないのでしょうか。
あるとしたら、いつだろう。DVDが全巻出揃った時、というのは弱いかな。再放送とかあったりしたら、その時かもしれませんね。まあ、第二期が実現したら、その時は間違いなく爆発することでしょうが。
どうであれ、まだアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を見ていない人はたくさんいるわけで、その方達がいつの日か視聴して、そしてネット上に情報を求めて、だんちさんの記事に辿り着くかもしれません。
もしかしたら、コメント欄のこんな奥深くまでやって来てしまう奇特な方が、一人か二人いらっしゃるかもしれませんね。
それは、あなたですか?
こんばんは。初めまして。
面白いですよね!「涼宮ハルヒの憂鬱」。
御覧のように、ぼくたちは2006年4月から7月までの本放送において、盛り上がってきました。
どうです?だんちさんの考察。鋭いでしょう?びっくりなさったんじゃないでしょうか。そして鋭いだけでなく、彼らに対して、とても優しいんですよね。
みなさんのコメントもハッとさせられますよね。すごく刺激的じゃないですか?
もし、ぼくの感想もお読みになってしまったのなら、それは、大変お疲れ様でした。長かったでしょう?(笑)読んで下さって、本当にありがとうございました。
さて、あなたの時代においても、盛り上がっていますか?
そこに、ぼくがいるかは全くわかりませんが、もし見かけることがあったら、よろしくしてやって下さい。
あなたが、あなたの時代の皆様と、最高に盛り上がっていらっしゃることを心からお祈りいたします……
そして、最後になりましたが、このアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を生み出して下さった京都アニメーションと製作に携わった全ての方々、そして原作者の谷川流さんに心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
それでは。
投稿: たこーすけ | 2006年8月 7日 (月) 02:25
初めまして。
こちらの書き込みは初めてとなります。
いつもだんちさんの記事と皆様のコメントにはなろほどなぁと感心しきりです。
ちょっとピンと来たものがあったので書かせていただきます。
13話のコメントの中にて、だんちさんが仰ったことについて。
>>時間帯としても、夕方から夜に至る辺りで、まさに「逢魔が時」と呼ばれるような、そういう普段生活していてもちょっと不思議な雰囲気を感じる時間帯で。
オバケ作家の泉鏡花は短編「たそがれの味」で語っています。
妖怪や幽霊が跋扈する独特な時間帯の境界である黄昏は、日が落ち夜に入る瞬間であると。
空に太陽の気配の無いあの閉鎖空間は、黄昏、あるいは夜から明け方になる瞬間である東雲(しののめ)に見えます。
14話のキョンと新たに始める世界としての閉鎖空間が表すのは、夜明け前の東雲なのかな?
それともハルヒの絶望によって生まれた闇夜に落ちる前の黄昏なのかな。
日本の神話では最高神が天照大神で女神です。
軍神でもあり、その際には髪を結ったとか何とか。
この神様のお話では「天岩戸隠れ」が有名ですねー。
世界は天照大神の光を失い、闇に覆われ、物の怪が跋扈し、災いが起こり・・・。
ハルヒという太陽を失った世界は、2時間30分だけ閉鎖空間になってしまったのだろうか。
天岩戸隠れの時のように・・・。
閉鎖空間の色彩や天気だけでなく、学校の立地、不思議ゾーンの探検コース、キャラの立ち位置、キョンを朝倉が呼び出した時間、部長氏の部屋に現れた異空間の風景から類推される作成者、川の傍でみくるが時間の流れの概念の説明する時などなど・・・場面の意味を意識して見ていくと面白いですね
投稿: moxie | 2006年8月 8日 (火) 01:39
>たこーすけさん。おはようございます^^
お礼の言葉をわざわざありがとうございます。いやー。そんなことをこのタイミングで言ってもらうとは思っていなかったので、ちょっと不意を衝かれました。「ARIA~ピアノ・コレクション~スタジオーネ―季節―」を聴きながら読んでしまったので、うっかり涙ぐんでしまいましたよこのやろう。
毎回楽しんでいただけて僕も嬉しいです^^
視点がブレなかったのは、やはり作品の画面や音声から伝わってくるものが大きかったと思います。
あと、シリーズ演出の山本寛氏が映画的な作品を作ろうとしている様子を「フルメタル・パニックTSR」で感じていたことと、音響監督の鶴岡陽太氏がここ最近実写的な音作りをしていたことも頭にあったということもありました。
≫「生きた少年少女達の青春物語」。
をリアリティのある画面や音声で作り出すことは、演出する立場の人はやりたいことかもしれませんが、それがアニメーション媒体でちゃんとエンターテインメントになるのかどうかは別のことだと思って見ていました。
だから、僕は基本的に「(絵における)クオリティが高い」という評価はしないことにしていました。監督や演出が目指しているのは、そこではない、と思っていたから。
「この画面で何をしたいのか?何を見せたいのか?何を感じさせたいのか?」
それを、ずっと追い掛けていました。
その意味では、僕の中では「涼宮ハルヒの憂鬱」の感想は「フルメタTSR」の感想からの続きになっていた部分があります。
「フルメタTSR」の感想で「やりたいことをやるのがエンターテインメントではない」ということを僕は書きましたが、その疑問に対する回答を得るシリーズになったように思います。
…すいません、また語っちまってますね…^^;
お礼を言われたり誉められたりして気分が良くなって、べらべらと指が語ってしまいました。お調子者でございます。
何はともあれ、僕の感想が作品を見る上でのお役に立てたのでしたら、とても嬉しいです。
長文に関してはもう、僕が言えることは何もございません(笑)
それに、謝ることなんて何もありませんよ。
毎回毎回、僕の方こそ楽しませていただきましたから。
≫だいたいですね、長文コメントに対して、それ以上の長さでだんちさんがコメントを返されるとか、普通にありましたものね。(笑)
今回もそうなりそうですな(笑)
やっぱり、ありがたいことに、皆さんが僕の長文を読んで下さっていて、その上でご自分の思うことを書いて下さるので、そこに人間性と人間性の交流が生まれる刺激がすごく楽しいものに感じられたのだと思います。
だから、「いっぱいしゃべりたくなる」ということがあるのでしょうね。
もし、それが、皆様の方からも僕に対して「しゃべりたい」という思いを持っていただけたのだとしたら、本当に嬉しいですし、ならばこそ「もっといっぱいしゃべってよ!」という気にもなります。
だから、長文コメントはこれからもどんどん書き込んで下さいね^^
時系列視聴の感想も、期待しておりますぜよ!
>moxieさん。おはようございます。初めまして^^
いつも記事と共にコメントまで読んで下さって、またこうやって書き込んでいただきまして、ありがとうございます!
黄昏や東雲、「天岩戸隠れ」のこと楽しく読ませていただきました。
≫空に太陽の気配の無いあの閉鎖空間は、黄昏、あるいは夜から明け方になる瞬間である東雲(しののめ)に見えます。
14話のキョンと新たに始める世界としての閉鎖空間が表すのは、夜明け前の東雲なのかな?
それともハルヒの絶望によって生まれた闇夜に落ちる前の黄昏なのかな。
なるほど!面白いです。閉鎖空間は変化のまさに瞬間というか、そういうものに見れるわけですね。
その先にあるのは、闇夜なのか、はたまた夜明けなのか。
ハルヒが閉鎖空間の中でキョンに「朝になればまた太陽が昇ってくる」ということを言っていましたが、そこで昇ってくる太陽は、あの時点ではハルヒとキョンだけの太陽であって、それは見方を変えれば、すべての人が見る太陽とは別のものになってしまって、本当の意味での「太陽ではない」のかもしれない。つまり、ハルヒにとって閉鎖空間はやはり「黄昏」であったのかもしれませんね。
だけど、キョンがいて、大事なことを言ってくれて。そこで、あそこは初めて「東雲」になった。なんていうことが言えるのかもしれませんね。
「天岩戸隠れ」のことで言うと、ハルヒは一人で篭るのではなく、キョンを連れて行ったわけですが、キョンがそこで口にしたことは「外の世界は楽しいぞ」ということでもあるんですよね。実際、外に出てからのハルヒは自らSOS団の面々とずっと宴会を続けているようなものですもんね。
立ち位置的に思兼神に当たる古泉が宴会ネタを提供するところなんかもおもしろいですよね。
ということはみくるちゃんは天宇受売命という感じでしょうか。
≫日本の神話では最高神が天照大神で女神です。
軍神でもあり、その際には髪を結ったとか何とか。
それはやはり「ポニーテール」でしょうかね!!
ハルヒがポニーテールにして戦に向かうなんて、ありそうでハマっていて、違和感全然ないですよね^^
≫ハルヒという太陽を失った世界は、2時間30分だけ閉鎖空間になってしまったのだろうか。
天岩戸隠れの時のように・・・。
そうやって見ると、ハルヒがキョンを連れ込んでいたのは、そこで一緒に世界を作り変えてしまうことであったのかもしれませんが、本心のところでは最初から「連れ出して欲しい」という根源的な願いがあったのかもしれない、とも思えますね。
「外には楽しいことがある。仲間もいる。そして何より、俺が一緒にいてやる」
なんてなことを言われることを、どこか願っていたのかもしれませんよね。だから、出てこれた。なんてなことも言えるのかもしれませんね。
あぁ。そうか。書いていて思いましたけど、ハルヒにとっての天岩戸は何度もあったことなんでしょうね。それまでは、漠然とした希望があったのか自力で這い出していたのかもしれないけど、本当はずっと誰かに助けて欲しかった、誰かに「出よう」と言って欲しかったのかもしれないですよね。
無自覚であったとしても。
≫閉鎖空間の色彩や天気だけでなく、学校の立地、不思議ゾーンの探検コース、キャラの立ち位置、キョンを朝倉が呼び出した時間、部長氏の部屋に現れた異空間の風景から類推される作成者、川の傍でみくるが時間の流れの概念の説明する時などなど・・・場面の意味を意識して見ていくと面白いですね
本当そうですね。想像したり思いを馳せたりしていくと、いろんな発見をしそうですよね^^
僕は読ませていただいていて「2時間30分」という時間がちょっと気になりました。moxieさんのコメントを読ませていただいていると、この時間にも意味があるように思えてきます。
刺激を受けてついつい長々としたお返事になってしまいました。すいません^^;
よろしければ是非また書き込んで下さいね!^^
投稿: だんち | 2006年8月 9日 (水) 05:39