神人はそこか！？

　こんばんは。だんちです。連日暑いですね。皆様夏バテにはお気をつけ下さい。

　ところで、いつもトラックバックやコメントでお世話になっている『遍在 -omnipresence-』のAkihiro Inda.さんが、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第13話で神人が暴れた舞台の写真を撮って記事にされていました。

　その記事はこちらです。

　携帯のカメラで撮られたとのことですが、非常に雰囲気のある写真で、夜であるというシチュエーションもたまりません。子供の頃に見たウルトラセブンを思い出します。
　それにしてもこの写真を見て改めて思いますが、やはり画像というもの、映像というものの良し悪しの第一歩はなんといっても「構図」だよな、と。
　Akihiro Inda.さんが撮られた構図はアニメのロケーションを忠実に再現しようとされたものだと思うのですが、この構図が画質なんかを超越していると感じます。
　左に寄ったビル。そこから顔を出す観覧車。右上の空間。少し右上に傾いた地平線バランス。
　この構図が、「今から何かが起こりそう」な気配をかもし出しているのだと思います。

　この写真は、画面のクオリティというものはまず構図から、ということを携帯のカメラであるからこそ証明している一枚であるのではないか、なんてなことを思ったりしました。
　映像や画面を使った作品を評価する時に、「画面構成を見る」というポイントを持つことも、より作品を楽しむものになるかもしれません。
　「その画によって何を伝えようとするのか」の第一歩、つまり、画の基本の一つがまさに画面構成なわけですから。

　それでは、またです！