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2006年10月 4日 (水)

「ネギま!?」第1話を見た。

 こんばんは。だんちです。今日の夕方から放送が始まった「ネギま!?」の第1話を見ました。新房監督の作品を待ちわびておりましたので、まさに至福の30分でございました。感想として、印象を短くまとめてみたいと思います。

 僕は、原作を読んでいませんし、「ネギま!」のアニメシリーズも見ていませんでした。
 この作品を視聴する僕にとってのモチベーションは「新房昭之監督作品であること」のみ、と言っても過言ではありません。
 今回のシリーズも、「月詠」や「ぱにぽにだっしゅ!」の時からお馴染みのスタッフの名前が並び、期待感バリバリでございました。
 果たして。
 いやもう。

 すっげぇ楽しい30分でした!!!

 きたぜよこれだぜ!
 って、感じ。
 これぞまさにテレビ番組の醍醐味!ってものになっていましたね。

 「ぱにぽにだっしゅ!」が「本格お笑い」だったとしたら、今回は何でしょう。1話だけでは分かりかねますが、「本格バラエティー」というようなものになっていくのかな、と思います。
 派手な画面や演出をするし、黒板ネタはやるし、小ネタは満載だし。山程女の子出しまくるし。ギャグあり、ドラマ(?)あり、伏線あり。
 もう、なんでもござれですね。

 これこそ、「テレビ番組」ですよ。
 子供の頃から毎週楽しみにしてみるバラエティー。
 芸があって、笑えて、面白い。

 主観でしかないことですけれども。インスタントに作られてろくな芸を感じさせないバラエティー番組なんざ、テレビ番組じゃねぇぜそんなもん、なんてなことを思います。
 新房監督の作る「テレビ番組」こそ、まさに本格バラエティーだぜ。
 なんて。
 思ってみたり、ね。

 そして、「ぱにぽにだっしゅ!」を見ている時から、「チーム新房」のスタッフ達はそういう意識は持っているんじゃないかなぁと感じるんですよね。ドリフとかひょうきん族とかを見て子供時代を過ごしてきた今のクリエイターからしたら、「つまらないテレビなんてテレビじゃねぇよ!」という寂しさはあるんだと思うんです。
 「テレビっていうのは面白いものなんだ!」という、そういう主張、戦いが、彼らにはあるように思えます。
 だからこそ、放送枠ギリギリいっぱい、画面枠の隅から隅まで、楽しいものにするぞ、遊びまくるぞ、という「とことんやる」という本気が感じられるのでしょうね。

 僕はもう、テレビに関しては諦めているクチなんですが。新房監督の作品を見ていると「まだ、テレビは面白いものであるのかもしれない」と希望を感じさせられます。

 アニメっていうのは、面白いものですね。
 「ARIA」のようにドキュメント仕立てにもできるし、本格お笑いにもなるし、バラエティーにもなるし。ドラマも作れるし。
 一枚一枚絵を描いて作っていくものだからこそ、何をどう作るのか、という意識や志がそのまま出てくるし、そういった志がなければ、本来は作れるものではないのでしょう。
 まぁ、ある程度の歴史の中で培われた技術で、「なんとなく」で一応は作れるようなこともあるんでしょうけれども。
 でも、本来は志あってのアニメ作品なんだと思います。

 その意味では。
 「ネギま!?」は、テレビの面白さの復権を志す「本格テレビ番組」たろうとしているのかもしれません。
 少なくとも僕は、「うわ!面白い!来週も見たい!」と思いましたから。
 僕にとっては、「あるべきテレビ番組」の一つになったことは間違いありません。

 来週も、そしてこれからも見るのがとても楽しみですし、同時に、この番組がどのような志を全うするのかも、楽しみに見ていきたいと思います。

 あと、新房監督と鶴岡陽太音響監督という組み合わせもちょっと新鮮な感じがしていて。どのような音作り、演技付けがなされていくのかも、興味を持って見ていきたいところであります。最近は映画的な音作りや実写的なニュアンスを志しているように思える鶴岡氏の志と新房監督の志は、果たしてかみ合うのか。かみ合うとして、どのような音響を作り上げるのか。
 少なくとも、この第1話は非常に面白い、派手で、かつメリハリの利いた音付けや音楽付けがなされていて存分に楽しめたように思います。改めてヘッドフォン装着で聴いてみようかなぁ。
 音響に関しても、どのような志が見られるのか、楽しみですね!

 ではでは、まとまりませんが今回はこの辺で。
 またです!

 参照:「なぜアニメの感想を書くのか。どういったスタンスで書くのか。」
    :「物語り人(ものがたりびと)」であること。…学習機会レポート2
    :「物語作りの基礎。普遍的土台と誇張表現の調和により生まれる適度な感情移入…学習機会レポート」

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コメント

こんにちわ。
ご無沙汰しております。

「ネギま?!」見ましたよ!
正直まったく期待していなかったのですが、これは大変痛快でした。清々しくなるくらいの原作の切り捨てっ振りが素晴らしい。

「こういうものを造る」という意志があり、それが迷いを打ち消しているからこそ、強く踏み込んで腰を据えて大なたを振るえるのでしょうね。

この時期、まったく他人事ではない話です。
踏み込み踏み込み。勇み足。あれ?

それではまた。

投稿: 山崎しんのすけ | 2006年10月 5日 (木) 16:19

山崎しんのすけさん、こんばんは^^
「ネギま!?」見ましたか!
楽しかったですよね!

仰られる通りで「こういうものを造る」という強い意志、「志」を感じますよね。

>強く踏み込んで腰を据えて大なたを振るえるのでしょうね。

というのは、なるほど!という表現です。
腰据わってますよね。
迷わないで造られたものには、やはり力がありますよね。
そういうものを見るのは、僕らにとって大きな勉強になりますね!

>この時期、まったく他人事ではない話です。

ハルヒ本を準備されていらっしゃるご様子…。楽しみにしておりますぜぇ♪
勇み足も立派な踏み込みってことで。お互いばりばり踏み込んでまいりましょう!
そういえば、風邪を引かれたとか。お体お大事になさってくださいね。
ではでは!

投稿: だんち | 2006年10月 5日 (木) 22:12

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本日も、本数が多いので3本まとめてお送りします>手抜きだwww デスノートを観る 「やっぱり人間って、……面白」 死神界の不気味さ、ライトの脳内独り言、りんご大好き死神リュ―ク…… ……うん、コレは正しくデスノートですねw 作画も上等だし、アニメにするには、全体的に動きの少ない――アクションシーンなど――原作を、単調な画にならないように、色々と工夫している所に好感が持てますねw ライトが、何かに取り憑かれたように、犯罪者の名前を書き続けるシーンなどは非常にイイ... [続きを読む]

受信: 2006年10月 5日 (木) 07:44

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