« 「ネギま!?」第6話を見た。学習機会メモ付き。 | トップページ | 今日、秦野高校サッカー部は…。 »

2006年11月11日 (土)

「幕末機関説いろはにほへと」第5話、第6話を見た。

 こんばんは。だんちです。パソコンテレビGyaoにて「幕末機関説いろはにほへと」第5話、第6話を見ましたので、感想を書きたいと思います。

 ところで、この作品を楽しむ上で、勝海舟の談話本「氷川清話」などを読むと良いかもしれません。僕はこの本後輩に貸しっぱなしなんですよね。また古本屋に行くなりして買って来ようっと。

 第5話の感想を書く前に第6話の公開週になってしまいましたので、2話分まとめての感想ということで。
 ただ、まぁ。
 このシリーズは基本的に「テレビ時代劇」スタイルなので、1時間番組を30分に区切って二週で1話分という見せ方をしているようですね。
 なので、第5話と第6話の二つでセットとして見れるわけですね。

 今回、いよいよ赫乃丈達の仇の名前が明らかにされ、同時に蒼鉄の目的、耀次郎の出自などが明らかになってきました。物語がいよいよ動き出してきましたね!
 そこに更に、不穏な動きを見せる左京之介。信用ならざるパークス。
 まさに激動。
 そういった激動の最中、その渦中の人物はどのような心持であったのか、誰をどのように見て信じていたのか、などを知っておくという意味でも前述の「氷川清話」なんかを読んでおくと良いと思うわけでございます。今回あった侠客に頼んで江戸に火をつける話なんかも出てきますぜよ。
 でも、もうだいぶ覚えてないなぁ…。ホント、買ってこなくちゃ…。

 ここまで見てきて思うのは、この物語は激動の時代を背景にしていることもあって、大局を見る者と、自分の道を行く者との二種類の登場人物に括られていくところがあるように思います。
 勝やパークス、蒼鉄なんかは大局を見て、日本という国をどうしていくのかを考えている。
 それに対して、耀次郎や赫乃丈、左京之介達はもっと目の前の自分自身の目的に向かっている。
 蒼鉄が耀次郎や赫乃丈を利用する形もあれば、左京之介がパークスを利用することもある。そういう、大局を見る者と自身の闘いをする者とが絡み合って、世の中が急激に動いていく様子が描かれるわけですね。

 その彼らの間に立ち、暗躍するのが中居屋重兵衛。
 こいつがいったい何者なのか。非常に面白い立ち位置のキャラクターですよね。
 今回の芝居でテーマになっていた「表もあれば裏もある」ということでいうと、物語全体の「裏」そのものを象徴していて、黒く汚いものを一手に引き受けた存在。
 その中居屋の存在に込めらたメッセージというものはあるんだろうな、と感じます。
 そこを見ていくこともまた、この物語の楽しみの一つなのでしょうね。

 その、「裏」というものがありつつも、表舞台で様々な人間模様を展開する登場人物達。彼らが見せてくれるものは、その若さもあり、おそらくは「青春」というものになってくるのかな、と思ったりします。
 激動に呑み込まれながら、目的に突き進みながら、己が血を焦がすような恋だったり闘いだったり…。そういった「一瞬の煌き」というような何かが見えてくるのかなぁ、なんて思うんですよね。だって!美男子と美少女がいるんだぜ!?燃え上がる青春がなくってどうするよ!!
 そういう意味では、燃え上がる青春の条件というか背景は揃ってきたとは思うんですよね。

 大局だったり、使命だったり。
 そういったものが目に見えるくらい明確にあり、せめぎあい。
 耀次郎にとって、「首」を封印することが、果たしてどれだけ意味を持つものなのか。どれほどの使命感を持って成し遂げなければならないものなのか。
 悩みそうですよねぇ。
 そもそも、「表と裏」ということでいうと、耀次郎の存在自体「裏」の存在で、首を秘かに封印し、静かに消えていくべき、という立ち位置なんでしょうね。
 なんだけど、ああやって、ちょこちょこっと赫乃丈との触れ合いというか、会話があって。耀次郎の人生の表舞台なんてものがじわじわと見えてくる。

 やっぱり、耀次郎は裏舞台の中で静かにその人生を終えていく宿命を持っているんだろうとは思うんだけど。でも、少しでいいから、青春の煌きを見せて欲しいんですよね。
 まだ、彼が何を思い何を考えているのかは、見せられてはこないわけですが。

 本来は裏の舞台で剣を振るうべき彼が、物語という表舞台でいよいよ何を見せてくれるのか。
 「首は絶対に渡さない。封印する」
 という主張だけが、彼の持っているものではないでしょうから。
 やはり、龍馬を切ろうとしたり、その後龍馬や勝の志に共鳴した若者としての心根を持っていると思うんですよね。
 だけど、龍馬を守れなかったことで、彼は何を抱えたのか。あるいは使命に逃げ込もうとしているのか。
 命を狙われる赫乃丈を目の前にして何を思うのか。
 想像は、しようと思えばできるんだろうけど。
 でも、やはり耀次郎の行動や言動で、実際に示してもらうのを待ちたいですね。
 そしてそこに、秋月耀次郎という人物の青春が見えてくるんではないだろうか、という期待を持ちながら。

 役者が揃い、物語がどう展開していくのか。
 そして登場人物達が何を思いどう振る舞っていくのか。
 そこから見えてくるものは、何なのか。
 個人的には「耀次郎の青春」という鑑賞テーマも持ちつつ、今後の展開も楽しみにしたいと思います!

 ではではまたです!

参照:「なぜアニメの感想を書くのか。どういったスタンスで書くのか。」
    :「物語り人(ものがたりびと)」であること。…学習機会レポート2
    :「物語作りの基礎。普遍的土台と誇張表現の調和により生まれる適度な感情移入…学習機会レポート」

|

« 「ネギま!?」第6話を見た。学習機会メモ付き。 | トップページ | 今日、秦野高校サッカー部は…。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/68871/12644979

この記事へのトラックバック一覧です: 「幕末機関説いろはにほへと」第5話、第6話を見た。:

« 「ネギま!?」第6話を見た。学習機会メモ付き。 | トップページ | 今日、秦野高校サッカー部は…。 »