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2006年11月21日 (火)

若い人を守りたいですね。

 こんばんは。だんちです。
 声優の平野綾さん、入院していたんですね。風邪をこじらせた、ということなんでしょうか。どういった病状かは分かりませんが、一日も早く元気になって欲しいものです。
 今日、U-21サッカー日本代表の対韓国戦をテレビで見て、平山相太選手がアテネ五輪の時にオーバーワーク症候群になったこととか思い出したりもして。あー。平野綾さんもオーバーワークだったのかなぁ、なんて思ってみたり。
 才能溢れる若い人を守っていける社会であって欲しいよなぁなんてなことも思ったりしました。
 いやまぁ、自分の意識の中で勝手に関連づいてしまっただけで、平野綾さんがオーバーワークで倒れたのかどうかは分からないんですけれども。
 でも、心理的なプレッシャーは大きかったんじゃないかなぁ。

 実は僕は、平野綾さんはいつか倒れるだろうと思っていました。
 というのも、ラジオでのしゃべりを聞いたり雑誌のコメントなどを読んだりして、非常に真面目な…ちょっと真面目すぎる人だな、と感じていたからです。
 なんだっけな。ハルヒ関連の曲の歌入れかなんかの時のコメントで、非常に真面目に「前の作品より良くしなければいけない」というようなことを言っているのを見たんですね。
 その時に、「あぁ。その考え方は行き詰るから、キツイことになるだろうな。あんまり真面目すぎると倒れるんじゃないだろうか」と思ったんですね。

 うーんと…キネマ旬報社から出ている「エリック・クラプトン/イン・ヒズ・オウン・ワーズ」というインタビュー本の中で、クラプトンが以前の曲より良くしようとすることは不健康で間違っている、というような…そんな感じのことを言ってるんですが。ちょっと今本を片手にページをめくってみたけど、どういう発言だったか見つけられません。すんません(発見したら改めてご紹介しますぜよ)。…過去の自分に縛られて未来に向かえなくなるとか、そういうことだったかなぁ。
 とにかく、あれだけヒット曲を世に出し、有名な人物が、それによっていかに悩んできたかが分かるエピソードだよなぁと思って非常に印象深かったし、なるほどそうだよな、と思ったんですよ。

 ヒットのスケールは勿論全然違うんだけど。でも、ハルヒが人気作品になり、歌も売れ、仕事も注目され、それにより、平野綾さんの心理に大きなプレッシャーが掛かるようになったんじゃないのかな。
 クラプトンが、自らのヒット作や盛り上がる周囲の状況に疲弊し、我を見失ったプロセスを一つのモデルとすると、彼は薬に手を出しましたが、平野綾さんの場合はその真面目さもあって、「いつか倒れるんじゃなかろうか」と思っていたわけです。

 勝手な想像だけど、大きな心理的プレッシャーがオーバーワークを生んで、体調を崩すことに繋がってしまったんじゃないかなぁ…。

 ってところで、ちょっと平山相太君に話が飛ぶんだけど。
 彼は高校卒業後大学に進み、途中で休学してオランダに飛び、今度は日本に帰りJリーグ入り。大学にも再び通いたいとか。
 彼がオランダから帰ってくる時のインタビューで「オランダではサッカーが楽しくなかった。日本でサッカーを楽しみたい」というような…やはりまた曖昧な記憶に頼った引用で申し訳ないですが、そういったことを言っていて、僕はすごく感心したんですね。
 まだまだ若いのに、ずいぶん重要なことに気づけたんだなぁって。
 心理的に自分を解放しなければ、自分の持っている能力を発揮することなんてできなくって。プレッシャーに打ち勝たなければ、何も成し遂げられない。だからこそ、意識的に何度も何度も「楽しみたい」と口にしてるんだろうなぁと感じたんですね。

 だけど、彼がそう思うには、やはり必然があるよな、とも思います。

 彼は国見高校時代から怪物と周囲やメディアに期待され、五輪代表にも選ばれ、A代表でも武器になるのでは?なんてな過剰な期待までされちゃって。
 そうしたら、アテネ五輪の頃にはオーバーワーク症候群で、サッカーどころではないコンディションになってしまったとのこと。
 そりゃもう、まだ10代の少年に無茶苦茶過剰なプレッシャーが掛かりまくっていましたもんね。メディアは勝手に「怪物」呼ばわりして無責任にスターに祀り上げていたけど、当の本人は「期待に応えないといけない」という空気を勝手に与えられて、苦しかったんじゃねぇかなぁ。
 それがいかに辛くてキツかったか、を物語っているのが、彼の高校卒業後の進路の変遷なんだろうなと思ったりします。

 なんで大学進学なの?Jリーグに入ればいいじゃん。
 と、見てるだけのこっちは思ったりしたけど、注目されるプロではやりたくなかったのかもね。
 オランダに渡ったのも、チャレンジっていうだけでなく、自分のことを知らない国や街で伸び伸びしたかったのかもしれないし。
 でも、外国での生活は気合や根性でどうなるもんでもなく、相性とかあるみたいだし。平山にオランダは合わなかったみたいですね。
 そしてJリーグ入りを決めたわけですが。それは、アテネ五輪の時に受けた心理的重圧から立ち直った、ということにもなるんじゃないかな、なんてなことを思ったりします。
 いやもう、これもこれで勝手な想像なわけですけれども。

 平山がJリーグに入る時、彼に期待するジャーナリストやコメンテーターから、ずいぶん厳しい批評がありましたね(主に文字媒体で。テレビは相変わらず祀り上げまくってますな)。
 「甘い」とかそういう論調で。
 なんというか。オシム監督が日本代表の監督になった最初の就任会見で「ドイツでは失望があったが」と記者から質問されてキレて「失望があるのは過剰な期待をしているからだ」と返しておりましたけど。
 「平山は甘いんじゃないのか」と言うその論調は分からないでもねぇんだけど、「おいおい。平山の人生は誰のもんなんだよ」と思っちゃうんだよね。
 「期待しているから、あえて厳しく」とかさ、余計なお世話だって話ですよ。

 そういう「余計なお世話」を10代後半に嫌というほど味わった平山が辿り着いた「楽しむ」ということ。
 僕は彼のその考え方を全面支持でございますよ。

 で。
 何が言いたいかっていうと。
 アテネの時の平山は入院したりはしてないけど、「倒れ」ていた状態だったんじゃないかな、と思うんですね。
 やはり、プレッシャーの種類とか状況とかいろいろ違うわけだけど、でも、今の平野綾さんの状況とその時の平山の状況には、似た部分があるかもしれないな、と思ったりするわけです。
 つまり、真面目な才能ある若者が、その才能が生んだ結果とそれによって周囲から掛けられる過剰な期待から大きなプレッシャーを受けて、苦しんで、倒れてしまう。
 そういうことがあるんじゃないでしょうか。

 まぁ、そうは言いつつ、平野綾さんのスケジュールとか知らないので、心理的プレッシャーから仕事に真面目に取り組みすぎてオーバーワークになったのかどうか、分からないわけですけど。

 でも、平山の場合は勝手にスターにして人の人生をおかしくしてしまうメディアの大人達が、平野さんの場合は彼女を働かせる周囲の大人達が、本来ならばそれぞれの若者を守ってあげるべきだと思うんですね。
 大人は、才能ある若い人の将来をちゃんと考えて、育てていく、という発想を持たなければいけまんよね。

 それは、他の世界や業界においても、おそらくは同じことでしょう。

 若い人を消費していくんだったら。社会に未来なんてねぇじゃんか。
 社会全体で、若者を大事に育てていかなければ、いかんよなぁと思っちまいます。
 それは勿論、甘やかすってことじゃなくって、ね。

 しかし、とはいえ。
 若い奴もタフだったりするよな、と平山のことで思いますよ。大学行ってオランダ行って、帰ってきて。で、「サッカーを楽しみたい」ときたもんだ。いっぺん倒れた奴は強えぇなぁって、思ったりします。
 彼は、彼の人生を力強く歩んでるよなぁと思います。
 もちろんそれは、「誰かが期待する彼の人生」とは違うものになっていくんでしょうけど。俺は、それでいいって思いますよ。

 そして平野綾さん。もし、オーバーワークだったとしたら、若い時に倒れるところまで頑張るっていう経験をしたことになるわけだから。それは、いい経験だよなぁと思います。自分の限界を知るなんて、なかなか経験できないことですからね。
 回復して仕事を再開されれば、やはりタフに復活して、その活躍を見せてくれるんじゃないでしょうか。
 その時には、真面目すぎる性格も、もうちっと丸みを帯び、余裕をもって様々な物事に取り組めるかもしれないですよね。

 頭の中で勝手に繋がって、平野綾さんの入院の件と平山選手に対する印象とを関連付けてまぜこぜで語ってしまいましたが。
 とにかく、平野綾さんには一日も早く回復して欲しいと願っております。

 復活したら、またいい仕事をいっぱいして欲しいですね!

 やー。
 勝手に想像を膨らませた挙句盛り上がって書きまくってすんません。
 まぁ、適当に語ってることなんで、適当に読み流してやってくださいね。

 ではでは、またです!

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コメント

平野さん。ひとまず復活した模様です。

突然ブレイクしてしまうとこういうことはときどきあるのでしょうが、本人だけではどうにもならない問題ですから、事務所側の適切なバックアップを望みたいですね。まあ仕事取ってくるのも親心、っていう部分もあるんでしょうけど。

投稿: 山崎しんのすけ | 2006年11月27日 (月) 00:24

山崎さんこんばんは!
平野綾さん、仕事復帰されたようですね。一安心ですね^^
わーっと酒でも飲んでストレス発散、なんてできる年齢だったりしたらまた違ったのかもしれないですよね。
あと生真面目な性格もあるんだと思うし。そういったタレントのパーソナリティを考えて仕事を組めるといいんでしょうけれど。ご本人にとっても事務所にとってもいい経験になるといいですよね。

そういえばハルヒ本の進行状況はいかがですか?
風邪を引きやすい季節になってきましたし、体調に気をつけて頑張って下さいね!^^

投稿: だんち | 2006年11月28日 (火) 02:00

ご心配痛み入ります。

ハルヒ本。書いてます。
追われてますとも!白いワニに!

昨日今日でなんとか、先が見えてきたというところです。
しかし、今回嫁さんではなく他人にイラストを発注しているのでスケジュールが読めません。今まで自分がどれだけ楽をしていたのかを思い知ってます。
まあ嫁さんはハルヒ描いてくれそうにないので仕方ないのですが。

エプロンハルヒ、いいですよね。

次の日記は裸エプロンですか。(ぉ
「ゆ、有希には負けてられないから仕方ないわ!」みたいな。
それでリンク先画像は首輪付きw

それではまた。

投稿: 山崎しんのすけ | 2006年11月29日 (水) 12:26

山崎さん、こんばんは^^
白いワニに追われてますか!追われた挙句に「むちむちプリン卵責め」を受けつつ、頑張って下さいね!
イラスト、普段とは違う形なんですね。どんな風に仕上がってくるのか楽しみですね^^

>今まで自分がどれだけ楽をしていたのかを思い知ってます。

奥様が絵を描かれるというのは、いいですよね。でも、ハルヒは描いてくれないんですね。なんでだろ?好みじゃない?

>次の日記は裸エプロンですか。(ぉ
「ゆ、有希には負けてられないから仕方ないわ!」みたいな。
それでリンク先画像は首輪付きw

読まれてる読まれてる(笑)
漫画、見て下さってありがとうございます^^

いや、今回も扉絵で裸エプロン描いてみたんですよ。そうしたら中身と全然関係なくなっちゃって。
しかし、首輪付きの裸エプロンかぁ。複合技ですね!素晴らしい。
その上四つん這いにするか…。
って、自分で難易度上げてどーする。
描けそうだったら描いてみますねー^^
ではでは!

投稿: だんち | 2006年11月29日 (水) 19:27

嫁さんはハルヒ好きじゃないんですよ。「ツンデレは嫌い」とか言ってますし。アニメ本編も(彼女の)友達に「面白いから見ろ」って言われてやっと全部見たんですが「話は面白いけどキャラ的には惹かれない。あえて言えば古泉はちょっといいかな」的なことを言ってます。

っつか10年以上も夫婦やってるのに今年になるまで嫁がエヴァのアスカも嫌いだった、っていうのを自分が知らなかったのがちょっとショックです。

どうでもいい話ですね。失礼しました。
それではまた。

投稿: 山崎しんのすけ | 2006年11月29日 (水) 21:35

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