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2007年3月21日 (水)

絵師バトンと猫バトン。

 こんにちは、だんちです。以前、絵師バトンを知人(匿名希望。以前出した同人誌で線を引いてくれた方です。)から受け取っていたのですが、漫画家の友人である西村有未さん(一緒に漫画を描く企画進行中!)から、さらに「猫バトン」も受け取ったので、混ぜて答えてみようかな、と思います。

…体温ですにゃ。

「猫バトン」
○これが回ってきたら次に書く日記の語尾すべてに「にゃ」「にゃん」「にゃー」等をつけにゃくてはにゃらにゃい。
○「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にすること。
○一人称は必ず「我輩」にすること。
○日記の内容自体は普段書くような当たり障りのにゃいもので構わにゃい。

 ふぅむ…。「我輩」って、なんか可愛くにゃいですにゃ。つい、ヴォルデモートを思い出しますにゃぁ。
 まぁ、でもとりあえず、やってみますかにゃ。あと、五人に回せとか何回でもやれ、とかあったんだけど、とりあえず誰かに回すことはいにゃいので、やってくれる人がいたら、拾っていって下さいですにゃー。

「絵師バトン」
■何歳頃から絵を描き始めた?

 小学校4年生頃ですにゃ。ガンダムを見てザク、グフを描いたのが最初にゃー。

■鉛筆派?シャーペン派?

 シャーペンでごわすにゃ。芯は現在4Bにゃ。

■ペン入れに使う物は?

 ゼブラの丸ペン。Eタイプも使っていたけど、ちょっと馴染まなかったかにゃ…。あと、Gペンも使いこなせにゃいですにゃー。我輩の場合、Gペン使うとどうしても古臭ーい線になってしまって。Gペンでいい線を引ける人を尊敬してしまいますにゃ。

■色塗りに使う物は?

 フォトショップ。アナログだと水彩。たまに色鉛筆。色鉛筆は好きですね。味わいが出せるし、片付けも楽だし。もっと使いこなせるようになりたいにゃー。

■今の自分の絵に満足してる?

 満足したらオシムに怒られるにゃ。
 とはいえ。
 このバトンに答えてはいるけど、我輩は「絵師」ではなく「漫画描き」にゃんで。「漫画として伝えられる絵」であるかどうか、こそが問題になります。
 その意味では、その絵が技術的にどうであれ、読む人に伝わるのであれば満足に値するものになるのだと思いますにゃ。つまり、満足は自分で勝手に得るのではなく、読む人に与えてもらうもの。なのだと思いますにゃー。

■尊敬している絵師は?

 田中一村。森川ジョージ先生(一度お会いしたことがあるのですが、お忙しい中昼食をご馳走して下さって、どこの馬の骨とも知れないぺーぺーの漫画家に、気さくに貴重なアドバイスをして下さいました。応援しています!!)。古田誠(あの変態的な可愛い絵は尊敬せざるをえない)。

■デジタル派?アナログ派?

 折衷派。最近は、アナログで作画したものをデジタルで仕上げておりますにゃ。

■デジタルと答えた方、何使ってる?

 「コミックスタジオプロ3.1.4(3.0をバージョンアップ)」「フォトショップ」

■背景描くの好き?

 背景単体を描くよりは、人物のバックにいい感じで入れるのは好きにゃー。演出効果を盛り上げるというか。あと、大人向けのエッチな漫画を描いているので、飲み屋とかホテルとかをよく描くんだけど、看板にふざけた名前を書き込むのは好き。
 部屋の本棚の中とかもちょっと遊ぶことがありますね。そんなに細かく描くことはないんだけど、女の子の部屋なのに、「荒くれKNIGHT」がずらっと並んでいたりとか。そんな遊びをしてみたり。

■どんな絵が好き?

 見るのは、線が少なくなおかつ的確に描写されている絵が好きにゃ。そしてそういう絵が描きたい。

■絵を描くときの環境は?

 画板抱えて、どこででも。布団の上でごろごろしながら描くこともありますにゃ。ただ、我輩は左利きなので、光が右上にある場所をいつも探して描いておりますにゃ。

■絵を描くときに気をつけていることは?

 最近はとにかくスピード。表情や身体の動きの演技のつけ方。

■自分の理想の絵は?

 「どんな絵が好き?」の答えと重なるけど、線が少なくて的確に描写できている絵。ちゃんと伝わる絵。生きている絵。

■得意なパーツは?

 …尻の穴…かにゃぁ…。でも難しいんだよね。脱糞シーンとかもっと上手くなりたいにゃ。

■苦手なパーツは?

 指。耳。ただの練習不足ですね。

■男キャラと女キャラ、描いてて楽しいのは?

 性別の問題ではなく、描いていて楽しいキャラつまらないキャラの差はありますにゃぁ…。好みっていうだけじゃないと思うんだけど。その差の正体は、まだつかめてない…。デザインとして意味を感じるとか、練りあがっているかどうかとか…どういう差なんだろう?知りたいものですにゃ。

■こだわりの画材はありますか?

 ゼブラの丸ペンですにゃ。他にも何かしっくりくるペン先があれば、と思って探しているんだけど…ないですにゃぁ…。

■今までに最も多く描いたと思われるキャラは?(版権創作どちらでも)

 創作同人誌「7days fuzz」の香織かにゃぁ。

■何色を多く使います?

 普段、モノクロで漫画を描いているので、黒。

■使うのが苦手な色があれば。

 にゃい。

■人物を書く際、どこから描きはじめますか?

 全体のバランスを取ってから、鼻筋、眉、目、口、という順番ですにゃ。

■消しゴムのカスさえ愛せるキャラクターは誰でしたか?

 ねり消しなんで、カスでませんにゃぁ。
 「絵師ではなく漫画描き」という話と一緒なんだけど、話として伝わることが大事なので、絵に執念を持ちすぎることはないです。
 だけど、台詞を最後の最後まで悩んだり煮詰めたりはするかも。その愛情は基本的に創作であろうと二次創作であろうと平等ですにゃ。

■ 完成までに一番時間が掛かった作品は、

 時間の比較をしたことがないので分かりませんにゃ。青年誌でドキュメント漫画を描いていた時に、取材、インタビュー、ネーム、何度かの打ち合わせ、ネーム、作画、という工程で作業したけど。それが一番掛かっているかもしれませんにゃ。

■絵がうまくなりたいって時あなたならどんな手段を使う?

 練習するにゃ。練習しないで絵が上手くなった人は一人たりともいないし、練習すれば必ず何か前進があるものですにゃ。
 ただ。何を練習するのか、どこをどう上手くなりたいのか、の部分はちゃんと考えて整理しますね。その上で練習素材や練習方法を模索して、というアプローチ方法を具体的に考えますにゃ。

■このバトンを回してくれた人の絵の感想をどうぞ。

 線がとにかく素晴らしい。どんな人が引いてもその人の「線」というものになるだろうけど、唯一無二の独特の線を持っている人だと思う。
 僕が出す同人誌などで線を引いてもらうこともあると思うので、お披露目できる機会を楽しみにしていますにゃ。

■自分の得意な画材は?

 シャーペン。

■逆に苦手な画材は?

 ペン入れに苦手意識がありますにゃ。というか、これもやはり練習不足でございますにゃぁ。

■自分の絵に対してどう思いますか?

 上手くはないけど、味わいはあるかにゃ。
 絵というか、画面ということでいうと、元々ネームが得意なので、どこにどういう絵を入れるか、というところの的確さ、分かりやすさは特徴かもしれません。うん。上手い下手ではなく、「分かりやすい」絵かもしれませんね。

■パソコンで彩色する場合、どのブラシを使いますか?

 普通の丸いヤツ。サイズを小まめに変えたりはしますにゃ。

■絵が描けなくなったときってどうする?

 原因は、精神的なものと肉体的なもの、あと技術的なものとがあるので、原因に合わせて対処します。
 精神的なものが原因であれば、その原因を解決する。肉体的なものは、疲労や病気が原因であることがほとんどなので、とにかく休みます。技術的な原因は練習不足が原因なので、目的の絵を描くための練習を積み重ねます。

■絵を描く上でのちょっとしたコツとかあれば教えてください

 その絵を見せて喜ばせたい相手を具体的に設定する。多くの人に喜んでもらいたいと思って描くこともあるわけですが、ピンポイントで「この人に」と心の中で決めて描くとモチベーションになるし、意味のある絵になったりすると思いますにゃ。
 一人を喜ばせることが、二人、三人、そして多くの人を喜ばせることに繋がる…ということですね。

■絵を描いていて良かった・嬉しかったと思った時はどんな時ですか?

 やはり、その絵が意味を持って見る人に伝わった時ですね。
 あと、大学生の時投稿してデビューしたんだけど、その時の初めてもらった原稿料でビール買って、母と二人で乾杯したことは、今でも良い思い出でございますにゃ。

■感動したことを絵にした事はありますか?

 ありますね。サルのようにうっきーっと描きまくって…。UWF(新生)にはまった頃、女の子なんかまったく描かず、パンツ姿の男の裸ばっかり描いていましたね。あと、キックボクシングの肉体の躍動感が好きで、チャンプアの左ミドルとか描きまくってたにゃぁ。
 漫画を仕事にするようになってから、そういう衝動を抑えてしまっていたところがあったので、最近また自分の感動に素直になって絵を描くことをしようと思ってて。それもあって、ブログで二次創作漫画描いたりしておりますにゃ。

■音楽からイメージして絵を描いたことありますか?

 ありますね。特に自分でギターを弾くようになって、ブルース好きになってからは音楽と絵、音楽と漫画が自分の中では繋がったものになっていて。逆に、自分の絵にギターで音をつけられるようになりたいものですにゃ。ちょっとした夢でございます。

■絵を描く仕事につきたいですか? 既にそういった仕事をしている人は、その仕事を始めるきっかけとなったものを教えて下さい。

 漫画家をやっておりますにゃー。きっかけは、17歳くらいの頃に「これで飯を食っていきたい」と思って。なぜそう思ったか、というきっかけは思い浮かばないんだけど。他に何も考えられなかった、というか。

■創作で絵を描く時、動物など人間以外のモチーフはよく入れますか?

 んー…め、牝犬…。

■創作のキャラクターを描く際、特に力を入れている部分はどこですか?

 やはり、顔ですね。パーツ、表情。あと、服装。女の子の服装は女性にデザインしてもらったりしていますにゃ。

■人以外のもの(例えば妖怪)を描くのは好きですか?

 牝犬…。あ。首輪描くの好きにゃー。

■いつもこれを描いてしまう、というモノはありますか?

 首輪。浣腸器。縄。

■描いているキャラの表情と一緒の表情で絵をかいてしまう?

 勿論ですにゃ。感情移入のバロメーターですにゃー。

■影響を受けた作家は誰ですか?

 ネームでは、吉田聡先生。小林まこと先生。あだち充先生。絵では、やはりガンダム入りなので、安彦良和先生。
 あと、「小山荘のきらわれ者」を読んで「漫画ってこうでいいんだ!!」という衝撃を受けまして。複雑にちょっと難しく考えていたこともあったんだけど、漫画っていうのはもっと単純なものなんだ、と教わりました。なので、なかじ有紀先生も。

■オタクモードの絵と普通モードの絵を両方描くとしたら、具体的にどんなところで境界線引いてますか(あるいは引いてないですか)?

 見せる相手、対象に伝わる絵にする、ということは意識しておりますにゃ。
 例えば、新聞のカットを描く時には、漫画好きの人が見るわけではなく、記事内容をサポートするのが目的なわけですから、一般性を重視した偏りの無い描き方になります。
 それに対して、同人誌だったり二次創作だったりで描く時は、読む人が漫画として濃厚なものを求めていたり、元の作品に対する愛情から求めたり、その欲求はより強いものになってきますから、描く際にも、より「濃く」していく、というのはありますにゃ。愛情だったり自分の主張だったりに「偏る」ことを恐れない、というか、それを個性にして提示する、という感じでしょうね。

■ひとつの絵を仕上げるのに大体どれくらいの時間をかけますか?

 漫画描きなので、ページによって違いますにゃ。コマが多いとえらく掛かるし。コマが少なくってもエッチシーンとか描くと時間掛かるし。
 どれくらい掛かるか、というより「どれくらい掛けられるか」という〆切りから逆算して時間を決めるというのはありますね。
 それに、どこからを計算のスタートにするか、でも計測時間変わるし。
 それこそ、プロットから計算したらえらく掛かっていますよ。下書きから、ということだったら早くて1時間~1時間半くらいだろうけど、でも絵って、その像を思い浮かべる過程があってできるものだから。それに、その像、イメージが明確であればある程時間は短くなるものですにゃ。
 イメージが不明確だと、いつまでも触ってしまって、いつまでも「これ!」という仕上がりに到達できなかったりするし。
 一概に言えることではないと思いますにゃ。

■デジタルで絵を描く人に質問です。
レイヤーはいくつ位作りますか?

 あんまり多いとうぜぇので、適当に統合しつつ、6枚くらい。

■人体を描く時には、モデルを用意しますか?それはどんな人(物)ですか?

 写真集やポーズ写真集を見ます。ヌードのポーズファイルを二冊、着衣のものを一冊持っていて愛用しています。

■使用しているタブレットの大きさは?

 A5ですにゃ。もらいものなのですが、重宝しまくりですにゃ!

■絵を描いてる時イライラしたらどうしますか?

 葉巻を吹かすにゃ。カルシウムたっぷりの牛乳を飲む。好きな音楽を聴く。「カレイドスター~レイラ・ハミルトン物語~」を観る(DVD買ったのにゃー!!)。

■喜怒哀楽、自分がどの状態のときが一番絵描きたくなる?

 んー…。感情的にフラットな状態の時かにゃぁ…。で、フラットな状態からスタートして、描く絵によって喜怒哀楽が動く。そんな感じかも。だから逆に、感情的に何かしらの状態にある時はあまり絵を描きたいとはならないかも。なんていうの。明鏡止水って感じ?(きっと違う)

■次に回すひと

 特に回しません。もし答えてみたいなぁという方がいらっしゃいましたら、どうぞお持ちくださいですにゃ。


*********************

 いや…なかなか長かった!!このバトン、人に渡りながら設問が増えていったみたいですね。でも、答えていくと、自分の絵に対するスタンスが明確になってくる感じがあって、なかなか意義深いものがあったようにも思います。
 猫バトンの方は、きっちりやってるととにかく読みにくくなる、ということを感じて、適当にしました。
 猫、というと「ぱにぽにだっしゅ!」のネコ神様しか思い浮かばなくって。時折神谷浩史氏のニュアンスを口真似しながら書いておりました。
 この猫バトンを回してくれた西村有未さんは、すごく可愛いキャラクターを綺麗で存在感のある線で描かれる方で、さらにまた仕上げの綺麗さは本当に素晴らしい漫画家さんです。
 西村さんにネームを提供して漫画を共作する計画を進行中なのですが、是非進めていって、皆さんの目に触れる形にしたいと思っております。まだいつになるかは分かりませんが、待ってて下さいね!

 いっぱい漫画描くぞー。
 ではでは、またです!

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コメント

昔の日記にいまさらながらのコメントで失礼します。

ににに西村有未大先生がマンガを書かれたんですか!? どどどどこでですか!? タイトルはなんですか!? 本の在庫はまだありますか!?  また同様の計画はありますか!? ぜひとも教えてください。お願いします!!

うわあああああ……わたしはどこに目をつけていたんだあ……!!!!

投稿: ポール・ブリッツ | 2009年5月 8日 (金) 19:45

ポール・ブリッツさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^

西村さんとの合作は、いまだゆるやかに進行中で、実際のところまだあまり進んでません…^^;
せっかく楽しみにして下さってコメントをいただいたのに、申し訳ないです。
企画を少しずつでも進めていけるよう、頑張っていきます!
進捗があったら、告知させていただきますが、のんびり進めておりますので、のんびりお待ちいただけたら、と思います。

ではでは、またです!

投稿: だんち | 2009年5月14日 (木) 22:29

丁寧なお返事ありがとうございます。

西村有未先生は昔からファンでした。最近商業誌でも同人誌でもご活躍を確認することができなかったので淋しかったのですが、未だにお元気で、創作意欲もおありになるということがわかっただけでも収穫です!

いつか合作が読めることを楽しみにしています!

P.S. ハルヒ4コマ面白いですね。原作のハルヒは読んでいませんが、マンガでラブラブカップルを見るのはほほえましくていいであります。
続きも期待しております~♪

投稿: ポール・ブリッツ | 2009年5月15日 (金) 16:30

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