「COMIC1」では、皆様ありがとうございました!
こんばんは、だんちです。
一昨日の「COMIC1」では、皆様大変お疲れ様でした。
天候にも恵まれ、沢山の方がご来場され、とても盛り上がったイベントになったようですね。
多くのサークルさんが新刊を出されている中、僕のスペースにも沢山の方に来ていただきました。思っていた以上の多くの方にわざわざ脚を運んでいただき、本を買っていただきまして、本当にありがとうございました!
お手元にある本が、長く楽しんでいただけるものであることを心から念願しております。
お蔭様で、次もまた頑張って描いていこうという活力を皆様からいただくことができました。その感謝の気持ちは次に出す本に込めていけるよう、精一杯頑張っていくことしかないわけですが、せめてものお礼の気持ちを込めて「感謝絵」を一枚描かせていただきました(18禁ということで、よろしくお願いいたします)。
簡単なものではありますが、どうぞお受け取り下さい(「続きを読む」以降にアップしておきますね)。
さて、初めて開催された同人誌即売会「COMIC1」ですが。参加させていただいた感想を、つらつら書いてみようかと思います。
朝、ギリギリまで準備をして、出発してみれば、ちょーよゆーの時間に着いてしまいました。サークル入場開始時間ちょうどくらいで。
余裕があるのは良いことです。
完全徹夜とはいえ、前々日の28日は朝から昼まで眠れたしね。
そう、イベントの作業での徹夜は連続になるのはヤバイですよね。でも、せめて前々日に眠れていれば…はい、すいません次こそは徹夜しないで行けるように頑張ります…。
でもね…。
以前は、製本が間に合わず、売り子をしてくれる友人を先に行かせて自分は午後二時に新刊持って行ったり、体力の限界まで作業した挙句配偶者に丸投げして自分は家で倒れていたり…。
そんなことしてた頃に比べれば確実に進歩しているはずなのですよ。
その辺り、コミックスタジオや新しいスキャナ、レーザープリンタなどを導入し、環境が整ってきたことも大きいと思うんですね。
ギリギリまで作業していたとはいえ、自分なりに手応えを感じたことも確かです。
この経験、手応えは必ずや次に活かされることだと確信しております。次こそ、寝て行けるスケジュールで!!
で、朝余裕の時間に到着して、サークル入り口に行くと、カタログを売っているのが筆谷さんに米澤さんの奥様でした。
はきはきと率先してカタログを売る筆谷さん。
こちらにしっかり目を合わせて「おはようございます」と笑顔で挨拶される米澤さんの奥様。
なんだか、ちょっと、胸が熱くなってしまいました。
なんというか、サークル入り口での邂逅で、このイベントがとても意味のあるものに感じられたんですね。
あぁ、参加できて良かった。新刊ちゃんと作れて良かった。なんてなことを思った朝一発目でございました。
入場してからの準備は順調で。
島の中がとにかく広かったのがとても良かったです。
そして、何より両隣のサークルさん方がとても礼儀正しく、とても居心地が良かったです。こんなところは見ていらっしゃらないかとは思いますが、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
準備を進めている時に、会場全体から楽しげな雰囲気が感じられて、主催者が市川さんということもあるからか、なんとなく雰囲気的にレヴォを思い出す感じがしました。
やっぱり、レヴォは楽しいイベントだったし、参加者の盛り上がりもあったよなぁ、なんてなことを思い出していると、いつもネットでお世話になっている尾鈴明臣さんがわざわざスペースまでいらっしゃってご挨拶をして下さいました。差し入れまでいただいてしまって。お気遣いありがとうございました。
コメントやメールのやりとりをさせていただいている印象そのままの好青年でございました。
眼鏡男子の好青年!狙え!!女子達!!!!
実際、親しく接していただけて、本当に嬉しかったです。
というのも。僕は同人誌での横の繋がりって、全然無いんですね。
自分から積極的に友達を作ればいいんでしょうけど、いつもイベントの度に徹夜でぐったりして本を買いに行ったりしないものですから、「行って、参加して、帰って」ばっかりでした。
だけど、今回は親しく話しかけていただいて。
「あぁっ!!ついに俺にも会場でお話をする友達がっ!!」
とか思って感無量になってしまいました。
お互いがギリギリまで頑張って本を出した後に会場でああやってお話をさせていただいて、励ましあったりすることは、やはりとても嬉しいもので、刺激になります。
「仲間」なんて勝手に言ったら申し訳ないかもしれませんが、漫画を描く者同士、これからも励まし合って刺激し合って、漫画作り、本作りに励んでいけたらいいなぁと、本当に心から思います。今後ともよろしくお願いしますね!!
そうそう。その尾鈴さんですが。会場で見せていただいたのですが、「犬ハルヒ」描いているんですよ。これがまた、ちょーやらしい!!!!
すっげぇ色気のある表情のハルヒが四つん這いだったり尻尾生やしてたり、なんかすげぇ格好になってすげぇことされてたり。
こりゃちょっとマジですげっすよ。
あのね。見せていただいた時は言いませんでしたけど。
下腹部に来ましたよ。ピクンッ!!って。「うわ、やべっ」とか思って平静を装っておりましたが。ちょぴっと固くなった。眼鏡男子の好青年を前に固くするなんてっ!!!!(何言ってるんだ)
いつ見れるのかな、どこで見れるのかな。
エロエロ牝犬ハルヒ!狙え!!男子達!!!!
さてさて。イベント開場時間が来てみると。
やー。
男達、走る走る!!あれだけのダッシュを見たのはなんだか久しぶりでしたね。
多くの壁際サークルさん達が新刊を出されるらしいということは聞いていたのですが。やはり多くの人達を動かすものですね。朝早くから並んだ皆さんは、目的の本を手に入れることができたのでしょうか。抱えきれない程の戦利品があるといいですよね。
島中の僕らのところには、だいたい大手さん達の方が落ち着いてから人が流れてきたりするものなのですが、今回、割と早いうちから見に来ていただきました。
サイトを見て下さっていることを仰って下さったり、ご挨拶をいただいた上でご友人の分も買って行って下さったり(そういえば、今回も頒布価格の表記を忘れました…すいません)。「7days fuzz」の続きはいつ出るのかを尋ねていただいたり。買っていただいた上にご自分の本を下さったり。
「関東WILD CHICKEN」のこと、僕のことを知っていてわざわざ来て下さった方、たまたま通りかかって手に取って下さった方。ハルヒ本を求めて来て下さった方。思っていた以上の多くの方々にスペースまで来ていただいて、新刊、既刊、委託本を手に取っていただいて、お買い求めいただきました。
皆様、本当にありがとうございました!
今回、かなり自分のイメージ通りの本を作ることができまして。
プリントアウト本なので部数は自分でコントロールできるのですが、出来上がりを見て調子に乗っていつもより多く刷ってしまったんですね。
で、朝までひーひー言いながら製本して…。
そうそう、以前僕の本を買って下さっていた方ならお気づきかもしれませんが、今回はちょっとした秘密兵器を導入しました。
それは、「裁断機」。化粧断ちをするために購入しました。
プリントアウト本を中綴じすると、どうしてもページをめくりにくいんですよね。そのストレスを解消するためには、化粧断ちしかない。と。
その化粧断ち作業。出発ギリギリまでやっておりました。少しでも読みやすくなっていると良いのですが。
で、いつも以上に新刊を刷って化粧断ちもギリギリになってくる中で、既刊の「涼宮ハルヒさんの危険な愛体験」の方は、製本している時間が無いかもしれない、という状況でした。
既刊だし、最悪持って行けなくても仕方ないかなぁ…とも思っていたのですが、化粧断ちのコツを飲み込んでからものすごい速さで作業が進んで。出発直前に既刊新刊共に最後まで製本することができました。
「持って行けなくてもやむなし」と思っていたこの既刊ですが。新刊の半分くらい持っていったんですね。
そうしたら、新刊と一緒に買って下さる方が多くって、途中で完売してしまいました。
それからは、「一は無いんですか?」と尋ねて下さる方が多くいらっしゃって。
話的には「2」から読まれても問題は無いのですが、せっかく「1」も読みたいと求めて下さる方がいらっしゃるのに、そこまでの数を持って行くことができず、申し訳ありませんでした。
プリントアウト本なので在庫が無くなるということはありませんので、次に参加する時には、改めて余るくらい持って行きますので、是非また「関東WILD CHICKEN」までお越し下さい。よろしくお願いいたします。
思っていた以上にお買い求めいただけて、感じたことは、「あぁ。皆さん、ハルヒ好きなんだなぁ」ということでした。
「この数は無謀か…」と思う程作っても、持って行った分のほとんどちょうど、というくらい買っていただけて。
本を手に取って、戻される方も勿論多いわけですが、今回手に取って下さった方のかなり多くの方に買っていただけたような印象があります。
ハルヒ本を求めている方々のイメージだったり、求めている欲求だったりに、少しは届くものになっていたのであれば、本当に嬉しいです。
「涼宮ハルヒの公式」の設定をコピーして見比べながら下書きをして、ペン入れのクリ・コバーンさんも設定を常に見ながらペンを入れてくれて。
そうやって描いて作ったことが、無駄では無かったんだなぁと、報われる思いになります。
ハルヒを好きで本を作って。それを、ハルヒを好きな人に求めていただけるのであれば、これからも是非頑張ってハルヒ本を作ってお届けしていきたいという思いが、強く湧いてきます。
タイミングが合えば、オンリーイベントにも是非参加していきたいです。
やっぱり、「これが好き」という人に、その望みに叶うもの…もしくは少しでも届くものを描くことができるのだとしたら、それはとても嬉しいことですから。
「危険な愛体験」は続きものになってしまっておりますし。
また頑張って描きますので、どうか、「関東WILD CHICKEN」を見かけましたら、是非またスペースまで遊びにいらっしゃって下さいね!
それと。
自分の本を買っていただいたことと同じくらい嬉しかったのは、委託させていただいた山崎しんのすけさんの本も買っていただけたことです。
山崎さんの文章、人を楽しませようとする姿勢がとても好きで。少しでも多くの人にアピールできたら、と思って委託を申し出たのはいいのですが。力になれなかったら申し訳ないという気持ちもありました。
でも、多くの方に山崎さんの本も手に取っていただけて。ハルヒを好きな人には絶対に楽しんでいただける作品ですから、「そう!それは絶対に面白いよ!」と心の中で大いに頷きながら売らせていただきました。
山崎さんの小説をまだ読まれたことの無い方は、僕のこのブログでもアップさせていただいておりますので、是非一度読んでみて下さい。勿論、ホームページの方でも様々な小説をアップされておりますので、是非見に行ってみて下さいね。
涼宮ハルヒ二次創作小説三題噺、山崎しんのすけさん作「デパートを出よう!」第1回 第2回
その山崎さんとも、今回お会いすることができまして。沢山楽しくお話していただきました。
とてもエネルギッシュな方で、お話させていただいているとこちらもどんどんやる気になってきます。「分裂」の感想もそこそこに、何故だかリッチー・ブラックモアの現在は幸せそうでいいことだよね、という話をしたり、ラリー・グラハムはすごすぎるという話をしたり。SFの話をしていたかと思えばプロレスの話になってみたり。ゲームの「FATE」では僕が萌えるような女の子が痛めつけられるシーンがいっぱいあるという推奨をいただいたり。そうかと思うと「俺はまだまだ」と反省されてみたり。
いやもう、本当にお話させていただいてとても楽しかったです。
聞き手としての僕は、知っていることも読んでいるものも半端で、手応えが無かったかもしれませんけれども(カードのこととか反応が悪くてすいません)。いろんなお話を次から次へとされるところはまさに小説のままで、歩くエンターテイナーですね。あるいは噺家さん?「山崎しんのすけトークショー」とかやってくんねぇかなぁ…。あ、そういう本出してみるっていうのはどうです?無意味に首輪牝犬ハルヒ描きますよ。
それと、尾鈴さんと三人で車座になって話していた「女装したキョンをハルヒが攻める」話、やりましょうね!(いつ、どこでやるんだ?)
今後も、山崎さんから沢山刺激をいただいて、いろいろ描いていきたいと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
イベントの話に戻りますが。
いつもは疲れ果ててスペースから出ることの無い僕ですが、今回は少し買いに歩きました。
興味を持って手にとって買ったものは、上手い下手ではなく、「面白いもの」だったことが印象的でした。
自分が買い手になった時の基準は、そこなんだなぁって。
勿論、綺麗な絵を見たい人もいるでしょうし、人それぞれの基準を持つことなんでしょうけれども。やっぱり、僕にとって漫画は「見るもの」ではなく「読むもの」なんだなぁと改めて思いました。
じゃあ、どこを「読む」のかといったら、描いた人の熱意だったり気持ちだったり、その人自身だったり。
漫画の文脈として整っていることとか、絵としてきちんとしていることとか、そういうところじゃないんだな、と感じます。
なんというか。改めて勉強になります。
漫画っていうのは、上手い下手じゃないなぁって。
「このネタを読んで欲しい!」「この話を読んで欲しい!」という発散するもの、人に対してアクセスしてくるもの。
それは、技術とはまた別のものがあるのかもしれませんね。
そういう本を読ませていただいて、自分も描き手としてそこを絶対に忘れたくないなぁと改めて思いました。
自分の本は。
何かを届けることができただろうか。
その自問自答は、決して忘れたくないものだと感じます。
随分、長くなってしまい、なおかつまとまらないものになってきましたが。
ともかく、とても充実した楽しいイベント参加になりました。
現在、夏コミに申し込んでいるだけですが、スケジュールを見つつ、いろいろなイベントに参加していこうと思っています。
またどこかで「関東WILD CHICKEN」をお見かけしましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
その時々で、精一杯描ける漫画を描いて、本を作っていきたいと思っています。
今回は、皆様本当にありがとうございました。
そして大変お疲れ様でした。
どうぞ充実した良いゴールデンウィークをお過ごし下さい。
僕は、また漫画を描きます。
それでは、またです!
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コメント
こんにちは、尾鈴明臣です。
comic1お疲れさまでした!
会場ではお話しさせて頂いて凄く嬉しかったです。
ありがとうございました。
頂いた既刊新刊共にすっごく良かったですよ~^^
ハルヒ可愛いですハルヒ!
続きの「涼宮ハルヒさんの危険な愛体験3」が楽しみで仕方ありません!
印刷も綺麗に出てて化粧断ちも読みやすくて良かったです!
裁断機って自分も欲しいと思っているのですが、地味に高いんですよねぇ。
レーザープリンターも購入を考えているんですが、どの機種が良いのか決めかねています。両面コピーできる機種が良いのかなぁ?
会場ではいろいろとお話しして頂いて凄く刺激を受けさせてもらいました。
今回の自分の本はあまりにもアレで正直かなり凹んでいたのですが……^^;
元気を分けて頂きました。
ありがとうございました^^
また機会があったら是非またよろしくお願い致します。
それでは、また!
追記です。
犬ハルヒ喜んで頂けたようで、ありがとうございます^^
いずれ某所にてお披露目しますね。
投稿: 尾鈴明臣 | 2007年5月 4日 (金) 15:42
尾鈴明臣さん、こんにちは^^
30日と3日と、連続でのイベント大変お疲れ様でした!!
今頃はゆっくりされているのでしょうか。
会場では、ご挨拶をいただきまして、親しくお話して下さってありがとうございました!!
差し入れもいただきまして、細やかなお気遣い、本当に嬉しかったです^^
そして何より尾鈴さんの可愛いハルヒ本を読ませていただくことができて!!
毎日寝る前に開いては眠れなくなっております^^
>ハルヒ可愛いですハルヒ!
おぉ!!ありがとうございます!!!
可愛いですか!あのハルヒ、可愛いですかっ!!
わーい^^
続きも頑張って描きますね!!
まず、ネーム切らなくっちゃ…^^;
>印刷も綺麗に出てて化粧断ちも読みやすくて良かったです!
うおぉ。良かったぁ…。そう言っていただけて、ギリギリまで頑張った甲斐があります^^
僕が使っている裁断機は「CARL」社のカッターを動かして切る「ディスクカッター」で、DC-200という低価格のものです。
http://www.carl.co.jp/
値段はちょっと覚えていないのですが(ページではオープン価格となってますね)、確か…千円前後だったように記憶しています。
ちょっと大きめのスーパーの文具コーナーで買いました。
ページ数の多いものだと厳しいと思いますが、うちの本くらいだと問題なく化粧断ちできます(そして軽くいい運動になります)。
ご参考になれば。
あと、レーザープリンターはブラザー社のDCP-7010というものを使っています。スキャナと一体型もので、モノクロ。A4サイズ。片面プリントで一度プリントアウトしてからひっくり返して両面刷っています。
印刷の具合としては、うちの本の本文(表紙はインクジェットプリンターで出力)の感じですね。
価格的にも、なるべく安いものを、と思って購入したので、店舗によって差はあるかもしれませんが、あまり高くないと思います。
これも、ご参考になれば。
次もまた、イベントでご一緒できたらなぁと思っております。
牝犬ハルヒで合同誌とか、そんな話もしちゃったりしてますが、いつか何かできるといいですよね^^
まずはネットで合作ですが!!楽しみだー!!
>いずれ某所にてお披露目しますね。
うおー!!あのハルヒが白日の下に!!!!!
お…俺だけのものにしたい…
思わずそんな心の葛藤が湧き上がるくらい魅力的でした^^
本当に、尾鈴さんのハルヒは「生きている」生身感があって、エロくてたまんないっすよ!!
お披露目楽しみにしていますね!
僕もあそこに何か書こうかなぁ…。
というか、まずは「SweetHome」描かなければ!!
これからも、共々に頑張っていきましょうね!!
ではでは、またです^^
投稿: だんち | 2007年5月 6日 (日) 04:40
はじめまして。コメントするのは初めてです。
不躾でなんですが、同人誌の委託販売などはなさらないんでしょうか?
当方地方に住んでおりまして、手に入りようがないんですよね。
投稿: | 2007年5月 7日 (月) 00:48
>2007年5月 7日 (月) 00:48にコメントを下さった方
こんばんは、初めまして^^
コメントありがとうございます。
同人誌の委託販売についてですが、申し訳ありませんがその予定はありません。
ただ、通信販売をしようと現在検討中です。
送料のことなど検討が終わり次第、このブログにて告知いたしますので、その際には、よろしかったら是非お申し込みいただければ、と思います。
投稿: だんち | 2007年5月 9日 (水) 22:54