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2007年6月12日 (火)

「らき☆すた」第10話を見た。

 こんにちは、だんちです。TVKにて「らき☆すた」第10話を見ましたので、感想を書きたいと思います。

 今回も可愛かったっすね。こなた×かがみのカップルっぷりがまた非常に良かったっすよ!
Kona
ちょっと「SAI」の練習をしてみようと思ってこなたを自分ニュアンスで描いてみたー。下書きから仕上げまで全部「SAI」で。タブレットで絵を描くのは苦手なのですが、そんな自分にもけっこう描きやすかったように思います。もちっと使ってみていろいろ描けるようになりたいものでございます。
 
 
 しかし、かがみは本当に家事ダメなんですね。
 家でも「手伝って」と声を掛けられるのはつかさだし、こなたの家でも手伝う素振りもないし。そういったところがまたなんだか可愛いー。
 かがみが萌え要素を持った「彼氏立ち位置」な気がしてきた。勉強ができて仕事ができてツッコミが厳しい照れ屋の寂しがりの彼氏。うっわ、すっげいそう。
 ということは、本当は「かがみ×こなた」なのか?それはそれで…いいかもしれん!!
 いざとなった時にちょっともじもじ照れちゃうこなたとか…すごくいいかも!!
 でも、かがみ攻めだからいいんだよね。こなた総受ではなく。

 なんてな話はともかく。
 今回は、学校行事も特にないからか、家庭でのエピソードが多かったですね。
 柊家でのメールのエピソード。泉家に柊姉妹がお泊りに来るエピソード。
 そういったエピソードが描かれてくる中で、彼女達の距離感がちょっとずつ近くなっている様子が感じられていいですよね。
 ああいう順番でエピソードを描かれると、こなたがかがみやつかさをあだ名で呼ぼうとするところなんか、彼女なりに縮んだ距離感を表しているようにも受け取れますし。
 結局、呼び方は変わらないわけだけど、家に泊まりに来てもらって一緒に過ごして、手料理を振舞って、一緒に寝て。そりゃ距離感も縮まるでしょう。

 いつも変わらない彼女達の様子を描写しながらも、連続ものとしてエピソードを並べている作品として見ていくと、少しずつ彼女達がお互いのことを知って距離を縮めていることが伝わってくるように思えます。

 それは、みゆきの描写にも表れているように思います。

 柊家や泉家の様子は描かれても、みゆきは今回も一人のエピソードがメインで。
 お泊り会にも参加していない。ちょっと外れた位置にいるんですね。それはやはり、いつもながらのみゆきの立ち位置なのでしょう。
 だけどそんな中、最後つかさからメールを受け取るわけですね。

 身内にばかりメールを送るつかさ。子供傾向が強いことから「もたなくなる」と言われたつかさが、メールに関しては割りと続いていて。
 かがみにばっかり送っていたのが、みゆきにまで送れるようになったわけですね。
 それは、つかさが友達にもメールを送れるようになった成長(変化)でもあるんでしょうけど、同時に、「みゆきも身内」というような、そういうつかさの心の中のみゆきの立ち位置(不変)をも表しているようにも感じます。

 どこか遠慮がちで、みんなとどうしても距離を持ってしまうみゆきだけど、つかさを代表してあの場にいたかがみ、こなた達にとっては、非常に身近な存在になっているのでしょう。
 こなた達とみゆきの距離感というものが、今後ちゃんと縮まっていきそうな、そんな感じに受け取れて、爽やかな印象を与えてくれるエピソードだったように思います。

 みゆきの方から歩み寄るようなそんな変化が見えるといいなぁと思いますが、ゆるやかに、少しずつ、さり気ない形で描かれるのかもしれませんね。 

 そういう意味では、二年生の11月まで来て、不変の関係性の中にもちょっとずつ変化が見られるのかもしれませんね。

 その変化の象徴的な出来事は泉宅でのお泊り会なわけですね。
 柊姉妹が、こなたの実生活を垣間見て、お父さんの人となりにも触れるし、お母さんのエピソードも聞く。
 それは、言ってみれば「友人のことを知る」という、ただそれだけのことかもしれません。でも、それが大事なことなんだろうな、とも思います。

 その人の知らなかったことを知る。
 友人に自分のことを知ってもらう。

 それは、大きな変化ですよね。
 やー。
 やっぱり、それがあった上で柊姉妹をあだ名で呼ぼうとするこなたは、無茶苦茶可愛いですね!

 ふむ。
 そうか。「知ってもらう」ということが、互いを受け入れあうことだとするならば。
 最初に、こなたの部屋にゆい姉さんが遊びに来るところはエピソードの並び方からいって重要なわけですね。ゆい姉さんはこなたのことを既に知っていて受け入れあっているまさに文字通り「身内」なわけですね。
 おお!なるほど!つかさのメールのエピソードとも繋がった!
 こなたは、お父さんのことを理由に最初柊姉妹が遊びに来ることに若干の難色を示すわけですが。あのお父さんを柊姉妹に知ってもらうことを受け入れるんですね。そして自分の部屋に入れて、自分の生活を知られることも受け入れる。
 それは、普段年齢制限のあるギャルゲーをプレイしているこなたの部屋に、ゆい姉さんが踏み込んでいるような「身内」としての立場に並ぶことそのものなわけですね。

 同時に、かがみにばかりメールを送るつかさがみゆきにメールするエピソードが提示されて、あの四人が限りなく「身内」に近い距離感を得たことが描写され伝わってくるのかもしれません。

 変わらない日常の情景の中に、ちょっとずつ描かれる変化。
 それは、あまりにもさり気なさ過ぎるんだけど、麗しさを感じる、そんな姿なのかもしれませんね。

 
 そんな娘と娘の友人達に囲まれ、こなたパパは「夢にまで見た光景だ!!」と、涙を流すわけですが。

 彼は作家さんであることが明らかになりましたね。
 ラノベやギャルゲーシナリオを書いているわけではない。じゃあ、何を書いているのか?

 なんでもかんでも、切ないスイッチを入れて考えてしまう僕としては、やはりいろいろ考えてしまうわけですよ。
 彼は、奥さんと一緒に写っている写真が収められたアルバムを娘に渡しているようです。
 それは娘に対して「お母さんと少しでも一緒にいて欲しい」という思いから来るもののように思えます。
 では、本人はどうなのか。
 そりゃ、奥さんとの思い出の写真なんかは身近に置いているのかもしれませんが、でも、彼は普通の人間ではなく作家なわけです。
 自分も物語を作る人間ですから、ちょっと勝手にシンクロしてみて妄想してみると、こんな考えが浮かんできました。

 彼は、奥さんが生きている世界を物語として書いているのかもしれない。

 と。
 だから、アルバムはいらないのかもしれない。

 そして、彼の中の奥さんが生きている世界では、娘は一人ではないのかもしれません。
 子供が何人もいて食卓を囲む、そんな家庭が、彼の夢の世界、奥さんが生きている世界では存在しているのかもしれません。

 本当は。
 こなたに続いて何人も子供を作るつもりだったのかもしれない。
 こなたに、妹や弟を与えたかったのかもしれない。
 本当の世界でも。
 沢山の家族で食卓を囲みたかったのかもしれない。

 子供のように。
 駄々っ子のように。
 夢を追い続けるのが、作家ですからね。

 そして、現実は、娘と共に。

 なんつって。
 スイッチが入るとこんな風にしか考えられなくなってしまいます。

 ともかく、日々を生きて変化したり変わらなかったり、距離を縮めたり、お互いのことを知ったりする、そんな子供達とそれを見守る大人達。
 そして、流れていく時間。
 それは、物語というものではないのかもしれません。
 でも、そんな世界に一週間に一回触れるのは、とても楽しい視聴体験です。

 ドラマチックなことが起こらない日常を楽しいものと受け入れること。
 それは、日常を「知る」ということなのかもしれませんね。
 日常を「つまらないもの」として捉えるのではなく。
 知ってみれば、楽しいことは沢山あるのかもしれませんね。

 友達のことも。
 家族のことも。

 そして。
 彼女達のことも、もっともっと知りたくなります。
 白石みのるやあきらのことも。作り手が作品をどう捉えているのかだったり、パロディを含めた表現から窺い知れることだったりも。
 作品から何かを知るというのは、やはり、とても楽しいものだと感じます。

 来週は、何を知れるのか。何を見せてくれるのか。
 とても楽しみです。

 ではでは、今回はこの辺で。
 またです!

 参照:「映像言語」と「漫画言語」の具体的な違いの例。
    : 「なぜアニメの感想を書くのか。どういったスタンスで書くのか。」
    :「物語り人(ものがたりびと)」であること。…学習機会レポート2
    :「物語作りの基礎。普遍的土台と誇張表現の調和により生まれる適度な感情移入…学習機会レポート」

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コメント

すごい時間にこんばんは。そしてお久しぶりです。
こんな時間の文章なので、ちょっと論理的におかしいところがあるかもしれませんが、見逃してやってください……

今回は、「日常だった」の一言で済まされそうな出来ですが、よく考えてみると、友達の家に泊まりに行くっていう、十分に非日常的要素がある行為をしてたんですよね。
それに違和感を感じなかったということは、(もちろん製作者側の意図した通りだったというのもあるのでしょうが、)やはり十分に不思議なことだと思いました。
お泊りという結構な一大イベントが、ありふれたこととして過ぎ去ってゆく。この辺りに、タイムマシン的なことを感じたり。

そして今回のらっきーちゃんねる、まさに視聴者からどんどん参加してくれ、と言っている回でしたね。
らきすたを120%楽しむためには、自分から近づいていくことも必要なのか……?

P.S 第二クールに入ってどう変わるか、楽しみですよねー。

投稿: すまいらー | 2007年6月17日 (日) 04:17

すまいらーさん、こんばんは^^
宵っ張りですか?それとも超早起き?
コメントをいただいた時間、ちょうど僕はパソコンで仕事をしている真っ最中だったので、すまいらーさんが書き込んでくれた三分後には読んでいたり。
僕も夜遅くにお返事書いたりしますし、お互い論理的におかしい会話をしていきましょう^^
でも、別におかしくないっすよー。

今回のお泊りは今までの流れからすごく自然なんですよね。
やはり夏休みの旅行が効いているな、と思います。お互いが一緒に寝泊りすることは既にしているんだけど、こなた宅に泊まるのは初めて、ということでの変化だったので、段階を踏んだ自然なイベントとして見ることができたのかもしれませんね。

>「日常だった」

という違和感のなさを、あれだけ漫画表現を使った作品で実現しているのは面白いことですよね。
それだけ、受け取り手のこちらに漫画が日常化している証明でもあるかな、とも思ったりしています。
何はともあれ、日常を違和感なく表現する意図を持って作られているというのは、すまいらーさんが仰っている通りだと思います。すごいことですよね^^

視聴者に参加を呼びかけることも、この作品が「メディアミックスで遊ぶ」というテーマを持っているからなんでしょうね。
日常と遊び、というところから、「ゴドーを待ちながら」を引き合いに出してしまうわけですが、非日常(アニメや漫画)を日常(現実の生活)の中で使いこなしていくヒントが「遊ぶ」ということにあるのかもしれませんね。

本編にあきらも登場するようですし、第二クールもますます「遊ぶ」ところが発展していきそうですね。
せっかくの「風俗」ですから、こちらも存分に遊んで楽しみましょう!^^

ではでは、またです^^

投稿: だんち | 2007年6月20日 (水) 02:59

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