今、かなりヤバイことになっているようです。
こんばんは、だんちです。
なんといいますか。だいぶ、ヤバイ感じのようです。7月4日21:29若干補足
何がヤバイって。
今、商業誌のエロがかなりヤバイようです。
行政による表現規制がヒステリックな状況らしくて。
一方的にこうしろああしろということで規制してきて、反論は一切許されない。
逆らえば潰される(流通に乗れない状況にさせられる)。
実際潰された雑誌もあるとか。
何それ。
今、何時代?
僕はレディースコミックの仕事をしているのですが、編集さんの下書きチェックはすべて規制に関してで、ネーム云々の状況じゃないみたいで。編集さんすごく大変そう…。
うーん…。
とにかく、モノを描くのはダメ(輪郭が分かるだけでも、そこにそれっぽいものがあるように見えるだけでもダメ)。結合が分かるように描いてはダメ。
というのは、今現在当然のラインとされているようです。
だから、どう修正すればいいとかっていう問題じゃなくって、そもそも修正するようなものを描くのがアウトっていう。
(「今現在」と書いているように、このNGラインはコロコロ変わります。)
そして。
それを決めるのは描く側や雑誌を作る側や読む側でもなく、規制する方々で。
ありがたくもその方々のお許しを賜ったものだけが、市場に娯楽として供給されるという。
なんと素晴らしい管理社会でしょう。
我々はそういった一部の優れた支配階級に守られて安心した生活が営める、というわけでございますな。
僕はいったいどこの国の何時代を生きているのでしょう?
これは、小説か漫画の中の世界なのかな?
ここから誰かが反逆するお話なのかな?
しばらく、この動きは続きそうです。
で、こういう一方的な言論規制は、今のところ商業誌の問題のようですが、同人誌はどうなっていくんでしょうかね。
それも心配。
夏コミ…大丈夫かな。
ヒステリックかつ反論を許さない状況が悪い方に勢いがつくと…ちょっと怖いかなぁ…。
神経質になってもなんだけど。
でも、夏コミに向けて同人誌描いている諸兄は、商業誌のそういった動きはちょっと頭の片隅に入れておいた方がいいかもしれません。
「何かあったらコミケの存続が…」とかって話以前に、「自分の身を守る」ということを考えないと、ということですね。
矢面に立たされている編集さんの様子から察するに、本当に想像を超えるような状況に、今あるようです。
商業誌、同人誌に限らず、そしてエロに限らず、表現の問題というのは広く多くの方の生活に、直接的間接的に、また、短期的にも長期的にも関わってくる重要な問題だと認識しています。
なので、まずはこういった状況をお知らせしよう、と思い、僕に伝わってきている範囲のことでしかありませんが、書いてみました。
ここまでも、個人的な印象がそもそもこもっている文章になっちまってはいますが。
ちょっと、個人的な印象を最後に。
仕事で漫画を描く上で。
「こういうのは描かないで」「こういう風に描いて」と言われることに関しては、これといって何とも思わないんですね。
雑誌に描かせていただく以上、その雑誌のカラーだったり編集方針に従うのは当然なので、ある意味普通のことでもあります。
そして、その編集方針が社会のルールに則った形で形成されるのも、当然のことだと考えます。
その、「社会のルール」は曖昧なものなので、行政が明確化することも、仕事をする上ではスムーズだとも言えます。
しかし、反論の機会も与えず、議論の余地も無く、有害図書指定をしたり、逆らったからっつって雑誌を潰したりというのは、はっきり言って暴力です。
だって、仕事ができなくなるわけですから。
表現の自由がどうの、という問題はありますよ。ありますけど、「人の仕事を奪う権利がどこの誰にあるんだよ」というのが、僕はまずもって憤りを感じるところです。
僕は以前、ワニマガジン社の「エロトピア」で描いていましたけど、「エロトピア」も「狙い撃ち」されて潰されました。それは仕事先が無くなる、ということです。
誰がケアしてくれるんですか?
苦労して頑張って、仕事をさせてもらうようになって。でも、そこを潰される。虫ですか?虫けらですか?
いったい、何がしたいんだよ?
「表現規制」なんて生温いもんじゃねぇんだよな。
「表現抹殺」とか「表現撲滅」とかじゃねぇの?
そしてそれは、表現されたものをただ消すっていうだけの話じゃなくって、表現する側の生活を壊し、奪っていくこと以外の何ものでもねぇよ。
それに、規制する連中に「マークされた作家」は暗黙のうちに使ってもらえなくなるんだぜ?その作家の生活はどうなるんだよ?誰が守るんだよ?「勝手に路頭に迷えばいいだろう」ってことかよ?おいおい随分ご立派だよな。
ルールがあれば、従うさ。
それが仕事だもんよ。
だけど、仕事場を奪うなよ。
「これこれこういう理由があるので、こうして下さい」ってお願いしろよ。そうしてやるよ。
適当な印象やその場の勢いで規制すんなよ。それで仕事した気になってんじゃねぇよ。ルールを作るんならはっきり決めたらどうだよ。
ワールドカップみたいな、そういう世界の注目を集める時だけ厳しくして、それが過ぎたら適当になっておいて、なんだかまた突然ヒステリックに厳しくなるとか、そういう情緒不安定な思春期のガキみたいなやり方じゃなくってさ。
「こういうルールでいきます!」ってはっきり決めて、そのガイドラインで議論しながらより適切な表現を模索していくっていうような、そういう大人のやり方していこうぜ。
今の、ヒステリックな勢いはいったい何が原因なんですかね。
ルールには従うけど、今の状況にはまったく納得がいきません。
理由を明確にしないで一方的に反論も許さず規制する。あまつさえ雑誌を潰す。
そしてそれがまかり通る。
なんなんですかね。この状況。
「子供を守る」というところからの表現規制っていうのがあることなんでしょうけど。なんだか「子供を守る」という大義名分を振りかざして気に入らない表現を潰そうとしているように思えてならない。
「セックスは悪」だとでも思ってるのかねぇ。
大人向けに描いてるっちゅうに。
「大義名分」があれば何したっていい、っていうことになっていくのが怖いですよね。大義名分と一部の個人の主観とのすり替え、というのが。
実際今かなりおかしな状況なわけだし。
エロ誌だけの問題じゃなくなっていくかもしれないですよね。アニメにだって影響出てきたりしてもおかしくないし。
さて、どうなりますか。
いろいろ、情報を集めたり考えを整理したりしつつ、とりあえずは動向を見守っていきたいと思います。
何はともあれ、「子供を守る」ということに関しては、考えるべきことなのは事実ですしね。
それは、根本的なところでの「教育」ということと、根本的な社会の安全と公共性を考える、という意味で。
刹那的表面的かつヒステリックな対処とはまったく別の話として。
エロが普通に溢れる、安全で安心な社会を作っていきたいものですね。
まとまりませんが、とりあえず今回はこの辺で終わります。
それでは、またです。
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コメント
記事を読んで、作家ではない上に成年誌を読まない俺でも怒りを覚えました。
これは読者の『読む自由』すら奪う規制暴力ですよ。
子供うんぬん言う奴等は少年誌を先に規制すれば良いのに、少年誌は子供からの反発が大きいから多分やらないんでしょうね。
子供に悪影響を与える最もたるアダルトビデオはバックにヤクザがいるから規制しないんでしょうね。
規制する奴等は『漫画は子供が読む可能性があるから』とか、うん十年前で思考停止したような事を未だにほざいてますけど、住み分けがされている場所に踏み入って文句を言うなんて日本が他国にいってその国の風習に『日本とは違うから止めろ』『日本に悪影響だから止めろ』と文句を言うようなもんですよ。
長々と書いてしまいましたが、この規制には本気で頭に来ました!
また何か続報的な物がありましたら、日記で書いてください。
できれば、一時的な規制であって欲しいですね。
投稿: REO | 2007年7月 4日 (水) 19:34
はじめまして。いつも楽しみに拝見させてもらっています。文中の
>今の、ヒステリックな勢いはいったい何が原因なんですかね。
という点について思い当たるものがありましたのでコメントを致しました。
恐らくですが、先日の松文館裁判における最高裁の判決が
このような規制の加速を後押ししていると思われます。
ご存知かもしれませんが、詳しい経緯や内容などは以下に記載されています。
よろしければ御覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%96%87%E9%A4%A8%E8%A3%81%E5%88%A4#.E6.99.82.E9.96.93.E8.BB.B8
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/9018/shoubun-index.html
何にせよ、これで漫画業界全体が規制で締め付けられるとすれば
寒い時代になったと言わざるを得ません。
一個人として、そうならない事を願うばかりです。
投稿: You | 2007年7月 5日 (木) 01:49
ご無沙汰しております。
Youさんも書いておられますが、松文館裁判の判例にも見られるように、コミックへの表現規制の動きが昨今、いささか異様なまでに加速しているようです。
だんちさんが現在抱えておられる危惧は、(そうであってほしかったのですが)おそらく単なる思い過ごしというのでもなさそうです。
その動きが加速したのは、ここ1、2年どころか、1、2ヶ月といった、本当に最近からのことで、これではなにかの陰謀でも動いているのではないか、と疑いたくもなってしまいます。
ご参考までに、リンクを貼っておきます。
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/#2007_06_15
上記リンク先の記事において、京都府青少年健全育成審議会が有害図書に指定した13冊も、記事中にもありますが、内容がどうこうというよりタイトルで選ばれているような、そんな感じがしてしまいます。
また、上記記事に張られたリンクから詳細を知ることのできる、岡山で開催予定だった同人誌即売会が、一地方公務員の妨害によって中止に追い込まれた事態など、いったい最近の表現におけるこの異常な状況はなんなんだ? と、本気で背筋が寒くなってしまいそうです。
こうした事実に対し、どうすればよいか? とは簡単に答えの出せるものでもありませんが、「表現の自由」ということに関して個人個人が本気で意識的になって、なんらかの対処を迫られている段階にきているのかもしれません。
投稿: memento | 2007年7月 5日 (木) 02:44
このなかで一番問題なのは
適当な印象やその場の勢いで規制されている
これが非常に大きな問題でしょう。
ルールを守れと言うがそのルールがあやふや、行政側(警察?)のさじ加減ひとつで変わってしまう。
ルールを明文化すれば
「この部分は厳しすぎる」
「この部分は妥当かな」
という議論が出来るが出来るけれども、今はいいように運用されていますね。
投稿: mastacos | 2007年7月 5日 (木) 08:34
こんばんは、初めてコメント致します。
エロマンガ愛好家でもあります。
しかし、ちょっと反論と言うか意見なんですが、
ダンチさんの仕事はレディースコミックですよね?
レディースモノは、
現在コンビニでテープも巻かれずに売られています。中高生向きの雑誌まであるくらいです。(18禁などの印もついていなかったりします)
小学生でも立ち読みできちゃうレベルです。
なので、規制が厳しくしているのではないでしょうか?
専門店で売られている男性用のエロマンガは、日に日に表現が酷くなっています。自主規制など無いに等しいくらい、ブツはリアルな描写でモロ見えで、小児性愛・近親相姦・強制猥褻なんでもアリの状態です。(個人的には嫌いじゃないです。)
。たぶん、アメリカとかだと逆に持ち込み禁止になるんじゃないかと思うほど。下手したら逮捕されんじゃないかなぁ。
性器を隠せばいいという、日本の風潮はどうかなと思います。AVでもそうなんですが・・。
人間として生まれてきた以上、見たいのが当然で権利でもあると思うんですよ。恋人がいれば見れるのに、恋人やSEXパートナーが居ない人・金がなくて風俗にも行けない人は、「絵に描いたモノすら見ちゃ行けない」って、どうなのかなと思います。
ある程度の表現規制はあった方がいいと思います。
ポルノに関しては、アメリカ型にすべきだと思います。
一般の子供が出入りするコンビニでは売らないなど。
しかし、性器に関する事は、
隠したって、ネット時代の今では意味がないですし
経済面でいえば、一部のアウトロー的商売をしている人や外国が得するだけです。
ただ、行政の話で言えば、
国民多数派がそれを求めているというのが事実なのだと思いますよ。
世の中の半分は女性ですからね。女性の外出着はどんどん露出して猥褻的になっていますが、男性に対しては厳しい世の中です。
恋人や家族を持つ男としても、ポルノは不要ですから、
求める人々としては劣勢になるのはしょうがない所です。
政治家が、「もっとポルノはオープンに」と発言したら、途端にバッシングを受けて落選しますからね。
コンビニで未だにエロ本が売られているのは、コンビニ業界が権力を持っているからじゃないですかね?
酒・タバコ・薬・キャシング・配達など、元々規制のあった商品をなんでも扱えるようになっています。
エロ本も大きい収入源ですから、
規制がかからないのは逆に、コンビニ業界が政治に圧力かけているとしか思えません。
だいぶ、長くなってしまいました。すみません。普段思っている事を書かせてもらいました。適当にスルーして下さい。
投稿: tumi | 2007年7月 5日 (木) 21:35
こんばんわ。山崎しんのすけです。
こりゃ現場はたまったもんじゃありませんね。お察しします。
この件に関してはいにしえの「言葉狩り」などと実は同根であって、日本人の言語に対するシャーマニズム的な感覚とか民間の過剰反応とかいろいろと複雑かつ不愉快な問題が絡み合ってできあがっていてたいへん厄介なのですが、ひとつだけ言えるのは、ポルノグラフィーをいくら取り締まったところで性犯罪は無くならないし子供は守られないのですね。
子供を守りたいと(これだっていい加減な言葉ですが)思うんだったらまず毎月のように小さな子供が虐待死させられている現実にたいして 有 効 な 対策をとっていただきたい。
とはいえ、もし「虐待の通報があった場合警察の強制捜査権が発生する」なんていう法律があったら五年前のワタシの家は間違いなく踏み込まれていたに違いないわけですが!子供を怒鳴る声がアパート中に響いていたらしく。
オチにももう一つ切れがない感じですが。
それではまた。
投稿: 山崎しんのすけ | 2007年7月 5日 (木) 22:51
>ルールがあれば、従うさ。
>それが仕事だもんよ。
>だけど、仕事場を奪うなよ。
ルールの外で仕事してたんじゃないですかね。元から。
行政がなにも言わないから付けあがっただけで。
犯罪者のシノギの心配を当局がしてやる必要はないと思うのですが。
私は週刊や月刊の成人漫画雑誌は読まないので分かりかねますが
単行本とかはち○こ、ま○こ丸出しですよね?
成人向けだとしてもアウトだと思うのですが。
多分、連載バージョンだと消しが大きいんだとおもいますが。
と、成人漫画買ってる私が言っても説得力無いわけなんですが
当エントリはちょっと逆ギレな印象を受けました。
投稿: kazu | 2007年7月 6日 (金) 12:46
すみません。ふたたびちょっとコメントを。
こういうエントリは、やはり議論のネタになりがちなんでしょうけど、まず事実関係をよく知ることが重要じゃないかと思います。
とりあえず、いわゆる「児ポ法」に関しては、以下のURLを参照していただくと、基礎的なことがわかると思います。
http://www.paradisearmy.com/PASOK3E.HTM
上記記事にあるようにこの児ポ法には、「絵やマンガ」の 「単純所持」や「単純製造」、「単純譲渡」まで処罰の対象とするニュアンスが含まれています。
ですからkazuさんのように、成人漫画を買っておられるという方にとっても、この法の無制限の拡大解釈による取り締まりの強化の問題は、まったく無関係ということにはならないように思います。
それこそエロ漫画を持っていたとか、買ったことがあるとか、ちょっと猥褻な落書きをしたとかいうだけで、ある日突然逮捕される、なんてことにもなりかねないんですから。
法の施行と運用とは別の問題です。
児童を買春や虐待から守るという目的それ自体は、なんら異議を唱えるべきこともないのはいうまでもありません。
が、それが本来の目的に沿った、適切な運用のされ方がされているか、ということが問題なのです。
投稿: memento | 2007年7月 6日 (金) 13:42
何でも規制すれば解決できると思っていることが間違い。
規制はすればするほど規制対象を気にするもの。
モザイクの度合いとかそういうことで議論するのは無駄。
そもそも、子孫を残すためにも性的欲求を過剰に規制するのは良くない。
ほかの犯罪が増えるだけ。
それよりも漫画や書画、写真等の表現されたものを見て
それによって欲望に支配される人間の質に問題がある。
空想と現実、仮定と実行、この境がわからないことが一番の問題。
今の世の中は、親も法も過保護すぎるのが問題。
過ちを犯させないようにするのが法かもしれないが、
法があっても過ちを知らなければ意味をなさない。
くさいものには規制という名のふたをして対処した結果が今の世ならば
それを打開する方法だって見えてくるはず。
投稿: 須賀利通 | 2007年7月 6日 (金) 15:04
少女コミック(蔑称性コミ)を見るとにわかには信じがたいですが、
18禁マークの付いている、子供が買えない本に表現規制はおかしい。
まず先に小中学生が対象の少女漫画誌で「レイプから始まる恋愛」を
推奨している少女コミックを規制しろ、と成年誌から声を上げて
もらえませんか。筋違いですか、そうですか
投稿: 良い日 | 2007年7月 6日 (金) 15:12
須賀利通さんのコメントで
そういえば、思い出しました。少女マンガ「ラブモンスター」を最近読んだんですが、
レイプだらけですよね。小学生が見る代物とは思えない^^;
須賀利通さんの意見はもっともだと思いますよ。
しかし、世の中は女性には寛容で、男には厳しい世界なのです。
そこに原因があるんだと思います。
モテナイ、キモオタには性の欲求を持つなってのが女性の共通認識なのでは?
投稿: tumi | 2007年7月 6日 (金) 15:54
最高裁でコミックに猥褻判決が出た影響でしょうか?
判決理由が「絵が上手ければマンガでも猥褻」だったようなすごい判決でした。(間違ってたらすいません)
「猥褻表現は表現の自由にあたらない」が美しい今の日本?
年齢制限のある成年コミック誌の猥褻表現を制限して誰が得をするんでしょう?
世界に通じる健全な日本のマンガ文化を育ててるつもりなんだろうか・・・
投稿: マンガ読み | 2007年7月 6日 (金) 20:14
特にたいした意見などは持っていないのですが、お偉方の勝手な真似に腹が立ったので思ったことを適当に書かせていただきます。
何と言いますかね、こういう子どもを守るだののお題目には全然関係ないって常識的に考えればわかるような決まりごとを作るのって、小学校の学級会を思い出しますよ。
ほんとどうでもいいことをちょっと決まりごとから外れたからって晒し上げにされる男子。
「謝ってください」とか命令して、その場の空気をバックにした権力でとにかくなんでも決まりごとでやめさせればいいと思ってる学級委員長。
それでそんな適当で無茶な決まりごとをまた少しでも破れば晒し上げ。決まりごとは無意味に拡大し、まさに晒し上げスパイラル。
お偉方がこんなガキと同程度のおつむで規制作ってるとは考えたくないですけどね。多分こんなんなのかなあ。
それともこの晒し上げスパイラルを利用した何か裏の政治的判断でもしてるのかも、なんてよく妄想したりするんですが、まあ絶対そんなことはないんでしょうね。
投稿: よしとも | 2007年7月 6日 (金) 23:42
濡れ場のシーンだけ
イメージ映像として超精密リアルな動物の交尾シーンにかえたらどうなるんですかね?勿論チンコマンコ露出で。
どう規制が入るか楽しみです。
投稿: hana | 2007年7月 6日 (金) 23:57
PTAとか政府関係者の極めて感情的な行動、アメリカなどの海外からの圧力が背後にあるのだと思います。
多分この状況はいきつくところまで行き着く可能性が高いです。
日本は風俗大国ですが、さまざまな利権が絡むところではなく、叩いて潰しても何ら反撃の無いところをまず生贄に捧げることにしたのだと思います。
・・・今後、幼児・未成年者がほぼ絶対に目のつくところに、つまり本屋からそういった漫画類は一掃されるかもしれません。
またコミケに対しても入場制限や流通制限をかけるぐらいの圧力を、エロ同人誌が絶対に未成年者に目につかないように、徹底的に圧力をかける可能性が考えられます。
ある種の検閲制度の復活と運用です。
・・・やばいですね。
投稿: ほげ | 2007年7月 7日 (土) 00:55
中途半端な位置ですからねぇレディース関連は
恋愛漫画系列の方がやばい気がするんですけど、どうでしょう?
15P中10P抱き合って入れてるっつーとんでもねー世界でした
国の方も法が無いもんだから規制するにも戸惑ってるのかもしれません
何が悪いって、子供の事を考えるなら法規制をきっちり定め
ラインを正確に決めるのが先だと思うんですけど
今はそれを知る為の練習期間(?)かもしれませんね
女から見ても十分に異常な状態ですぜ
レディースは別にセックスありって割り切ってるから分かるけど
少女漫画があほみたいになってるから被害が来たって感じですね
なんだかなあ・・・
投稿: たいへんだねー | 2007年7月 7日 (土) 02:15
こんにちは。出版に関わる業務をしています。
表現の自由に関する問題は大変複雑なのでさておき。
>>一方的にこうしろああしろということで規制してきて、
>>反論は一切許されない。逆らえば潰される(流通に乗れ
>>ない状況にさせられる)。実際潰された雑誌もあるとか。
エントリーもコメント欄も、「誰(どの機関)」が「どういう手段」を持って規制しているのか、あるいはどうやって「流通に乗れない状況」を作り出しているのかについて、言及がないのですが、これは公知の事実なんでしょうか。
これは「東京都の不健全図書(有害図書)指定を一定回数受けた出版物は取り次ぎしない」という出版業界の自主規制や、その規制に基づいて定めた一部コンビニ会社の自主規制のことでしょうか? で、「NGラインがあいまい」というのは、不健全図書を定めている機関が「こういう描写だと、指定するぞ」と編集部に圧力(彼らとしては彼らの業務)をかけているがそのラインがあいまいである、と、こういうことですか?
いや、「流通に乗れない状況にさせられる」という下りを読んで、日販やトーハンにどういう形で圧力をかけるんだろうか、と思ったもので。
個人的には、レディコミや現在の行きすぎた少女コミック、専門店で扱っているロリエロ漫画なんかは、すべて直販かアダルトショップで売ってくれ(買いたい人だけが自由に買える状況)と思っているので、「一般の店頭には並ばない」という方向で制限される程度ならどうでもいいかな。それでエロ漫画雑誌がつぶれてしまうようなら仕方がないですよね。それは雑誌の収支設計の問題だし。
>>・・・今後、幼児・未成年者がほぼ絶対に目のつくところに、つまり本屋からそういった漫画類は一掃されるかもしれません。
これって何か問題があるんでしょうか? そもそも成年向け、18禁の読み物だったら、非対象者から隔離された状態にあってしかるべきです。出版禁止だとしたら大問題ですけどね。レンタルビデオ店でも、アダルトコーナーは店の奥のなんかのれんが掛かったような場所にあったりしませんか?
私も成年向け、18禁のコンテンツは嫌いではないですが、むしろ隔離されていた方が買いやすいし、批判がエスカレート(子どもに悪影響があるから出版自体を許可制に、とか)しなくていいと思うんですけどねえ。
投稿: S | 2007年7月 7日 (土) 03:14
どれだけ子供を守ってもその子供がいずれエロを作るんだからなぁ
意味がない
それにしても馬鹿なやつにルールを決めさせてはいけないなぁ
投稿: あ | 2007年7月 7日 (土) 03:55
漫画読まない、ちゆうがくせいは”エロ本””エロビ”を買う
体の構造上買わなければならない
※体大きい人はいいが、体小さい人は、どうやって買ったんだろう?
そもそも女を大切にするなんてなぁ、元々外国文化だしなぁ
規制に負けずに 悪いことじゃない 法律を破ってるだけ
投稿: 1 | 2007年7月 7日 (土) 06:46
どっちが規制の対象になってるの?
1:少年漫画
2:少女漫画
3:成人漫画
4:超ロリエロ大人漫画
投稿: | 2007年7月 7日 (土) 08:42
元凶の一人、大臣の高市早苗。
・動画「青少年を取り巻く有害情報」
http://www.choujintairiku.com/3min/takaichi.html
……何もあんたらが厳しくすることないのに。
投稿: | 2007年7月 7日 (土) 10:32
あのさ。
レディコミって18禁シールとか貼られてたっけ?
レイプものの少女漫画とかBL漫画もそうだけど、成年シールも貼らずに過激な性描写を長年続けてきた女性向けエロ漫画が、ようやく人並みに規制されるようになったって話じゃないの? 今回のだんちさんの愚痴ってる状況については、悪いけど「あんたら今まで好き放題してたツケだろ」としか思えない。レディコミとかひどすぎるでしょ。
投稿: | 2007年7月 7日 (土) 18:28
こんばんは。だんちです。
皆様コメントをありがとうございます。
昨日今日と、ちょっと泊まりがけで出かけておりまして、先ほど帰ってまいりました。
日本同人誌印刷業組合のお知らせ(http://www.doujin.gr.jp/news/news_070705.html)のこともあってか、僕の記事もいろいろリンクを張っていただき、沢山の方に読んでいただけたようで、ありがとうございます。
一度にお返事をすることは難しいので、順番に少しずつレスをさせていただきたいと思っております。
>REOさん、こんばんは、初めまして。コメントをありがとうございます^^
一緒になって憤って下さってありがとうございます。僕はどうしても現場にいますので、「勘弁してくれよっ!!」と感情的になってしまうところがあります^^;
しかも、厳しい時とゆるい時の落差が激しかったりすることが本当に腹が立つんですね。
健全な青少年育成は、時々やればいいってことなのかい?って皮肉の一つも言いたくなります。
ただ、こうやって一緒になって怒り合った後は、お互いに冷静になって事態の推移の情報を集めていって、どういう状況なのかを見ていくことが必要かもしれませんね。
≫子供うんぬん
ということでいうと、悪影響を与えるもの、というのはいったい何なのか、というのは考えていくべきことでしょうね。
僕の個人的な意見としては、親が一番子供に影響を与える存在だと思うんですけれども。
だからといって、親を規制するわけにはいかんですもんねぇ(「ウィッチブレイド」なんて、そういうお話でしたね)。
規制関係の記事について、このコメント欄にURLを張って情報を下さった方々もいらっしゃいますので、そういった情報も見ていって、一緒に学んでいきましょうね!
続報的なものも、書ける範囲でまた書いていけたら、と思っています。
まず仕事しなくちゃ^^;
励まして下さってありがとうございました。
何はともあれ、よい仕事ができるよう頑張ります!
>Youさん、こんばんは、初めまして。いつも見て下さって、コメントをいただきありがとうございます^^
松文館裁判についての情報、ありがとうございます。
大まかな部分については日ごろ気にして情報を仕入れたりはしていましたが、細かいところは最近はちょっとチェックしていませんでした。
これを機に、改めてじっくりしっかり読んでいってみたいと思います。
確かに、時期的にこの裁判の判決が後押ししているところもあるのでしょうね。
今回はエロ表現に関してですが、暴力描写に関してはゲームなんかで規制があったりしましたよね。
あと、どっかで聞いた話だったか見た話だったか忘れましたが、アニメーションの中の表現でブルマはNGなんじゃないのか、という話が有識者様の間で出たことがあったとかなんとか。
ワッケイン指令は寒い時代だと涙を流しましたが、僕らも涙を一滴流した後、どうやって暖められるかを考えていくべきなんでしょうね。
僕個人としては、エロを描いていても、男女の情や愛情に関して表現していくことを外さないようにしていますし、同人誌では安易な真似をしないように注意文を書くようにしています。
小さなことですが、少なくとも、こういった努力は続けていこうと思っています。
それは成人以上に対してですが、青少年に対しても、自分が何をできるのか、考えていきたいとも思います。
共々にいろいろ考えていけるといいですね。
それでは、またです!
投稿: だんち | 2007年7月 7日 (土) 18:57
規制推進派に、「全ての創作表現に対する表現弾圧の何者でも
ありません!」との抗議を行い、表現推進派を叩き潰して、
表現の自由を取り戻すしか方法はありません
俺は、民主主義を崩壊させる事に繋がる表現規制は、断じて
許す事は出来ない!
規制推進派に断固抗議せよ!
投稿: ドラゴン | 2007年7月 7日 (土) 20:00
>mementoさん、こんばんは。コメントありがとうございます^^
こちらこそご無沙汰してしまってすいません。
情報のリンクをありがとうございました。とても参考になりました。
僕は現場にいるので、規制に関しては「こうして」という要求を常に受ける立場で、それに関して遵守してきているつもりです。だから、突然厳しくなったりヒステリックになったりすると「今までの制限は何だったんだよ!」となってしまいます^^;
≫その動きが加速したのは、ここ1、2年どころか、1、2ヶ月といった、本当に最近からのことで、これではなにかの陰謀でも動いているのではないか、と疑いたくもなってしまいます。
なるほど、5月の「日本PTA全国協議会の2006年度『子どもとメディアに関する意識調査』」というのが、一つのターニングポイントになっているようですね。
記事中の大阪の有害図書指定の様子を見ると、11月から毎月指定されている感じですが、現場では「今年に入ってから厳しくなった」という感覚を持っています。
これまでの「レディースコミック」や「ティーンズラブもの(いわゆるTL)」に関しては、そもそも行き過ぎていたんだから規制は当然、というご意見もあるわけですが、京都府のは男性向け本ですね。
僕個人は「行き過ぎ」の本に描くようなことはせず、そこは仕事を選んで描いてきているから思うことなのかもしれませんが、「じゃあ、なんで行き過ぎをこれまで放置してたんだ?」とも思います。
これまでも「縛りはダメ」の時があったりそうでない時があったり。何がダメで何がOKなのかが現場では正直よく分かりません。
≫岡山で開催予定だった同人誌即売会が、一地方公務員の妨害によって中止に追い込まれた事態
これもざっくりと読みました。…何なんですかね、これ^^;
全てが関連付けられるわけではないでしょうけど、時期的なことを思うと、なんというか、うんざりする気分になりますね…。
≫「表現の自由」ということに関して個人個人が本気で意識的になって、なんらかの対処を迫られている段階にきているのかもしれません。
仰る通りですね。同時に「表現の責任」というものも。表現に「行き過ぎ」があるとしたらば、それはまずもって作家の段階で自主的に考えることが出来る問題だ、とも僕は考えています。
描き手にとっては、同人誌も含めて、まず自分が描くものが人にどういう影響を与えるのか、のところを考える、その上でなぜそれを描くのか、を自問自答する、そういう機会としても利用していきたいものですね。
児ポ法に関してのリンクもありがとうございます^^
こういうのを調べるのを億劫がってしまう僕としては大変ありがたいです。またいろいろ教えて下さいね!
≫それが本来の目的に沿った、適切な運用のされ方がされているか、ということが問題なのです。
というのは、本当にそうですね。その意味で、夏コミが非常に心配、というのがあって、ちょっと警告じみた感じになるかなぁとは思いつつ、この記事を書きました。
「日本同人誌印刷業組合のお知らせ」なんかを読むと、「法的な問題になる場合がある」ことを前提にしているように感じますし。
夏コミは一つの山場になったりするかなぁと、個人的には思ったりしております。
今回の僕のうんざりした思いが、ただの個人の愚痴で、ただの思い過ごしで終わって欲しいな、と願っております。
>mastacosさん、こんばんは、初めまして。コメントをありがとうございます^^
僕も、その場の勢いで書いてしまったわけですけれども^^;
現場にいると、基準がよく分からないんですよ。何がNGで何がOKなのか。
それで、
≫適当な印象やその場の勢いで規制されている
と書いてしまったわけですが。どうなんでしょうね。
はっきりしたルールってあるんでしょうかね。
ルールブックでも作って配布してくれりゃいいんですけども。
現場で仕事をする上で、「悪いものを描いてやれ」「人に悪影響を与えてやれ」と思って描くわけじゃなくって、「読者に喜んでもらおう」ということで描いていくわけですから。
ルールがはっきりあれば、こちらはそのルールを守って喜んでもらえるものを描く努力をしていくんですが。
何はともあれ、描く側もこれを機会として自分が描くものについて考えていけるといいのでしょうね。
自分もこれを改めて契機として、よりよい仕事がしていけるように頑張っていきます!^^
>tumiさん、こんばんは、初めまして。コメントをありがとうございます^^
普段思っていることを書いて下さったということですが、僕が書いた記事をきっかけに、思ったことを書いていただいたことを嬉しく思います^^
仰られる通りで、レディースコミックはゾーニングが曖昧で、読者の良心に任せていたところがあります。
そんな中で、個人的には成年女性に向けたものでルールを守って描いてきたつもりです。
暴力描写や不倫などは描かず、愛し合う男女の営みとして、読む方に愛情の心地良さを感じてもらおうという作家としての主張もありますし、TL(ティーンズものでセックス描写があるもの)に関しては仕事としては選ぶことはできない、という個人的な倫理観もあります。
なので、こういったことはマイナス面だけでなく、作家それぞれが自分が描いているものを考える契機になるとも考えています。
とはいえ。
仕事をしているものですから。
それまでのルールを守っていたらいきなり厳しくなったりっていうのが、うんざりしてしまうんですね。
男性用エロに関しても、京都で有害図書指定がありましたね。
「日本同人誌印刷業組合のお知らせ」のこともあり、レディースコミックやTLだけの問題ではなさそうです。
≫ある程度の表現規制はあった方がいいと思います。
ということに関しては僕も全く同意です。
ただ、大阪の有害図書指定の誌名を見ていても、「狙い撃ち」の印象が強いです。
公平に、ルールに則って規制してくれれば、いいんですけれども。
僕は僕で、現場の立場として思ったことを書きましたが、tumiさんもこうやって思ったことを書いて下さって、それは意義のあることなんだと思います。
お互いに、思ったことを書いたこの後は、いろいろ調べたり勉強したりして、更にいろいろ考えていけるといいですよね。
何はともあれ、いただいたご意見も参考にさせていただいて、今後もより仕事に励んでいきたいと思います^^
>山崎しんのすけさん、こんばんは。コメントありがとうございます^^
≫こりゃ現場はたまったもんじゃありませんね。お察しします。
うぅ…ありがとうございます(涙)
一回描いてる雑誌潰されてますからねぇ…。その時の編集さんも「狙われてて…」と非常に大変そうでした。
それにしても、小説書きの山崎さんらしい切り口のお話、とても興味深く読ませていただきました。
「言葉狩り」のこと、特に知らないのですが、今度調べてみます。
僕が経験してきた範囲だと、「エロトピア」誌では、「セーラー服はNG」「教室はNG」「縛りなどのSM表現はNG」というものがありました。
その辺りは、社会の風潮によって変わっていく部分なんでしょうけど。
で、誌面自体も作家さんみんなでずいぶん気をつけて描いていたはずなんですが、狙われ続けたんですよねぇ。
当時描いていた作家さんが他誌で頑張っていたりすると、すごくホっとした気持ちになります。
≫ポルノグラフィーをいくら取り締まったところで性犯罪は無くならないし子供は守られないのですね。
なくならないですよね。そんなことでは。
じゃあ、どうやって守っていくのか、というのは、僕のように漫画を描く立場の者もそうですし、表現ということに関して言うならば、受け取る方々も含めて、皆で考えていくべきなんでしょうね。
実際にお子さんを育てていらっしゃる山崎さんのご意見は貴重だと感じます。
虐待死のことなど、やはりまずもって親の問題というのが大きいですよね。
性教育に関してもまず各家庭でしっかりしていけるとよいのでしょうね。
≫子供を怒鳴る声がアパート中に響いていたらしく。
声、大きいんですもんね^^;
オチや切れなどもあればあったで是非読みたいですが^^
またよろしかったらいろいろ教えて下さいね!
>kazuさん、こんばんは、初めまして。コメントありがとうございます^^
逆ギレの印象がある、とのことですが、それは仰る通りだと思います。
自分自身の仕事に関わることですので、冷静ではいられませんし、僕自身は成人に向けて性行為を通じての情の心地良さを表現しているつもりですので。
丸出しに関しては、作家の方では「出版される時に消されるだろう」ということがあって描くわけですが、そこはまずもって作家の方で消しておく等の対処は必要でしょうね。
描いた後の工程については関われないわけですから。
まずは一旦キレたのは事実ですが、表現についてより考えていく機会になることだとも思います。
買われる方も含めて、いろいろと考えていけるとよいですよね。
投稿: だんち | 2007年7月 7日 (土) 21:44
おはようございます。
だんち氏のブログを拝見致しましたが、子どもを守る事を名の元にした
全ての創作表現に対する表現弾圧の何者でもありません!
このような事が、全ての自由を保障する民主主義が許されるはずがありません?
いいえ、絶対に許せませんよ。
全ての自由を保障する民主主義を根底から否定して、国家権力が自由な表現を奪う事は、絶対許せません!
美しい国を作る事を名の元に、子どもを守る事の大儀名文で創作表現を弾圧するような事は、漫画 アニメ ゲーム等をこよなく愛する人達の趣味・生きがいを奪う事になりかねません!
俺は、生きる意欲を奪う表現弾圧には、絶対許せません!
規制推進派・行政に対し、猛烈な抗議を行い、理由の無い曖昧な考えによる、不当な表現弾圧を直ちに辞めさせる行政訴訟を、起すしかありません!
投稿: ドラゴン | 2007年7月 8日 (日) 07:09
レディコミに関しては、今までがルーズすぎだろ。
投稿: こまいぬ | 2007年7月 8日 (日) 09:50
はじめてコメントさせてもらいます。
記事を読んで沸々と消化し辛い感情が沸いてきました。
為政者って周りが見えない人達ばかりなんですかね?
この国の行く末がちょっとばかし心配です;
規制規制ってお偉いさん方は唱えてますが
需要と供給のバランスを崩壊させている気がします;
自分は頭悪いので難しいことは解りませんが、
本来なら国民を守る立場にある人達が
権力っていう武器で丸腰の国民を殴り殺してもいいのか、と。
仕事を奪うのは死ねと言ってるのと大して変わらないと思います。
記事で書かれているように
職を失った人達の気持ちを考えると
為政者には反吐が出ますorz
しかも反論駄目、議論の余地なしって・・・;
国民の意見や不満、感情やらも封殺して聞く耳持たずって
そんな人間が権力を行使すると思うと何とも言えない気持ちになります;
子供の話になりますけど
残虐描写は悪影響を与えるから規制しろ!
エロは性犯罪を助長させるものだ、規制しろ!
とか頭の中詰まってるのかよく解らない保護者達がヒステリックに叫んでますが
自分が思うに子供は
・人に迷惑を掛けない
・善悪の区別
・感情に走らず理性で制御
・愛情を持って責任を持って接する(親の方)
これさえ教えられていたらよほど精神に異常がない限り
真っ当な人間に育つと思うんですよ。
結局、子供に一番影響を与える物っていうのは親で他ならないんですから。
それをエロの所為にして保護者である責任を放棄してるんじゃないのかと。
どう言ったらいいのか解らないのですが
悪じゃないけど悪に仕立てやすい者を「悪だ!」と騒ぎ立てて、自分のことは棚に上げ
集中砲火を浴びせる、みたいな感じでしょうか;
・・・魔女裁判ですね;
罪なき者を魔女だ!と根拠のない理由をつけて火あぶりにするんですから;
頭悪い長文乱文、お目汚しすみませんでしたorz
今回の記事を見てここまで表現の自由というものが侵害されているのかと思い、コメントさせて頂きました_(__ __)_
投稿: ツェペ | 2007年7月 8日 (日) 19:38
なんだか昔ドラマで見た、大人免許を造って欲しい気が、
大人なんだから、自分の行動を漫画の所為にすなと。
投稿: とうりすがり2 | 2007年7月 8日 (日) 22:32
こんばんは。ちょっと気になったので・・
マンガ規制に関しては表現規正法のほかにも著作権侵害の非親告化も検討されているそうです。表向きは海賊版に対する規制とのことですが、適用次第ではコミケすべてアウトになってしまいます。アメリカではある企業の○をみっつ並べた製品がミッキーに似ているとの理由でディズニーに訴えられ賠償させられたこともあるそうです。フランス社民党のロワイヤル氏は福島瑞穂に「日本の性暴力表現は酷い。」と女性の権利がどうこうと仰ったそうです。
暴力・性表現規制に関してはクリッパーの限定効果説(ヤクザ映画を見た後に肩で風を切って歩く事はあっても長期的に威張り散らかすような効果はない)がありますが、発達心理学的には子供への影響は大きいとのことです。
少年犯罪の厳罰化、死刑判決の急増、各利権へのガサ入れ、性風俗への取り締まり強化などここ数年でいきなり起こっている現象は一体何なのか。一見すると道徳化、保守化に見えますが実は逆で東浩紀という学者は規律訓練型権力から環境管理型権力へシフトしつつあると指摘しています(規律訓練とは個人の性格に権力に望ましい善悪を教育する一見不自由・無個性的に見える権力の内面化、環境管理とは個人の快不快原則にまかせる一見自由で個性的に見える権力の環境化。しかし裏を返せば規律訓練は個人に善悪を判断させるために個人が公共の福祉を侵害する機会が少ないので法律は甘くてもよく、環境管理は個人が善悪を判断するため公共の福祉を侵害した場合の罰則は厳しくなる。東氏はフーコーとドゥルーズを比較し、前者を主体による善悪による自縛、後者を非主体の快不快による環境による束縛としている)
個人ではなく環境を支配する事で個人を支配する(ファミレスが冷房を強くし、イスを硬くすることで客の回転率を高くする。客はその意味で支配されているが客自身は自由に振る舞っていて支配されている実感がない)。不自由な個人と自由な環境か、自由な個人と不自由な環境か。
社会の安全を担保するために個人を縛るか、環境を縛るか。
環境管理型権力はマジョリティー・強者の快不快により設定されるのでオタクメディアなどダーティーで異質なものは「キモいモノ」として潰されかねません。汚いものは見ない、見えないところでどんなに酷い実態があっても自分の視界にある社会がクリーンで楽しければいい。ディズニーランドのように表向き楽しいアトラクションの下で途上国の子供たちが餓死しているとしても見えないように隠す。かくしてオタクメディアを取り上げられた性的弱者?達が現実に乗り出し性犯罪を犯すと厳罰化する、更にオタクメディアを取り締まる・・という戦争とテロのような連鎖が起こる。
近年、自由化、民営化、規制緩和という言葉が叫ばれ実行されているのはこうした事態だと認識したほうがいいかもしれません。強者にとってはより富める、自由な社会かもしれないが弱者にとっては死刑に等しい。最大限の自由とそれをちょっとでも違反した時の厳罰・・法を犯し談合しなければ生きていけなかった地方労働者はどうなるのでしょうか。クリーンなネオリベラリズムか、ダーティーなリベラリズムかの選択。
この東浩紀の説に自立訓練型を「見たくないものも見る善意と内発性に基づいた社会」環境管理型を「見たくないものは見ないロールとマニュアルに基づいた社会」と宮台真司氏は付け加えています。
東氏「オタクもまた動物化していて快/不快で生きている<社会の無害な快/不快に対しオタクの快/不快は有害だから規制される>」と解釈できる文を書いています。
でも自分としてはオタクの方々は感覚として見たくないものも見ようとしているように思う。異質であるとレッテルを貼られているマイノリティーであるがゆえに社会の見た目の綺麗さに疑念を抱く事ができる人たちだと信じたい。
もしもオタクの方々がこれから海外の同性愛者や移民等のマイノリティーのように環境管理型権力に対する抵抗運動をするならば、どのような方向性と立ち位置を取るべきか・・オタクの方々が社会の見た目の綺麗さにも惑わされず、どうせ少数派であると弾圧にさっさと諦めないようなヒント・・
純粋であるとはどういうことなのか、自分は汚れず無知であるがゆえに優しくいられる人のことなのか。オタクの方々にとっては違うと思う。オタク特有のキャラクターで戦闘美少女があります。ナウシカは自ら猛毒の瘴気の森に入り病める物の手を取り人を殺しグロテスクな虫を助けるために血だらけに汚れた。そんなナウシカのような姿勢を失わない、または取り戻す事が第一歩ではないでしょうか。
と、恥ずかしい駄文の連続ですみません^^;
簡単に終わらせるつもりがいつの間にか長文モードに入ってしまいました。言論弾圧に対してはもっともっと著作権等含めた具体論が必要ですね。またいつかコメントできればと思ってます(今度は短く)。
逆風の中、何かと大変かと思いますがお仕事頑張って下さいノシ
投稿: ミント | 2007年7月 9日 (月) 04:17
「子供うんぬん」
親はどうあれ…、
若い頃から描き続けてて、大人の自覚があまり無いのかもしれませんが
管理人氏も編集氏も「大人」ですので、
別のマトを挙げて責任の所在を人ごとの様に言うのは、どうでしょう?
私もエロ物は結構読みますが、
個人的に、
同人誌の過激描写には、得した(?)気分になるものの、
商業誌の過激描写には、度を過ぎるとムカつきさえ感じます。
…会社作って社会に根を張って仕事するなら、自制しろよ、
と思うわけです。
管理人氏は、同人誌についても心配してましたが、
競争原理の中で、純粋な中身よりも過激さを競い合う安直な手法を
選択している商業誌とは違いますし、
コミケ準備会等の組織の方が、自分達の場を守ろうとキッチリ自主規制
している中でみんな表現してますので、同列ではないと思います。
投稿: たまたま | 2007年7月 9日 (月) 12:29
>たまたまさん
根本的に話が違っているように思えます。
いかに自主規制をしたところで、規制する側が気に入らないと思えば無条件に規制できてしまうのが問題だと思うのですが。
規制する際に公平かつ平等な視点&ルールで規制を行なうのではなく、独自の偏見に基いた規制が多いと思うのです。
「コミケってオタクのイベントだよね。気味悪いからいろいろ規制かけて潰しちまえ~」っていうことが出来てしまうのが怖いところじゃないでしょうか。
投稿: ナス | 2007年7月 9日 (月) 15:30
レイプものがダメ、っていう倫理的な観点でもなく
イチモツの輪郭がどうこうっていうレベルだと完全に印象で断定してる感じがしますね。
目に見えるものだけ規制して実際犯罪が起こっても知らん顔、ってアメリカですか(´Д`;)
どうしてこうも偏った権力というのが生まれるのでしょうねぇ。
事なかれ系権力者をうまぁく利用しているのかな?
正義のために! とか言いながら爆弾で人間ふっ飛ばしてる連中や
独裁国家と違わない気がするんですが、こういうのを黙認してしまう構造や
出版業界の政治的な発言力のなさや一匹狼っぷりが弱みになっちゃってるんでしょうね・・・・・・
いままではエロ出版界も影の世界として成り立っていたけれどもネットの普及なんかで簡単に見れるようになってからは表の世界に取り込まれていっちゃうんでしょうね。日本は昔から影の世界について黙認する、けれど表の世界に出てきたら一斉にたたく、という構造でしたが光と影の境界が曖昧になるにつれこういった軋轢が増えていくのでしょうね。しかも議論するのが致命的に苦手だし。連立している表社会に対しての裏世界の無力を痛感します......
国際情勢に置いてけぼりにされる極貧国みたいだなぁ
がんばってくださいね;;
投稿: | 2007年7月 9日 (月) 21:34
検閲と同義だろ。
恐ろしい世の中になってきました。。。
そのうち、
こんなものを描こうとするあなたの思考はNGです。
・・・
以下略
ってことになるわけですね。
投稿: これって | 2007年7月 9日 (月) 22:01
>須賀利通さん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
規制、難しい問題ですよね。
僕は自分の仕事のことですので、客観的になれるわけもなく、怒りをぶちまけてしまいましたが^^;
仰られている「人間の質」ということでいうと、つまるところは教育の問題というところに帰結するのかもしれませんね。
それは受け取る側だけでなく、表現を発信する側に関しても。
一時の空想を楽しんでもらって、現実を生きるリフレッシュやちょっとした力にしてもらうこと。
エンターテインメントが何をなすべきなのか、のところを、まずは描く人間が改めて考える、ということも必要なんだろうな、とも感じています。
つまり、仕事をする上でのプロ意識。
規制は規制として、そういう「教育」を誰がどのようにしていくのか。
そういったことも考えていかなければならないでしょうね。自主的な働きとして。
≫くさいものには規制という名のふたをして対処した結果が今の世ならば
≫それを打開する方法だって見えてくるはず。
それは、「くさいものはなぜくさいのか」に向き合うことですから、なかなか大変な問題かもしれませんね。
でも、そういったことを時間をかけてでも考えていくことが大事なのかもしれませんね。
>良い日さん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
TL誌は今一気に規制されているようです。そこからの余波というか、そういう感じの勢いがついている側面もあるようです。
TLがジャンルとして確立するくらい急速に膨らんだのは、なんだったんでしょうね。
レディコミは余波だとしても、京都の男性向けエロ漫画の有害指定は、「子供を性の対象にしている」から、のようですね。
僕は自分の仕事のことなので、ついつい頭に血が上ってしまいましたが。落ち着いてみて改めて考えてみると、こういった規制の動きがそれぞれ「点」であればそれはそれですけれども、繋がりがもしあるのだとしたら、やはりキーワードは「子供」ということになるのでしょうね。
18禁マークのついているものでも、子供、もしくは子供に見える絵、それを連想されるタイトルは、危ないのかもしれませんね。
>マンガ読みさん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
レディコミに関しては、TL規制の余波のようです。
ただ、松文館裁判や京都のロリ漫画規制、同人誌印刷業組合のお知らせのタイミングなどが重なってきているようですので、いろいろと考えてしまいますよね。
≫世界に通じる健全な日本のマンガ文化を育ててるつもりなんだろうか・・・
最近の動きを整理して考えると、「子供」というところに対する問題のように思います。
世界に通じることも確かにいいかもしれませんが、漫画は描き手と読み手の世界だと思いますから、そういう「子供」に関することなども、描く側と読む側とでもいろいろと考えていけるとよいのでしょうね。
>よしともさん、初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます^^
≫小学校の学級会を思い出しますよ。
あぁっ^^;
そういうのって、ありましたよね。
僕自身は大人に向けて描いておりますので、子供が目にしないようにしていくことには賛成なんですけれども。
状況の確認も改めてして、どういう自主規制をしていくか、の打ち合わせもできましたし。
どうにも、僕はちょっと頭に血が上りやすいので…^^;
冷静になってみて、改めてできることもあるでしょうね。
何はともあれ、これを契機にして、より面白い漫画を描いていけるように、努力を続けていこうと思っております。
>hanaさん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
≫イメージ映像として超精密リアルな動物の交尾シーンにかえたらどうなるんですかね?勿論チンコマンコ露出で。
それで性的興奮を刺激される読者さんがいるとしたら…^^;
というか、描くのがそもそも大変そうですね^^
>ほげさん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
いろいろと、動きの背景というのはあるかもしれませんね。
この状況が、TL規制をメインにした余波であってくれれば、自主規制によって鎮静化していくことなのでしょうし、僕らも改めて自主規制に関して確認をしています。
何はともあれ、結局のところ漫画を描く立場としては、これからもルールを守って、読者さんに楽しんでもらえるものを描いていくことが大事ですね。
未成年者に性描写のある漫画を見せない自主規制、ゾーニングはあるべきだと、僕は思っています。
ただ、危機感は持っておいてよいのだとも思います。
90年代の同人作家逮捕のことなどもありますし。動きがある時に、逮捕者が出たり、という大事が起こることが今までもあったと思うんですね。
そういうことが起こらず、なされるべき自主規制を、みんなで心がけていけたらな、と思います。
>たいへんだねーさん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
確かに、レディコミは中途半端な立ち位置ではありますね。
というか、TLの台頭でそうなってしまったといいますか。
結局、TL規制が一気に起こって、レディコミは巻き込まれた感じのようです。
≫何が悪いって、子供の事を考えるなら法規制をきっちり定め
ラインを正確に決めるのが先だと思うんですけど
≫今はそれを知る為の練習期間(?)かもしれませんね
なるほど、そうかもしれませんね。
男性向けの場合「性犯罪」と結びつけて考えられるのでしょうけど、女性向けの場合、どういう悪影響を想定するのか、というのは難しいのかもしれませんね。
≫女から見ても十分に異常な状態ですぜ
なんでそういう状況になったんでしょうね…。僕は少女漫画は普通に少女漫画でいいのに、と思うのですが。
何はともあれ、自主規制の確認もきちんとして、その上で改めて大人の女性に向けて楽しんでいただける漫画を、これからも描いていこうと思っております^^
>Sさん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます^^
感情的に書いてしまった文章を読んで下さって、冷静な書き込みをありがとうございます。
≫これは「東京都の不健全図書(有害図書)指定を一定回数受けた出版物は取り次ぎしない」という出版業界の自主規制や、その規制に基づいて定めた一部コンビニ会社の自主規制のことでしょうか?
はい。そういうことです。
特に「個別指定」に関して、ということですね。
後から指定されるため、描いている時は「こういう基準で」ということで描くのですが、掲載された時にはその基準ではNGになることがあります。
そのため、作家としても改めて危機感を持ち、自主規制の方針を改めて確認しました。
TLの今後に関しては僕は門外漢なので分かりかねますが、レディコミに関しては、ゾーニングが進んできているようです。
それによって、仰られるような「楽しみたい人」が楽しめる状況がより整っていけば、と期待しております。
投稿: だんち | 2007年7月10日 (火) 17:20
表現の規制なんかされるとやってられない
だが規制したくなる気持ちもなんとなくわかる
多少、刺激の強い表現もあるからな。オールドタイプには過激すぎるのかもしれない
投稿: とおりすがり | 2007年7月10日 (火) 23:14
現代の刀狩りみたいですね。
なんていうか、表現の自由ってどこにいっちゃったのでしょうね。
まぁ表現しすぎもあれですけど。
でも、行政がどこまで踏み込んでいいのかも規制すべきでしょう。
人の職や趣味を奪う権利は行政にはないです。
投稿: | 2007年7月11日 (水) 23:38
どうも自民党の野田聖子と高市早苗が元凶みたいだな・・・
どちらもエロに関してはかなり忌み嫌った対応をしている事で有名ですし、
前者に至っては、自民党復帰後某所でアニメや漫画の表現を海外と同じレベルの規制にすべく新しい法律を画策している事を表明したとか。
論理的でなくて感情的に規制しようとしているのが見え見えだから反発も大きい事が判ってないんだろうなぁ・・・
投稿: はうん | 2007年7月12日 (木) 18:34
最近、この手のお話をよく耳にしますね。
規制は必要だとは思いますが、それを誰がどのように決めているのか、明確にしてほしいものです。
現役作家も嘆いているようで、もし参考になれば。
http://www.voiceblog.jp/sakugeki/369880.html
ネットラジオですが、メディア関係の人間が規制について意見しています。
他にも著作権などについても論議しているようです。
投稿: 倉庫番 | 2007年7月12日 (木) 22:32
あなた自身、棲み分けが出来ていないのが問題では?
あなたは有害図書を陳列する者ではない。
描く側の人間です。
書きたい分野の雑誌に所属するのが妥当ではないでしょうか。
あなたは素晴らしい才能を持っていると思います。
それは人を感情を動かす才能でしょう。
それが。
青少年が。
コンビニや書店で目に触れる位置で置かれるべきものだと思いますか。
大人だから言えること。
大人じゃないから言えること。
あると思います。
とりあえず、いち行政に携わる者の視点から。
投稿: みみ | 2007年7月12日 (木) 23:24
みみさん、その棲み分けの基準を明確にしてほしい、という話なのでは?
投稿: memento | 2007年7月12日 (木) 23:26
ちんこまんこ描かなきゃ表現できない類の話なら(そんなものあるのかとも思うが)成人誌でやればいい。誰でも読める状態の本に載せるなら規制がかかって当然。こんなの、表現の自由だなんだ騒ぐ次元でもない。ただ犯罪を取り締まってるだけだろうに。
ひたすらエロくすればいいとおもって安穏と描いてきたツケが溜まったんだと思え。そんな人間に表現だなんだいう資格はない。そんなのは表現ではない。
投稿: pp | 2007年7月13日 (金) 01:51
つーかさ、エロ漫画規制よりもやることあるだろ・・・
最近ちょくちょく見かけるようになった、幼稚園児とかを嘗め回すように撮ったDVDとかの方が
たかが漫画よりも、よっぽど危険な気がする。
過度のエロ規制が強姦等の性犯罪を増やす原因の一つであることなんて明白なのにね。
政治家って、脊髄反射で動く人間多すぎ。
投稿: なちょす | 2007年7月13日 (金) 23:12
「棲み分け」と言うのは、
描く側
発行する側
陳列する側
規制する側
という意味です。
行政側から、直接に作者へ勧告しないでしょう。
あくまで、発行元のはずです。
あなたが表現したいのが、何なのか。
エロが描きたいのであれば、それなりの雑誌社へ所属すべきでしょう。
結局は、18禁指定にしたくない雑誌社の思惑もあるんでしょう。
アダルトコーナーに置かなくて済むから、購入しやすいですしね。
NGラインがコロコロ変わる。
それは、当たり前のことではないですか。
社会の移り変わりに合わせて条例も変わります。
それは、行政側が一方的に決めるわけではありません。
有識者会議を開いたり、あなた達が民主的に選挙で選んだ人間、または親御さん方の要望もあるのです。
それとも、時代の流れにそぐわなくても、憲法のように半永久的であるのが望ましいと思いますか。
あなたが、どうしても意見をしたければ、議会へ陳情や要望をしたらいいでしょう。要望は議員の紹介がなければできませんが、陳情なら出来るはずです。
どうしても納得がいかないようなら、そのような方法もあります。
そうしてみるのも一つの手段ではないでしょうか。
投稿: みみ | 2007年7月14日 (土) 00:57
>あさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
子供を守る、ということには充分意味があることだと思います。
誰がどのように守っていくのか、ということが大事なのでしょうね。
様々なご意見が出ておりますが、皆でいろいろと考えていけるとよいのでしょうね。
>1さん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
女性を大切にするっていうのは、いいことじゃないですか。
僕は、レディースコミックでは、優しい男を描くようにしています。そこに夢を見ていただく、ということもあるのですが、彼氏なり旦那さんなり、男の人も見る場合に「そうか、こういう優しさもいいのかも」と感じてもらえたらいいなぁと思って。
これからも、いい仕事ができるよう頑張ります。
>2007年7月 7日 (土) 08:42に投稿してくださった方、こんばんは。コメントありがとうございます^^
TLで大きな規制の動きがあったようです。ロリエロ大人漫画も規制されていることから「子供」ということをとっかかりにする動きのようです。
>2007年7月 7日 (土) 10:32に投稿してくださった方、こんばんは。コメントありがとうございます^^
高市早苗氏の動画、見てみました。なるほど。いろいろとつっこみどころのある感じではありますが。
僕が聞いていて思ったのは「つまり言いたいことは、だから憲法を変えましょう」ということになるんじゃないのかな、ということでした。
有害云々は、入り口なのかなぁって。まぁ、勝手な印象なんですけれども。
>2007年7月 7日 (土) 18:28に投稿してくださった方、コメントありがとうございます^^
レディースコミックでは、最近は封帯などの対処が進んできています。
TL誌やBL誌に関しては存じ上げておりません。
仰る通りで、今回の記事は僕の愚痴です。
ただ、当たり前のこととして「好き放題」に描き散らすようなことはできませんし、していません。
僕が描いている作品も読んでいただけたら、と思います。
>ドラゴンさん、こんばんは初めまして。コメントをありがとうございます^^
感情的に書いてしまった記事を読んで、励まして下さってありがとうございます。
何はともあれ、僕は与えられた環境でより頑張って仕事に励んでいくだけだ、と思っております。
アニメ、漫画、ゲーム等の遊び、心の遊戯がこれからも多くの人の心を潤していくことを念願しつつ、頑張っていきますね。
>こまいぬさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
レディースコミックが今までルーズでいられたのも、時代だったのでしょうね。これからのルールに対応していくのも、時代ということですね。
>ツェペさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
いやすいません、感情的に吐き出してしまいましたので、なんとも辛い気持ちにさせてしまいまして^^;
愚痴を言うのも考え物ですね。普段なるべくこういうことはブログに書かないようにしていたのですが…。
政治や行政に関して、様々な不満があったりすることも事実だったりもするわけですが、やはり同時に彼らが僕らの生活を守ってくれている、そういう仕事をしてくれている、という事実も忘れてはいけないんだろうな、と思います。
よくスポーツでレフェリーがミスジャッジをしたりすると非難轟々になったりしますが、普通に為されるべきジャッジをしていても誰も褒めないんですよね。
それと同じで、僕は今回一方的に不満をぶちまけてしまいましたが、それはやはりフェアではないのでしょうね。反省しております^^;
ただ、だからといって、仰られているような「この国の行く末がちょっとばかし心配」という複雑な思いが無くなるわけではないわけですが。
それは、仰られているような親のあり方というところにも、やはりあるのでしょうね。
子供の虐待事件がすごく増えていたり、昨今話題になっている学校への非常識クレームなど(不登校の子供が家でストーブ壊したから学校が弁償しろ、というような)、いろいろと考えさせられますよね。
≫これさえ教えられていたらよほど精神に異常がない限り
真っ当な人間に育つと思うんですよ。
そこは、一つの肝ですよね。つまり、逆に「真っ当な人間に育たない」場合があるとして、それは何が原因なのか、そしてその原因に対してどう対処していかなければならないのか、というところ。
社会のルールとしての規制というものは、僕は必要だと考えていますが、それで物事が終わるわけではなく、その先も考えていかなければならない、ということですよね。
仰られるように、「自分のことは棚に上げ」よその所為にして責任から目を逸らすという構図があるのだとしたら、先のことが心配になりますね。それこそ、規制云々なんていうのは小さなことだと思えるくらい。
今回の記事では、ご心配をおかけしたり、不愉快な思いをさせたりしてしまいましたが、なすべき自主規制をしながら、そして、こうしていただいたコメントも励みにして、読者の方に楽しんでいただける漫画をこれからも頑張って描いていこうと思っております^^
良かったらまた見てやって下さいね!
>とうりすがり2さん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
漫画の所為っていうと思い出すのが、昔、本宮ひろし先生に「うちの子がグレたのはあんたの漫画のせいだ!」ってクレームつけてきた親御さんがいたとか。
何かの所為にしてしまう弱さは否定することはできないのでしょうし、子育ての過酷さや周囲のフォローの無さなども問題なのかもしれませんね。
投稿: だんち | 2007年7月14日 (土) 02:36
>ミントさん、こんばんは。コメントありがとうございます^^
著作権侵害の非親告化、法制化されそうですね。
よっぽどのことでなければ親告による従来の方法で変わることはなさそうな雰囲気ではあるようですけれども。
果たしてどうなりますか。
規律訓練型権力から環境管理型権力へのシフトのお話、興味深いですね。
表面的なクリーンさを主観的に求める状況、というのは確かにあるような気がします。
様々な原因が考えられることなんでしょうけど、いつぞやの世代論の記事でやりとりしたように、世代的な成り立ち、育ち方なんかも見ていく必要があるのかもしれないな、とも思ったりします。
クリーンやダーティという分け方は、そもそも人間にはできないと思うんですね。
グレーなものをいっぱい持っているのが人間だから。
だけど、表面的なクリーンさだったり、表面的なサクセスだったり、表面的な優越感だったり、そういったものを求めてしまう傾向っていうのが、「何かを見ないようにする」というある種のコンプレックスを育ててしまうところがあるのかもしれませんね。
今回の話題に関して言うならば、性に対するコンプレックスっていうのは、相当でかいもんだと思うし。
だからこそ、難しいテーマだと思うし、セックス描写の有無に関わらず描いていきたいテーマなんですよね。
結局、「性」って、一対一の人間関係そのもので、クリーンもダーティも全部ひっくるめて逃げ道無いですもんね。
コンプレックスが原因、と言うのは大雑把すぎるかもしれませんが、オタクであれ何であれ、そこに向き合っていくことは様々な局面で必要なんでしょうね。
世代論的なことで言うならば、コンプレックスから目を背けるという傾向は、同時多発していることでしょうし。
で、あるならば。
ものを描く(書く)という、特殊なことをやっている人間として、何ができるのか、ということを考えていけたらな、とも思います。
世の中のコンプレックスを取り除くことはできないかもしれないけど、一人の読者のコンプレックスを解消することはできるのかもしれない。
そんな感じの気分を、今、持ったりしております。
それは、例えとして出していただいたナウシカのような、
「自ら猛毒の瘴気の森に入り病める物の手を取り人を殺しグロテスクな虫を助けるために血だらけに汚れた。」
ということの、猛毒の瘴気もグロテスクな虫も、そもそも自分の中にあるし、それを命がけで助けるのも自分なんだ、ということを感じてもらうことなのかな、と思ったりします。
そういったことが、ものを描く人間としての具体論ということになるのかもしれませんね。
結局、「漫画をどんどん描きたい!」という話にしかならない、という^^
仕事の件、ご心配いただきありがとうございます。お蔭様で、「らき☆すた」の感想を書く余裕もなく、日々頑張っております^^
これからも、励ましていただいたことを糧に頑張っていきますね!
またいろいろ書き込みして下さいね^^
>たまたまさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
仰られるように、自制した仕事をしているつもりです。よろしかったら僕が描いた作品も是非読んでいただきたいと思います。
同人誌に関しては、90年代の逮捕劇だったり、過去に幕張を追い出された経緯だったりもあります。最近は即売会だけでなく商業店舗での購入もできます。
同人誌印刷業組合のお知らせのこともありますし、やはり心配に思います。
ですが、仰る通り同列ではなく、心配が杞憂であれば、それに越したことはないですね。
>ナスさん、こんばんは初めまして。
フォローの書き込みありがとうございます^^
イベント自体が潰れることは無いかなぁとは思いますが、描く側はまず自分のことを心配して不安要素を取り除いた方がいいかもしれませんよね。
逮捕者とかが出ないで、楽しく三日間が過ぎるといいですよね^^
投稿: だんち | 2007年7月14日 (土) 03:59
はじめまして。「Sweet Home」を楽しみにしているものですw いまさらですが、コメントを。
裁判の経緯やその他もろもろにおかしいんじゃないかと思う反面、18禁のマークをつけろとか、当たり前だと思っていたことを促さなければならない現状に驚きました。
小学生のときに「微熱」が友人から回ってくるような環境で育ちましたが、幸い犯罪者にはなることはありませんでした(親の教育の賜物かはわかりません)。
個人的には、エロ漫画は犯罪の抑止力になると考えています。確かに、ある程度の規制は必要であると思います。エロい少女漫画見たときは実際ちょっと引きました。
ようは、受け手の問題だと思います。
漫画等を見て性犯罪を犯したとか言われている人たちの多くには、元からそういう性癖があり、我慢できなかったのだと勝手に解釈しています。漫画等の影響は少しはあったにせよ、行動に移したのは当人の問題だと考えます。これらの類は、どちらかといえば欲望を発散させるもので、読んで満足できず犯罪に走る人たちは、読んでも読まなくてもいずれ犯罪に走ると思います。
なんかズレてきた気がするので終わります。長くなってすみません。
あ、最後に、高市早苗さんのを見て思ったんですが、この騒動も選挙運動の一環なんですか?笑
投稿: カポ | 2007年7月15日 (日) 09:00
>2007年7月 9日 (月) 21:34に投稿して下さった方、こんばんはコメントありがとございます^^
感情的に書きなぐってしまいましたので、なんとも嫌な気分にさせてしまいすいません^^;
結局は、僕らはルールを守ってより面白い漫画を描いていくだけですので、確認さえ取れれば問題はありません。
ただ、やはり感情を持った人間なので、時たま爆発してしまうこともあって。
いかんですね。それこそエロ漫画でも読んで気持ちを落ち着けなければ^^
やはり、TLが台頭してしまったことが大きいのでしょうね。
それまで牧歌的に「こっからは大人の読み物」という曖昧ながらも区分けがあったのが、崩れてしまったのかもしれませんね。
改めて冷静になってみると、TLの台頭はいった何だったんだろう、と疑問になります。
業界の中にいてなんとなく思うことはありますが、いろんな角度から見ていく必要があるのかもしれませんね。
≫しかも議論するのが致命的に苦手だし。
あぁ…それはありますよね。理解と同意が違う、という部分とか。
それは、僕らにとってもいえることで、漫画家が編集者と議論する、という構図が決定的に足りないんだろうな、と思います。
今回のことで、僕は描く側ももっと積極的に思っていることを言葉にしていくことが必要なんだろうな、と感じました。
まぁ、ちょっと漫画を描くような人間は繊細にすぎるところもあるので、難しいところもあるかもしれませんが^^;
何はともあれ、これからも頑張って漫画を描いていきますね!!
>これってさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
検閲は事前に強制的にチェックすることですから、全く違うものですね。
僕は頭に血が上りやすい性格なので、感情的にぶちまけてしまいまして、ご心配をおかけしてすいませんでした^^;
僕らもルールに逆らおうと思っているわけではないので、決められたルールの中で技能を活かして頑張っていこうと思っております^^
>とおりすがりさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
規制はあっていいと思います。
特に自主的で適切な規制が最も望ましいですね。
そういう意味で、僕らも日ごろ表現の仕方に気をつけて描いています。
僕ら描く側にとっても、改めて表現の仕方というものを考えるよい機会になるといいなぁと思います。
>2007年7月11日 (水) 23:38に投稿して下さった方、こんばんは。コメントありがとうございます^^
普段気をつけて描いているつもりなので、それもあって感情的になって書いてしまいました^^;
やはり、松文館事件のように納得いかないこともありますし、自分が描いていた雑誌が潰れる経験もしておりますので。
ただ、まずは冷静になることが一番大事なんでしょうね。
その上で、読む人に楽しんでいただける漫画を描いていく、という。結局、そこの軸がブレることは無いわけですしね。
これからもルールを守って頑張って描いていきたいと思います^^
>はうんさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
高市早苗氏の動画での言説は確認しましたが、野田聖子氏が何をどう言っているのかは、まだ知りえておりません。
今度調べてみますね。
≫前者に至っては、自民党復帰後某所でアニメや漫画の表現を海外と同じレベルの規制にすべく新しい法律を画策している事を表明したとか。
ふーむぅ、そうなんですか。アニメや漫画の表現で、何か問題があるんですかね。
現時点であれこれは言えませんが、注意して見ていく必要がありそうですね。
>倉庫番さん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
仰る通りで規制は必要なものですよね。だからこそどのように規制していくのか、のところが重要ですし、描く側も協力していく姿勢が必要ですよね。
≫現役作家も嘆いているようで、もし参考になれば。
おお、こういう方がいらっしゃったんですね!漫画の原作やいろんな仕事をされている方のようですね。ちょっとまだ聞けていませんが、聞かせていただきます。ありがとうございます^^
>みみさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
感情的に一方的に書いてしまいましたので、みみさんのように行政の仕事で一生懸命働いていらっしゃる方にとっては、とても腹立たしい記事になってしまったと思います。大変失礼いたしました。
みみさん達の働きがあって、僕らの生活が守られているということについて、改めて肝に銘じて今後の発言を気をつけていきたいと思います。
僕の才能について評価して下さって、また、いろいろとご意見も書いて下さってありがとうございます。
参考にさせていただいて、これからも仕事に励んでまいりたいと思います。
>ppさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
僕は自制した仕事をしてきています。これからも決められたルールを守って描いていきます。
>なちょすさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
≫最近ちょくちょく見かけるようになった、幼稚園児とかを嘗め回すように撮ったDVDとかの方が
たかが漫画よりも、よっぽど危険な気がする。
あー…。ありますねそういうの。言うなれば、漫画はしょせん絵ですからね。
そういった実写ものが出てくるのって、なんなんでしょうかね。
それはそれとしても、性犯罪の原因ってそもそも何なんでしょうかね。
強姦は顔見知りの犯行が多いそうですね。コミュニケーション不全とかそこからくる恨みつらみとか、そういうった問題があるのかもしれませんね。
酔って痴漢して「覚えていない」とかもありますけど、まずは一人一人の問題なんでしょうね。
性犯罪が無くなり、楽しむべき人がエロ漫画を楽しめる、そんな世の中になって欲しいですね^^
>カポさん、こんばんは初めまして。コメントありがとうございます^^
「SweetHome」を楽しんでいただけているということで、ありがとうございます^^
僕が子供の頃は、エロ誌にいちいち成人向けマークなんてついていませんでした。
売る側が買う人の顔を見て、ちゃんと判断できていたと思うし、僕らもそういうものは大人のものだ、と認識していましたし。
だから、逆に成人指定をしなければならな現状の方が、僕にとっては驚きです。
それはそれでとても牧歌的な時代を過ごしていた、ということなのかもしれませんね。
≫ 個人的には、エロ漫画は犯罪の抑止力になると考えています。
「ガス抜き」効果ですね。それは僕もあると思います。そこは僕も意識して描いていますし、その上で、コミュニケートの深まり、関係性というものを描いて、そこにメッセージを込められれば、と思っています。
≫確かに、ある程度の規制は必要であると思います。エロい少女漫画見たときは実際ちょっと引きました。
自主的に規制して、自制して描く、というのは描く側にとって当然心がけていくべきことだと僕は思っています。
だから、僕はTLがなんであんなに発展してしまったのかが、正直さっぱり分かりません。
あのムーブメントが何だったのか。それは描く人間も考えるべきでしょうね。
≫これらの類は、どちらかといえば欲望を発散させるもので、読んで満足できず犯罪に走る人たちは、読んでも読まなくてもいずれ犯罪に走ると思います。
スポーツで健全な精神を養うといったところで、スポーツ選手も淫行したり強姦騒ぎを起こしたりしますしね。やはり、個人個人の問題、ということになっていくのでしょうね。
では、何が原因なのか。
≫元からそういう性癖があり、我慢できなかった
ということであるならば、どうしたら抑制させることができるのか。
そこをつきとめていくのは大変なことかもしれませんが、とても大事なことになりますね。
性犯罪が無くなり、楽しくエロ漫画を読める時代になって欲しいものです。
冷静な書き込みをありがとうございました。これからもいろいろとみんなで考えていけるといいですね^^
≫ あ、最後に、高市早苗さんのを見て思ったんですが、この騒動も選挙運動の一環なんですか?笑
古泉君なら知っているかもしれません(笑)
今度是非、「SweetHome」の感想も書き込んで下さいね^^
投稿: だんち | 2007年7月16日 (月) 01:13
こんばんは&はじめまして。
猥褻なものは別にエロ漫画等々に限りませんよね。例えば、某週刊誌の中吊り広告。エロに対してかなり寛容な私でさえ、かなり眉をひそめたくなるような記事の見出しが載っておりました。それも電車の中で。なぜこちら、エロ漫画や同人誌は規制して、このような中吊り広告は規制されないのか。不平等感がぬぐえませんでした。では、なぜこちら側が規制されるのか。それは、利権云々もあるでしょうが、こちら側への理解がまだまだ薄いため、つまり、こちら側にいない大多数の人にとっては、よく分からなくて気味悪い、だから排除したい、排除したっていい、という感情が働くのでしょう。さらに、そこに子供の人権を守るなどというお題目を追加されれば、こちら側は反論しにくいです。それに反論するということは、子供の人権を守るという正義に挑戦することだからです。そう捉えるからこそ、こちら側にいない大多数の人は、規制への反論に対し徹底的に攻撃するのだと思います。誰が規制の基準を作るのかという根本的な問題に気付きもしないで。いつか、自分たちが規制される可能性も十分にあるというのに。
これまで書いた事から、私が規制には慎重な立場であるということはご理解いただけると思います。
しかし一方で、私は現在のエロ漫画や同人誌の売り方を問題視しています。書店では、エロ漫画や同人誌が子供も入ることのできるエリアに普通に置かれ、陳列されています。子供もアクセスできるように売られてしまっています。それは問題だと思います。妄想を濃縮するだけ濃縮したようなエロ漫画を、もし子供が手に取り、それが正常だと勘違いし、間違った性知識を正しいと思い込む可能性は否定し切れません。現在の規制は、このような可能性に対し、内容の面からアプローチするものです。しかし私はここで、売り場の区別という規制を提案したいと思います。まあ、現在はネットなんて便利で厄介な道具もあるのでどこまで実行するかは分かりませんし、隠しても子供は見つけ出してしまう可能性は十分あります。自分が中学生くらいのときを思い返せば実感できると思います。しかし、内容を規制するよりははるかにましな規制案ではないかと考えます。新参が長文で失礼しました。
投稿: 廃人 | 2007年7月18日 (水) 22:13
いやな住み難い世の中ですね...規制規制エロ本が消える!?。
投稿: 名前 | 2007年7月21日 (土) 17:15
>廃人さん、こんにちは初めまして。コメントありがとうございます^^
テキストのわいせつ性というのは絵や写真よりも更に難しいものになってくるのでしょうね。
絵や写真は視覚に捉えられることで、文章よりも厳しくなるのではないでしょうか。
とはいえ、やはり文章を書かれている方々もいろいろな配慮、自主規制をしながら書いていらっしゃることを伺っています。
吊り広告の過激な言葉に関しては完全に門外漢で分かりませんけれども。
漫画や同人誌に対する理解の薄さ、というのは仰る通りあることなのでしょうね。
とはいえ、バブル期のオタク文化に対する過剰なまでの嫌悪感はさすがに少しは無くなってきているようには感じます。
その意味では、過渡期なんでしょうね。
漫画文化自体、まだまだたかだか数十年って感じですもんね。
その上で、各書店さんによる陳列の工夫、出版社による封帯などの対処は進みつつあるように思っています。
仰られるように、内容に対するアプローチではなく、ゾーニングによる対処が現実的だと僕も思います。
そこもまた、過渡期ということなのでしょうね。
それはそれとして、僕は廃人さんの書き込みで肝になることろは、実は
≫間違った性知識を正しいと思い込む可能性
というところだと感じます。
つまり、「正しい性知識」をいつ、どのように身につけるのか、というところが非常に重要だと思うんですね。
性行為に関する一定以上の知識。判断力。
避妊の方法。その正しい情報。
そういったことは、いつか必ず身につけなければいけないものですが、教わらなければ分かるわけがないんですよね。18歳になったら勝手にひらめくわけでもないわけですし。
規制してもゾーニングをしても、青少年が様々な情報を目にしてしまう可能性というは、仰る通りあるわけですが、情報を得た時に、その情報がいかなるものかを判断する基準をどうやって身につけさせるのか、教育していくのか、そこを合わせて考えていくべきだ、と僕は思っています。
そこが曖昧のまま、有害無害という話は成り立たないと思うんですね。
結局のところ、それは親の役目であろう、と僕は思っています。
そして親が子供を教育していけるだけの、充分な社会的フォローというものも必要になるだろうな、とも感じます。
それは、制度的な話ではなくって、子育てをしている親御さんを周囲のみんなで支えていく、というようなそういう風潮を育てていく、ということですね。
実際、最近の若い子達の性知識、性教育の現状ってどんな感じなんでしょうね。
もし、漫画やネットから仕入れているっていうんだったら、早急に「正しい情報ルート」を確立すべきですよね。
感情的に書いてしまった記事に対して冷静なコメントを書いていただいたおかげで、こちらも冷静になっていろいろ考えることができました。ありがとうございました^^
>名前さん、こんにちは初めまして。コメントありがとうございます^^
まぁ、住めば都と言いますし、これからもルールに従い頑張って描いていきますよ!
投稿: だんち | 2007年7月22日 (日) 08:34
久しぶりにHPを訪問したのでいろいろと拝見していますが
この記事に関しては、だんちさんのご意見や他の方々の見解を読んで
私なりに感じたことを書かせて頂きます。
私自身は商業誌のエロというかエロ雑誌を描くことや出版することに対して
全面的に規制をかけることには反対ですね。
それは「言論の自由」とか「表現の自由」といった理由もありますが、
規制をするということは、それらを描いたり出版して生計を立てている人達の
職を奪うことに繋がると思うからです。
趣味で描いている人達に対しては、その楽しみを奪うことになるわけなので
たとえ国や行政といえどもそのような事をする資格はないと考えています。
ただ、それらの雑誌を販売する場所を規制(もしくは限定)はするべきと思います。
私が利用しているコンビニにもエロ系の雑誌が無防備に陳列されているのを見ると
ちょっとヤバイんじゃないの?と感じてしまうからです。
コンビニのような老若男女を問わず不特定多数の人達が利用する場所へ置かれる事に
関しては規制といった大袈裟なものではなく、一考の余地はあると思います。
もっともどんな場所でも(未成年者出入り禁止は除いて)基本的には不特定多数の
人達が利用・出入りするので、どういった場所という枠組みを作るのは難しいでしょう。
いろいろと書きましたが、私も思春期の頃はそれらの雑誌を密かに読んだ経験があるので
あまり偉そうな事は言えないんですが・・・(^^;
投稿: フレア | 2007年7月29日 (日) 08:59
はじめまして。
エントリとコメント拝見しました。
皆さんとは少々違う視点から一つ書くべきことがあるな、と感じたためにコメントをさせていただきます。
「子どもを守る」という大義名分で規制がすすんでいる点について、行政は見当違いだなぁと思っていまして。
現在「性犯罪に巻き込まれてしまうようなタイプの小中高生が一番身近に感じ、かつ規制されずに見ることのできるメディア」を勘違いしているんですよ。
彼らは、漫画よりも、ケータイ小説を見ています。
そして、ケータイ小説の主流を見てもらえばわかるとおり、はじめにレイプなどの性犯罪から始まる作品郡が人気をしめているのです。
子どもに悪影響を与えるという理由で取り締まるとすれば、まずこっちじゃないだろうかと思ってしまったわけです。
投稿: かるま | 2007年7月30日 (月) 14:40
>フレアさん、こんにちは。コメントありがとうございます^^
僕は、感情的にぶちまけてしまって、そのことに関する反省はあるのですが、でも、多くの皆さんがご意見を書き込んで下さって、自分の考えを表現する、ということはとても意義のあることだと感じています。
フレアさんのご意見も読ませていただきました。
仕事で描いている人間にとっては、職を失わないように、常に気をつけていかなければいけない、という自主規制努力がまずもって求められることだと感じます。
「プロ意識」ということですね。
仕事でやっている以上、ルールに従っていくのは当然のことなので、明確なルールがあれば、その中で一生懸命仕事していくだけなのですが、仰る通りで、趣味レベルの話であれば、「趣味の楽しみを奪う」ということは、あって欲しくないことですね。
裸体を描写することや、人間心理の根本に関わる性衝動を描くことは、プロであれアマチュアであれ、ものを描く人間にとって、すごく勉強になる基本的なことだとも感じています。
これからも、表現の趣味を通じて多くの才能が育っていって欲しいと願っています。
その上で、販売や閲覧のゾーニングは必要なことですよね。
それは、仰られている通りで、表現規制とは別のこととして。「刺激のある情報」を受け取ることを受容するための自己判別を問いかけることは、様々なメディアで必要になってくることかもしれませんね。
同時に、そういった「枠組み」だけでなく、表現を受け取ってどう消化していくのか、の感受性の部分を成熟化させていくための教育のあり方の問題も、考えていかなければならないことだと感じます。
リテラシーの向上。現実的な性教育のあり方。
そういったところも重要だと思います。
そのためにも。こうやって、様々な意見を出し合ったりしながら、じっくり時間をかけてみんなで解決していけると、いいのでしょうね^^
>かるまさん。初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます^^
感情的に書いてしまった記事を読んで下さって、また多くの方に書き込んでいただいたコメントを読んで下さってありがとうございます^^
ケータイ小説のお話、確かにこのコメント欄には出てこなかった視点ですね。興味深く読ませていただきました。
僕はそういった小説に興味が無く、全然読んでいないのですが、
≫そして、ケータイ小説の主流を見てもらえばわかるとおり、はじめにレイプなどの性犯罪から始まる作品郡が人気をしめているのです。
というのは、知りませんでした。
小説って、そもそも意外と犯罪表現多いように思います。「燃えよ剣」も強姦(和姦ですけど)シーンから始まるといえばそうですし。人がぽこぽこ殺されるミステリが人気あったりしますし。
エンターテインメントで過激な描写や犯罪描写が基本的に多いのは、カタルシスを得る効果が求められるから、なんだろうなぁと感じます。
なので、そういった観点からするならば、表示される文字数に制限のあるケータイ小説の人気作の冒頭でそういった性犯罪表現が多いということも、「それはそうだろうな」とも思えます。
とはいえ。
かるまさんが実際にそういったケータイ小説を読んでいらっしゃる方なのでしたら、いろいろと読んで思うこともあるのでしょうね。
小説とは違い、「漫画絵でエロ描写」というのは歴史の浅さもあって、見る人にとって違和感を抱かせるものがあって、目立つのかもしれません。
小説であれ、漫画であれ、読者のために思いを込めて作って、楽しめるものになっていくことが大事ですよね。
漫画もケータイ小説も、それぞれしかるべき自主規制をもって、読者とのあるべき関係を築き続けていけたら、それが一番ですね^^
投稿: だんち | 2007年8月 4日 (土) 12:52
ダメダメダメ
どもITSです。2chより流れてきました。
ダメっすYO、どこの誰某がこう言ったと、はっきりしなくては。向こうは正しい事をやっていると思っているのだから、実名を出しても何の不都合もないはず(それに責任も取らないし)。どうもエロ本業界は昔から噂がウヨウヨしていてイヤですねー
松の裁判で修整如何に関わらず性器はダメになったものだから、変に規制が混乱している様ですね。(でもワイセツでなきゃいいはずなんですが)
レディコミですか、その昔の盛り上がった時手にしましたが、どうも視点の違いかのめり込めなかったですねー
まあパンピーから見れば当然で、京都府も少女向けH漫画を規制しようとしたら、中身がスカで少女の出てくる炉利漫画規制でお茶を濁したというのもうなずけます。
とはいえ何かしないと仕事にならない。でヤケクソみたいな規制になるのかしらん。こりや受ける方はたまらないですねー、同情致します。
でも児ポ法の改悪が決まるとそれ処じゃなくなるので、
今は読む側も仕方ないかなと思っております。DEWA
投稿: ITS | 2007年8月 9日 (木) 22:24
ITSさん、初めましてこんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、いろんな噂があって、うんざりするようなこと、多いですよね。
それだけ、松文館裁判のインパクトが強いということもあるのでしょう。思い返すだに、強引な逮捕劇でしたし、強引な判決だという印象が強いですね。
>京都府も少女向けH漫画を規制しようとしたら、中身がスカで少女の出てくる炉利漫画規制でお茶を濁したというのもうなずけます。
あははは(笑)
他の仕事に関してはあまりよく分かりませんが、女性向けって、基本「キラキラした世界観」として描いていくから、エグいエロとは路線が違うんだと思います。
ドロドロしたものは、人間関係でのドロドロで、もっとワイドショー的なものになるし。
何はともあれ、規制は自主的判断でしていくものだし、作る側、読む側とのコミュニケートで成熟していくのが理想ですよね。
>でも児ポ法の改悪が決まるとそれ処じゃなくなるので、
山口貴志さんのブログにも書かれていましたが、秋にでもって話らしいですね。この夏から秋にかけて、どういう動きになっていくのか、注目ですね。
投稿: だんち | 2007年8月13日 (月) 19:40