「CLANNAD」のエンディングが素晴らしすぎです!あと「バンブーブレード」と「スケッチブック」についてちょこっと。
こんにちは、だんちです。〆切明けです。疲れた。でも、一週間後にはまた次の〆切が。
とはいえ、ぽつぽつと10月新番のアニメも見ております。
TBSで放送してくれることで視聴できる「CLANNAD」。
いやもう、あのエンディングに心を掴まれまくりですよ!!素晴らしい。
これは…きっと泣くね。
確実に泣く。
このまま物語を見ていって、このエンディングを見ていったら、何度泣かされることになるだろうか。
と思っていたら、一緒に見ていた配偶者は既に号泣しておりました。
「このエンディングは卑怯だよ!!絶対泣くよ!!」
と。
いやもう、確かに。
第1話を見て、このエンディングを見ると、「家族」というものがテーマとしてあるんだな、と感じます。
キーワードとして「世界」というものもお話の中に出てきていたわけですが、エンディングでダンゴ達が築いていたのも、「世界」なのでしょうね。
じゃあ、それが「終わる」とはどういうことなのか。
「また始める」とはどういうことなのか。
といったところに、メッセージを見ることができるのでしょうね。
それにしても、エンディングを見ていて、「うわっ!これは素晴らしい。完全に物語の演出の一部としてエンディングが役割を持って作られている」と、思ったんですけど、自分でちょっとそのことに違和感を覚えてしまいました。
いろいろ視聴してくる中で、オープニングだったりエンディングだったりが、演出の一部という機能もありつつ、タイアップが前提となって、「作品の顔」という以外の「別の顔」を持っていることを多く目にするように感じます。
勿論、それはそれで楽しめることですし、批判したいわけではなく。商売は大事です。多くの人がハッピーになれる商売は素晴らしい。まぁ、それはそれとして。
でも、作品の演出としての機能を考えると、こういうエンディングだってあるわけですね。
なんだけど、すごく驚いてしまって。驚くと同時にタイアップ的なものに慣れすぎている自分、というものに気付いてさらに驚いてしまったり。
エンディングが物語の演出の一部、ということを改めて感じて、そのことに新鮮さを覚えている自分に、違和感があったんです。
あるいは、ここまで意味を持たせるエンディングというもの自体がそもそも少ない、ということなのかもしれないですね。
「らき☆すた」最終回の感想で、「今度は『幕を綺麗にしっかりと引く』そういう物語の番だ」と書いたりしましたが、そういった事象を一つ感じることができたと言えるかもしれません。
まぁ、そうは言っても。
所詮は僕の視聴範囲に限ったところでの話なんですけどね。
何はともあれ、そういう「幕引き」としてのエンディングの描き方というものに、いろいろ注目してみるのも面白いな、と思ったりしました。
あと、新番で今のところ見ているのは「バンブーブレード」と「スケッチブック」。「灼眼のシャナⅡ」は録画してあってこれから見ます。
今日の深夜は「ef」ですね。あと、「キミキス」はオープニングがMarbleなのでチェックせねば。
「バンブーブレード」はとにかくヒロインのタマちゃんがちょー可愛い!!
漫画原作ということで、個人的にはどうしても様々なところで「編集者の影」がちらつくところが気になってしまうわけですが、そこはもう職業病みたいなもんですね。
そうやって考えると、漫画ってすごく「漫画の癖」が強くあるメディアなんだなぁと改めて思います。
ネーム(台詞)で説明してしまうことで描写を飛ばすことも漫画だとどうしても多いのですが、それを映像で見ると「あぁ…説明的だなぁ」と違和感があったり。
漫画だとOK(とされることがある)。映像だとちょっとどうかな…。というところの違和感を、上手いことコントロールして見せてくれたりすると、漫画描きとしても非常に勉強になるかなぁとも思ったりします。
それはそれとして、ともかくタマちゃんを見るために来週も見るのです!!ヒロインが可愛いっていうのは、何よりも大事ですね!!
「スケッチブック」も漫画原作ですが、元が四コマなので、映像化する段階で完全に「映像作品」として見せることを志向していますね。
非常にカメラがよく動くのが特徴で。その分、ワンカットが長いんですよね。漫画的、アニメ的表現も多用しつつ、実写「ショートフィルム」的な見せ方をするんだなぁと感じました。
よく動くカメラワークなんだけど、わざとちょっと下手な感じで動かしているような気もするんですよね。なんというか、「手で持っている」的な。あからさまじゃなく、ちょっとしたニュアンス程度なんだけど。
レイアウトも、「見事にハメてくる」というよりは、どこか「ちょっとズラしている」感じがします。
ほんのちょっと素人くさいレイアウトをしてくるというか。
その「どこか下手な見せ方」をわざとしてくるところが、すごく生々しくて瑞々しくて。とても面白いし、見ていてこちらの気持ちを高校生の頃にすんなりと戻してくれるような気がします。
漫画的な絵。漫画的な背景。
だけど、生きている人間が生きている人間を撮影するようなカメラの存在感。
そこで見せてくるものは、やはり、生きている感じ。
なんでしょうね。
この見せ方はすごく丁寧で、意図があって、同時に挑戦だよなぁとも感じます。でも、やりがいあるでしょうね。
シリーズ通してこの見せ方を貫くのかな。そりゃそうだと思うけど、大変だろうなぁとも思います。
個人的に、10月新番では一番興味を持って見ておりますし、一番学習機会を得る機会が多いんではないかな、と思っています。
その辺、何か閃くところがあったら、また記事書きますね。
あ。
あと、空閑ちゃんが一番好き!!!!ちょー可愛い!!!!!!
もう、キャラデザインを見た時点でエロ漫画が一本頭に浮かびました。今度描こう。
それはそれとして。監督が平池さんなのでキャストがかなり「ソルティレイ」と被っていて、そこもちょっと懐かしい感じがしますね。
村松健氏の音楽や鶴岡陽太氏の音響も、注目して楽しんでいきたいと思っております。
これからも、様々な作品を楽しみつつ、多くのことを学んでいきたいものでございます。
皆様は連休でございましょうか。録り溜めたアニメを見つつ、ゆっくり骨を休めて下さいませ。
僕は週明けネームをファックスするので、まだまだ働きますよ!
勿論、落書きもしますぜ!
仕事しつつ、またあれこれアップしますので、また見てやって下さいね。
ではでは、今回はこの辺で。
またです!
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コメント
バンブーブレードは漫画で見たほうが誰が主人公が良く分かる
投稿: ィゥ | 2007年10月 7日 (日) 18:26
ィゥさん、こんばんは。初めまして。
>バンブーブレードは漫画で見たほうが誰が主人公が良く分かる
なるほど。機会があれば漫画も読んでみたいと思います。
ともかく今はタマちゃんが可愛くて仕方がないです^^
投稿: だんち | 2007年10月11日 (木) 19:29
こんばんは。mementoです。
「スケッチブック full color's」は旅行に戻ってから3話分をまとめてビデオで見たんですが、僕の心の柔らかいところを刺激されまくって、どうにもかなわんです。
しかも、舞台はどうやら僕が中学卒業のときまでいた太宰府市らしい、ってことで、あれこれと子供のときとかを思い出させてくれたりして。
10月から始まったアニメの中では、ちょっとこの作品は、個人的に別格扱いになりそうです。
投稿: memento | 2007年10月21日 (日) 21:16
mementoさん、こんばんは^^
コメントとTBをありがとうございます!
九州出身の方、ということは以前伺っておりましたが、「スケッチブック」の舞台がまさに故郷だったのですね!!
作品の年代設定も、様子を見ていると20年くらい前っぽいですし、太宰府市のことを知らない僕でも心の柔らかいところを刺激されまくるわけですから、そこで暮らしたことのあるmementoさんにとっては、それはもう格別のものになるでしょうね。
mementoさんの感想を読ませていただくと、「スケッチブック」の世界がよりリアルにこちらの心に迫ってきて、作品との地続き感が増して、よりたまらないものになります(と、いうことをそちらにコメントさせていただこうとして、うっかり消してしまったんですね…)
これからもmementoさんの「スケッチブック」の感想、楽しみにさせていただきますね!
ではでは、またです^^
投稿: だんち | 2007年10月23日 (火) 03:14