涼宮ハルヒ二次創作小説「デパートを出よう！」が本になります。表紙描きました。

　こんばんは、だんちです。以前このブログで山崎しんのすけさんに連載していただいた、涼宮ハルヒ二次創作小説「デパートを出よう！」が山崎さんのサークルで同人誌として頒布されることになりました！
　3月9日に都立産業貿易センターにて開催される『涼宮ハルヒの憂鬱オンリーイベント「青春パレード～大いに盛り上がりなさい！～」』が初売りとなるとのことです。

　挿絵はブログ掲載時に描いたものを全部使っていただけるとのことで、しかもプリントアウト本というカスタマイズ性の高さを生かしてなんと挿絵は全部カラーで印刷するとか！すげぇ！

　表紙も描かせていただいたのですが、これは描き下ろしです。頑張って描きましたので、当日行かれる方は、是非お手に取って見ていただけたら、と思います。どうぞよろしくお願いいたします！

　
　
　
　
　
　
　
　タイトルロゴの入っていない表紙図案。タイトルロゴは山崎さんに入れてもらって、可愛く仕上げていただきました！その完全版の表紙図案も、近日中には山崎さんのサイトで見られるのではないかと思います。
　配置スペースや詳細など、山崎さんのサイト「人生Underconstruction」を是非チェックして下さい！

　表紙の図案は上の感じでまとめたわけですが。一つ一つの絵はばらばらに描いております。せっかく描いたので、それらもちょっとアップしておきます。

キョンとハルヒ
　
　
　
　
　
　
　
　
長門
　
　
　
　
　
　
　
　
　
みくる
　
　
　
　
　
　
　
　
　
古泉
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
背景
　
　
　
　
　
　
　
　
　こんな感じでそれぞれ描きました。
　で、大きさを調整して重ねてみて。キョンとハルヒは少し目立たせようと思ってレイヤーに光彩を入れて。完成したのが最初の図案というわけです。

　表紙を描かせていただくことになって、どう描くか、は考えるところでした。
　僕は、漫画描きでイラスト描きではないので、一枚絵で何かを訴えるとか、高い精度で表現するとかは向いていないところがあります。
　普段、カラーもアニメ塗りで色を置くだけですし。どう塗るか、も考えどころで。
　でも、ハンパにイラストっぽくしようったって無理だろう、と思って。いつもの方法論で描くことにしました。
　コマも切ってないし、台詞も無いけど、「漫画」的に描く、ということですね。
　一枚の絵として見てもらう、というよりも、視線を動かして絵を追っていって、「お？これはどういう話なんだ？どうなるんだ？」というような。

　自分的には、そこそこ上手くいったかな、と思っておりますし、こういうやり方もあるんだな、と勉強にもなりました。

　というか、一枚絵も、視線を動かすことによってドラマや物語を感じたりするものでしょうから、そういう見せ方はそもそも昔からあることですよね。
　コマを切ると視線の動きに対する意識がはっきり持てるんだけど、一枚絵の時はそれが不明確だったということかもしれません。
　その辺りの意識を一枚絵でも持つことで、イラストも描けるようになっていけるといいなぁと、思ったりします。

　それはそれとして。
　この表紙の本を手にしたい、欲しい、と思っていただけるかどうか、のところは、ただただ不安になるばかりで…。
　面白い楽しいお話ですし、是非一人でも多くの方に手に取っていただけたら、そして楽しんでいただけたら、と念願するばかりであります。
　「デパートを出よう！」、どうぞよろしくお願いいたします！

　そして、9日のイベントが参加される皆様にとって楽しいものになることを、心から願っております。

　ではでは、またです！