「涼宮ハルヒさんの危険な愛体験3」頑張って描いておりますー。
こんにちは、だんちです。4月27日の「COMIC1☆2」に向けた作業頑張っております。
仕事の合間にちょこちょこと進めてるのですが、更新が無いのも寂しいので、下書きから一枚、サンプルがてらアップさせていただきます。
エロくないページを選びはしましたが、おっぱいは出てるので、一応18歳以上推奨ということでひとつ。
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涼宮ハルヒさんの危険な愛体験3
"STAY ON"下書き頑張っております。
「俺はお前を愛している!お前のためなら、俺は触手にだってなる!」
という台詞とか入れて遊ぼうかと思ったけど(配偶者のネタ。ちょっと借りてみた)、面倒だったのでやめました。
勿論、ちゃんとした台詞が入るのです。
プリントアウト本として出すので、入稿が無いんですね。なので、まだ下書きとかをやっております。
というか、仕事も佳境でございます。ねむい。
今回の作業も綱渡りになりそうです。
でもね。
今回、ちょっと頑張ったところがあって。
それは「レイアウト」。
コマの中の絵の配置を時間かけて丁寧にやってみたんですね。下書きの前段階で、絵を描く人間が「当たりを取る」と呼んでいる作業で、「当たり」とだけ言ったりもします(僕の場合はかなり下書きに近い「当たり」ではありますけれども)。
普段、全体の作業の中でどこかの段階だけに特に時間をかけるというようなことはしない性分なんですが。ストーリーを読んでもらうだけでなく、エロとして成り立たせるには、やはりレイアウト大事だろう、と改めて思ってみて。
勿論、ストーリーの流れを演出する上での作業でもあります。
キャラが左右どっちを向いているか、というところの視覚印象で演出意図を補強できることから、気になるコマは配偶者に相談して、左右まるっきり絵の向きを変えてみたりということも何度かありました。
一度配置した絵を消してサイズを変えたり向きを調整したり配置をずらしたり、という直しも何度もして。
ネームの画だとどうも気に入らない、というところは画が浮かぶまでじっと待ってみたり。
かなり時間かけました。
でも、時間かけて良かったです。
全体通してかなりしっくりくるレイアウトができたように思うんですね。だから、描いて仕上げていくことがすごく楽しみで。
そして、レイアウトに時間をかけると、画面イメージの密度が相当に濃くなるというか、いい画面にしていける実感を得られることが分かりました。
人が見たらどう思うのか、のところは分からないわけですが、僕自身の印象としては、「おぉ!レイアウトに時間かけると、こんなにも違うものか!」という感触があって、新鮮な驚きがありました。
勉強になります。
最近、線を丁寧に引く練習をするようになってから、「丁寧」ということに対して意識が高まっておりまして。
今回レイアウトを丁寧にやってみたことで、「やはり、丁寧に勝る技術は無いな」なんてなことを思いました。
丁寧で、かつ早ければなおいいんでしょうけど。
元々、僕は雑に絵を描いてしまう人間で、それはそもそもの人間性が雑だからなわけですが。その自分の欠点に対するアプローチとしての「丁寧」は、自分の絵のレベルを引き上げてくれるものに思えます。
全部の作業を丁寧に時間をかけていると、期日までに終わらなかったりもするだろうから、バランスが大事になってくるわけですが。
画面を作る(アイデアを画面に落とし込んでいく)最初の段階。
まずはそこを丁寧にやることで、そこからの作業は迷いが無くなって全体のスピードも上がっていくのではないだろうか、なんてことも思うんですが、さて、どうでしょうね。
今回の作業でその辺りのことも、いろいろ掴んでいけるのではないだろうか、と思っております。
でも。
まずは寝ます。
さっきから意識が飛びがち。
起きたら仕事して、また作業するのです。
ではでは、おやすみなさいませー。
またです!
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コメント
どうも毎回すいません。
今回のレイアウトの話は漫画書いてるウチの相方も色々悩んでるところでして。
今のところ締め切りというものに追われてませんが、バランスというものは考えていかないといけないですね。
期限内で可能な限りのクオリティ、むしろ期限があるほうが真剣に考えられるのですかね?
まだまだ駆け出しなので解らないですが、丁寧に勝る技術はないというのは実感しますね。
そして丁寧さを身に付けるには継続と努力しかないってことも。
精進します。
>私信で申し訳ありませんが、ウチのSS「ちいさながと」が一応の完結しました。
お忙しいでしょうがご一読願えればと思います。
馴れ馴れしいようですいません。では。
投稿: 蔵人 | 2008年4月16日 (水) 00:48
蔵人さん、こんにちは。作業話も読んで下さってコメントをありがとうございます^^
レイアウトは、ロジカルな部分での知識なども必要になりますから、感覚だけでできるところもでもないので、なかなか大変な部分ですよね。相方さんのご苦労お察しいたします。
>期限内で可能な限りのクオリティ、むしろ期限があるほうが真剣に考えられるのですかね?
確かにそういう部分はありますよね。あと、その苦労がもし「迷い」から来る場合は、「対象」ということが重要になるんだと思います。
今回、僕は「男性向けエロ」ということを意識したレイアウトをしました。それは、「ストーリーを見せる」レイアウトとは少し異なってきます。
「誰に」「何を」見せるのか、ということが整理されれば、見せ方は絞れてくるんだと思います。
投稿作とかであれば、送る先の読者層のことや作品が提示できるコンテンツとしての特徴、魅力などを整理するのもいいかもしれませんね。
その意味では「丁寧」は、けっこうロジカルなものだとも感じます。「なんとなくでやらない」というところといいますか。だからそれは「丁寧という技術」になるんだと思います。
>そして丁寧さを身に付けるには継続と努力しかないってことも。
本当にそうですよね。僕も今回だけに終わらず、継続して「丁寧という技術」を駆使していけるよう努力していきたいと思います。
ところで、「ちいさながと」完結おめでとうございます!
今僕の方はCOMIC1の準備で余裕がなく、なかなか読み進められていませんが、時間ができ次第読ませていただきます^^
これからも、創作活動共々に頑張りましょうね!
ではでは、またです^^
投稿: だんち | 2008年4月22日 (火) 03:52