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2008年10月17日 (金)

「コミティア86」にサークル参加します。

コミティア86に参加します

 こんばんは、だんちです。11月16日の「コミティア86」(リンク新窓)にサークル参加します。
 サークル名は「関東WILD CHICKEN」。
 スペースナンバーは「み21a」。
 オリジナルSMシリーズ漫画兄妹もの「7days fuzz」の最終巻「track7"no effect"後編」を新刊として出す予定です。あとバックナンバーとしてtrack6前編、後編、track7前編を持って行きます(全てプリントアウト本です)。

 やっと、「7days fuzz」を完結させられそうです。頑張って描きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 ↑のは、サークルカットの線取り込み状態のものに色をつけてみました。

 夏コミでは時間が無く描くことはできませんでしたが、今、時間を見つけてちょっとずつ作業を進めております。
 ネームを読み直してみたら、「ちょっとシーンが足りない気がする…」と感じて、先日2ページ程増やしました。
 2ページ分のためのプロットを組んでみたんだけど、何か「これだ!」というシーンにならず、「うーん」と悩んだのですが、「アドリブで行こう!」と思って直接ネームを描いてみました。
 したらば。
 思わぬ台詞が出てきて。
 しかも、すげぇ大事な台詞。

 や。
 びっくりしました。

 まさに、「キャラクターがしゃべり出した」ってやつで。

 描いているとたまに経験するわけですが、今回の体験はかなり印象が強いです。
 「足りない…」と思ったのは、キャラクターが何かをやり切っていない、何かを言い切っていないという状態に気付けたからなのでしょうね。
 で、「お前らは、何を言いたいんだ?」とアプローチしたのが、アドリブでネームを描くという行為だったのだと思います。
 そうしたらば、「これだ」という台詞が出てきて。
 キャラクターがずっと言いたかったこと、言わなければならなかったことを、拾い出すことができた。

 「作品はキャラクターと一緒に作っているんだ」、ということを改めて実感させられました。

 夏コミの時に時間が無くて描けなくて、結果的に良かったのでしょうね。
 いい経験をさせてもらいました。

 この作品は、ずいぶん長い期間をかけて描いていますが、本当に多くのことを教えられます。
 「描きながら泣く」なんていうことを初めて経験したのもこの作品でした。
 描き切ることで、そして読んでいただくことで更に教えられることが、きっとまだまだ出てくるのでしょうね。

 最後まで描き切ることで、何を感じるのか。何を得られるのか。
 そして、何を感じていただけるのか。何を得ていただけるのか。
 その時を迎えられることが、今からとても楽しみです。

 少しでも楽しんでいただけるように丹精込めて描きますので、コミティア86にいらっしゃる予定のある方は、是非「関東WILD CHICKEN」にお立ち寄りいただけたらと思います。

 進捗状況など、また改めてお知らせしていきたいと思います。

 ではでは、またです!

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