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2008年12月 5日 (金)

息抜き落書き長門さん。あと「とらドラ!」10話の感想。

 こんにちは、だんちです。冬コミで出す予定のハルヒ本、完成の目処がついてきたのでちょっと息抜きに長門さんで落書き漫画を。あと、「とらドラ!」第10話の感想も。
*20:30…トーン貼ってみた。

きっとBGMも完全再現
きっとBGMも完全再現
(リンク新窓)
 
 「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版」の予告特報動画を毎日何度も再生しております。
 かっこえー。ちょーかっこえー。
 とにかく、口上がたまんねぇ。
 OVAは観ていないのですが、この劇場版はタイミングが合えば是非観に行きたいと思っています。

 なんとなく、長門はボトムズの世界観に合う気がするなぁと思って予告の口上を言わせてみました。
 長門にATを操作して欲しい。
 キリコとか、好みのタイプでは?とか勝手に思ってみたりー。

**********
 
 「とらドラ!」第10話の感想もちょこっと。
 (原作未読。コミックス単行本一巻のみ読了)

 9話の感想(主に妄想)で、大河にとって竜児は未来を築く相手、というようなことを書きましたが、今回大河本人が「このままじゃ未来は変わらない」と「未来」という言葉を使っておりましたね。
 で。当初の予定とはいろいろ違いつつも、竜児と実乃梨の距離が近づいて、実際に「未来が変わり」そうになる。そこで見せる大河の複雑な表情。自分の心に自覚を持ち始めたということなのでしょうね。
 エンディングのクレジットで、大河と竜児の二人だけがまずクレジットされて、しかもその距離がちょっと離れていたことがなんともこう、「今まで通りではいられない」動きを感じさせてくれて、たまんないものがありました。

 「今まで通りではいられない」以上、どのようにかなっていく「未来」に対して、何を望み、何をするのかを、選ばなければならない。
 そういうことが、出てくるのでしょうね。

 どうも、竜児は「このままでいくんだろう」的に思っているようですけれども。
 帰ってすぐ「特売がある」と、「いつものように」振る舞う。未来が変わりつつあることを感じ取る大河はそりゃイラっとくるでしょう。
 いつでも男の子は鈍いものなのね。

 彼は、肝心なところで「未来を変える」行動を一つも取れていないんですよね。亜美の「なんで?」という問い掛けにも実乃梨の「どうして?」という問い掛けにも答えられない。
 それは、単に臆病なのかもしれないけど、現状に幸せを(無自覚に)感じているからなのかもしれない。
 本当に、実乃梨のことを好きなのか?本当に彼女を欲しいと思っているのか?
 その辺り、亜美が感じていることなのかもしれませんね。

 亜美は亜美で、自分がいなければ寂しいか?と問い詰め、「月と太陽」という例を出して、実乃梨と竜児は合わない。月である竜児に合うのは自分のような人間だと主張する(半分未遂)わけですが。
 女の子らしいところだなぁと感じます。保険をかけて保険をかけて、自分が傷つかないよう方向付ける。

 ただ、「女の子っぽい」ってだけでなく、「自分が寂しいと思う」ことを考えないようにしていることにも意味があるのでしょう。
 北村が旅行についてきたことに対して「生徒会はいいの?」と言って、それに対して北村は「親友の高須が来るんだから」と答えるわけですが。北村のその答えは建前で、本当は亜美のためなのかもしれませんね。

 月と太陽のことで、亜美も月であるならば、太陽の傍にはいられないことをどうして知り得たのか?
 そこを想像してみると、北村という「太陽」の存在がどうしたって浮き彫りになるわけで。北村と亜美の間にも、何かあったのかもしれない。
 そうなると、竜児に合うのは自分のような人間だという主張は、やはり、得られなかったものを別の何かで埋めようとするために思えてしまいます。
 あるいは、彼女の場合お母さんが女優ということもあるから、太陽である人物が身近にいて、いろいろと複雑な思いをしてきたこともあるのかもしれない。

 そして、保険をかけた彼女の言葉は竜児に届かない。彼女の未来が変わる兆しは見えない。

 「未来に向かう」ことが、青春のテーマの一つでもあるならば。
 過去から現在に至る自分と向き合うことから逃れることはできなくって。

 「恋愛」が、過去や現在を「隠すもの」ではなく、「過去も現在も含めて未来に向かっていくもの」ならば。
 少年達、少女達は、それに真正面から向き合わなければならないことでしょうね。

 ターニングポイントを、迎えた。
 もう、後戻りはできない。

 ということなのでしょう。

 考えてみれば。第1話で竜児が自分の髪型を変えてなんとかしようとしていたのなんて、まさに「過去から現在に至る自分を隠そうとすること」だったんですよね。
 そこはもう乗り越えたのだとしたらば。
 次に来る現実は、「お父さんがいない」ということになるのだろうか。

 果たしてどうなりますか。
 どのようなドラマが展開されていくのか、とても楽しみです!

 そして、時間が取れたら実乃梨のレズ漫画を描いてみたい。

 ではでは、またですー。

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コメント

こんにちは。いつもお世話になっております。mementoです。
おおっっ、長門様が静かに燃えていらっしゃる。でもキリコと長門のカップリングは会話がつづなくて間がもたなそうだよなあ。

「とらドラ!」なんですが、竜児、鈍いですよねえ。
9話と10話のバカンス・エピソードで、実乃梨と竜児の関係は、少なくとも僕には決定的に変わったように感じられるんですが、実乃梨はともかく竜児のほうは、それにも気づいていないっぽいですし。
亜美の“未来を変えて”サインも結構露骨なのに、それを読みとれない…というか、無意識に読みとることを回避してるように見えるのは、だんちさんがおっしゃるように、竜児にはヒロインたちとの関係も含めた現状に満足していて、未来を変える必要を感じていないからかもしれないですね。こういうところはちょっと困ったやつだよなあ。

>そこを想像してみると、北村という「太陽」の存在がどうしたって浮き彫りになるわけで。
>北村と亜美の間にも、何かあったのかもしれない。

彼とは違ってヒロイン三人は、それぞれ理由は違っていても未来を変えたがってるようですけど、そうすると北村はどうなんでしょうね? 亜美の“月と太陽”のたとえで彼女は、自分と竜児は月であり、実乃梨は竜児にとって太陽だ、といってるんだから、普通にこのたとえを亜美側に当てはめたら、北村が彼女にとっての太陽である(もしくは、だった)になりますよね。
今のところ彼のキャラクターは明確じゃないですけど、やっぱり北村は北村で、実乃梨と同じく未来を変えたがっている、または変えたがっていたんだろうと推測できそうなんですけど、あるいは大河に告白したのが、彼にとってはその“変える”アクションだったのかも、と北村の告白の台詞なんかも思い浮かべて考えたりもするんですが。
だとしたら彼は未来を変え損なった経験を持つ上に、たぶん、大河が今自分を好きなことを知った上で、亜美と同じように、
「月と太陽は傍にいられない」
と、その経験をもとに感じていたりもしていそうです。月には月が、つまり大河には竜児が傍にいるべきだ、と。
考えてみると、主役ふたり以外はその点では同じ認識を持っているんですよね。
太陽と月は合わない、望んでも傍にはいられない相手がいて、成就できない恋がある、という、案外と残酷な真実が、この「とらドラ!」という作品のベースになってるのかなあ、なんて思ったりもします。

とまあ、つらつらと綴ってみましたが、とりあえず、実乃梨のレズ漫画期待しております。
それでは!

投稿: memento | 2008年12月 7日 (日) 12:37

小学校の頃、夏休みの最終日に千と千尋の神隠しを観に映画館に連れて行って貰った時を思い出しました。今思えば夏休みの課題を全て終えた状態で八月三十一日の朝を迎えたのは後にも先にもあの年だけでした。

投稿: Y | 2008年12月 9日 (火) 01:57

 だんち先生はボトムズ萌!
 僕とボトムズの接点と言えば,ロボットアニメ専門雑誌・グレートメカニックと同DXに連載している漫画くらいですから,アニメ世代の気持ちは分からないかもしれませんが,これだけは言わせてください.
 ボトムズは,人型ロボットの特性を最大限に生かせる,最高のロボットだ!
 大きさは精々3メートル.
 人間より大きいとはいえ,ビルより大きいわけではない. この大きさが感覚として分かりやすい.
 降着体勢になれば,戦車の陰に隠れる事もできるため,理にかなっています.
 ボトムズは脆い.
 時としてピストルでさえ破壊されてしまう.
 この人間と大して変わらない恐怖観が分かりやすい.
 そして人型であることで,人間でできることは大概できることに説得力がある.

 そういえば,フルメタルパニック!についても熱く語っておられましたね.
 いつか,オリジナルのロボット漫画を発表するのでしょうか.
 夢見てます.

>長門にATを操作して欲しい。
 SOS団がロボットに乗ると,どことなくパトレイバーになるような気がします.
 カマド馬相手にワーワー言いながら銃撃戦・・・シュールだ.
 ヒーロークロスラインでセイルを読んだあとだと,キョンが長門を強制停止させに来るのもおつだと思います.
 ・・・無理か! 

投稿: リューガ | 2008年12月 9日 (火) 20:24

>mementoさん、こんばんは。こちらこそいつもお世話になっております。漫画と記事見て下さってコメントをありがとうございます^^
ボトムズ予告、ちょーかっちょええっすよね!元々「ボトムズ」は「ブレードランナーみたいなのをやろう」というイメージソースだったそうですが、その辺も長門を連想させるものがあるのかなぁとか思ったりします。

≫キリコと長門のカップリングは会話がつづなくて間がもたなそうだよなあ。

でも、二人とも全然気にしなさそうですよね^^

「とらドラ!」ですが。なんだか久しぶりにアニメ感想を書きそうな感じでございますよ!
竜児の鈍さが、「得たいものを得ている状態」から来るものだとしたらば、それは明らかに大河の存在あってこそってことになるのでしょうね。母子家庭での寂しさだったりとかが、「未来を変えたい」という願望を生み、恋をさせ、朝髪型を一生懸命いじるような姿になっていたのだとしたら、彼の未来は現在においてはもう既に変わっている、ということにもなるのかもしれませんね。
望んでいることと、自分にとって望ましい変化とが違う、ということがあるのだとしたら、mementoさんが仰るようにこの作品のベースには現実的なものがあるように感じます。

そこは実乃梨に感じる部分でもあって、彼女は未来を変えたいというよりも、実は超現実主義、あるいは「現在主義」であるように僕は感じています。恋愛が未来に向かうものであるとしたら、現実主義の現在主義である(仮定)実乃梨にとっては、それはあまり意味のないものなんではなかろうか、とか思ってみたり。
ただ、その現実主義が未来を見ることに対する逃避だとしたら、恋が未来を持ってくることもありうることで、いっそ世界観が変わってしまうような経験もして欲しいような気もします(嗚呼、感情移入…)。
なんか、彼女はすごく感情移入させられるものがありますね。
今、こうやって現実主義の現在主義って書いていたら、女として妊娠出産する機能に対しての恐怖とか反発とかあんじゃねぇかなぁとか思ったりし始めてきました。弟のこととかとも関係があんのかなーとか。

亜美のサインをスルーしてしまうのは、やっぱり「未来を変える必要を感じていない」からなんでしょうね。
でも、ああいうサインに男の子が反応しないのは、いいことだなぁと感じます。亜美のあれは、未来を変えるというより現実の見たくない部分に竜児を置こうとしているように僕には見えて。どうしても、まだ本気の恋に思えないんですよね。
やっぱり、臆病になるだけの理由があるのでしょうね。

北村は、亜美的表現を借りるならば「月になりたがっている太陽」な感じがします。
どうも今は生徒会長に羨望の眼差しを向けているようですけど、人目を気にしない人物が好きみたいですよね。
そういや、彼って、「博愛主義」的なこと言われてましたよね。北村に嫌われるなんてよっぽどのことだ、みたいに。
視野が広すぎて、自分の思ったことを押し殺してしまう感じなのかもしれませんね。ホントは生徒会長みたいに鋭い目つきでビっとリーダーシップを取ったりしたいし、大河みたいに好き嫌いを平気で態度に出したりしたい、そういうところがあるのかも。
本当は甘えたいのかもなぁ。
となると。彼の恋も未来を変えるというよりは、現在の自分を表面的に変えたり隠したりするものになってしまうのかも。
彼が人を嫌わないのだとしたら、一番嫌いなのは、自分なのかもしれませんね。
彼はやっちゃんと付き合うといいと思う。そして竜児の父になるのだ。

こうやって印象を書いてみると、未来に目を向け始めたのは今のところ大河だけな気もします。
それが、彼女の強さでもあるのかもしれないけど、でも、その強さはあの高級マンションに一人でいるだけでは、発揮されなかったんだろうなぁとかも思うし、そうなると「とらドラ!」っていいタイトルだよなぁとか思ったりもします。

何はともあれ、今後どう彼ら一人一人が描かれていくのか、とても楽しみですね!
実乃梨のレズ漫画、いつものようにひどい感じになるとは思うのですが、描いたら見てやって下さいね^^

ではでは、またです!

投稿: だんち | 2008年12月10日 (水) 23:38

>Yさん、こんばんは。漫画を見て下さってコメントをありがとうございます^^
僕が小学生の頃は「スターウォーズ~ジェダイの復讐(「帰還」ではなく)~」を観に連れて行ってもらったりしてましたねー。プラモを作りたくて友人たちと一生懸命海外メーカーの製品を通販で買ったりしたものでした。
映画はいろんな思い出をくれますよね^^

ではでは、またです!

投稿: だんち | 2008年12月13日 (土) 18:03

>リューガさん、こんばんは。漫画を見て下さってコメントをありがとうございます^^
僕はまさにリアルタイム世代ですね。
やー。ATはホントすげぇですよね。
小学生高学年とかだったかなぁ。教室で友人達とアニメ誌見ながら、新番組「装甲騎兵ボトムズ」の特集があって、そこにATのデザインが載っていたんですけど、最初の僕らの反応は「何これ!?」でしたね。最初はすげぇカッコ悪く見えて。だけど、実際アニメが始まった時の衝撃たるや!!AT最高。
それが、3DCGで動くとなるというのがまた時代を感じるわけですが。そこに違和感を感じないところがまた、ATのデザインの面白さなんだろうなぁとも思います。

そうそう。高橋監督の作品で「FLAG」というものがありますが、これもまたすげぇっすよ。「大人向けロボットアニメ」として非常に丁寧に作られた作品で、痺れます。機会があれば是非^^

≫ いつか,オリジナルのロボット漫画を発表するのでしょうか.

やー。僕はロボットは描けません。

長門はハードボイルドが似合うので、やはりATですね。ゆずれません。ゆずれませぬ。
でも、SOS団の雰囲気に「究極超人あ~る」っぽさを感じるところもあるので、「パトレイバー」的なのも確かに面白そう^^「射手座の日」なんかは、かなりそういう傾向ですね。

ではでは、またです!

投稿: だんち | 2008年12月15日 (月) 01:53

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