減点法で生きてない。
こんにちは、だんちです。
誕生日について、コメント、拍手コメントでお祝いのお言葉をいただき、ありがとうございました!たぶん、けっこうしぶとく生きるような気がしますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!!
なんだかんだと生きてきて、38回目の誕生日を過ぎて。
最近思っていることを、ちょっと書いてみました。
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「減点法で生きてない。」
子供の頃から、テストを受けてきて、100点満点からの減点法で評価されてきた。通信簿は5段階だったり10段階だったり。
大人になった今も、いろんなものに点数がついていることに気がつく。
食いもの屋だったり、映画だったり、スポーツ選手のプレーだったり、漫画やアニメ、ゲームなんかにも。何点だとか星がいくつだとかなんだとか。
普段の生活でも、
そう見られてるのかもしれないよね。
あいつは星いくつだとか、何点だとかさ。
以前、「褒めることが少ない」ということについて書いたけど、あぁ、これが原因の一つかもしれないな、とちょっと思った。
「ここがこうだから、減点」「ここがこうだったらいいのに。だから減点」なんていう減点法で物事を見ているのだとしたら、そりゃ褒めることなんてできないよね。
満点なんてないのに。
自分なりに、そういう点数法、減点法の意義について思うのは、物事に対して一定の基準を設けて、「満点」を仮設定することで条件的な客観性をもたらすことができる。ということ。
これは、組織的に物事を動かしていく上ではものすごく大切なことなんだろうな、と感じる。目標の設定だったり、成功、失敗の判断だったり、そういったものが明確になることで公平さが生まれるんだと思う。
客観性や公平性が点数評価の意義だとするならば、そこには「好き嫌い」の主観感情は入るべきではないのは当然のことで。そうなると、好き嫌いで楽しむことが基本の嗜好関係に「星」だの「点数」だのがつくことに、とても違和感を感じる。
いや。表現がちょっと違う。
俺は、そういうの、「嫌い」。ということだね。
嗜好品に限ったことじゃなくて、何に対しても、俺はイチイチ点数なんざつけない。
漫画にもアニメにも、食い物にも、スポーツ選手にも、当然誰に対しても。
勿論、自分に対しても。
だから、ほいほいと漫画を描いてられるんだろうね。
楽しく描きたい。楽しく読んでもらいたい。そこに、自分の役割が少しでもあるのなら、この指で、何かしたい。
高得点取りたいなんてないから、そりゃ好き勝手に描ける。
でも。絶対、意識はしてるんだよね。
子供の頃からずっと点数引かれて減点されて生きてきてるんだから。ムカついてんだよ。結局。
だから、好きに漫画を描くことで、ちょっと、戦ってる気になってるんだろうね。
で。
そんな自分が。
大好きよ。
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コメント
おくればせながらお誕生日おめでとうございます。
自分は誕生日から二ヶ月近く経ちます。いつの間にか。何だかもう、何歳になったっけ、といった感じで、あっという間に過ぎていきますね、と月並なことを毎回思います。
点数はあったら確かに気になりますが、作品を好きと言ってくれる人がいるからこそ、ですね。そういう意味で今の環境ってとても恵まれていると思います。ネットはかなりだだっぴろい世界ですが、そんな中でも確実に毎日誰かしらが見てくれるって、凄いことです。アクセス数はある意味点数みたいなものかもしれませんが、その原動力は好き嫌いから来てるはずなので、重ね重ねやっぱり凄いなあ有難いなあと。
投稿: 二月 | 2009年4月 2日 (木) 03:34
二月さん、こんにちは。お祝いのお言葉と、記事を読んでのコメントをありがとうございます^^
なるほど、二月さんは、二月が誕生月だから二月さんなんですね!改めましておめでとうございます^^
ある程度年を取ってくると、年齢のこと忘れがちになりますよね。記憶力が薄れているだけだったらどうしよう!
アクセス数は加算されていくものですね。上限は無いし、そこで積み重なったものは、誰も奪えないし。
仰られる通り、とてもありがたいですし、一人一人の方が見て下さっているんだと思うと、本当に嬉しいです。
そんなわけで、遅ればせながら七万ヒットおめでとうございます^^
ではでは、またです!
投稿: だんち | 2009年4月 7日 (火) 05:57