感覚の話。
こんにちは、だんちです。仕事と仕事とCOMIC1の準備で相当切羽詰まっています。
そんな時に花粉がまたけっこう飛んでるみたいで、昨日はめまいと頭痛がしました。
それはともかく、現状報告。「涼宮ハルヒさんの危険な愛体験4”Human Beings”」、ネームは完成しました。かなり難産でしたが、産みました。
出産したのは↓の感じ。
で、原稿を仕事の合間合間に進めておりますが、そんな中で感じたことがあったのでちょいとメモを。
漫画描くって、「ケンカ」だな。って。18:57ちょこっと修正
それは、感覚の部分の話で、実際誰かとケンカするわけじゃないし、作品を負かして自分が勝つとかでもないんだけど、なんだろうね。なんというか、「あぁ。ケンカなんだな」と感じるんですよね。
こないだの総合格闘技イベント「DREAM」での、マッハ対青木戦を見てて、「うん。漫画描くのも、こんな感じある」と思ったんですね。
マッハの喧嘩腰の距離の詰め方、戦い方。
「競技」として間合いを取って、技術と体力を駆使して、スポーツとして戦うんじゃなくって、「ぶっ飛ばすぞこのヤロウ」って当たっていく。その感じ。
漫画も、「競技」的な描き方があるんだと思う。
「漫画」という文脈の中で、有効打を積み重ねて、能力の限りを尽くして。面白いもの、楽しいものを構築していく。
それは言ってみれば闘い方の違いであって、やはり目指すところは、漫画を描き切るという、ある種の勝利なのだと思います。
で。俺はどうにも、ケンカ腰じゃないと漫画描けないみたい。
ぶっとばすぞ、という感じで描いて、ねじ伏せる。というか。
あ、でもねじ伏せるのは原稿ではなく。原稿は一緒になって闘ってくれるパーティーみたいな感じ。闘う相手は、んー…自分自身…とかなのかな。
やっぱりその辺、感覚なんだよね。
なんかあんだよ。ねじ伏せるもんが。
ケンカ的な挑み方と競技的な挑み方。作品を見る分には俺はどっちの闘い方も好きで。そこには優劣なんてものはなくって。ただ、自分ができるのは、「ケンカ」の方だな。って。
あくまで、感覚の話なわけですが。
感覚的に、「あ。俺はケンカの方なんだ」って思えたら、なんだかすごくスッキリしたんですよね。
自分のスタイルを改めて自覚してみたら、なんだかえらくスムーズに作業ができるようになったように思います。やっぱり、気持ちの問題なのかなぁ。
どうしたって、白い紙を前にしたら、絶対プレッシャーがありますからね。
そんな微妙な感覚の部分を気付かせてくれたマッハ対青木戦に感謝でございまする。
スポーツはやっぱり面白いです。
ではでは、またちょっと仕事と「涼宮ハルヒさんの危険な愛体験4」の原稿とつるんでケンカしてきますー。
またです!
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