「消失」劇場版。楽しみです。
こんばんは、だんちです。
テレビシリーズの「ハルヒ・改」が終わり、「消失」の劇場版予定が発表されました。ある程度予想していたので、驚きはありませんでしたが、ハルヒの世界をスクリーンで見れると思うと興奮してきます。
映画館に行くのも好きだし。今から、とても楽しみです!
ところで、僕は「消失」を劇場版にするというのは、とても適切に感じて納得がいきます。
以下、「消失」の話の内容に触れるので「続きを読む」以降に。原作を読んでいない方はご注意を。
昨年。
6月8日。
思い出したくもないですが。秋葉原の無差別殺傷事件。
あの事件が起こった時、「あぁ。『消失』をテレビでやるのは、もう無理だな」と思いました。
もちろん、事件を知ってすぐそう思ったわけじゃないですよ。怒りやら悲しさやらが消えることはなくとも落ち着いてきて、それから、「これは様々な表現にどうしたって影響を与えてしまうよな…。それは『消失』だってそうだよな」と思うようになったんですね。
で、今年に入って「ハルヒ・改」放送。「消失」をやるような雰囲気を漂わせていたわけですが、もしやるとしたら「どうするんだろう?」という疑問がずっとありました。
時期的に、描くことはまだまだ無理だろう。
テレビでやるからには、「誤魔化す」しかないよな。そのまんまは描けないだろう。
上手いこと映さないで、DVDで補完とか、そういう感じかなぁ。
でも、それだと、どうしたって興醒めになっちゃうよなぁ。
どうすんのかなぁ。
って。
そうしたら、「消失」は映画でやるという。
「あぁ。それは適切だ!」と思ったわけです。ぼやかすことなく、全て表現し切るには、映画がやはり最適でしょうね。
だから、どこかホッとする気持ちになりました。
あと、「適切だ」と思う理由としては、「消失」の作品としての性質というものもあります。
「消失」を家のテレビで家に居ながら見るのでは、説得力が薄いかもしれない、と思うんですね。
映画であれば、映画館に「行って」「帰って来る」というプロセスが必要になる。
このプロセスを物語を見ることと同時に体験することは、とても意義のあることに感じます。
遠足とかじゃないですけど、「家に帰って来るまでが『消失』だ」という感じで、その「行って」「観て」「帰って来る」プロセスが自分にとっての鑑賞テーマの一つになるだろうな、と今から思っています。
「消失」を見るためには、身体を動かさないといけない。っていうのは、僕は「面白いな」「いいことだな」と感じます。
あとは。
その日を迎えて。
実際に、「行って」「観て」「帰って来る」を体験すること。
その時に、何を感じるのか。
何を思うのか。
やはり、今からとても楽しみです。
ではでは、またです!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
御無沙汰してましてすみません。
こんばんは、たこーすけです。
うわっ!だんちさんがアンサーエントリー(アンサーソング的な意味合いで)を上げてるよ!と思いまして、トラックバックです。
だんちさん家、なかなかお伺いできなくてすみません…(泣)
それでは、またーー
投稿: たこーすけ | 2009年10月12日 (月) 01:48
こんばんわ。山崎です。
正直なところを言うと、「劇場版か。うーん」というのが本音だったのですが、だんちさんの記事を読んで、自分は勘違いをしていたのかもしれない、と思い直しました。
つまり、「『エンドレスエイト』を8話やったから『消失』が押し出されて映画になった」のではなく、「『消失』は映画でないと出来ないから『エンドレスエイト』で埋めたのだ」と考えられる、ということですね。
そう考えればあの寝苦しい夜もそれなりに甲斐があったというものですが、まあそんなことはお構いなしに現物の出来が良ければ大喜びしてそうな気もします。朝倉さん出るしな(そこか
それではまた。
投稿: 山崎しんのすけ | 2009年10月12日 (月) 23:13
>たこーすけさん、こんにちは。こちらこそご無沙汰しております。コメント&トラックバックありがとうございました^^
おぉ。アンサー的なものになったようで何よりです^^
フルメタ劇場、俺も見たいっすよ。いっそ一本目をリメイクして欲しいけど。それってやっぱ業界の仁義的に問題あるのかなぁ。
≫だんちさん家、なかなかお伺いできなくてすみません…(泣)
いえいえ。気にかけてくれてて嬉しいです^^
年内一回くらいはまた会いたいですね!!お仕事忙しいみたいだけど、お体にお気をつけて頑張って下さい!!
ではでは、またです^^
>山崎しんのすけさん、こんにちは。コメントありがとうございます^^
時期的に、あの事件は最悪のタイミングだったろうなぁと思いますよ。でもそれは「消失」だけでなく、多くの作品に影響を与えましたよね。放送できなくなったドラマとかも何本かあったし。
以前もテロのことがあったりで「フルメタ」の放送がややこしいことになったりとか。テレビメディアはどうしたって世の中のことに敏感ですからね。
その点、映画はメディアとしての性質が違っていて、表現の幅は広いですよね。
≫「『消失』は映画でないと出来ないから『エンドレスエイト』で埋めたのだ」と考えられる、ということですね。
企画が進行している段階であの事件が起こってしまって、放送枠が決まっていたのなら。そういうこともあったかもしれませんね。まぁ、僕は「エンドレスエイト」楽しく見たので、よく寝ていましたけど^^
何はともあれ、映画。楽しみですね!
ではでは、またです^^
投稿: だんち | 2009年10月20日 (火) 04:51