「うさみみ」再開をずっと待っていました。
声しか知らない。
演技や歌声、ラジオでのしゃべりしか知らない。
だけど、涙が止まらない。
ファンなんだ、ということを改めて実感する。
悲しさと同時に、喪失感がとてもある。
なぜなのか。
涙を流しながら、そのことを考える。
その声が、聴く人の傍にあるように、そういう演技、しゃべり方をされていたのかもしれない。
以前、ラジオで話されていた演技の話が印象的で配信中何度も聴いた。
「自転車を自分で漕ぐ」という例えで演技についての役者の「一線」、スキルについて語っていた。
正確な内容は覚えていないけど、漫画を描く上でとても参考になると思って、どういうことなのか分かりたい、と心から思った。
今感じていることとそのこととは別かもしれないけど、通じている部分があるようにも感じる。
喪失感があるということは、ここにあったということ。
つまり、そこに置く、預ける、渡す。差し出す。そこまで、行く。
存在させた上で、感じさせる。
そういう表現する上での「一線」。
それは、漫画でもあることだと思う。
改めてDVDなどで彼女の演技に触れ直して、ここに「来て」もらって、また多くのことを感じて学びたい。
一方的に勝手に尊敬していて、表現者のハシクレとして、作品を通して多くのことを学ばせていただきました。
ありがとうございました。
これからも、僕はあなたのファンです。
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コメント
41歳という若さでしたからね。
私は名前しか聞いたことなくて、実際、どんな演技をしているかも知らない方ですが、『声優』という時点で無条件で尊敬しています。
せっかくですから、どんな演技だったかを知ってみようかと思います。
それを見て、もう二度と聞けないと思うと、後悔するかもしれませんが、それでも聞かないままでいる方が損かもしれませんから。
投稿: あまぎ | 2011年6月13日 (月) 07:19
>あまぎさん
休業する前のラジオでも元気にしゃべっていましたし、まさかそんなに大変な病気だとは思っていませんでした。
僕が知っている作品では、「ウテナ」「ケロロ軍曹」「AIR」「ARIA」など。
主にそれらの作品で名演を堪能させてもらいました。
他にも沢山の作品に出演されているので、是非ご覧になって楽しまれて下さい。
彼女の声は、ずっと生きてますから。
投稿: だんち | 2011年8月18日 (木) 19:36