最近のこと。
家内が、職場でセクハラを受けている。
発言、行動、頻度などが常軌を逸している人物が一人いて、そのストレスが我慢の限界を超えた。
ここ最近、その対処について何日も話し合ってきた。
この国は法治国家だ。
そうでなければ、俺はそいつを速やかに殺している。
大人の喧嘩の仕方をしなければならない。
彼女は、最近絵を描けないでいる。
休日はストレスからの回復のため、ひたすら休息するので絵を描くことができない。
対処について話し合う中で、共同で作業している分担についても話した。
「今は、その問題の対処を優先しよう。お前が描けない分は俺が描くから」
と話したら、
彼女は初めて泣いた。
「悔しいんだね?」
と聞くと、泣きながら頷いた。
対処について方針を固めて、改めて彼女が出勤する朝。
「対処はするけど、でもまずは基本に立ち返って、お客さんのことを考えて働く」
と言ってきた。
「そうだね。お客さんのこと大事にしよう。いい買い物して喜んでもらおう」
と返すと、
「だから、あなたは読者のことを考えて」
と励まされた。
涙が出そうになった。
職場は働くところだ。
女性に嫌がらせをするところじゃない。
そのことを分からない人がいることが不思議でならない。
| 固定リンク
| コメント (8)
| トラックバック (0)
最近のコメント